燃料電池ワールド Vol.2084 (2016/04/05 08:51)

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□燃料電池ワールド Vol.2084
■2016年04月05日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(02月26、29日)
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2016/02/26 OMB Saleri社、ダイムラー社の燃料電池自動車用に水素部品を設計〈PT〉

〔訳注〕OMB Saleri社(OMB Saleri SpA)は、ダイムラー社(Daimler AG)の次世代燃料電池自動車用の水素部品の開発パートナーに選ばれた。OMB社は、700気圧の水素タンク用のバルブ(Hydrogen On-tank valve)や充填容器(Filling Receptacle)、チェック・バブル(Check-Valve)、TPRDエンド・プラグ(TPRD End Plug)装置(device)を開発する特別な仕事でダイムラー社と契約した。

2016/02/26 ノルウェーで最初の水素カーフェリー〈PT〉

〔訳注〕CMRプロトテック社(CMR Prototech)は、オステロイ市(Oster〓y)カーフェリー「MFオーレ・ブル(MF Ole Bull)」に水素燃料電池を取り付けることを計画している。フェリーは、燃料に水素を使うノルウェーで最初のカーフェリーになる。フェリーのディーゼルエンジンは、リチウムイオン電池と組み合わせた市販の200kW級PEM型燃料電池に置き換えられる。

2016/02/29 アルタギー社の燃料電池、信頼性が高く静かでセロ・エミッションの発電機としてスーパーボウル50の電力を供給する〈PT〉

〔訳注〕フォルサム(Folsom、カリフォルニア州)発:アルタギー社(Altergy)は、スーパーボウル50ホスト委員会(Super Bowl 50 Host Committee)の取り組みに賛同して、沿岸で市の夜の早い時間にロックバンドのワンリパブリック(OneRepublic)と歌手のアリシア・キーズ(Alicia Keys)が出演するスーパーボウル市(Super Bowl City)イベントの街路と舞台に光を当てる燃料電池発電機を寄贈した。

2016/02/29 パワーセル・スウェーデン社、戦略的に重要なグローバルな顧客からパワーセルS3試作品燃料電池スタックの2基の別な注文を受ける〈PT〉

〔訳注〕パワーセル・スウェーデン社(PowerCell Sweden AB)は、戦略的に重要なグローバルな顧客からパワーセルS3(PowerCell S3)燃料電池スタックの2基の試作品ユニットの別な注文を受けている。これは、2016年第2四半期に納品される予定である。

2016/02/29 出光、最初の商用水素ステーションを開設予定〈PT〉

〔訳注〕出光興産株式会社(Idemitsu Kosan Co.,Ltd.)は、3月15日に操業を開始する成田国際空港(Narita International Airport)の敷地内に、最初の商用水素ステーション「成田水素ステーション(Narita Hydrogen Station)」を開設する計画である。

2016/02/27〜28 記事の配信はありません。

■2016年04月04日のWEB LINK NEWS
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2016/04/04 国内最大級の消化ガス発電施設が運転開始、下水道施設を活用(スマートジャパン)

 新たな消化ガス発電施設が稼働したのは栃木県最大の下水処理量がある川田水再生センター(宇都宮市)内で、下水処理施設から発生する消化ガスを活用したリン酸形燃料電池による発電方式では国内最大級となる。同消化ガス発電施設建設など工事はプラントエンジニアリング事業を展開するメタウォーターが代表構成員として、また宇都宮市内の電気工事業者である協新電工および美工電気が構成員となった建設共同企業体で受注し、2014年から工事を進めてきたものだ。

 川田水再生センターでは下水処理の過程で年間約330万N立方メートルのバイオガス(メタンを主成分とした可燃性のガス)が発生している。宇都宮市下水道局はこのバイオガスを有効活用するため、事業費17億3880万円をかけ、リン酸形燃料電池を利用した発電設備を導入した。燃料電池発電設備は下水汚泥から発生するバイオガスの主成分であるメタンから水素を取り出し、空気中の酸素と化学的に反応させることで、発電装置となる。発電効率が高く、メンテナンスが容易、化学反応を利用して発電するため騒音・振動がほとんどなく排ガスの発生もないなどの特徴がある。

 今回の消化ガス発電設備の発電能力は840kW(105kW×8台)で、年間発電電力量(最大)は約717万kWh/年(一般家庭の約2000世帯分の年間電力使用量に相当)。同水道局では今回の取り組みで下水道資源の有効活用と発電電力を売電することでの収益につなげていく考えだ(図1)。

