燃料電池ワールド Vol.2073 (2016/03/18 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.2073
■2016年03月18日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

【PR】メルマガ「燃料電池ワールド」のアーカイブサイトの登録は、1年間で3000円です。お申し込みは、http://pemdream.com/index.php?FrontPage から。「世界のヘッドライン」の添付写真を掲載、タイトルの最後に〈PT〉で表示します。

■世界のヘッドライン(02月11日)
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2016/02/11 テキサス州の事業はブルーム・エナジー社が契約違反を主張
〔訳注〕Molly English-Bowers(ガルベストン、GALVESTON)発:
アルビンの会社(Alvin company)は、ビジネス契約が違反され、書かれた契約が踏みにじられたと主張して、カリフォルニア州のエネルギー事業で訴訟を起こしている。アルビンのユニカット・サービス社(Unicat Services Inc.)は2月2日、カリフォルニア州サニーベイル(Sunnyvale)のブルーム・エナジー社(Bloom Energy)に対しガルベストン郡地方裁判所(Galveston County District Court)に訴状を提出した。

2016/02/11 分光反射率イメージングを使った太陽電池や燃料電池の製造をオンラインで連続モニタリング〈PT〉

〔訳注〕国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory:NREL)の科学者は、反射分光法(reflective spectroscopy)を使って製造する太陽電池ウエハ(solar wafer)とロール・ツー・ロール法(roll-to-roll)の燃料電池膜を、駆動するベルト・コンベヤーのオンライン監視を可能にするシステムを開発した。

■2016年03月17日のWEB LINK NEWS
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2016/03/17 水素ステーション、25年度までに320か所に(読売新聞)

 経済産業省は16日、燃料電池車(FCV)に燃料を補給する水素ステーションを、2025年度までに現在の4倍となる320か所に増やす計画案をまとめた。

 FCVについては25年までに20万台、30年までに80万台の普及を目指す数値目標を設定した。経産省は規制緩和や補助金により企業の活動を後押しし、これらの実現を目指す。

 水素ステーションの整備は遅れている。経産省は今月末までに設置箇所を全国100か所まで増やす目標を掲げていたが、約80か所にとどまる見通しだ。

 水素ステーションは安全を確保するため、配管などに使用できる部品に制限がある。コスト高を招いており、設置費用は1か所当たり約5億円と、通常のガソリンスタンド(1億円程度)の約5倍かかる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160317-00050022-yom-bus_all

2016/03/17 FCV、30年までに販売80万台 水素ステ設置も4倍に 経産省が行程表(SankeiBiz)

 このほか、都市ガスなどから水素を取り出し発電する家庭用燃料電池「エネファーム」は、20年頃に補助金に頼らず自立化を実現すると明記した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160317-00000500-fsi-bus_all

2016/03/17 (朝鮮日報日本語版) 韓国の路線バス、水素燃料電池自動車に切り替えへ(朝鮮日報日本語版)

 韓国政府と現代自動車は水素エネルギー産業育成のため、全国2万6000台の圧縮天然ガス(CNG)路線バスを水素燃料電池バスに切り替える事業を推進することにした。

 柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部(省に相当)長官は16日、光州広域市のグリーンカー振興院で地域戦略産業懇談会を開き、「既存の充電スタンド・ガソリンスタンドに水素ステーションを共に設置することを許可し、測定センサーや水素貯蔵容器など水素燃料電池自動車の主要部品国産化率も2020年までに80%以上になるように支援する」と明らかにした。

 現代自動車グループの鄭鎮行(チョン・ジンヘン)社長は「水素燃料電池バスは、セダンやスポーツタイプ多目的車(SUV)形態の水素燃料電池自動車に比べ2倍以上の部品が必要なため、水素燃料電池バスの普及拡大により関連部品産業も成長するものと期待している」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160317-00000570-chosun-kr

2016/03/17 次の代替エネルギーはトマト? 発電技術を開発 米チーム(CNN.co.jp)

 サンフランシスコ(CNNMoney) 傷んだトマトや虫食いトマト、ケチャップなどの製造工程で出る皮や種。米フロリダ州ではそうしたトマト関連の廃棄物が年間約40万トンに上る。埋め立てれば危険なメタンガスが発生する恐れがあり、排水に入り込む可能性もある。

 そうしたトマト廃棄物から発電する技術を米サウスダコタ州の大学の研究チームが開発し、サンディエゴで16日に開かれた米化学学会の全米総会で発表した。

 研究チームが開発した微生物燃料電池では、トマト廃棄物を処理して電力を生成できる。廃棄物の中の有機物質を微生物に分解させ、酸化して発電する仕組み。この過程で廃棄物は中和されるため、温暖化ガスは放出されなくなる。

