燃料電池ワールド Vol.2050 (2016/02/16 09:29)

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□燃料電池ワールド Vol.2050
■2016年02月16日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

【PR】メルマガ「燃料電池ワールド」のアーカイブサイトの登録は、1年間で3000円です。お申し込みは、http://pemdream.com/index.php?FrontPage から。「世界のヘッドライン」の添付写真を掲載、タイトルの最後に〈PT〉で表示します。

■世界のヘッドライン(01月13日)
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2016/01/13 企業は、信頼性の高い電力を供給し、持続可能性の目標を達成するために燃料電池を希望する

〔訳注〕2015/12/08付け(Vol.2029 2016/01/15発行)の、燃料電池・水素エネルギー協会((Fuel Cell and Hydrogen Energy Association:FCHEA)が編集した「2015年燃料電池のためのビジネス事例(Business Case for Fuel Cells 2015)」に関する記事の再論。

2016/01/13 富士電気、ドイツのN2テリジェンス社の買収を発表〈PT〉

〔訳注〕01/05付け(Vol.2045 2016/02/08発行)の記事の追信。先の記事では「ドイツの火災予防エンジニアリング企業のN2テリジェンス社(N2telligence)を今月前半に取得する」と言っていたが、本日の発表では「資本の支払いが完了した。

■2016年02月15日のWEB LINK NEWS
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2016/02/15 NEXCO中日本、岡崎SAで実施した新東名 浜松いなさJCT?豊田東JCT間の開通式 国土交通大臣をはじめ多数の議員が参列。風船や祝砲、マーチングバンドなど華やかに(Impress Watch)

 さらに、愛知県知事 大村秀章氏が、「これだけ盛大な開通式は初めてです。改めて日本の大動脈の東名、新東名が開通する意義を感じました。国民の社会生活を支える新たな大動脈で、重要な道路です。愛知県におきましては、燃料電池車『FCV』や戦後初の旅客機『MRJ』など、日本の未来を担うプロジェクトが目白押しです。新東名にはこれら愛知発の成長革命をさらに引っ張っていっていただきたい」と祝辞を述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160215-00000001-impress-life

2016/02/15 【BMWのマキシ・スクーターに新型登場】「C650」シリーズが走りと装備をアップグレード!(佐川健太郎)

 BMWに「C」シリーズの初期型が導入されたのは2012年。それまで大型スポーツバイクに特化してきたBMWが初めてスクーター分野に進出して話題を呼んだことは記憶に新しい。その当時、マキシ・スクーター(いわゆるビッグスクーター)市場への参入の狙いについてBMWは、世界の交通環境の急速に変化に対応するものとしていた。都市への人口集中とこれに伴う慢性的な渋滞の発生や駐車スペースの不足、排出ガス増加、ガソリン価格の高騰など、今後さらに厳しさを増すであろうこれらの問題に対しての解決策がBMWの提示する“持続可能なパーソナルモビリティ”だった。

 その先陣を切るかたちで登場したのが「C 600 Sport」および「C 650 GT」であり、今後はスクーターの枠にとどまらない新たな「Urban Mobility(アーバン・モビリティ)」のジャンルとして確立していく計画を世界に向けてアナウンスした。それが4年前であるが、モーターサイクルを取り巻く交通環境そのものは当時と大きく変わっていないように見える。もちろん、電動スクーターや燃料電池で動くバイクの研究開発も日進月歩ではあるが、これら次世代のコミューターが主流となるまでにはまだ時間がかかるだろう。ちなみにBMWでは初の電動スクーター「C evolution」を、次期マキシ・スクーター戦略の中核として2017年以降に市販化を計画しているらしい。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/sagawakentaro/20160215-00054419/

2016/02/15 電力の自由化や事業分離で、災害時の電気は大丈夫か?(福和伸夫)

 電力の自由化で、電力事業者が、発電事業者、小売事業者、送電網事業者に分離されます。小売事業者は、安価で多様なサービスを提供するため、少しでも安い電力を望むと思われます。このため、発電事業者は、発電コストを抑えることを目指すでしょう。この結果、施設の安全性が低下したり、電力供給力の余力が減ることが懸念されます。電気が無くては成り立たない社会に生きている現在、大規模災害時に、広域で電力供給が滞ることは許されません。どんなことがあっても電気を安定的に届けることができる体制を公的に整えておく必要があります。一方、節電に加え、太陽光発電や燃料電池、蓄電池など創電を加えれば、大規模停電対策にもなります。公と私が適正に役割分担し、より良い社会を作っていくことが望まれます。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/fukuwanobuo/20160215-00054407/

2016/02/15 燃料電池車はテスラに勝てるか(ニューズウィーク日本版)

