燃料電池ワールド Vol.2046 (2016/02/09 08:44)

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□燃料電池ワールド Vol.2046
■2016年02月09日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第10回 創・蓄・省エネ フォーラム」
今回は大学・研究機関の方々をお招きして、水素・燃料電池関連分野のご講演をいただきます。
◇日 時:3月8日(火)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:
14:00〜14:10  主催者よりご挨拶
14:10〜14:40(質疑応答含む)

 「神奈川県産業技術センターにおける燃料電池関連技術支援の取り組み」
  神奈川県産業技術センター 化学技術部   
14:40〜15:10(質疑応答含む)

 「電気化学的手法による水素・燃料電池技術開発へのアプローチ」

  神谷信行氏(株式会社Kmラボ代表取締役 元横浜国立大学大学院工学研究院教授)
15:30〜16:00(質疑応答含む)
 「燃料電池の最大効率点検出(MEPD)法の研究」
  板子一隆氏(神奈川工科大学工学部電気電子情報工学科教授)
16:00〜17:00(質疑応答含む)

 「水素エネルギーの世界的な動きと日本の取り組み及び未来への用途開発について(仮)」
  高木靖雄氏(東京都市大学名誉教授) 
17:00〜17:30 名刺交換会
◇お申し込みはこちらから↓

 申し込み先:メールの件名を「第10回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:永井へ直接お申込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20160122.html
kankyou@sic-sagamihara.jpまでお申し込みください。
※申込フォームは、スマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協 力:神奈川県

■世界のヘッドライン(01月06日)
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2016/01/06 簡単に州の燃料データを作る新しいソフトウェア〈PT〉

〔訳注〕カリフォルニア州エネルギー委員会(California Energy Commission)は、州の小売り燃料販売店に、彼らの毎年の小売り燃料販売データを報告するために、より効果的で少ない時間ですませる新しいペーパーレスの方法を紹介している。1月1日以降、小売り燃料販売店の所有者は、エネルギー委員会のウェブサイトを介してデータ報告を記入するよう求められるが、それらを紙で提出するか、またはファックス、電子メール、郵便で送信することが可能である。石油産業情報報告法(Petroleum Industry Information Reporting Act)は、エネルギー委員会に小売り燃料販売年次報告書(Retail Fuel Outlet Annual Report:CEC-A15)で州内の全ての小売り輸入燃料補給ステーションの報告を義務づけている。

2016/01/06 移動体の未来のためのバナジウム・レドックス・フロー電池〈PT〉

〔訳注〕スイス連邦マルティーニ(Martigny)のプロジェクトは、数年前に燃料供給ステーションはどのように見えたのかを予示している。このプロジェクトは、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(〓cole Polytechnique F〓d〓rale de Lausanne:EPFL)の「物理と分析電気化学の研究所(Laboratory of Physical and Analytical Electrochemistry:LEPA)」が主導している。目的は、再生可能エネルギーの統合をとおしてバッテリー電気と水素燃料電池自動車の両方を充電できる充電ステーションを確立することである。このことで、代替燃料自動車への過渡期に必要とされるインフラの種類を調べることができる。ギルデマイスター・エネルギー・ソリューション社(GILDEMEISTER energy storage GmbH)のグローバル営業部長ベングトStahlschmidt(Bengt Stahlschmidt)は、「セルキューブ(CellCube)FB 200-400はマルティーニの第2バナジウム・レドックス・フロー貯蔵システムである。小さいシステムはすでに、物理と分析電気化学の研究所で1年以上運営している。我々は12月の追跡プロジェクトを実現できることを喜んでいる」と語った。

2016/01/06 燃料電池の批判に対するトヨタの見解〈PT〉

〔訳注〕これは、燃料電池システムの批判に対するトヨタ(Toyota)の回答集である。「燃料電池自動車はあまりにも高い」「専用のインフラがない」「水素生産は化石燃料に依存している」「電気自動車は燃料電池自動車より効率的である」とするテーマについてトヨタの見解を述べている。

