燃料電池ワールド Vol.2037 (2016/01/27 09:01)

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□燃料電池ワールド Vol.2037
■2016年01月27日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆第3回神奈川県「水素・燃料電池関連製品等開発促進セミナー」【再掲】
◇日 時:2月17日(水)15:00?17:30 講演及び名刺交換会
     (同時開催)17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 13階第2会議室

     (交通案内)http://www.kipc.or.jp/about_kip/access/
           (神奈川産業振興センターHP)
◇定 員:60名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
 15:00?15:20 主催者挨拶等(神奈川県)

 15:20?16:00 プレゼンテーション1「燃料電池用電極触媒、水素透過膜の開発等の取組紹介(予定)」

          講師:小椋文昭氏(田中貴金属工業株式会社化学回収カンパニーFC触媒開発センターセンター長)

 16:10?16:50 プレゼンテーション2「業務用燃料電池の開発等の取組紹介(予定)」

          講師:吉岡浩氏(富士電機株式会社発電・社会インフラ事業本部発電プラント事業部新エネルギー技術部担当部長(燃料電池担当) 
 17:00?17:30 講師との名刺交換会

 17:30?19:00 ≪個別相談会≫県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。ご興味のある方は、ぜひご活用ください。
◇申 込:下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて2月15日(月)までに以下の申込先までお申し込み下さい。

    ダウンロードページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html
    (神奈川県スマートエネルギー課HP)

    ※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先:神奈川県産業労働局エネルギー部スマートエネルギー課調整グループ宛
   fcv2015@pref.kanagawa.jp
◇主 催:神奈川県

☆FCDIC第29回燃料電池セミナー「再生可能エネルギーと水素・燃料電池」【再掲】
◇日 時:2月9日(火)10:00〜17:30 (受付開始9:30)
◇場 所:東京理科大学、森戸記念館、第1フォーラム(新宿区神楽坂4‐2‐2)
◇プログラムおよび講演題目
<セッション1>
1.再生可能エネルギーの大規模導入に向けた貯蔵・輸送技術

 10:00〜10:50 光島重徳氏(横浜国立大学大学院工学研究院教授)2.横浜市における“水素社会”に向けた取組?横浜市エネルギーアクションプラン?

 10:50〜11:40 澤木勉氏(横浜市温暖化対策統括本部調整課企画担当課長)3.再生可能エネルギー由来の水素を利活用する東芝の取組

 11:40〜12:30 中島良氏((株)東芝次世代エネルギー事業開発プロジェクトチームサブプロジェクトマネージャー)
<セッション2>
4.【基調講演】水素社会と日本のエネルギー構造の転換

 13:30〜14:30 橘川武郎氏(東京理科大学大学院イノベーション研究科教授)5. 再生可能エネルギー大量導入に向けた水素エネルギーシステムの研究開発

 14:30〜15:20 遠藤成輝氏((国研)産業技術総合研究所エネルギー・環境領域再生可能エネルギー研究センター研究員)    
<セッション3>
6. 再生可能エネルギー大量導入を見据えたSOFC瞬時負荷応答性の評価

 15:35〜16:25 森田寛氏((一財)電力中央研究所エネルギー技術研究所上席研究員)7. 欧州発エネルギー転換がもたらす産業構造の変化
 16:25〜17:15 篠田篤氏((株)みずほ銀行産業調査部参事役)
(注)演者には発表セッション終了直後約15分間の名刺交換待機をお願いしています。
◇定 員:90名(定員になり次第締切ります。)
◇参加費(テキスト代含む、内税): FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円
◇申込み:< fc-seminar@fcdic.jp >あてに下記内容をご記入の上、お申し込みください。

 お名前(ふりがな):機関名:部 署:役 職:郵便番号:住 所:電話番号:FAX番号:メールアドレス:会員/非会員:
※受領後、事務局より参加証、請求書を郵送させて頂きます。
◇問い合わせ:(一社) 燃料電池開発情報センター (FCDIC)

     セミナー事務局、e-mail:< fc-seminar@fcdic.jp >

 〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-19 お茶の水ビジネスビル 1F

 Tel:03-6206-0231 Fax:03-6206-0232  URL: http://www.fcdic.com/

■世界のヘッドライン(12月18日)
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2015/12/18 シリウス・インテグレータ社、ホライゾン・フュエルセル・テクノロジーズ社の米国の独占的販売者になる〈PT〉

