燃料電池ワールド Vol.2052 (2016/02/18 08:45)

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□燃料電池ワールド Vol.2052
■2016年02月18日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

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■世界のヘッドライン(01月15日)
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2016/01/15 水素業界における新たな低コストのビジュアル漏れ検知テープ、「ディテクテープ」が利用可能に

〔訳注〕コネチカット州ベルリン(Berlin)の特殊シリコンテープ大手メーカーのミッドサン特殊製品社(Midsun Specialty Products, Inc.:MSP)は本日、水素を利用する業界と企業に新たなビジュアル漏れ検知技術(visual leak detection technology)をもたらすために、コロラド州ボルダー(Boulder)に本社を置くエレメント・ワン社(Element One, Inc.)と提携を発表した。この技術は、水素燃料電池や発電、貯蔵、伝送工場での漏れ確認プロセスをはかどらせる目的で、検査および保守チームが使うために設計されている。「ディテクテープ(DetecTape)」は、紫外線(UV)を保護したガス透過性シリコーン膜中に散らばされた顔料を変化させる特許出願中の色を活用している。
〔訳語〕エレメント・ワン社は、2012年02月に米エネルギー省のコンテストで2席に選ばれている(Vol.1153 2012/05/08発行)。このときはまだ「独特な水素ガス漏れ検知技術」と表現され、ガス漏れを検知したときに色が変色する、非常に安価で実用的なコーティングを作ったと言われている。

2016/01/15 パワーセル社、TO1新株予約権プログラムを完了し、6870万クローネを調達

〔訳注〕パワーセル社の新株予約権プログラム(PowerCells warrant program)TO1は、12月30日に終了した。パワーセル・スウェーデン社(PowerCell Sweden AB)は、パワーパック(PowerPac)の工業化と燃料電池スタックの商業化を継続する資金に6870万クローネ(SEK)を調達した。

2016/01/15 デラウエア大学のユイシャン・ヤン工学教授チーム、燃料電池の前進を報告

〔訳注〕デラウエア大学(University of Delaware)の工学教授ユイシャン・ヤン(Yushan Yan)は、燃料電池が最終的に成功すると信じている。彼と同僚は最近、ニッケルなどの金属から作られた安いもので、高価な白金触媒を置き換えることで水素燃料電池のコストを下げる見込みがある突破口を報告した。この新しい水酸化交換膜燃料電池(hydroxide exchange membrane fuel cell)の仕事は、「ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)」の1月14日に掲載された論文に記載されている。

2016/01/15 トヨタ・ミライ、ホワット・カー?賞で表彰

〔訳注〕世界初の水素燃料電池サルーン、トヨタ・ミライ(Toyota Mirai)は2016ホワット・カー?賞(2016 What Car? Awards)の技術賞(Technology Award)を受賞する名誉を得た。この記事は、「ホワット・カー?(What Car?)」誌の編集者ジム・ホルダー(Jim Holder)がモータリングの未来を表すものとして「ミライ」をたたえたもの。

■2016年02月17日のWEB LINK NEWS
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2016/02/17 特にありません。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第10回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 今回は大学・研究機関の方々をお招きして、水素・燃料電池関連分野のご講演をいただきます。
◇日 時:3月8日(火)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:
14:00〜14:10  主催者よりご挨拶
14:10〜14:40(質疑応答含む)

 「神奈川県産業技術センターにおける燃料電池関連技術支援の取り組み」
  神奈川県産業技術センター 化学技術部   
14:40〜15:10(質疑応答含む)

 「電気化学的手法による水素・燃料電池技術開発へのアプローチ」

  神谷信行氏(株式会社Kmラボ代表取締役 元横浜国立大学大学院工学研究院教授)
15:30〜16:00(質疑応答含む)
 「燃料電池の最大効率点検出(MEPD)法の研究」
  板子一隆氏(神奈川工科大学工学部電気電子情報工学科教授)
16:00〜17:00(質疑応答含む)

 「水素エネルギーの世界的な動きと日本の取り組み及び未来への用途開発について(仮)」
  高木靖雄氏(東京都市大学名誉教授) 
17:00〜17:30 名刺交換会
◇お申し込みはこちらから↓

 申し込み先:メールの件名を「第10回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:永井へ直接お申込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20160122.html
kankyou@sic-sagamihara.jpまでお申し込みください。
※申込フォームは、スマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協 力:神奈川県

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