2016/01/06 スタークエリア地域交通局、水素燃料補給ステーションの突破口を開く〈PT〉

〔訳注〕オハイオ州副知事メアリー・テイラー(Mary Taylor)と地域社会の指導者は本日、スタークエリア地域交通局(Stark Area Regional Transit Authority:SARTA)がオハイオ州北東部(Northeast Ohio)の新しい時代の公共交通機関として発進する新しい水素燃料補給施設の公式の起工式を行った。施設は、2016年後半から2017年にかけてスタークエリア地域交通局(SARTA)路線で操業を始める7台のゼロ・エミッション水素燃料電池駆動バスの艦隊がサービスを提供する。バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)とBAEシステム・コントロールズ社(BAE Systems Controls)、エルドラド・ナショナル社(El Dorado National)の統合建造チーム(Integrated Product Team:IPT)が作るサータ(SARTA)の最先端の艦隊は、カリフォルニア州外で操業する米国最大の艦隊となる。

■2016年02月08日のWEB LINK NEWS
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2016/02/08 生活と産業を支えるライフラインと社会インフラ、その地震対策は万全?(福和伸夫)
ZEHは災害にも強い

 最近、ゼロエネルギー住宅(ZEH)という言葉をよく聞きます。断熱、省エネ、創エネでエネルギーゼロの住宅を実現しようとするものです。創エネには、太陽光発電などが利用され、低価格化に伴って普及が進んでいます。また、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の普及によって、家庭での蓄電も現実的になってきました。これらを利用すると、大規模停電時にも各家庭で電気を確保でき、災害対応力の向上につながります。我が家も、年末に、太陽電池、蓄電池、燃料電池を導入し、ZEHを実現しました。環境と安全の二つを叶えられる新しい技術であることを実感しています。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/fukuwanobuo/20160208-00054194/

2016/02/08 三井住友海上など、水素ステーション総合補償プランを販売開始(レスポンス)

 三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は、水素ステーションの運営リスクを補償する「水素ステーション総合補償プラン」を共同開発し、2月から本格的に販売を開始した。

 昨今、水素エネルギーの本格活用に向けた取り組みが活発化。自動車分野では、燃料電池自動車(FCV)の一般販売が開始され、水素ステーションの先行整備が各地で進められている。水素ステーションはまだ新しい施設で、最新の技術・運営ノウハウに基づき万全の安全対策が講じられているものの、普及に向けては、万一の事故への備えが必要であることから、両社は同プランを共同開発した。

 新商品は、水素ステーション施設の所有、使用または管理、販売商品の欠陥などによる賠償責任リスクや、火災、爆発その他の事故による設備等の財物損害リスクを総合的に補償する。

 さらにオプションとして、事故発生時の事故状況・原因の調査費用、現場の取り片付けに要する費用や、安全対策や品質管理改善の宣伝・広告費用の補償を用意するほか、ニーズに応じて、従業員の業務災害リスクの補償等も提供する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160208-00000041-rps-bus_all

2016/02/08 残された課題はアフリカ、世界のモビリティ事情(Forbes JAPAN)

 近年、一躍現実感を増した燃料電池車にも期待が集まる。水素ステーションなどのインフラの整備が必要で、一足飛びの普及は難しいが、化石燃料が限りあるのに対して、水素は地球上に最も多く存在する元素であり、枯渇の心配がない。長期的な視点で、育てていくべき分野ではある。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160209-00011173-forbes-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第3回神奈川県「水素・燃料電池関連製品等開発促進セミナー」【再掲】
◇日 時:2月17日(水)15:00?17:30 講演及び名刺交換会
     (同時開催)17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 13階第2会議室

     (交通案内)http://www.kipc.or.jp/about_kip/access/
           (神奈川産業振興センターHP)
◇定 員:60名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
 15:00?15:20 主催者挨拶等(神奈川県)

 15:20?16:00 プレゼンテーション1「燃料電池用電極触媒、水素透過膜の開発等の取組紹介(予定)」

          講師:小椋文昭氏(田中貴金属工業株式会社化学回収カンパニーFC触媒開発センターセンター長)

 16:10?16:50 プレゼンテーション2「業務用燃料電池の開発等の取組紹介(予定)」

          講師:吉岡浩氏(富士電機株式会社発電・社会インフラ事業本部発電プラント事業部新エネルギー技術部担当部長(燃料電池担当) 
 17:00?17:30 講師との名刺交換会

 17:30?19:00 ≪個別相談会≫県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。ご興味のある方は、ぜひご活用ください。
◇申 込:下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて2月15日(月)までに以下の申込先までお申し込み下さい。

    ダウンロードページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html
    (神奈川県スマートエネルギー課HP)

    ※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先:神奈川県産業労働局エネルギー部スマートエネルギー課調整グループ宛
   fcv2015@pref.kanagawa.jp
◇主 催:神奈川県

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