燃料電池ワールド Vol.2042 (2016/02/03 09:23)

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□燃料電池ワールド Vol.2042
■2016年02月03日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

【PR】メルマガ「燃料電池ワールド」のアーカイブサイトの登録は、1年間で3000円です。お申し込みは、http://pemdream.com/index.php?FrontPage から。「世界のヘッドライン」の添付写真を掲載、タイトルの最後に〈PT〉で表示します。

■世界のヘッドライン(12月28〜29日)
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2015/12/28 ボンバルディア、水素で走る新世代のスノーモービルを設計〈PT〉

〔訳注〕カナダのケベック州(Qu〓bec)の地名と同じ「ウェモタシ(Wemotaci)」は、ガソリンの代わりに水素で走る新世代のスノーモービルである。ウェモタシの888ccの2ストローク・エンジンは、一酸化炭素で大気を汚すことなく144馬力を生成するように変更された。ケベック州では、電気の97%が水力発電ダムから来るので、スノーモービルの電池が安くて強力であるならそれらを使うことができる。だが、電池技術はまだそれほどではないので、実行可能なオプションとしては電気で水素の生産をすることである。2012年に、デビット・ホー(David Ho)とジャンセバスチャン・プランテ(Jean S〓bastien Plante)というシャーブルック大学(University of Sherbrooke)の二人の研究者が、ガソリンの代わりに水素を燃焼させる2ストローク船外機のエンジンを改造した。彼らは既存の部品を使って成し遂げた。油や排気煙のような臭いはなく水蒸気のみを放出する。

2015/12/28 スズキ、公道で水素バイクをテスト〈PT〉

〔訳注〕日本の自動車メーカーのスズキ自動車(Suzuki Motor)は来年、公道でのテストを始める計画で、水素駆動燃料電池二輪車の実用化を計画している。日本の国土交通省(transport ministry)は、早ければ1月に燃料電池バイクのための安全・環境基準を策定する計画で、スズキは国交省の認定を得てから公道走行実験を始める。バーグマン(Burgman)燃料電池スクーターは、既存の120ccモデルで行われる。スズキはまた、水素で走るコンパクトな4輪自動車を開発するつもりである。

2015/12/28 ITMパワー社、燃料補給ステーション装置とパワー・ツー・ガス機器の両方のための1秒を下回る応答時間達成を発表〈PT〉

〔訳注〕ITMパワー社(ITM Power)は、燃料補給ステーション装置(refuelling station equipment)とパワー・ツー・ガス機器(Power-to-Gas equipment)の両方の応答時間で1秒を下回るサブ秒を達成した、と発表した。再生可能エネルギーの割合が増加し、火力発電の割合が減少することによる損失、例えば風力の風が電力需要がないのに発電してしまうことなど、グリッド・バランシングが必要になる。そのための周波数制御にITMパワー社の電気分解システムの応答時間を改善した。

2015/12/28 スウェーデンの燃料電池開発者パワーセル社、フランスからパワーセル・エスツー燃料電池スタックの最初の注文を受ける〈PT〉

〔訳注〕パワーセル・スウェーデン社(PowerCell Sweden AB)は、フランスの会社からパワーセル・エスツー(PowerCell S2)燃料電池スタックの最初の注文を受けた。エスツーは、5kWから25kWまでの電力範囲を出力する。

2015/12/29 エネルギー省の報告書:アメリカの燃料電池市場の生産と配備は力強い成長を続けている〈PT〉

〔訳注〕米国エネルギー省(Energy Department)は本日、米国の燃料電池と水素技術市場全体が力強い成長を示している3つの新しい報告書を発表した。これらの報告によると、アメリカは、燃料電池と水素技術の世界最大かつもっとも急速に成長している市場のひとつであり続けている。家庭用燃料電池の製造・展開、定置用燃料電池の拡大、資材運搬機器への適応、空港支援装置の実証などの例が挙げられており、今後3〜5年以内に商業規模で展開する、と予測している。

2015/12/26〜27 記事の配信はありません。

■2016年02月02日のWEB LINK NEWS
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2016/02/02 水素ステーション 2020年開設へ/富山(チューリップテレビ)

 県内での水素エネルギー導入を進めるための協議会が2日、初会合を開きました。
 2020年をめどに県内初の水素ステーションの開設を目指します。

 『富山水素エネルギー導入促進協議会』はガスや水素エネルギー、自動車販売などの関連企業およそ40社で構成され、2日の設立総会では、北酸(ほくさん)の山口昌広(やまぐち・まさひろ)社長が会長に選ばれました。

