燃料電池ワールド Vol.2032 (2016/01/20 08:47)

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□燃料電池ワールド Vol.2032
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■2016年01月20日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

【PR】メルマガ「燃料電池ワールド」のアーカイブサイトの登録は、1年間で3000円です。お申し込みは、http://pemdream.com/index.php?FrontPage から。「世界のヘッドライン」の添付写真を掲載、タイトルの最後に〈PT〉で表示します。

■燃料電池関連イベント
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☆『水素先端世界フォーラム2016』で、ホンダ 燃料電池自動車「CLARITY」の展示決定 !詳細→ http://hydrogenius.kyushu-u.ac.jp/ci/event/ihdf2016/index.html  【再掲】

 2月3日(水)〜4日(木)の「水素先端世界フォーラム2016」において、3月リース販売予定のホンダの燃料電池自動車「CLARITY」の展示(2/3)が決定しました。

 当日は、「CLARITY」に加え、「MIRAI」、燃料電池フォークリフト、水素関連機器など多数展示予定です。また、「MIRAI」の試乗会(2/3AM)も予定しています。

■世界のヘッドライン(12月11日)
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2015/12/11 水素と燃料電池:倉庫管理システムを高め、コスト削減と環境に配慮した施設を作る〈PT〉

〔訳注〕プラグパワー社(Plug Power)の燃料電池を使った倉庫管理システム(warehouse management systems:WMS)が、いかにビジネス指標を改善するかということを説明している記事。つまり、総合的なゲンキー(genkey)製品の案内である。

2015/12/11 マントラ社、エネルギー代替で混合反応体燃料電池を実証〈PT〉

〔訳注〕マントラ社(Mantra)は、混合反応物型燃料電池(mixed-reactant fuel cell:MRFC)だけで電動スクーターを動かした「マントラ・スパーク(Mantra Spark)」と呼ばれる操作を実証したビデオを公表した。これは、このようなシステムで車両が電力を供給された初めてのことである。混合反応物型燃料電池は、膜を使用しないので、従来の膜や触媒のコストが不要である。「マントラ・スパーク」は、ギ酸塩(formate salts)を使って発電した。

2015/12/11 斗山フュエルセル社、フル生産のために閉鎖した工場を取得〈PT〉

〔訳注〕2014年7月に破産したクリアエッジ・パワー社(ClearEdge Power (formerly UTC Power))を韓国の斗山社(Doosan)が取得して、440kW級リン酸型燃料電池を製造する斗山フュエルセル・アメリカ社(Doosan Fuel Cell America, Inc.)としてコネチカット州ハートフォード(Hartford)の外で事業を始めた。これはその経過と宣伝の記事。

2015/12/11 ブルーメンソール、マーフィー、デローロの各議員、燃料電池で発電するために水素を生成する超効率的なバッテリーを開発するためにウォリントンのプロトン・エナジー社に250万ドルの授与を発表

〔訳注〕コネチカット州の上院議員(U.S. Senator)Chris Murphy(クリス・マーフィー)、行く上院議員リチャード・ブルーメンソール(Richard Blumenthal)、および下院女性議員(Congresswoman)ローザ・デローロ(Rosa DeLauro)はこのたび、米国エネルギー省(U.S. Department of Energy)はウォリングフォード(Wallingford)のプロトン・エナジー社(Proton Energy)に、電力網にエネルギーを貯蔵しながら燃料電池で水素生成が可能な高効率の水素‐鉄フロー・バッテリー(hydrogen-iron flow battery)の開発のために250万ドルを授与した、と発表した。バッテリーは、電力網の電力を使うか、または日光に露出することのどちらかで充電できる。この助成金は、エネルギー省(DOE)の先端研究計画局(Advanced Research Projects Agency-Energy:ARPA-E)が発表した総額1億2500万ドルを授与する41の最先端エネルギー技術の資金調達のひとつである。

2015/12/11 AAQIUS社、モビリティの革新を変更するゲームを提供:新しい水素標準「STOR - H」〈PT〉

〔訳注〕スイスのAAQIUS社は、COP21で同社の最新の画期的な技術革新を提示した。それは「STOR - H」と呼ぶ新しい水素の標準である。「STOR - H」システムを用いた最初のスクーターはこのほど、パリ(Paris)のグラン・パレ(Grand Palais)で展示された。100台の水素カートリッジ「STOR - H」スクーターの艦隊が過去2年間、アジアでデモンストレーションを行っており、2017年にはグローバルな展開を計画している。

2015/12/11 エネルギー省、水素と燃料電池技術を前進させるために3500万ドルの資金を発表

〔訳注〕エネルギー省(Energy Department)は本日、外国石油への国家の依存を減らし、有害な二酸化炭素排出量を削減する水素と燃料電池技術を前進させるために利用可能な3500万ドルの資金調達公募(Funding Opportunity Announcement:FOA)を発表した。この資金は、研究開発、早期の市場展開、および国内の製造をサポートすることで水素と燃料電池技術のアメリカの革新を加速させる。また、国立研究所のコアチームの能力を活用するために、燃料電池の性能、耐久性、高度な水素貯蔵材料の研究のための共同コンソーシアムの開発を目指している。