 全体の工程には数週間かかり、トマトからの発電は10?14日たつと消え始める。

 こうした技術は、大量の農業廃棄物がある一方で電力供給が不十分な途上国の農業地帯や、大量の農業廃棄物を処理しなければならない自治体などで活用できると見込んでいる。

 他の食品廃棄物にもこの技術を応用できる可能性はあるものの、トマトには特定の微量栄養素が含まれていて、特に発電に適しているという。

 研究チームの試算によると、年間40万トンのトマト廃棄物から発電すれば、ディズニーワールドで使う90日分の電力をまかなえる可能性もある、現時点で発電できるのはトマト廃棄物10ミリグラム当たり0.3ワットのみだが、さらに改良を重ねれば発電量を増やすことができると見込む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160317-35079703-cnn-int

2016/03/17 来春採用、「増加」3割強=自動車、住宅、運輸が積極的―時事通信100社調査(時事通信)

 時事通信社が主要100社を対象に実施した2017年春の新卒採用計画調査が17日、まとまった。採用方針を回答した73社のうち、16年春に比べ採用数を増やす企業は3割強の25社。好業績を背景に、自動車や住宅、運輸などで増加が目立った。足元では景気回復に足踏みも見られるが、来春に向け積極的な採用活動を続ける企業が多いようだ。

 企業・業種別で見ると、16年3月期の営業利益で過去最高益を更新する見通しのトヨタ自動車が「経営環境変化に迅速に対応するため」として16年予定比3%増の2680人の採用を計画。ホンダも「燃料電池といった新技術開発を強化するために理系採用を増やす」方針だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160317-00000096-jij-bus_all

2016/03/17 JXエネルギー、さいたま市に県内2か所目の移動式水素ステーションを開所(レスポンス)

 JXエネルギーは3月17日、さいたま市緑区に「さいたま緑水素ステーション」を開所し、水素の販売を開始したと発表した。

 同ステーションは、今月11日に開所した「越谷神明町 水素ステーション」に続く、埼玉県内2か所目の移動式水素ステーション。また、昨年度開所したサービスステーション一体型の3か所とあわせ、同県で5か所目の水素ステーションとなる。営業日は毎週火曜日および木曜日。営業時間は12時から14時。

 同社は、次世代自動車振興センター「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」の採択を受けて、四大都市圏に約40か所の商用水素ステーションの開所に向けた準備を進めている。「さいたま緑水素ステーション」も含め、同社の開所済み水素ステーションは合計29か所となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160317-00000051-rps-bus_all

2016/03/17 ホンダ、新型FCV「クラリティ フューエル セル」第1号車を経産省に納車(オートックワン)

 ホンダは、新型燃料電池自動車(FCV)「クラリティ フューエル セル」の第1号車を経済産業省に納車し、同省にて経済産業大臣政務官 星野 剛士氏とホンダ代表取締役社長 社長執行役員 八郷 隆弘氏が出席し、納車式を行った。

 経済産業大臣政務官 星野 剛士氏は、「本日、クラリティ フューエル セルに乗り、改めて水素社会実現に向けたホンダの強い情熱を感じました。水素社会実現の主役であるFCVと水素ステーションの普及に向けて、今後もホンダをはじめとする自動車メーカーや水素ステーション事業者など、関係者と密に連携しながら、官民を挙げて取り組みを進めてまいります」とコメント。

 また、ホンダ代表取締役社長 社長執行役員 八郷 隆弘氏は、「水素社会の実現に向けて官民一体となって取り組む中、クラリティ フューエル セルの第一号車を経済産業省にお納めできることを喜ばしく思います。今後もさらに技術を磨き、お客様がよりお求めやすい価格の魅力あふれるFCVをお届けしていくことで、FCVの普及と水素社会の実現に貢献してまいります」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160317-02625702-autoconen-ind

2016/03/17 スーパーカーマニア再入門:デザイン篇(GQ JAPAN)

 今年のジュネーブショーで披露されたニューモデルを軸に、2回に分けて今日のトレンドを追う。後編は「スーパーカーのデザイン」について。

 インド企業に買収されたばかりのピニンファリーナも、往年のF1コンセプトカー「フェラーリΣ」と同じカラーリングを使った燃料電池スーパーカーの新提案、H2 SPEEDを発表した。いずれも、コンセプトカーの粋を出ないが、何らかの形で市販バージョンに生かされる可能性はゼロではない。デザインの完成度はさすがに高く、間近で見て筆者が最も気になった二台でもあった。
文:西川淳
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160317-00010000-gqjapan-life

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