燃料電池ワールド Vol.2056 (2016/02/24 09:13)

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□燃料電池ワールド Vol.2056
■2016年02月24日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

【PR】メルマガ「燃料電池ワールド」のアーカイブサイトの登録は、1年間で3000円です。お申し込みは、http://pemdream.com/index.php?FrontPage から。「世界のヘッドライン」の添付写真を掲載、タイトルの最後に〈PT〉で表示します。

■世界のヘッドライン(01月21日)
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2016/01/21 ハイドロジェニックス社、重役会の指名を発表

〔訳注〕ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は、同社取締役会でサラ・エルフォード(Sara Elford)を指名したことを直ちに発表した。

2016/01/21 川崎重工、ベラルーシの科学者たちとのより緊密な関係に努める

〔訳注〕ミンクス(MINSK)発:川崎重工業株式会社(Kawasaki Heavy Industries, Ltd.)は水素技術や他の関連分野でベラルーシの科学者たち(Belarusian scientists)との協力に関心があると、ベラルーシ国立科学アカデミー(National Academy of Sciences of Belarus:NASB)の記者会見で、日本企業の代表団はベルタ(BelTA)ニュースに語った。川崎重工の代表団は、展示会「産業のための国内科学(Domestic Science for Industry)」で科学アカデミーの科学者たちとの新たな進展を誓った。

2016/01/21 バラード社、技術プロジェクトの打破のために日清紡から追加注文を受ける〈PT〉

〔訳注〕バンクーバー(VANCOUVER)発:バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は、特定の陽子交換膜型(proton exchange membrane:PEM)燃料電池のコスト低減のための画期的な触媒技術の開発に関連した技術課題プログラム(Technology Solutions program)のさらなる段階のために、日清紡フォールディングス(Nisshinbo Holdings Inc. :Nisshinbo)から追加の購入注文を受けたと、発表した。このプログラムは現在、7段階目に入っており、約2年半にわたって進められている。日清紡は2015年11月にバラード社の戦略的投資家となった。バラード社副社長ケビンColbow(Kevin Colbow)は、「空冷式燃料電池スタックの白金担持量の削減に向けて、プログラムは70%以上の白金量を減らすだろう」と語った。

2016/01/21 英国のエンジニアリング供給業者コステーン社、ビーオーシー社とテイラー建設プラント社の水素燃料電池発電照明塔「エコライト-TH2」を使う〈PT〉

〔訳注〕英国とアイルランドで最大の産業用ガスおよび関連機器のサプライヤー、ビーオーシー社(BOC)とテイラー建設プラント社(Taylor Construction Plant Ltd:TCP)が開発した「エコライト-TH2(Ecolite-TH2)」は、世界初の商用LED水素燃料電池発電照明塔である。これは、英国最大の産業・医療用ガス事業とリンデ・グループ(Linde Group)のメンバー間のパートナーシップで開発された。「エコライト-TH2」にはリンデ社の革新的なジェニー(GENIE)軽量水素ボンベ(lightweight hydrogen cylinder)を内蔵している。英国の大手エンジニアリング供給事業者コステーン社(Costain)は、ロンドン近郊で建設中の鉄道クロス線(Crossrail)完工の準備のために、ネットワーク・レール社(Network Rail)鉄道アップグレード計画の一環としてグレート・イースタン本線(Great Eastern Main Line)に大幅な改善を行いながら、環境に優しい「エコライト-TH2」を使用している。鉄道業界の安全文化は、アップグレード作業の多くは列車が運行されていない夜間に行う必要があるからである。

■2016年02月23日のWEB LINK NEWS
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2016/02/23 岩谷産業が甲府に水素ステーション(SankeiBiz)

 産業ガス大手の岩谷産業は22日、甲府市に燃料電池車(FCV)や燃料電池(FC)バスに水素を供給する「水素ステーション」が完成したと発表した。水 素ステーションの設置は山梨県内では初めてで、23日から営業を始める。同社16カ所目の商用水素ステーションとなる。1時間にFCV6台をフル充填 (じゅうてん)できる。

 同社は今年度中に東京、愛知など大都市圏を中心に水素ステーションを20カ所整備する計画で、残り4カ所の完成を急ぐ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160222-00000022-fsi-bus_all