 水素は、利用段階で二酸化炭素を排出しない『究極のクリーンエネルギー』として注目を集め、トヨタの燃料電池車『MIRAI(ミライ)』の受注台数は発売から1年で3000台を超えています。

 しかし、水素を供給するステーションの整備は東京や大阪など大都市圏に集中し、地方では遅れているのが現状です。

 協議会では、県内初の水素ステーションを2020年までに開設することを目標に掲げ、先進地である福岡県を視察する他、5億円を見込む整備費や技術面での課題などについて今後、検討を進める方針です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160202-00010007-tuliptv-l16

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FCDIC第29回燃料電池セミナー「再生可能エネルギーと水素・燃料電池」【再掲】
◇日 時:2月9日(火)10:00〜17:30 (受付開始9:30)
◇場 所:東京理科大学、森戸記念館、第1フォーラム(新宿区神楽坂4‐2‐2)
◇プログラムおよび講演題目
<セッション1>
1.再生可能エネルギーの大規模導入に向けた貯蔵・輸送技術

 10:00〜10:50 光島重徳氏(横浜国立大学大学院工学研究院教授)2.横浜市における“水素社会”に向けた取組?横浜市エネルギーアクションプラン?

 10:50〜11:40 澤木勉氏(横浜市温暖化対策統括本部調整課企画担当課長)3.再生可能エネルギー由来の水素を利活用する東芝の取組

 11:40〜12:30 中島良氏((株)東芝次世代エネルギー事業開発プロジェクトチームサブプロジェクトマネージャー)
<セッション2>
4.【基調講演】水素社会と日本のエネルギー構造の転換

 13:30〜14:30 橘川武郎氏(東京理科大学大学院イノベーション研究科教授)5. 再生可能エネルギー大量導入に向けた水素エネルギーシステムの研究開発

 14:30〜15:20 遠藤成輝氏((国研)産業技術総合研究所エネルギー・環境領域再生可能エネルギー研究センター研究員)    
<セッション3>
6. 再生可能エネルギー大量導入を見据えたSOFC瞬時負荷応答性の評価

 15:35〜16:25 森田寛氏((一財)電力中央研究所エネルギー技術研究所上席研究員)7. 欧州発エネルギー転換がもたらす産業構造の変化
 16:25〜17:15 篠田篤氏((株)みずほ銀行産業調査部参事役)
(注)演者には発表セッション終了直後約15分間の名刺交換待機をお願いしています。
◇定 員:90名(定員になり次第締切ります。)
◇参加費(テキスト代含む、内税): FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円
◇申込み:< fc-seminar@fcdic.jp >あてに下記内容をご記入の上、お申し込みください。

 お名前(ふりがな):機関名:部 署:役 職:郵便番号:住 所:電話番号:FAX番号:メールアドレス:会員/非会員:
※受領後、事務局より参加証、請求書を郵送させて頂きます。
◇問い合わせ:(一社) 燃料電池開発情報センター (FCDIC)

     セミナー事務局、e-mail:< fc-seminar@fcdic.jp >

 〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-19 お茶の水ビジネスビル 1F

 Tel:03-6206-0231 Fax:03-6206-0232  URL: http://www.fcdic.com/

☆第3回神奈川県「水素・燃料電池関連製品等開発促進セミナー」【再掲】
◇日 時:2月17日(水)15:00?17:30 講演及び名刺交換会
     (同時開催)17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 13階第2会議室

     (交通案内)http://www.kipc.or.jp/about_kip/access/
           (神奈川産業振興センターHP)
◇定 員:60名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
 15:00?15:20 主催者挨拶等(神奈川県)

 15:20?16:00 プレゼンテーション1「燃料電池用電極触媒、水素透過膜の開発等の取組紹介(予定)」

          講師:小椋文昭氏(田中貴金属工業株式会社化学回収カンパニーFC触媒開発センターセンター長)

 16:10?16:50 プレゼンテーション2「業務用燃料電池の開発等の取組紹介(予定)」

          講師:吉岡浩氏(富士電機株式会社発電・社会インフラ事業本部発電プラント事業部新エネルギー技術部担当部長(燃料電池担当) 
 17:00?17:30 講師との名刺交換会

 17:30?19:00 ≪個別相談会≫県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。ご興味のある方は、ぜひご活用ください。
◇申 込:下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて2月15日(月)までに以下の申込先までお申し込み下さい。

    ダウンロードページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html
    (神奈川県スマートエネルギー課HP)

    ※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先:神奈川県産業労働局エネルギー部スマートエネルギー課調整グループ宛
   fcv2015@pref.kanagawa.jp
◇主 催:神奈川県

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