燃料電池ワールド Vol.2021 (2016/01/04 08:46)

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□燃料電池ワールド Vol.2021
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■2016年01月04日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

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■燃料電池関連イベント
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☆ 『水素先端世界フォーラム2016』〜水素エネルギーの次の10年に向けて〜【再掲】
2月3日(水)〜4日(木)、世界の第一線研究者や産業人などオピニオンリーダーが一堂に会する「水素先端世界フォーラム2016」を開催します。

 第10回目となる今回は、「水素エネルギーの次の10年に向けて」と題し、初日(2月3日)には、会場前では、豊田自動織機の厚意によりFCフォークリフト、その他水素インフラ企業より関連機器などを多数展示します。

 水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。多くのみなさまの参加をお待ちしています。
●プログラム概要
◇2月3日(水)のプログラム
・場 所/九州大学椎木講堂 コンサートホール(福岡市西区元岡744)
  ※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
・内 容:
13:00〜17:30 【講演】
戸邉千広氏(資源エネルギー庁燃料電池推進室)
守谷隆史氏 (株式会社本田技術研究所)
Dr. Henri Winand(Intelligent Energy Ltd)
西村元彦氏(川崎重工業株式会社)
  Dr.Patrick Ginet(Air Liquide R&D)
北川雄一郎氏(三菱日立パワーシステムズ株式会社)
永田裕二氏(東芝燃料電池システム株式会社)
九州大学水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
九州大学次世代燃料電池産学連携研究センター(NEXT-FC)
17:40〜19:00 レセプション(参加費 3,000円)
10:00〜11:30 【施設見学】HYDROGENIUS、NEXT-FC施設見学
◇2月4日(水)のプログラム
・場 所/九州大学椎木講堂I2CNER(福岡市西区元岡744)
  ※同時通訳なし、参加無料
・内 容:世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究部門等の研究者による研究発表。
◇参加費:両日とも無料
◇申込み締切:平成28年1月29日(金)
◇お申し込み・お問い合わせ:ホームページオンラインフォーム、Eメール、電話、ファックスにてお申し込みください。

 フォーラム運営事務局/九州大学 水素材料先端科学研究センター 

  URL:http://hydrogenius.kyushu-u.ac.jp/ci/event/ihdf2016/index.html
  TEL:092-802-3927  FAX:092-802-3928
◇主 催:九州大学 水素材料先端科学研究センター
◇共 催:福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、九州大学水素エネルギー国際研究センター、九州大学次世代燃料電池産学連携研究センター  
◇後 援(予定):九州経済産業局、福岡市、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(AIST)、一般社団法人 水素エネルギー協会(HESS)、一般社団法人 燃料電池開発情報センター(FCDIC)、燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)、水素供給・利用技術研究組合(HySUT)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)、公益財団法人 九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)、一般社団法人 九州経済連合会、福岡経済同友会、北部九州自動車産業アジア先進拠点推進会議、ふくおかFCVクラブ

■世界のヘッドライン(11月30日)
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2015/11/30 スプーン一杯の砂糖が燃料電池の性能を伸ばす

〔訳注〕中国の学生たちは、微生物燃料電池(microbial fuel cell:MFC)で電気を80時間生成するために砂糖を使用している。チームは、大腸菌(E. coli)とシュワネラ(Shewanella)、枯草菌(B. subtilis)由来の細菌株(bacterial strains)を修正し、効率的で安定した電気出力を持つシステムを形成した。このプロジェクトは2015年9月に、2015国際遺伝子組み換えマシン(International Genetically Engineered Machine:iGEM)コンクールで最優秀賞を獲得している。

2015/11/30 トヨタ、ドイツで初の燃料電池自動車「ミライ」の顧客に配車

〔訳注〕ニコラス・w・シューズ(Nicholas W. Sch〓es)は、世界初の大量生産燃料電池セダンを受け取ったドイツ初の顧客である。彼は、ハンブルグで27年以上にわたり、「ハンブルグの水素社会(Hamburg Hydrogen Society)」会長を勤め、水素技術を推進してきた。イギリスとデンマークに続いてドイツは、トヨタ(Toyota)「ミライ(Mirai)」のヨーロッパ第3の市場となる。

2015/11/30 COP21の始まりとともに、「CHICプロジェクト」の主力のゼロ・エミッション・バス事業は燃料を400万リットル節約する

〔訳注〕都市モビリティは道路輸送の全CO2排出量の40%を占めている。燃料電池バス技術は、気候変動と戦う革新的な公共交通機関による都市部の脱炭素化を支える準備ができている。EUの「CHIC(欧州の都市におけるクリーンな水素、Clean Hydrogen in European Cities)プロジェクト」の主力のゼロ・エミッション・バス事業は、56台の燃料電池バスが8つの都市で運営されている。アーラウ(Aarau、CH)、ボルツァーノ(Bozen、IT)、ロンドン(London、UK)、ミラノ(Milan、IT)、オスロ(Oslo、NO)、ケルン(Cologne、DE)、ハンブルグ(Hamburg、DE)、ウィスラー(Whistler、CA)である。このプロジェクトは、2016年の終わりまで実行される。

■2015年12月28日〜2016年01月03日のWEB LINK NEWS
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2015/12/29 大阪狭山市が水素シティ事業を本格化…水素自動車・バス、発電・貯蔵など(レスポンス)

 大阪狭山市は12月28日、「グリーン水素シティ」の実現を目指したグリーン水素シティ事業推進研究会プロジェクトを始動。水素発電や電力貯蔵、エネルギーマネージメントシステム、水素自動車・水素バスなどの各事業を本格化させる。

