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□燃料電池ワールド Vol.2053
■2016年02月19日発行
◆燃料電池NPO pemdream
【PR】メルマガ「燃料電池ワールド」のアーカイブサイトの登録は、1年間で3000円です。お申し込みは、http://pemdream.com/index.php?FrontPage から。「世界のヘッドライン」の添付写真を掲載、タイトルの最後に〈PT〉で表示します。
■世界のヘッドライン(01月18日)
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2016/01/18 固体酸化物型燃料電池の開発者ドミノバス・エナジー社、アフリカの成長に電力を供給し、コンゴ民主共和国と協定に署名
〔訳注〕ドミノバス・エナジー社(Dominovas Energy Corporation:DNRG)はすでに、コンゴ民主共和国(Democratic Republic of Congo:DRC)に革新的な燃料電池技術をとおして電気を提供するために、総計200MWの電力供給者契約(Power Provider Agreements:PPAs)を結んだ。そして今後5年以上にわたって供給するために数十億米ドルを生じさせる。2015/06/08付け(Vol.1892 2015/06/15発行)のドミノバス・エナジー社とコンゴ民主共和国との電力提供を複数年保証する3MW級電力供給契約の記事の再論。
2016/01/18 アイントホーフェン工科大学の学生チーム、ギ酸によって燃料電池の動力を得る世界初の自動車を構築〈PT〉
〔訳注〕ギ酸(formic acid)で走る自動車を作ることは、アイントホーフェン工科大学(Eindhoven University of Technology:TU/e)の新しい学生チーム、FASTチーム(Team FAST)の大望である。ギ酸は、環境に優しい燃料となる水素を貯蔵できるので、既存の水素や電気で駆動する自動車よりも多くの利点がある。本日、チームは、具体的なステップを提示する。チームは2017年に、ギ酸によって動力を供給する世界初の自動車を構築したいと考えている。このチームは20名の国際的な学生チームである。彼らのアイディアは昨年、アイントホーフェン・ブレインズ賞(Eindhoven BRAINS awards)を獲得して、オランダ技術振興財団STW(Dutch STW technology foundation)から5万ユーロの助成金を獲得した。
2016/01/18 ホンダとGM、共同の燃料電池プラントを検討〈PT〉
〔訳注〕朝日新聞によると、ホンダ(Honda Motor Co.)とゼネラルモーターズ社(General Motors Co.)は、2020年代の「究極のエコカー(ultimate eco-car)」の量産を目指して、共同で燃料電池を製造する工場を検討している。両社は遅くとも2025年には新工場で燃料電池の量産を開始する予定で、彼らは彼ら自身で商業的なFCVモデルを開発する予定で、ホンダは2025年には燃料電池車から利益を得たいと考えている。
2016/01/18 SFCエナジー社、イーフォイ燃料電池の10周年を祝う〈PT〉
〔訳注〕シュトゥットガルト(Stuttgart)の2016キャラバン展(CMT:Camping Motor Touristik)は,SFCエナジー社(SFC Energy)にとって特別な記念の年となる。それは人気のイーフォイ燃料電池(EFOY fuel cell)が10周年を迎えるからである。同社はこれを記念して、1月16日から3月31日までの間、特別記念セールを行う。
2016/01/18 固体酸化物型燃料電池の開発者セレス・パワー社、ホンダと新開発契約を結ぶ〈PT〉
〔訳注〕セレス・パワー・ホールディング社(Ceres Power Holdings PLC)は、セレス・パワー社のユニークな金属支持型鋼(metal supported Steel Cell technology)を用いた固体酸化物型燃料電池スタックを開発するために、本田技術研究所(Honda R & D Co Ltd:Honda)と新しい共同開発契約を締結したと、発表している。セレス・パワー社とホンダの共同開発はまた、セレス・パワー社の製造プロセスに基づいて金属セル技術の将来の大量生産を検討する第三者が含まれる。この2年間の契約は、2014年10月29日に発表した以前の共同開発契約のうえに構築している。
2016/01/18 パワーセル・スウェーデン社、ヨーロッパの会社から100kW級パワーセルS3試作品の燃料電池スタックの最初の注文を受ける〈PT〉
