燃料電池ワールド Vol.2088 (2016/04/11 08:30)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.2088
■2016年04月11日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(03月04日)
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2016/03/04 アバディーン水素の展示:グラニットシティー会議で強調された水素の見込みと成果〈PT〉

〔訳注〕スコットランドの水素プロジェクトは3月18日、アバディーン・エキジビション&カンファレンス・センター(Aberdeen Exhibition and Conference Centre)で招待者限定で開かれる。招待メールの要求は、H2Aberdeen@aberdeencity.gov.ukで。この記事は、アメリカ、イリノイ州(Illinois)グラニットシティー(Granite City)の会議で紹介されたアバディーン水素ショーケース(Aberdeen Hydrogen Showcase)の案内である。グラニットシティー会議がどのようなものだったのかは触れられていない。

2016/03/04 セレス・パワー社、燃料電池事業は画期的な製造ラインを構築する〈PT〉

〔訳注〕2月24日付け(Vol.2082 2016/04/01発行)「セレス・パワー社、イノベート英国の資金調達で燃料電池製造業界の生産規模を拡大」の記事の再論。

■2016年04月08〜10日のWEB LINK NEWS
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2016/04/08 <自動車燃料>下水汚泥を有効活用 国交省試み(毎日新聞)

 国土交通省が、下水道の汚泥から発生するバイオガスから水素を作り、燃料電池自動車(FCV)の燃料にする取り組みを進めている。水素と酸素の化学反応で発電する電気で動き、水しか出さない「究極のエコカー」と呼ばれるFCV。そのエネルギーに、廃棄物である下水汚泥を有効活用できれば、FCVの普及につながるとして、全国の自治体も注目している。

 国交省によると、廃棄されているバイオガスの量は8900万立方メートルで、仮に有効活用できれば年間1.3億立方メートルの水素が生成できると試算している。FCV1台の1回当たりの水素充填(じゅうてん)量を50立方メートルとすると、約270万回分に上る。

 国交省は2014?15年度に、福岡市中部水処理センター(福岡市中央区)で実証実験を実施。(1)下水汚泥を発酵させて発生したバイオガスから二酸化炭素を除去し、高濃度メタンガスを回収(2)メタンガスと水蒸気を反応させ水素を作る(3)吸着剤で残っている二酸化炭素をさらに除去する??という手順で、高純度の水素を生成。1日にFCV65台前後の燃料になる3300立方メートルの水素を作り出した。

 こうした取り組みに着目した埼玉県、横浜市、青森県弘前市が事業化に向けた検討を始めており、それ以外の複数の自治体も関心を寄せているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160409-00000016-mai-soci

2016/04/09 岩谷産業、東北初の水素ステーションを仙台に建設…2016年度中の完成めざす(レスポンス)

 岩谷産業は、東北地方初となる水素ステーションを仙台市に建設、2016年度中の完成を目指すと発表した。4月8日、宮城県庁で、建設に係る協定締結式を実施し、村井嘉浩 宮城県知事と岩谷産業 野村雅男社長の間で調印が執り行われた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160409-00000001-rps-bus_all

2016/04/10 プラチナ需要を左右する「次世代自動車」開発競争(ZUU online)

 世界的規模で次世代車を巡る主導権争いが激しくなっている。最終的に生き残るのはどこか? 興味は尽きないところであるが、次世代車であるEV(電気自動車)やFCV(燃料電池者)の開発競争は、世界の自動車産業の勢力図を塗りかえるだけでなく、資源価格にも大きな影響を及ぼす。具体的にみてみよう。
■次世代車の普及で最も注目される資源はプラチナ
■EVとFCV、どちらが普及するかでトレンドも変わる
■リチウムやレアアースへの影響も
■影響を受けやすい国は南アフリカとロシア
■EVが普及すると中国に追い風
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160410-00000001-zuuonline-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池開発情報センター「FCVフォーラム3」?FCVと水素ステーションの最前線?【再掲】

