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□燃料電池ワールド Vol.2066
■2016年03月09日発行
◆燃料電池NPO pemdream
【PR】メルマガ「燃料電池ワールド」のアーカイブサイトの登録は、1年間で3000円です。お申し込みは、http://pemdream.com/index.php?FrontPage から。「世界のヘッドライン」の添付写真を掲載、タイトルの最後に〈PT〉で表示します。
■世界のヘッドライン(02月03日)
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2016/02/03 エネルギー省の100万ドルH2燃料補給H賞コンテストの参加者決まる〈PT〉
〔訳注〕本日、米エネルギー省(Energy Department)は、100万ドルH2燃料補給H賞コンテスト(H2 Refuel H-Prize Competition)の決勝戦出場選手として、シンプルフュエル(SimpleFuel)を発表した。シンプルフュエルは2016年7月までに、小規模なオンサイト水素製造と燃料供給システムをテストのために用意して活動させる。これは、マサチューセッツ州(Massachusetts)のアイビーズ・エナジー・ソリューションズ社(Ivys Energy Solutions)とマカフィ・エナジー社(McPhy Energy N.A.)、そしてペンンシルバニア州(Pennsylvania)のPDCマシーンズ社(PDC Machines)の3社の協同である。データ収集は7月に開始され、10月まで続けられる。H2燃料補給H賞コンテストは、水素教育財団(Hydrogen Education Foundation)が運営している。
2016/02/03 カナダの燃料電池部門は興奮している〈PT〉
〔訳注〕エリック・デーンホフ(Eric Denhoff)の記事:カナダの燃料電池部門の現状について、オンタリオ州(Ontario)のハイドロジェニックス社(Hydrogenics)、バンクーバー(Vancouver)のパワーテック・ラボ社(Powertech Labs)やバラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)、バーナビー(Burnaby)に燃料電池工場を持つメルセデス(Mercedes)とフォード(Ford)のオートモーティブ・フュエルセル社(Automotive Fuel Cell Cooperation:AFCC)などが取り上げられている。この情報は、カナダ水素・燃料電池協会(Canadian Hydrogen and Fuel Cell Association:CHFCA)から出されたもののようだ。
■2016年03月08日のWEB LINK NEWS
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2016/03/08 テスラ「モデルS」の進化が映す自動車の未来(東洋経済オンライン)
2000年代中盤、日本ではEV(電気自動車)ブームが起こっていた。原子力発電による余剰電力の活用先として自動車に着目した東京電力がハイブリッド車(HV)を持たないスバル(富士重工業)と三菱自動車を口説き、そこに日産自動車も乗っかったのが背景だ。自民党から民主党に政権が変わり、与党となった民主党は力強くEVを後押しする。環境政策強化の文脈において、走行中に排ガスを出さないEVは有力なコンテンツだった。
ちょうどそのころに「米国ではPC用バッテリーを使ったEVが出たらしい」という情報が出回る。それがテスラ「ロードスター」だ。当時はオリジナルの車体がなく、英国ロータス社のスポーツカーをベースにしていた。バッテリーはどのメーカーが開発したのか憶測も飛んだが、2009年にパナソニックとの正式な提携が発表される。その後も着実にテスラはビジネスを進めた。アップルやグーグルの動きも、テスラにとっては追い風だっただろう。IT系の新興企業が自動車産業に及ぼす影響が議論されるようになり、ついには自動車史にひとつの足跡を残すに至る。
自動運転と電気の相性のよさを踏まえると、10年後の自動運転車の主力はEVやPHEV(プラグインハイブリッド車)になると思う(含むFCV=燃料電池車)。自動運転のEVはさまざまなモノやシステムとつながり、今までにない新しい価値を提供するかもしれない。そのためには人工知能やディープラーニングなどの最先端テクノロジーの進化が必須だが、技術だけでなく法律や制度の改革も必要だ。テスラによるソフトウエア7.0のダウンロードサービス開始の動きから、自動運転を取り巻く法制度の現状と近い将来の変化を考えてみたい。
清水 和夫
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160308-00107921-toyo-bus_all
2016/03/08 福島の風で水素生産=東京五輪に活用―再生エネ会議(時事通信)
政府は8日、再生可能エネルギー等関係閣僚会議を開き、東京電力福島第1原発事故で甚大な被害があった福島県で、風力や地熱による発電を促進する計画を今夏までに策定することを決めた。
風力・地熱で発生させた電力を使って福島県内で水素を生産し首都圏に輸送、2020年に開催される東京五輪・パラリンピックの会場周辺で、燃料電池自動車の動力源として活用する方針だ。
1万台の燃料電池車を動かせる大量の水素を生産する計画で、福島県内に大規模な電気分解装置を建設する。装置は、旭化成や日立造船などの国内企業のほか、水素利用で先行するドイツの企業からの調達を検討する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160308-00000093-jij-pol
2016/03/08 水素エネルギーの国家プロジェクト、2020年に低炭素な街づくりを実証(スマートジャパン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160308-00000015-biz_it_sj-bus_all
※現在、政府や地方自治体などが行っている水素関連の技術開発を総花的に紹介したもの。
2016/03/08 複数施設のエネルギー需給体制を可視化、スマートシティの設計を支援(スマートジャパン)
建物の運用エネルギーを減らすことはコスト削減だけでなく、地球温暖化を抑制する上でも非常に効果的だ。大林組が1998年に開発した「エコナビ」は建物への省エネ手法適用の効果とコストの関係を「見える化」し、最も効果的な省エネ手法の組み合わせを導き出す設計支援ツールとなっている。同社では最初に開発した一般の新築建物を想定した汎用版に続き、その後、マンションなどさまざまな建物新築やリニューアルなど、用途に合わせた各種エコナビを開発し実績を重ねてきた。
今回開発したシティ版のエコナビは、そうしたエネルギーの面的利用に際して、最適なシステムを設計するために、複数の建物や施設からなるエリアの省エネ・低炭素化、さらに電力自給率を簡単に評価できるツールとなっている。
特徴としては、複数の建物などからなるエリアの熱需要と電力需要に対して、従来の系統電源や都市ガスに加え、ガスエンジンや燃料電池によるコージェネレーションシステム、太陽光発電設備、大型蓄電池設備など、各種分散電源を組み合わせたエネルギーシステムを計画。エリア内の建物条件(面積や用途など)、各種設備の容量と性能、運転条件などを設定することで、年間のエネルギー費、エネルギー消費量、CO2排出量などを簡単に評価する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160308-00000018-biz_it_sj-bus_all
2016/03/08 JX日鉱日石、福岡県2か所目のSS一体型水素ステーションを開所…全国25か所目(レスポンス)
JX日鉱日石エネルギーは3月8日、福岡県福岡市の「Dr.Driveセルフ伊都店」に水素ステーションを開所し、水素の販売を開始したと発表した。
同ステーションは、昨年12月10日に開所した「Dr.Driveセルフ八幡東田店」に続き、同社として福岡県における2か所目のサービスステーション一体型水素ステーション。ステーションで水素を製造するオンサイト方式の水素ステーションとして営業を行う。
同社は、次世代自動車振興センター「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」の採択を受けて、四大都市圏に約40か所の商用水素ステーションの開所に向けた準備を進めている。これまで、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、京都府、大阪府、福岡県に24か所の水素ステーションを順次開所し、水素販売を開始しており、同ステーションの開所で、合計25か所になる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160308-00000040-rps-bus_all
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