〔訳注〕パワーセル・スウェーデン社(PowerCell Sweden AB)は、自動車用途に使うヨーロッパの会社から、100kW級パワーセルS3(PowerCell S3)燃料電池スタックの試作品の最初の注文を受けた。この20〜100kW級の電力範囲をカバーするパワーセルS3試作品は、今年第2四半期中に納品される予定。
2016/01/18 トヨタ自動車ヨーロッパ社、欧州理事会の議長となったオランダ政府に2台の燃料電池自動車「ミライ」を提供〈PT〉
〔訳注〕本日ハーグ(Hague)で開催された「ゼロ・エミッション」イベントで、オランダのナショナル水素会議(Dutch National Hydrogen Platform)は水素インフラのさらなる発展のための計画を発表した。インフラと環境のオランダ国務長官(Dutch Secretary of State for Infrastructure and Environment)シャロンDijksma(Sharon Dijksma)夫人は、トヨタ自動車ヨーロッパ社(Toyota Motor Europe)から2台の新しい燃料電池車「ミライ(Mirai)」の鍵を受け取った。
2016/01/16〜17 記事の配信はありません。
■2016年02月18日のWEB LINK NEWS
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2016/02/18 【スマートエネルギーウィーク16】FC EXPO、水素・燃料電池関連の280社が出展(レスポンス)
リード エグジビション ジャパンは、3月2日から4日までの3日間、東京ビッグサイトで「FC EXPO 2016 ?第12回 国際水素・燃料電池展?」および「PV EXPO 2016 ?第9回 国際太陽電池展?」を開催する。
FC EXPOは、水素・燃料電池の研究開発、製造に必要なあらゆる技術、部品・材料、装置、燃料電池システムが一堂に集結する国際商談展。出展者数は世界最大となる280社。トヨタ『MIRAI』の試乗会のほか、基調講演や専門技術セミナーなども同時開催する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160218-00000009-rps-bus_all
2016/02/18 まるでサンダーバード! ドローンを自動で充電/発進できるステーション「DRONEBOX」(sorae.jp)
ドローンには配達から監視用途までさまざまな可能性がありますが、ネックとなるのがその運転時間。バッテリー容量が限られることからあまり長時間飛ぶことはできず、充電が切れれば人の手で給電しなければなりません。
しかし、新たにH3 Dynamicsによって開発された「DRONEBOX」はドローンへワイヤレスで自動給電することにより、ドローンの24時間利用を可能にします。さらに本体内部にドローンを内蔵し、必要になれば本体上部のソーラーパネルがパカっと開き自動でドローンが発進! まるでサンダーバードを思わせるような発進メカニズムの動画は必見です!(動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=Y8NJLtcJy_Q)
DRONEBOXはソーラーパネルを搭載し、自身でも発電が可能。野外に設置しての監視業務などに大きな力を発揮するはずです。またドローンからの撮影データを保存し、外部に転送することもできます。さらに、ソーラーパネルや燃料電池で稼働する「Remobox」と組み合わせれば、年単位での無人駆動も可能です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160218-00010001-sorae_jp-sctch
2016/02/18 韓経:【取材手帳】「水素車の明暗」分けた韓日の政府支援(中央日報日本語版)
「29台vs500台」。
韓国と日本で売れた水素燃料電池自動車(FCEV:以下、水素車)の台数だ。水素車は、水素と空気の中の酸素を直接反応させて電気を作り出す燃料電池で駆動する。水以外にどんな排出ガスも出さないというのが長所だ。
現代(ヒョンデ)自動車は水素車部門のトップランナーだ。2013年、蔚山(ウルサン)工場に世界で初めてツーソンix水素車の量産体制を整えて生産を始めた。だが国内では昨年末基準で29台だけが登録されている。日本は違う。トヨタは2014年末、現代車に続き水素車「ミライ」を出した。この車は昨年だけで500台余りが売れた。契約台数が3000台に達し、供給が需要に追いつかない。ツーソンix水素車のグローバル累積販売量(1500台)を上回る。