 多くの新しいテクノロジーがそうであるように、FCVの普及は、消費者に購買意欲を抱かせられるかどうかに懸かっている。しかし日本のような補助金制度がなければ、FCVはかなり高価になる可能性がある。
「MIRAI」のアメリカ市場での販売価格は、工場から販売店までの運送料を別にして最低5万7500ドルだ(日本では723万6000円。ホンダの「クラリティ」は766万円を予定し、アメリカでの販売価格は未発表)。

 生産量が増えれば部品単価が下がり、販売価格も安くなるだろうが、当座は高価な買い物と言わざるを得ない(それでも、最低約7万ドル以上するテスラのEV「モデルS」に比べれば安いのだが)。

 こうした日韓の自動車メーカーとは異なり、EVに力を入れるテスラのイーロン・マスクCEOは、FCVを声高に批判してきた。燃料電池(フュエル・セル)は「愚者の電池(フール・セル)」だと揶揄し、人気に火が付く可能性は低いと述べている。

 しかしFCV推進派に言わせれば、EVにも欠点がある。トヨタの加藤光久副社長は、値段が高く、車体が重く、充電に時間がかかることをEVの弱点として挙げている。トヨタは一時期、テスラと組んでSUV「RAV4」のEVモデルを製造していたが、期待したような売り上げにつながらず、既に生産を終了した。

 ほかのメーカーも動き始めている。GMもホンダと組んで燃料電池の開発を進めているし、日産はダイムラー(メルセデスベンツの親会社)と共同で、早ければ2020年の発売を視野に入れている。
「FCVは永遠に『5年後』のテクノロジーだと、よく冗談のネタにされてきたが」と、調査会社IHSオートモーティブのアナリスト、デビン・リンゼーは言う。「その年数はだいぶ縮まってきたようだ」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160215-00164584-newsweek-int

2016/02/15 レクサス、世界初マルチステージHV搭載の新型クーペ「LC500h」をジュネーブショー出展(Impress Watch)

 なお、ジュネーブモーターショーでは、LC500hのほかにも、2015年の東京モーターショーに出展した燃料電池搭載のコンセプトカー「LF-FC」を欧州で初公開する予定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160215-00000083-impress-ind

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第3回神奈川県「水素・燃料電池関連製品等開発促進セミナー」【再掲】
◇日 時:2月17日(水)15:00?17:30 講演及び名刺交換会
     (同時開催)17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 13階第2会議室

     (交通案内)http://www.kipc.or.jp/about_kip/access/
           (神奈川産業振興センターHP)
◇定 員:60名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
 15:00?15:20 主催者挨拶等(神奈川県)

 15:20?16:00 プレゼンテーション1「燃料電池用電極触媒、水素透過膜の開発等の取組紹介(予定)」

          講師:小椋文昭氏(田中貴金属工業株式会社化学回収カンパニーFC触媒開発センターセンター長)

 16:10?16:50 プレゼンテーション2「業務用燃料電池の開発等の取組紹介(予定)」

          講師:吉岡浩氏(富士電機株式会社発電・社会インフラ事業本部発電プラント事業部新エネルギー技術部担当部長(燃料電池担当) 
 17:00?17:30 講師との名刺交換会

 17:30?19:00 ≪個別相談会≫県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。ご興味のある方は、ぜひご活用ください。
◇申 込:下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて2月15日(月)までに以下の申込先までお申し込み下さい。

    ダウンロードページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html
    (神奈川県スマートエネルギー課HP)

    ※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先:神奈川県産業労働局エネルギー部スマートエネルギー課調整グループ宛
   fcv2015@pref.kanagawa.jp
◇主 催:神奈川県

☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第10回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 今回は大学・研究機関の方々をお招きして、水素・燃料電池関連分野のご講演をいただきます。
◇日 時:3月8日(火)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:
14:00〜14:10  主催者よりご挨拶
14:10〜14:40(質疑応答含む)

 「神奈川県産業技術センターにおける燃料電池関連技術支援の取り組み」
  神奈川県産業技術センター 化学技術部   
14:40〜15:10(質疑応答含む)

 「電気化学的手法による水素・燃料電池技術開発へのアプローチ」

  神谷信行氏(株式会社Kmラボ代表取締役 元横浜国立大学大学院工学研究院教授)
15:30〜16:00(質疑応答含む)
 「燃料電池の最大効率点検出(MEPD)法の研究」
  板子一隆氏(神奈川工科大学工学部電気電子情報工学科教授)
16:00〜17:00(質疑応答含む)

 「水素エネルギーの世界的な動きと日本の取り組み及び未来への用途開発について(仮)」
  高木靖雄氏(東京都市大学名誉教授) 
17:00〜17:30 名刺交換会
◇お申し込みはこちらから↓

 申し込み先:メールの件名を「第10回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:永井へ直接お申込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20160122.html
kankyou@sic-sagamihara.jpまでお申し込みください。
※申込フォームは、スマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協 力:神奈川県

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■メルマガ「燃料電池ワールド」
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