〔訳注〕シリウス・インテグレータ社(Sirius Integrator)はいま、ホライゾン・フュエルセル・テクノロジーズ社(Horizon Fuel Cell Technologies)の12V級燃料電池直流充電器(12v fuel cell DC battery chargers)の独占的代理店兼再販業者となる。ホライゾン・フュエルセル・テクノロジーズ社のメタノール改質陽子交換膜型燃料電池バッテリー充電システム(eformed methanol PEM fuel cell battery-charging systems)は、バッテリーの電圧レベルに基づいて鉛酸またはリチウムイオン・バッテリーの両方を自動的に最適充電、帯電を行う。シリウス・インテグレータ社は北米で7年間、SFCエナジー社(SFC Energy)のイーフォイ・プロ(EFOY Pro)燃料電池の販売代理店となっており、このたびホライゾン社を追加した。

2015/12/18 パナソニック社、エコプロダクツ展2015で最新のゼロ・エコハウスや水素燃料電池を展示〈PT〉

〔訳注〕パナソニック社(Panasonic)は、2015年12月10日から12日まで東京ビッグサイト(Tokyo Big Sight)で開催されるエコプロダクツ展2015(Eco-Products 2015)で、「より良い生活、より良い世界(A Better Life, A Better World)」をテーマに、革新的な環境配慮製品と技術を自社ブースで展示する。パナソニック社の環境配慮型自動車用リチウムイオン・バッテリやゼロ・エコハウス(Zero-Eco House)、現在開発中の試作品である純水素からエネルギーを作る水素燃料電池は大きな注目の的となった。

2015/12/18 フィンランドの燃料電池専門知識、イタリアの汚水からクリーン・エネルギーを作る〈PT〉

〔訳注〕コンビオン社(Convion Ltd)とVTTフィンランド国立技術研究センター社(VTT Technical Research Centre of Finland Ltd)が行っている「ヨーロッパ・デモSOFC(European DEMOSOFC)」プロジェクトは、イタリアの排水処理に関連して作られたバイオガスから熱と電力の高効率コージェネレーション燃料電池システムの実証を行う。燃料電池システムは、何もしなければ使用されないままになるか、さもなければ熱のために燃焼されるバイオガスからの発電を可能にする。この175kW級燃料電池プラントは、大きさや技術の面では欧州では最初のもので、燃料電池はフィンランドのコンビオン社が製造した。排水処理は熱と電力を大量に消費するが、同時にメタン(methane)を大量に生成する。処理プラントは、熱と電力の地域コージェネレーションのための優れた適応例で、熱と電力を作る燃料電池は完全にプラントのエネルギー自給ができるようにする。5年間の「デモSOFC」プロジェクトは590万ユーロの予算を持っており、ホライゾン2020プログラム(Horizon 2020 programme)の枠組の中で欧州連合(European Union)によって420万ユーロが賄われている。

2015/12/18 AFCエナジー社、コレ(KORE)構築で24の燃料電池カートリッジを全て完了〈PT〉

〔訳注〕AFCエナジー社(AFC Energy plc)は、ドイツのシュターデ工場(Stade facility)で行っているコレ(KORE)システムの構築で、全ての24の燃料電池カートリッジを完了した、と発表した。同社は、12月14日から手動操作モードでシステム全体の試運転前検査(pre-commissioning)を行う予定である。世界最大の産業用アルカリ型燃料電池工場の完全に自動化された操業のためには約6週間かかると予想され、完全な試運転の結果は2016年1月の終わりに発表される。

2015/12/18 パワーセル・スウェーデン社、台湾の顧客から第1世代の燃料電池スタック「エスワン(S1)」の繰り返し注文を受ける〈PT〉

〔訳注〕北欧の燃料電池会社パワーセル・スウェーデン社(PowerCell Sweden AB)は、台湾の顧客から燃料電池スタック「パワーセル・エスワン(PowerCell S1)」の繰り返し注文を受けた。顧客は、家庭用市場で天然ガスを使うために設計された小型の熱電併給ユニット、新しい1kW級マイクロCHPシステム(micro-CHP system)を使っている。

2015/12/18 エア・リキード社、日本で水素充電ステーション網を拡大〈PT〉

〔訳注〕エア・リキード社(Air Liquide)は、九州の佐賀市(Saga City)に日本の一般市民のための新しい水素充電ステーションを開設する、と発表した。同グループは、すでに日本で、名古屋市熱田市(Nagoya Atsuta)、豊田IC(Toyota IC)、東京都杉並区(Tokyo Suginami)、佐賀県鳥栖市(Tosu)、神奈川県川崎市(Kawasaki)に水素充電ステーションを5カ所構築している。今回の新しいステーションは、経済産業省(METI:Ministry of Economy, Trade and Industry of Japan)と佐賀県(Saga Prefecture)の支援のもとにつくられ、2016年3月にオープンする予定である。佐賀県では2011年の鳥栖市に次いで2番目のステーションとなる。

■2016年01月26日のWEB LINK NEWS
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2016/01/26 26日の朝刊(都内最終版)☆1(時事通信)
【日経】
◆水素エネ 普及へ拠点 川重・岩谷産業、液化し輸入 神戸港で(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20160126-00000000-jijnb_he-nb