専門家たちは政府の支援政策がこのような差を生んだと指摘している。日本政府は620万円(約6700万ウォン)のミライを購入する時に1台あたり200万?300万円(約2100万?3200万ウォン)の補助金を支給する。一方で韓国政府は、地方自治体が購入すれば2700万ウォンの補助金を与えるが一般購買者には支援金を出さない。ツーソンix水素車の価格は8500万ウォンだ。補助金なしでは一般普及が事実上不可能だ。
水素充電所の普及も相当な差を見せている。日本は昨年、充電所80カ所を作った。2025年まで充電所を1000カ所に増やす計画だ。韓国は現在17カ所の水素充電所だけを持っている。2020年までに計80カ所を設置するというのが政府目標だ。
日本の自動車企業は政府の強固な支援を背景にして水素車の新車を次から次へと出している。ホンダは昨年10月、東京モーターショーで「オールニューFCV」水素車を世界で初めて公開した。この車は来月、日本での発売後に上半期内に米国市場でも販売される予定だ。
水素車のような未来の親環境車が市場を形成するには初期の政府支援が避けられない。現代車は初めて水素車部門で「世界初」というタイトルを握った。製品競争力も重要だが、政府の一般普及拡大のための積極的な支援策がなければ、このタイトルは「過去の栄光」としてのみ残るかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160218-00000027-cnippou-kr
2016/02/18 豊田自動織機、FCフォークリフトの実用化モデルを関西国際空港にて実証開始(レスポンス)
豊田自動織機は、現在開発を進めている燃料電池(FC)フォークリフト実用化モデル2台を関西国際空港 国際貨物地区に導入し、3月から実証を開始すると発表した。
第2弾として今回導入する実用化モデルのFCフォークリフトは、トヨタ『MIRAI』と同じ燃料電池セルを使用した新開発のフォークリフト専用FCシステムを搭載。自社開発のFCV部品や電動フォークリフト部品を活用し、低コスト化、信頼性向上に取り組んでいる。
今回の実証では、ANAグループおよびJALグループの協力のもと、各社でFCフォークリフトを運用しながら、CO2削減効果や、作業性の改善効果の確認を行う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160218-00000038-rps-bus_all
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第10回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】
今回は大学・研究機関の方々をお招きして、水素・燃料電池関連分野のご講演をいただきます。
◇日 時:3月8日(火)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:
14:00〜14:10 主催者よりご挨拶
14:10〜14:40(質疑応答含む)
「神奈川県産業技術センターにおける燃料電池関連技術支援の取り組み」
神奈川県産業技術センター 化学技術部
14:40〜15:10(質疑応答含む)
「電気化学的手法による水素・燃料電池技術開発へのアプローチ」
神谷信行氏(株式会社Kmラボ代表取締役 元横浜国立大学大学院工学研究院教授)
15:30〜16:00(質疑応答含む)
「燃料電池の最大効率点検出(MEPD)法の研究」
板子一隆氏(神奈川工科大学工学部電気電子情報工学科教授)
16:00〜17:00(質疑応答含む)
「水素エネルギーの世界的な動きと日本の取り組み及び未来への用途開発について(仮)」
高木靖雄氏(東京都市大学名誉教授)
17:00〜17:30 名刺交換会
◇お申し込みはこちらから↓
申し込み先:メールの件名を「第10回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:永井へ直接お申込みください。
あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20160122.html
kankyou@sic-sagamihara.jpまでお申し込みください。
※申込フォームは、スマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協 力:神奈川県
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■メルマガ「燃料電池ワールド」
□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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