燃料電池ワールド Vol.2090 (2016/04/13 08:33)

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□燃料電池ワールド Vol.2090
■2016年04月13日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(03月08日)
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2016/03/08 米国運輸省、燃料電池車およびハイブリッド車ルール作りの通知を公布〈PT〉

〔訳注〕ワシントン(WASHINGTON)発:米国運輸省(U.S. Department of Transportation)の道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration:NHTSA)は本日、燃料電池自動車とマイルド・ハイブリッド車のための電気的安全要件を更新する法規案公示(notice of proposed rulemaking:NPRM)の通知を公布した。

2016/03/08 米国エネルギー省、自動車用燃料電池と水素燃料補給に関する情報要求を公布

〔訳注〕米国エネルギー省(U.S. Department of Energy:DOE)燃料電池技術局(Fuel Cell Technologies Office:FCTO)は、燃料電池に関係する技術の技術的あるいは経済的な障壁について、産業界や学界、研究機関、政府機関およびその他の利害関係者からの反応や意見を手に入れるための情報提供依頼書(request for information:RFI)を公布した。特に燃料電池技術局は、高分子交換膜型燃料電池(polymer electrolyte membrane fuel cells)用のバイポーラ・プレート(bipolar plates)のコスト削減と性能向上、そして高コストの水素燃料補給ステーションを安くする方法について研究開発の必要に関する情報を求めている。この情報提供依頼書は3月25日が締め切りである。

2016/03/08 SFCエナジー社、ドイツの子会社PBF社とウィスパーパワー社がパワー・エレクトロニクス製造契約の締結を発表〈PT〉

〔訳注〕ブルンタール/ミュンヘン(Brunnthal/Munich、ドイツ)発:SFCエナジー社(SFC Energy)は、ドイツの子会社PBF社(PBF B.V.)がオランダ、ドラハテン(Drachten)のウィスパーパワー社(WhisperPower B.V.)とパワー・エレクトロニクス製造契約(power electronics manufacturing agreement)を締結した、と発表した。ウィスパーパワー社はすでに、PBF社の他の高品質パワー・エレクトロニクスを製造しており、ルーマニアのクルージュ(Cluj)にあるSFCエナジー社の製造工場で生産している彼らの人気の大容量インバータ・シリーズ「ACパワーキューブ(AC PowerCube)」の全種類を扱っている。

2016/03/08 M25高速道路で燃料電池を走行させるロンドン水素ネットワーク〈PT〉

〔訳注〕フリート・ニュース社(Fleet News)発:ロンドン水素ネットワーク拡張プログラム(London Hydrogen Network Expansion programme:LHNE)は、ロンドンの周囲をつなぐ環状高速道路M25モーターウェイ(M25 motorway)で5昼夜連続で燃料電池自動車の走行を行う。メディアのメンバーを含むドライバーは、月曜から金曜の間に約50周、M25の時計回りの周回を完了させる。

2016/03/08 青島、燃料電池トラムの路線を開設〈PT〉

〔訳注〕中国、鉄道官報(CHINA、Railway Gazette)発:12の停留所と8.8キロの路線を持つ燃料電池路面電車(fuel cell tram)が3月5日、青島(Qingdao)の沿岸都市で開設された。トラムは毎日、6時30分から午後8時30分まで運行される。青島での運行開始は、北京(Beijing)、上海(Shanghai)、天津(Tianjin)、瀋陽(Shenyang)、長春(Changchun)、蘇州(Suzhou)、南京(Nanjing)の8つの都市にトラムのネットワークの参加をもたらし、さらに70のネットワークは現在、建設中または計画中である。

2016/03/08 イタリアの燃料電池の将来のためにジェスタ社とソリッドパワー社がグループ契約〈PT〉

〔訳注〕メッツォロンバルド(Mezzolombardo、イタリア・トレンティーノ)発:燃料電池ベースのマイクロCHP製品を使ったエネルギー効率に向けた新たなステップが2月16日、ソリッドパワー社(SOLIDpower SpA)とジェスタ社(GESTA SpA)の共同商業契約で始まった。20kW級燃料電池を太陽光発電と組み合わせる。

■2016年04月12日のWEB LINK NEWS
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2016/04/12 BMWが思い描く近未来のクルマ、変幻自在のヴィジョン・ネクスト100(GQ JAPAN)

 BMWは、2016年3月7日にミュンヘンで開催した創業100周年を祝うイベントで、BMWの次なる100年を指し示すコンセプトカーを公開した。「ヴィジョン・ネクスト100」と名付けられたこのクルマには、BMWの未来が詰まっている。

 パワーユニットの詳細はなく、BMWはヴィジョン・ネクスト100を「ゼロエミッションヴィークル」とだけ説明する。これまでの「iシリーズ」で研究・開発されてきたEVないしは燃料電池の技術のどちらかが採用されていると想像出来る。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160412-00010004-gqjapan-life

2016/04/12 トヨタ「ミライ」、米で完売 燃料電池車の主戦場(朝日新聞デジタル)