2016/02/23 JX日鉱日石、横浜IKEA港北内に水素ステーションを開所…大型商業施設では国内初(レスポンス)

 JX日鉱日石エネルギーは2月23日、神奈川県横浜市に「横浜IKEA港北水素ステーション」(移動式)を開所し、水素の販売を開始したと発表した。

 同ステーションは、横浜市とIKEA港北の協力を得て、IKEA港北の敷地内に開所。大型商業施設では国内初の水素ステーションとなる。営業日は火曜および木曜で、営業時間は11時から13時。

 同社は、次世代自動車振興センター「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」の採択を受けて、四大都市圏に約40か所の商用水素ステーションの開所に向けた準備を進めている。 これまで、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、福岡県に17か所の水素ステーションを順次開所し、水素販売を開始しており、同ステーションの開所で、合計18か所になる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160223-00000028-rps-bus_all

2016/02/23 レクサス、高出力燃料電池車を市販へ…2020年ごろ(レスポンス)

 2014年末、燃料電池車の『MIRAI』(ミライ)を発売したトヨタ自動車。今度は高級車ブランドのレクサスから、近い将来、高出力な燃料電池車が市販されることが確定した。

 これは2月18日、レクサスが明らかにしたもの。「2020年ごろ、レクサスは高出力な燃料電池量産車を発売する」と公表している。

 レクサスが考える高出力な燃料電池市販車とは、どのようなモデルになるのか。そのヒントとなるのが、レクサスが2015年10月、東京モーターショー15で初公開したコンセプトカーの『LF-FC』。

 レクサスインターナショナルの福市得雄プレジデントは、「2020年頃、レクサスは燃料電池車を発売する。LF-FCは、このレクサスのコミットメントに沿うもの」とコメントしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160223-00000036-rps-ind

2016/02/23 世界初、燃料電池二輪車の安全基準を策定 国交省(レスポンス)

 国土交通省は、世界に先駆けて燃料電池二輪自動車の安全基準を策定したと発表した。

 今回、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示を改正し、燃料電池二輪車などに関して、二輪車特有の要件を盛り込んだ高圧ガス燃料装置の強度や構造、取付方法などの安全基準を策定した。

 具体的には、圧縮水素ガスを燃料とする二輪自動車・側車付二輪自動車に備えるガス容器と容器附属品(容器安全弁など)に関して転倒時に路面と直接衝突しないことや、ガス容器が衝突・追突時に保護装置を除く他の部品と直接接触しないことなど、容器を保護する技術的要件を義務付ける。

 容器安全弁作動時の水素放出では、水素放出方向を特定できるように、放出方向は車両底面垂直方向に義務づける。車両から排出される気体の水素濃度について基準を設ける。

 また、車室などの水素濃度が3%を超えた場合、運転者に警告し、4%を超えた場合には燃料の供給を遮断することを義務付ける。

 公布・施行は2月23日で、2017年2月23日以降の新型車・継続生産車に適用する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160223-00000042-rps-soci

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第10回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 今回は大学・研究機関の方々をお招きして、水素・燃料電池関連分野のご講演をいただきます。
◇日 時:3月8日(火)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:
14:00〜14:10  主催者よりご挨拶
14:10〜14:40(質疑応答含む)

 「神奈川県産業技術センターにおける燃料電池関連技術支援の取り組み」
  神奈川県産業技術センター 化学技術部   
14:40〜15:10(質疑応答含む)

 「電気化学的手法による水素・燃料電池技術開発へのアプローチ」

  神谷信行氏(株式会社Kmラボ代表取締役 元横浜国立大学大学院工学研究院教授)
15:30〜16:00(質疑応答含む)
 「燃料電池の最大効率点検出(MEPD)法の研究」
  板子一隆氏(神奈川工科大学工学部電気電子情報工学科教授)
16:00〜17:00(質疑応答含む)

 「水素エネルギーの世界的な動きと日本の取り組み及び未来への用途開発について(仮)」
  高木靖雄氏(東京都市大学名誉教授) 
17:00〜17:30 名刺交換会
◇お申し込みはこちらから↓

 申し込み先:メールの件名を「第10回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:永井へ直接お申込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20160122.html
kankyou@sic-sagamihara.jpまでお申し込みください。
※申込フォームは、スマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協 力:神奈川県

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■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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