 同プロジェクトでは、COP21(気候変動枠組み条約第21回締約国会議)での合意や、2016年4月からの電力自由化などを背景に、大阪狭山市が100%出資する「メルシーfor SAYAMA株式会社」を設立。

 ASC、コンコード インターナショナル インベストメンツ グループ エル・ピー、シナネン、清水建設、豊田TRIKE、光通信とともに「再生可能エネルギーなどを活用した、次世代の先駆的モデル『グリーン水素シティ』を、全国の先駆けて目指す」という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151229-00000017-rps-bus_all

2015/12/30 【モーターサイクルに新潮流あり】2015年をバイクで振り返る(佐川健太郎)

 EV関連にも進展があった。ヤマハからは価格と性能をガソリン車レベルまで近づけた新型電動スクーター「E-VINO(イービーノ)」がいよいよ発売となり、一方では日本のモノ作りの底力を見せつけるべく町工場から生まれた、日本初の市販フルサイズ電動スポーツバイク「ZECOO(ゼクー)」が海外からも注目を集めるなど、モーターサイクルにもEV時代の到来を予感させる出来事があった。

 そして、2015年も押し迫った12月27日、スズキが燃料電池を動力源とする2輪車の実用化に乗り出すことを発表。政府は1月にも燃料電池二輪車の保安基準を策定する計画で、スズキは早くも公道走行実験を始める予定となっている。英ベンチャー起業との協業により、120ccクラスの燃料電池スクーター「バーグマン」を生産する計画だとか。これが実現すれば、世界初の2輪版FCV(燃料電池車)が日本から誕生することになる。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/sagawakentaro/20151230-00052921/

2015/12/31 [関口威人]【“凄ワザ”だけでは食えない時代到来】?特集「2016年を占う!」地方経済?(Japan In-depth)

 名古屋学院大学現代社会学部の江口忍教授によると、愛知県内での乗用車の生産台数は1990年に367万台だったが、2013年には169万台と半分以下になっている。しかし、愛知県以外での生産台数は636万台から645万台へと、逆に増加。トヨタが海外はもちろん、日本でも東北や九州などに生産拠点を分散している影響が如実だ。江口教授は「トヨタの好調で愛知・名古屋も潤っているように見られるが、決してそうではない。燃料電池車や自動運転車など、次世代車関連の産業も未集積で、今後はトヨタの業績と地域経済の好不調がますますリンクしなくなるだろう」と分析する。

 職人技能が「凄ワザ」と単純にもてはやされるのも、長続きはしないだろう。これまでの自分たちの殻を破り、新しいステップを踏み出せなければ、淘汰される。まさに羽生選手が挑戦するような未知の領域に、日本の中小企業も勝負に入り、鍛えられようとしているのだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151231-00010000-jindepth-soci

2015/12/31 トヨタ社長は孫正義より優秀?ソニー平井社長に「優秀社長6位」の栄冠(Business Journal)

 豊田氏は09年にトップ10入りし、これまで何度も候補にあがりながら09年2位、10年3位、11年4位、12年4位、13年2位、14年2位と惜敗してきた。13年、14年のトップはソフトバンクの孫正義氏で、今年は豊田氏が201票、孫氏が91票と2倍以上の得票差でトップを奪取した。

 豊田氏が選ばれた理由としては、「リーマンショック以降の難局を乗り越えて、会社を立て直した」「リコール・女性役員逮捕など、度重なる問題への対応と、そこからの回復」「燃料電池車の開発・普及など先を見越した経営」などがあげられている。12?14年まで3年間連続で自動車販売台数世界一を達成したことも高く評価されたようだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151231-00010002-bjournal-bus_all

2015/12/31 【恐怖!クリッカー・オブ・ザ・イヤー覆面座談会トヨタMIRAI編】ミライってスゴイのか!?(clicccar)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151231-00345787-clicccarz-bus_all
※長文のため本文を。

2015/12/31 2015年、トヨタがアクセルを踏み込んだ領域、そしてステアリングを切った先にあるもの(エコノミックニュース)

 以来、トヨタの最優先課題は、HVパワーユニットのラインアップを確立し、その採算性を確保することだった。それ目標を、ほぼ達成した今年、遂に燃料電池車(FCV)「MIRAI」発売した。次ぐ課題は水素社会の普及とFCVのラインアップ拡大だ。そこには、2020年の東京オリンピックへ向け、水素社会を世界にアピールする狙いがある。

 2020年の東京オリンピックでは、IOCの正式な決定でトヨタがトップパートナーとなった。トップパートナーは、IOCのスポンサー契約の最上位に位置し、宣伝活動において公式スポンサーであることや、オリンピックのロゴマークをワールドワイドで使用できる。パートナーは1業種1社に限定され、現在コカ・コーラやマクドナルドなどの世界的な企業がパートナー契約をしている。日本企業では、パナソニック、ブリヂストンに次いで3社目だ。

 これを受けてトヨタは東京五輪の公式車両としてMIRAIほかのFCVを走らせ水素社会の到来をアピールする。実験が始まっているのは、まず観客を運ぶFC路線バス、そして選手や関係者が会場まで移動するFC大型バスだ。東京都交通局は、水素社会の実現に向けて2020年の東京五輪開催までに計画的に燃料電池バス100台以上の導入を目指すとしている。2016年度からの都営バスへのFCバス導入に向けて、トヨタ自動車と日野自動車は、2015年7月24 日から30 日にかけて、東京都において燃料電池バス(FCバス)の実証実験を実施、一応の成果を収めた。

 また、8名乗車程度の多人数乗車ミニバンでもFCV開発が進み、間違いなく五輪で活躍する。2013年の東京モーターショーで展示したHVタクシー専用車も実用化されそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151231-00000024-economic-bus_all

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