燃料電池ワールド Vol.2089 (2016/04/12 08:53)

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□燃料電池ワールド Vol.2089
■2016年04月12日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(03月07日)
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2016/03/07 水素製造センターになる福島県〈PT〉

〔訳注〕読売新聞(Yomiuri Shimbun)発:安倍晋三首相(Prime Minister Shinzo Abe)は3月5日(土)、福島県(Fukushima Prefecture)を日本の水素エネルギー技術開発のセンターとする計画を明らかにした。彼の計画によると、「福島新エネルギー社会のイニシアティブ(Fukushima new energy society initiative)」は2020年まで県内で開発される。官民一体の会議は3月末までに確立される。

2016/03/07 非核台湾のための水素エネルギーの選択:次期中華民国総統が表明〈PT〉

〔訳注〕高雄(Kaohsiun、CNA)発:次期中華民国総統の蔡英文(Tsai Ing-wen)は5日、「水素エネルギーの開発が、原子力発電を段階的に廃止する目標を達成するための戦略的な選択肢のひとつになる」と高雄で行われた水素エネルギー国際会議(International Conference on Hydrogen Energy)で述べた。蔡によると、水素経済は高雄の産業転換を促進する重要な方針であり、水素エネルギーの開発を進める日本に協力するためにも重要である。スピーチの後、彼女はトヨタ「ミライ(Mirai)」を含む水素燃料電池車を見学した。しかし、トヨタの販売代理店によると、台湾は法律上の制約のために導入されない。

2016/03/07 アイシン精機、家庭用燃料電池システム「エネファーム(ENE-FARM)タイプS」新型機を発売〈PT〉

〔訳注〕アイシン精機(Aisin Seki)はこのほど、4月1日から家庭用燃料電池発電システム「エネファーム・タイプS(ENE-FARM type S)」の新型機を販売すると発表した。新しい「エネファーム・タイプS」は、大阪ガス株式会社(Osaka Gas Co., Ltd.)、京セラ株式会社(Kyocera Corporation)、トヨタ自動車(Toyota Motor Corporation Co, Ltd.)が販売する。この製品は、世界最高の発電効率を、世界最小のボディサイズに実現しており、集合住宅内に設置することができる。

2016/03/07 H2ロジック社、デンマークで9番目の水素ステーションを設置〈PT〉

〔訳注〕H2ロジック社(H2 Logic)が提供する新しい水素燃料補給ステーションは、コレング(Kolding)に設置された。このステーションは、石油会社オーケー(OK)とガス会社Strandm〓llen 、H2ロジック社との合弁会社デンマーク水素燃料社(Danish Hydrogen Fuel A/S)によって運営されていて、ドイツとデンマークの南部を結ぶ主要高速道路に位置している。

2016/03/05〜06 記事の配信はありません。

■2016年04月11日のWEB LINK NEWS
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2016/04/11 トヨタ、ホンダからFCVの登場で、次世代エコカーの本命争いが激化!?(clicccar)

 何度かトヨタ「MIRAI」に試乗する機会があり、先日も狭い山岳路で乗りました。ホンダも出したとなると、燃料電池車(FCV)が次世代エコカーの本命でキマリ? と思う方もいるでしょうが、EVやPHV、クリーンディーゼルなど多様なエコカーが共存、競争していくのではないでしょうか。

 水素はその製造方法から運搬や貯蔵などインフラ面を含めた課題があるほか、FCVが採用する「固体高分子形(PEFC)」と呼ばれる燃料電池の発電効率は30?60%、経済効率性を考えると30?40%程度という現実もあるようです。

 そうなると、ガソリンエンジンで最高レベルの熱効率と大差ないでは? などと、クルマがひと際重く感じる狭い山岳路でMIRAIのステアリングを握りながら考えていた次第。

 日本で余っている副生水素の活用(コスト面を考えるとFCV用としては容易に使えない)、FCVがその後の普及するに連れて国内では不足する可能性のある水素をどうやって確保するか、などの課題にも直面しそう。

 しかし「MIRAI」も「CLARITY FUEL CELL」もFCVの先駆者(車)として一歩踏み出した意義は大きく、数々の課題をクリアして現在のハイブリッドカーのように普及する日がいつ来るか、そんなことを考えられるのが「MIRAI」も「CLARITY FUEL CELL」の存在価値といえるでしょう。
(文/塚田勝弘・写真/小林和久)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160412-00359892-clicccarz-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池開発情報センター「FCVフォーラム3」?FCVと水素ステーションの最前線?【再掲】

