燃料電池ワールド Vol.2097 (2016/04/22 08:58)

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□燃料電池ワールド Vol.2097
■2016年04月22日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆燃料電池組立・発電体験コーナーを開催

 高効率の発電装置である燃料電池は、マスコミ業界も取り上げる機会が日ごとに増しております。また、文科省の新学習指導要領(平成24年発行)には、理科の中で燃料電池に触れるように記されています。しかし、一般の方々には仕組みや発電の様子などはまだまだ身近なものとはなっておりません。

 この度、燃料電池開発情報センター(FCDIC) が主催し、東京都と新エネルギー・産業技術総合開発機構が後援する 【第23回 燃料電池シンポジウム】において、今回で5回目となる「燃料電池組立・発電体験コーナー」を開催いたします。

 また、ホンダのFCV<CLARITY FUEL CELL>も展示致しますので、合わせてご案内いたします。
◇日 時:5月26日(木)?27日(金) ※各回30分程度です
  26日(11:00? 13:35? 14:35?)
  27日(10:00? 11:00? 15:10?)
◇場 所:タワーホール船堀 1F  シンポジウム展示会場
(〒134-0091 東京都江戸川区船堀4 丁目1 番1 号)
◇参加費:無料(60名迄の先着予約制です) ※定員になり次第、締め切ります。
◇申込期限:5月24日 午前中まで
◇内 容:100%組立・分解可能な燃料電池組立キット(PEFC 40×18mm)を用いて、組立及び発電試験を体験して頂きます。

 説明は、燃料電池の開発や教育に携わって来た企業、大学等の現役またはOBの【FC懇談会のメンバー】が担当します。
◇特 典:コーナーを体験された方には、シンポジウムA会場で開催予定の、次の(1)か (2)の講演、何れかの聴講券を進呈します。 ※一般講演への参加は有料です。(1)特別講演 5月26日(木)
1、「水素社会の実現に向けた取組?ロードマップ改訂について?」 経済産業省燃料電池推進室
2、Hondaにおける燃料電池自動車開発と水素社会に向けて 本田技術研究所3、海外の研究開発政策と研究機関の動向(仮) 経済産業省産業技術環境局国際室(2)基調講演 5月27日(金)
1、水素キャリアと燃料電池及び触媒反応への展開 京都大学
◇問い合わせ・連絡先:燃料電池開発情報センター【燃料電池組立体験コーナー事務局】
Tel:03-6206-0231 Fax:03-6206-0232
e-mail: fccon-xp@fcdic.jp URL: http://www.fcdic.com/
◇主 催:一般社団法人 燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇共 催:FC懇談会

■世界のヘッドライン(03月17日)
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2016/03/17 北東地域の水素・燃料電池産業の成長を明らかにする経済研究

〔訳注〕イーストハートフォード(EAST HARTFORD、コネチカット州)発:コネチカット州先端技術研究センター社(Connecticut Center for Advanced Technology, Inc.:CCAT)が運営する北東電気化学エナジー貯蔵クラスター(Northeast Electrochemical Energy Storage Cluster:NEESC)はこのほど、地域の水素・燃料電池産業の経済産業連関表を表す独立したインプラン(IMPLAN、IMpact analysis for PLANning)経済分析を依頼した。本研究の知見は、北東地域の水素・燃料電池産業は、雇用や収入、投資、労働所得、州および地方税収入など、いくつかの要因に基づく過去4年間にわたる成長の経験を示唆している。

2016/03/17 ETI社、新しい戦術的燃料電池を開発する〈PT〉

〔訳注〕ETI社(ETI)は2007年以来、戦術的に使うための燃料電池技術の開発に取り組んできた。今我々は、骨の折れる環境で彼らの燃料電池を進歩させるTMI社(Technology Management, Inc.)の「エニィワーエナジー(AnywherEnergy)」と提携している。これらの燃料電池は100ポンドのパッケージに多くの機能を提供する。ETI社は、完全なシステム構成にこれらの燃料電池を取り込むために取り組んでいる。