 なお、発電設備は「電気事業者による再生可能エネルギーに関する特別措置法」に基づいた、再生可能エネルギー発電設備の認定を受けている。同特別措置法は再生可能エネルギーで発電された電気を電力会社が一定期間、固定価格で買い取ることを義務付けた制度。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160405-00000010-biz_it_sj-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池開発情報センター「FCVフォーラム3」?FCVと水素ステーションの最前線?【再掲】

 多彩な講師陣によりFCV・水素に関わる最前線の情報をお伝えする 「FCVフォーラム3」を開催致します。 

 2014年12月に販売し、大人気のトヨタ<MIRAI/3月10日にリース販売を開始した、ホンダ< FCX クラリティー>の試乗会や日産<X-TRAIL FCV>等の展示もします。

 燃料電池関連の展示、最新水素ステーションの見学、FCV・水素エネルギーシステムやそれらを取り巻く環境・水素の安全についての講演とともに「見て・聞いて・体験する」が全て詰まっております。

 またとない機会ですので、皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい。
◇開催日:4月15日(金) 9:30〜17:00(受付開始 9:00〜)
◇場 所:タイム24ビル (〒135-0064 東京都江東区青海2-4-32)
      ※テレコムセンター駅(ゆりかもめ)徒歩2分
◇内 容
第1部【講演】<9:30?12:15>-<休 憩>-<13:15?14:50> 1、堀 哲氏(東京都環境局地球環境エネルギー部計画担当課長)
  「水素社会実現に向けた東京都の取組について」
2、佐野誠治氏(トヨタ自動車技術統括部水素・FC推進グループ担当部長)
  「低炭素社会に向けたトヨタ自動車のチャレンジ」
3、丸山茂氏(本田技術研究所四輪R&Dセンター第5技術開発室室長)
  「Hondaにおける燃料電池自動車開発と水素社会に向けて」
4、森春仁氏(日産自動車総合研究所Eシステム研究所所長)
  「日産自動車における燃料電池自動車開発と普及に向けて」
5、前田征児氏(JXエネルギー水素事業推進部技術開発グループマネージャー)
  「水素社会実現に向けたJXの取り組み」
6、富岡秀徳氏(日本自動車研究所(JARI) FC・EV研究部主任研究員)

  「水素・燃料電池自動車の安全性評価について?日本自動車研究所の取組?」第2部【展示】<12:00?17:00>

 燃料電池関連企業の募集を行います。※展示の他ポスター発表の申込も受付を致しています。FCDIC会員・都内中小企業で、フォーラム参加者の出展料金は「無料」です。関連企業・団体の方は、是非ご利用下さい。
※ 展示のみご希望の方は、¥5,000(内税)、一般参加の方は、フォーラム参加費に展示料金¥5,000(内税)が加算となります。
第3部【運転・同乗試乗会】<15:00?17:00>

 トヨタ<MIRAI> 及び ホンダ< FCX クラリティー>を予定
※ 試乗会の車両は主催者側の都合により、変更になる場合もあります。申込時に確認して下さい。
【イワタニ水素ステーション 芝公園 見学】
 ※試乗会及び水素ST見学への参加は、先着順の予定です。
◇参加申込

 FCDICの下記URLより、お申込画面から直接入力による申込み、又は FAX用紙をダウンロードして、必要事項を記入の上、FAXでお申込み下さい。

  web入力:http://www.fcdic.com/seminar/fcv_forum_2016_entry.html

  FAX用紙:http://www.fcdic.com/ja/seminar2016/FCV3_annai_sanka160322.pdf
◇参加費/支払方法】

 参加費(内税):FCDIC会員?9,000/都内中小企業?9,000/一般 ?18,000/プレス無料

 銀行振込または郵便振替にて、4月11日(月)までにお支払いをお願い致します。 (振込手数料はご負担下さい)。請求書が必要な方は、申込書にその旨、記入をお願いします。 
※領収証は銀行または郵便局が発行する振込金受取書(銀行)または振込票兼受領証(郵便局)を領収証に代えさせて頂きます。
◇連絡先:(一社)燃料電池開発情報センター FCVフォーラム3事務局

  〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1?19 お茶の水ビジネスビル1階
    TEL:03-6206-0231  FAX:03-6206-0232

    メール:fc-seminar@fcdic.jp  URL:http://www.fcdic.com/
◇主 催:一般社団法人 燃料電池開発情報センター
◇後 援:東京都/(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

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