■2016年01月19日のWEB LINK NEWS
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2016/01/19 【新聞ウォッチ】日銀報告 東海のみ「景気拡大」、新型 プリウス の納車「半年待ち」(レスポンス)
●ホンダの燃料電池システム、GMと共同生産検討へ(日経・11面)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160119-00000007-rps-ind

2016/01/19 現代・起亜自 昨年のエコカー販売は7万3746台(聯合ニュース)【ソウル聯合ニュース】現代自動車と傘下の起亜自動車は昨年、ハイブリッド車(HV)6万4533台、電気自動車(EV)8712台、燃料電池自動車(FCV)256台、プラグインハイブリッド車(PHV)245台を販売し、エコカーの年間販売台数が過去最多の7万3746台になった。業界関係者が19日、明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160119-00000002-yonh-kr

2016/01/19 2020年仕様の車載アナログ半導体を公開(EE Times Japan)

 国際カーエレクトロニクス技術展のリニアテクノロジーブース中央には国内で現在、市販されている自動車に搭載されているという8つのECUを分解し、各ECUに搭載されている基板が並んだ。いずれの基板にも、リニアテクノロジー製アナログ半導体が搭載されている。

 その1つがバッテリー監視ICだ。リチウムイオン電池の監視用ICである「LTC6802」は、最大12個のセルを13ミリ秒で測定できる。さらにその測定誤差は最大0.25%と高い精度を誇り、現状のEV(電気自動車)などに搭載されている製品だ。

 この実績あるバッテリー監視ICの進化版といえる製品として、現在開発中の「LTC6806」を参考出品した。LTC6806は、2020年に一層の搭載拡大が見込まれる燃料電池の電圧監視をターゲットにしたデバイス。燃料電池はリチウムイオンなど他の電池と異なり、異常時には負電圧を出力するため、正負電圧を幅広く測定するダイナミックレンジを高精度と両立しなければならない。「LTC6806は、そうしたニーズに対応した性能を備える」(池田氏)とし、5V?負電圧までの電圧検出が可能。36チャンネルを備え、通常1?2V出力とされる燃料電池セルを1ICで72?108セル程度監視することができる。なお、LTC6806の製品化時期については「2016年中にサンプル出荷できる見込み」(池田氏)とした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160119-00000040-it_eetimes-ind

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆『水素先端世界フォーラム2016』〜水素エネルギーの次の10年に向けて〜【再掲】

 第10回目となる今回は、「水素エネルギーの次の10年に向けて」と題し、初日(2月3日)には、会場前では、豊田自動織機の厚意によりFCフォークリフト、その他水素インフラ企業より関連機器などを多数展示します。

 水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。多くのみなさまの参加をお待ちしています。
●プログラム概要
◇2月3日(水)のプログラム
・場 所/九州大学椎木講堂 椎木ホール(福岡市西区元岡744)
  ※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
・内 容:
13:00〜17:30 【講演】
  戸邉千広氏(資源エネルギー庁燃料電池推進室)
守谷隆史氏 (株式会社本田技術研究所)
Dr. Henri Winand(Intelligent Energy Ltd)
西村元彦氏(川崎重工業株式会社)
  Mr.Erwin Penfornis(Air Liquide)
北川雄一郎氏(三菱日立パワーシステムズ株式会社)
永田裕二氏(東芝燃料電池システム株式会社)
佐々木一成氏(九州大学次世代燃料電池産学連携研究センター(NEXT-FC))

  杉村丈一氏(九州大学水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS))
17:40〜19:00 レセプション(参加費 3,000円)
10:00〜11:30 【施設見学】HYDROGENIUS、NEXT-FC施設見学
◇2月4日(水)のプログラム
・場 所/九州大学椎木講堂等(福岡市西区元岡744)
  ※同時通訳なし、参加無料
・内 容:世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究部門等の研究者による研究発表。
◇参加費:両日とも無料
◇申込み締切:1月29日(金)
◇お申し込み・お問い合わせ:ホームページオンラインフォーム、Eメール、電話、ファックスにてお申し込みください。

 フォーラム運営事務局/九州大学 水素材料先端科学研究センター 

  URL:http://hydrogenius.kyushu-u.ac.jp/ci/event/ihdf2016/index.html
  TEL:092-802-3927  FAX:092-802-3928
◇主 催:九州大学 水素材料先端科学研究センター
◇共 催:福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、九州大学水素エネルギー国際研究センター、九州大学次世代燃料電池産学連携研究センター  
◇ 後 援:九州経済産業局、福岡市、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(AIST)、一般社団法人 水素エネルギー協会(HESS)、一般社団法人 燃料電池開発情報センター(FCDIC)、燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)、水素供給・利用技術研究組合(HySUT)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)、公益財団法人 九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)、一般社団法人 九州経済連合会、福岡経済同友会、北部九州自動fukuoka 車産業アジア先進拠点推進会議、ふくおかFCVクラブ

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