2016/01/26 GM、クライスラーも…ビッグ3“日本離れ” 中印に注力(産経新聞)

 国内輸入車市場ではメルセデス・ベンツとフォルクスワーゲン、BMWのドイツ勢が10%以上のシェアを持ち、トップ3を独占する。米国車は好調なクライスラーの「ジープ」でさえ2%程度で、GMの「キャデラック」は年間販売1千台を下回っている。

 GMはいすゞ自動車と提携し、ホンダとも燃料電池車の共同開発を行っているため、「日本を重視している」(関係者)とされるが、撤退の噂はくすぶる。

 金融危機で相次いで経営が悪化したビッグ3も米景気の回復で復活。ただ、市場縮小が見込まれる日本ではなく、成長が続く中国やインドなど新興国での販売に力を入れている。

 ビッグ3は2009年から東京モーターショーへの出展をとりやめ、昨年ようやくクライスラーのジープが復帰した。各社とも中国で開かれるショーには積極出展している。

 自動車業界では、環境規制への対応や自動運転などの開発で多額の投資が必要になっており、展開地域についても「選択と集中」が進む可能性が高い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160126-00000589-san-bus_all

2016/01/26 神戸港に水素輸入拠点=20年度に稼働―川重・岩谷産業(時事通信)

 川崎重工業と岩谷産業が神戸市と協力し、神戸港に液体水素の輸入拠点を整備することが26日、分かった。投資額は100億円前後とみられ、2020年度の稼働を目指す。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20160126-00000034-jijnb_st-nb

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆『水素先端世界フォーラム2016』で、ホンダ 燃料電池自動車「CLARITY」の展示決定 !詳細→ http://hydrogenius.kyushu-u.ac.jp/ci/event/ihdf2016/index.html  【再掲】

 2月3日(水)〜4日(木)の「水素先端世界フォーラム2016」において、3月リース販売予定のホンダの燃料電池自動車「CLARITY」の展示(2/3)が決定しました。

 当日は、「CLARITY」に加え、「MIRAI」、燃料電池フォークリフト、水素関連機器など多数展示予定です。また、「MIRAI」の試乗会(2/3AM)も予定しています。

 第10回目となる今回は、「水素エネルギーの次の10年に向けて」と題し、初日(2月3日)には、会場前では、豊田自動織機の厚意によりFCフォークリフト、その他水素インフラ企業より関連機器などを多数展示します。

 水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。多くのみなさまの参加をお待ちしています。
●プログラム概要
◇2月3日(水)のプログラム
・場 所/九州大学椎木講堂 椎木ホール(福岡市西区元岡744)
  ※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
・内 容:
13:00〜17:30 【講演】
  戸邉千広氏(資源エネルギー庁燃料電池推進室)
守谷隆史氏 (株式会社本田技術研究所)
Dr. Henri Winand(Intelligent Energy Ltd)
西村元彦氏(川崎重工業株式会社)
  Mr.Erwin Penfornis(Air Liquide)
北川雄一郎氏(三菱日立パワーシステムズ株式会社)
永田裕二氏(東芝燃料電池システム株式会社)
佐々木一成氏(九州大学次世代燃料電池産学連携研究センター(NEXT-FC))

  杉村丈一氏(九州大学水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS))
17:40〜19:00 レセプション(参加費 3,000円)
10:00〜11:30 【施設見学】HYDROGENIUS、NEXT-FC施設見学
◇2月4日(水)のプログラム
・場 所/九州大学椎木講堂等(福岡市西区元岡744)
  ※同時通訳なし、参加無料
・内 容:世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究部門等の研究者による研究発表。
◇参加費:両日とも無料
◇申込み締切:1月29日(金)
◇お申し込み・お問い合わせ:ホームページオンラインフォーム、Eメール、電話、ファックスにてお申し込みください。

 フォーラム運営事務局/九州大学 水素材料先端科学研究センター 

  URL:http://hydrogenius.kyushu-u.ac.jp/ci/event/ihdf2016/index.html
  TEL:092-802-3927  FAX:092-802-3928
◇主 催:九州大学 水素材料先端科学研究センター
◇共 催:福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、九州大学水素エネルギー国際研究センター、九州大学次世代燃料電池産学連携研究センター  
◇ 後 援:九州経済産業局、福岡市、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(AIST)、一般社団法人 水素エネルギー協会(HESS)、一般社団法人 燃料電池開発情報センター(FCDIC)、燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)、水素供給・利用技術研究組合(HySUT)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)、公益財団法人 九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)、一般社団法人 九州経済連合会、福岡経済同友会、北部九州自動fukuoka 車産業アジア先進拠点推進会議、ふくおかFCVクラブ

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 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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