 多彩な講師陣によりFCV・水素に関わる最前線の情報をお伝えする 「FCVフォーラム3」を開催致します。 

 2014年12月に販売し、大人気のトヨタ<MIRAI/3月10日にリース販売を開始した、ホンダ< FCX クラリティー>の試乗会や日産<X-TRAIL FCV>等の展示もします。

 燃料電池関連の展示、最新水素ステーションの見学、FCV・水素エネルギーシステムやそれらを取り巻く環境・水素の安全についての講演とともに「見て・聞いて・体験する」が全て詰まっております。

 またとない機会ですので、皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい。
◇開催日:4月15日(金) 9:30〜17:00(受付開始 9:00〜)
◇場 所:タイム24ビル (〒135-0064 東京都江東区青海2-4-32)
      ※テレコムセンター駅(ゆりかもめ)徒歩2分
◇内 容
第1部【講演】<9:30?12:15>-<休 憩>-<13:15?14:50> 1、堀 哲氏(東京都環境局地球環境エネルギー部計画担当課長)
  「水素社会実現に向けた東京都の取組について」
2、佐野誠治氏(トヨタ自動車技術統括部水素・FC推進グループ担当部長)
  「低炭素社会に向けたトヨタ自動車のチャレンジ」
3、丸山茂氏(本田技術研究所四輪R&Dセンター第5技術開発室室長)
  「Hondaにおける燃料電池自動車開発と水素社会に向けて」
4、森春仁氏(日産自動車総合研究所Eシステム研究所所長)
  「日産自動車における燃料電池自動車開発と普及に向けて」
5、前田征児氏(JXエネルギー水素事業推進部技術開発グループマネージャー)
  「水素社会実現に向けたJXの取り組み」
6、富岡秀徳氏(日本自動車研究所(JARI) FC・EV研究部主任研究員)

  「水素・燃料電池自動車の安全性評価について?日本自動車研究所の取組?」第2部【展示】<12:00?17:00>

 燃料電池関連企業の募集を行います。※展示の他ポスター発表の申込も受付を致しています。FCDIC会員・都内中小企業で、フォーラム参加者の出展料金は「無料」です。関連企業・団体の方は、是非ご利用下さい。

 ※展示のみご希望の方は、¥5,000(内税)、一般参加の方は、フォーラム参加費に展示料金¥5,000(内税)が加算となります。
第3部【運転・同乗試乗会】<15:00?17:00>

 トヨタ<MIRAI> 及び ホンダ< FCX クラリティー>を予定

 ※試乗会の車両は主催者側の都合により、変更になる場合もあります。申込時に確認して下さい。
【イワタニ水素ステーション 芝公園 見学】
 ※試乗会及び水素ST見学への参加は、先着順の予定です。
◇参加申込

 FCDICの下記URLより、お申込画面から直接入力による申込み、又は FAX用紙をダウンロードして、必要事項を記入の上、FAXでお申込み下さい。

  web入力:http://www.fcdic.com/seminar/fcv_forum_2016_entry.html

  FAX用紙:http://www.fcdic.com/ja/seminar2016/FCV3_annai_sanka160322.pdf
◇参加費/支払方法】

 参加費(内税):FCDIC会員?9,000/都内中小企業?9,000/一般 ?18,000/プレス無料

 銀行振込または郵便振替にて、4月11日(月)までにお支払いをお願い致します。 (振込手数料はご負担下さい)。請求書が必要な方は、申込書にその旨、記入をお願いします。 
※領収証は銀行または郵便局が発行する振込金受取書(銀行) または振込票兼受領証(郵便局)を領収証に代えさせて頂きます。
◇連絡先:(一社)燃料電池開発情報センター FCVフォーラム3事務局

  〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1?19 お茶の水ビジネスビル1階
    TEL:03-6206-0231  FAX:03-6206-0232

    メール:fc-seminar@fcdic.jp  URL:http://www.fcdic.com/
◇主 催:一般社団法人 燃料電池開発情報センター
◇後 援:東京都/(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

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