 多彩な講師陣によりFCV・水素に関わる最前線の情報をお伝えする 「FCVフォーラム3」を開催致します。 

 2014年12月に販売し、大人気のトヨタ<MIRAI/3月10日にリース販売を開始した、ホンダ< FCX クラリティー>の試乗会や日産<X-TRAIL FCV>等の展示もします。

 燃料電池関連の展示、最新水素ステーションの見学、FCV・水素エネルギーシステムやそれらを取り巻く環境・水素の安全についての講演とともに「見て・聞いて・体験する」が全て詰まっております。

 またとない機会ですので、皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい。
◇開催日:4月15日(金) 9:30〜17:00(受付開始 9:00〜)
◇場 所:タイム24ビル (〒135-0064 東京都江東区青海2-4-32)
      ※テレコムセンター駅(ゆりかもめ)徒歩2分
◇内 容
第1部【講演】<9:30?12:15>-<休 憩>-<13:15?14:50> 1、堀 哲氏(東京都環境局地球環境エネルギー部計画担当課長)
  「水素社会実現に向けた東京都の取組について」
2、佐野誠治氏(トヨタ自動車技術統括部水素・FC推進グループ担当部長)
  「低炭素社会に向けたトヨタ自動車のチャレンジ」
3、丸山茂氏(本田技術研究所四輪R&Dセンター第5技術開発室室長)
  「Hondaにおける燃料電池自動車開発と水素社会に向けて」
4、森春仁氏(日産自動車総合研究所Eシステム研究所所長)
  「日産自動車における燃料電池自動車開発と普及に向けて」
5、前田征児氏(JXエネルギー水素事業推進部技術開発グループマネージャー)
  「水素社会実現に向けたJXの取り組み」
6、富岡秀徳氏(日本自動車研究所(JARI) FC・EV研究部主任研究員)

  「水素・燃料電池自動車の安全性評価について?日本自動車研究所の取組?」第2部【展示】<12:00?17:00>

 燃料電池関連企業の募集を行います。※展示の他ポスター発表の申込も受付を致しています。FCDIC会員・都内中小企業で、フォーラム参加者の出展料金は「無料」です。関連企業・団体の方は、是非ご利用下さい。

 ※展示のみご希望の方は、¥5,000(内税)、一般参加の方は、フォーラム参加費に展示料金¥5,000(内税)が加算となります。
第3部【運転・同乗試乗会】<15:00?17:00>

 トヨタ<MIRAI> 及び ホンダ< FCX クラリティー>を予定

 ※試乗会の車両は主催者側の都合により、変更になる場合もあります。申込時に確認して下さい。
【イワタニ水素ステーション 芝公園 見学】
 ※試乗会及び水素ST見学への参加は、先着順の予定です。
◇参加申込

 FCDICの下記URLより、お申込画面から直接入力による申込み、又は FAX用紙をダウンロードして、必要事項を記入の上、FAXでお申込み下さい。

  web入力:http://www.fcdic.com/seminar/fcv_forum_2016_entry.html

  FAX用紙:http://www.fcdic.com/ja/seminar2016/FCV3_annai_sanka160322.pdf
◇参加費/支払方法】

 参加費(内税):FCDIC会員?9,000/都内中小企業?9,000/一般 ?18,000/プレス無料

 銀行振込または郵便振替にて、4月11日(月)までにお支払いをお願い致します。 (振込手数料はご負担下さい)。請求書が必要な方は、申込書にその旨、記入をお願いします。 
※領収証は銀行または郵便局が発行する振込金受取書(銀行) または振込票兼受領証(郵便局)を領収証に代えさせて頂きます。
◇連絡先:(一社)燃料電池開発情報センター FCVフォーラム3事務局

  〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1?19 お茶の水ビジネスビル1階
    TEL:03-6206-0231  FAX:03-6206-0232

    メール:fc-seminar@fcdic.jp  URL:http://www.fcdic.com/
◇主 催:一般社団法人 燃料電池開発情報センター
◇後 援:東京都/(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

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