 燃料電池車(FCV)の普及に向け、トヨタ自動車が「主戦場」と位置づける米国市場。世界初の市販車「ミライ」は昨年秋の発売直後に用意した台数が完売し、滑り出しは好調だ。ただ日本と同様、燃料の水素を補給できる拠点は少ない。将来のエコカーの主役をめざす競争は、ライバルの電気自動車(EV)の後を追う構図で進みそうだ。

 米カリフォルニア州北部・ローズビルにあるトヨタの販売店。目立つ場所に深いブルーのミライが展示されていた。昨年10月の発売以降、4台が売れた。「エコで乗り心地も静か。これからのスタンダードになるはず」。同店のジュディ・カニンガムさんは話す。

 トヨタが米国でミライを売り出したのは日本の1年後。発売日は、1989年公開のSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」の中で、車型タイムマシンが訪れた日に合わせ、イベントで「未来が現実になった」とアピールした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160412-00000038-asahi-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池開発情報センター「FCVフォーラム3」?FCVと水素ステーションの最前線?【再掲】

 多彩な講師陣によりFCV・水素に関わる最前線の情報をお伝えする 「FCVフォーラム3」を開催致します。 

 2014年12月に販売し、大人気のトヨタ<MIRAI/3月10日にリース販売を開始した、ホンダ< FCX クラリティー>の試乗会や日産<X-TRAIL FCV>等の展示もします。

 燃料電池関連の展示、最新水素ステーションの見学、FCV・水素エネルギーシステムやそれらを取り巻く環境・水素の安全についての講演とともに「見て・聞いて・体験する」が全て詰まっております。

 またとない機会ですので、皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい。
◇開催日:4月15日(金) 9:30〜17:00(受付開始 9:00〜)
◇場 所:タイム24ビル (〒135-0064 東京都江東区青海2-4-32)
      ※テレコムセンター駅(ゆりかもめ)徒歩2分
◇内 容
第1部【講演】<9:30?12:15>-<休 憩>-<13:15?14:50> 1、堀 哲氏(東京都環境局地球環境エネルギー部計画担当課長)
  「水素社会実現に向けた東京都の取組について」
2、佐野誠治氏(トヨタ自動車技術統括部水素・FC推進グループ担当部長)
  「低炭素社会に向けたトヨタ自動車のチャレンジ」
3、丸山茂氏(本田技術研究所四輪R&Dセンター第5技術開発室室長)
  「Hondaにおける燃料電池自動車開発と水素社会に向けて」
4、森春仁氏(日産自動車総合研究所Eシステム研究所所長)
  「日産自動車における燃料電池自動車開発と普及に向けて」
5、前田征児氏(JXエネルギー水素事業推進部技術開発グループマネージャー)
  「水素社会実現に向けたJXの取り組み」
6、富岡秀徳氏(日本自動車研究所(JARI) FC・EV研究部主任研究員)

  「水素・燃料電池自動車の安全性評価について?日本自動車研究所の取組?」第2部【展示】<12:00?17:00>

 燃料電池関連企業の募集を行います。※展示の他ポスター発表の申込も受付を致しています。FCDIC会員・都内中小企業で、フォーラム参加者の出展料金は「無料」です。関連企業・団体の方は、是非ご利用下さい。

 ※展示のみご希望の方は、¥5,000(内税)、一般参加の方は、フォーラム参加費に展示料金¥5,000(内税)が加算となります。
第3部【運転・同乗試乗会】<15:00?17:00>

 トヨタ<MIRAI> 及び ホンダ< FCX クラリティー>を予定

 ※試乗会の車両は主催者側の都合により、変更になる場合もあります。申込時に確認して下さい。
【イワタニ水素ステーション 芝公園 見学】
 ※試乗会及び水素ST見学への参加は、先着順の予定です。
◇参加申込

 FCDICの下記URLより、お申込画面から直接入力による申込み、又は FAX用紙をダウンロードして、必要事項を記入の上、FAXでお申込み下さい。

  web入力:http://www.fcdic.com/seminar/fcv_forum_2016_entry.html

  FAX用紙:http://www.fcdic.com/ja/seminar2016/FCV3_annai_sanka160322.pdf
◇参加費/支払方法】

 参加費(内税):FCDIC会員?9,000/都内中小企業?9,000/一般 ?18,000/プレス無料

 銀行振込または郵便振替にて、4月11日(月)までにお支払いをお願い致します。 (振込手数料はご負担下さい)。請求書が必要な方は、申込書にその旨、記入をお願いします。

 ※領収証は銀行または郵便局が発行する振込金受取書(銀行) または振込票兼受領証(郵便局)を領収証に代えさせて頂きます。
◇連絡先:(一社)燃料電池開発情報センター FCVフォーラム3事務局

  〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1?19 お茶の水ビジネスビル1階
    TEL:03-6206-0231  FAX:03-6206-0232

    メール:fc-seminar@fcdic.jp  URL:http://www.fcdic.com/
◇主 催:一般社団法人 燃料電池開発情報センター
◇後 援:東京都/(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

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