2016/03/17 今年のカナダ・グリーン・ユーティリティ・ビークルで競争するヒュンダイ・ツーソン燃料電池電気自動車〈PT〉

〔訳注〕バンクーバー(VANCOUVER、カナダ自動車ジャーナリスト協会)発:カナダ・自動車ジャーナリスト協会(Automobile Journalists Association of Canada:AJAC)は、バンクーバー国際自動車ショー(Vancouver International Auto Show)で、2016年のカナダ・グリーン・カー(Canadian Green Car of the Year:CGCOTY)とグリーン・ユーティリティ・ビークル(Canadian Green Utility Vehicle of the Year:CGUVOTY)の受賞者を発表した。今年のカナダ・グリーン・カー年間最優秀車のトップ3に、ヒュンダイ・ツーソン燃料電池電気自動車(Hyundai Tucson Fuel Cell Electric Vehicle)が選ばれ入賞した。

■2016年04月21日のWEB LINK NEWS
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2016/04/21 価格・品質・間取り・省エネ 「注文住宅」を選ぶ4つの理由(SUUMOジャーナル)
■国の後押しを受けて高まる エコ機運に対応しやすい注文住宅

 政府は2020年を目標に、標準的な住宅で「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」の実現を推進している。ZEHとは、断熱・省エネ・創エネ・蓄エネなどの機能により、住まいにおける消費エネルギーをほぼゼロにできる住宅のこと。ランニングコストの収支がほぼゼロになるのが魅力だ。

 しかし、それを実現するための各種設備は後から導入しにくいため、設計段階から要望を反映できる注文住宅は、最もZEHを実現しやすいといえる。
●ネット・ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)実現のポイント
<省エネ>
(3)高効率給湯設備…自宅で発電したり、少ないエネルギーで効率的にお湯をつくり出す給湯器や燃料電池の採用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160421-00109863-suumoj-life

2016/04/21 東芝の水素発電システム、横浜市が導入 災害時の非常用電源として期待(産経新聞)

 東芝は21日、横浜市港湾局の横浜港流通センター向けに受注した自立型水素エネルギー供給システムが運転を開始したと発表した。このシステムは太陽光発電や水素を活用し、二酸化炭素(CO2)を排出せず、電力を安定的に供給できる。横浜市は、このシステムを災害時の非常用電源として活用する実証実験などを行っていく。

 東芝が提供するシステムは水電解水素製造装置、水素貯蔵タンク、燃料電池、蓄電池、貯湯タンクから構成されている。

 太陽光発電から供給される電力で製造した水素を水素タンクに貯蔵。災害時にライフラインが寸断した場合にタンクの水素を使用して燃料電池で発電する仕組みとなっている。

 雨が降って、太陽光発電が利用できない場合でも72時間分の電力を供給できるという。また、平常時には事務所内の使用量電力を制御し、エネルギー効率を高めた運用も可能だ。

 東芝は横浜市のほか、JR東日本やハウステンボスからも、自立型水素エネルギー供給システムを受注している。災害対策用のほか電力事情の悪い地域で活用が期待されており、大田裕之次世代エネルギー事業開発プロジェクトチーム統括部長は「今後、アフリカや中央アジアなどでも供給したい」と述べるなど海外展開も視野に入れている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160421-00000546-san-bus_all

2016/04/21 「トップインタビュー」〈CKサンエツ・釣谷社長〉=世界でプレゼンス向上(鉄鋼新聞)
――中長期戦略については。

 「100周年を迎える20年度に照準を合わせた長期ビジョンを策定する。昨年度30億円弱見込みの経常利益は、40億円にはしたい。これは比較的手堅い目標値だ。現行の年10万トンで目標の達成は可能。ビジョンは銅合金の棒線メーカーとして世界市場でプレゼンスを高める内容にする。顧客が求める物を成長市場で拡販していきたい。例えば水素脆化しない黄銅の特徴を生かし燃料電池車用の水素ステーション部材などに期待している。現在情報を収集しながら水素配管用でプレゼンしている」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160421-00010000-tekkou-ind

2016/04/21 都、自然エネ電力小売事業に着手 ノウハウ蓄積へ(オルタナ)

 都と都環境公社は、FIT(固定価格買取制度)由来の自然エネルギー電力を小売するモデル事業に乗り出す。電気は調布市内の太陽光発電、宮城県気仙沼市内のバイオマス発電から調達。公社施設に自然エネルギー100%の電力を供給する。電力小売の知見を蓄積し、自然エネルギーを中心に扱う都内のPPS(新電力)を増やす考えだ。

 調達した電気は公社施設の都環境科学研究所、および7月オープン予定の水素情報館「東京スイソミル」に供給。2施設で使用する電気は自然エネルギー100%となる。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160421-00010002-alterna-soci

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