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□燃料電池ワールド Vol.2017
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■2015年12月22日発行
◆燃料電池NPO pemdream
【PR】メルマガ「燃料電池ワールド」のアーカイブサイトの登録は、1年間で3000円です。お申し込みは、http://pemdream.com/index.php?FrontPage から。「世界のヘッドライン」の燃料電池の写真もほぼ毎日掲載。
■世界のヘッドライン(11月26日)
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2015/11/26 世界初の水素レースカー、ザントフォールト・サーキットで公式電動回周記録を樹立できず
〔訳注〕デルフト工科大学(University of Technology Delft)の学生が、水素走行をしたフォーゼVI(Forze VI)で電動回周記録に挑戦した。これまでの記録はテスラ・ロードスター(Tesla Roadster)が持っている。公式回周記録への挑戦は11月16日に予定されていたが、悪天候と技術的な問題で続けることができなかった。
2015/11/26 ルノー・トラック、パリのCOP21の期間中に主要な技術革新を提示
〔訳注〕ルノー・トラック(Renault Trucks)は、2つの主要な輸送部門のための革新を提示するために、パリ(Paris)で行われる国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(21st United Nations Climate Change Conference:COP 21)で公表される。最初の技術革新は、燃料電池を搭載したオール電化4.5トンのトラックが、シンビオ・エフセル社(Symbio FCell)、マカフィ・エナジー社(McPhy Energy)、フランス科学国立センター(CNR:Compagnie Nationale du Rh〓ne)とフランス郵便局(French Post Office)を表すスタンドのバッサン・デ・ラ・ヴィレット(Bassin de La Villette)に展示される。第2の技術革新は、ゲラン社(Guerlain)の代理でスピード・ディストリビューション・ロジステック社(Speed Distribution Logistique)が実際の動作条件下でテストしている16トンのオール電化トラックである。
2015/11/26 次世代の燃料電池を開発するVTT社
〔訳注〕VTTフィンランド国立技術研究センター社(VTT Technical Research Centre of Finland Ltd:VTT)は、イノSOFC(INNO-SOFC、innovative 50 kW SOFC)プロジェクトで、コンビオン社(Convion Ltd)およびエルコゲン社(Elcogen Ltd)と共同で新世代、長寿命の燃料電池システムを開発している。EUが9月から資金を提供し、VTT社が管理するイノSOFCプロジェクトは、目標とする寿命を倍増し、燃料電池システムのコストを半分にするよう設定されている。プロジェクトは2018年8月に終了する予定で、EUの新研究資金プログラム「ホライゾン2020(Horizon 2020)」の400万ユーロのうち、フィンランドの中小企業の2社が230万の研究開発費を、VTT社に約60万ユーロがそれぞれ割り当てられる。
■2015年12月21日のWEB LINK NEWS
2015/12/21 21日の朝刊(都内最終版)☆2(時事通信)
【日刊工業】
◆千代化、風力で水素量産 貯蔵→燃料電池で発電 旭化成などと実証 電力を安定利用(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151221-00000001-jijnb_he-nb
2015/12/21 風力で水素を量産、そして燃料電池で発電(ニュースイッチ)千代田化工建設と旭化成などが製造・貯蔵システムを開発へ
千代田化工建設は旭化成などと組み、風力発電を利用した水素の大量製造・貯蔵システムを開発する。千代田化工の研究所内(横浜市神奈川区)に実証設備を建設する。風力由来の電力で水を電気分解し、発生した水素を常温・常圧の液体にして貯蔵。この水素を燃料に、燃料電池(SOFC)で発電して電力を得る仕組み。風力由来の電力を直接利用するよりも、大量に貯蔵・運搬できる水素に置き換えておけば、電力を安定的に利用できる。再生可能エネルギーと水素エネルギーの有効活用につなげる狙いだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151221-00010001-newswitch-sctch
2015/12/21 【デトロイトモーターショー16】アウディ、h-トロン・クワトロ 初公開か…燃料電池SUVの可能性(レスポンス)
2016年1月、米国で開催されるデトロイトモーターショー16。ドイツの高級車メーカー、アウディが燃料電池車のコンセプトカーを初公開する可能性が出てきた。
これは12月16日、ドイツの有力自動車メディア、『AutoBild』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「アウディがデトロイトモーターショー16において、『h-トロン・クワトロコンセプト』を初公開する計画」と伝えている。
同メディアによると、デトロイトモーターショー16で初公開される可能性のあるh-トロン・クワトロコンセプトは、e-トロン・クワトロコンセプトの発展形。基本ボディはそのままに、パワートレインを燃料電池化するという。
e-トロン・クワトロコンセプトは、アウディが開発中の新型SUV、『Q6』のプレビューモデルとも伝えられる。今度は燃料電池版を披露し、多彩なパワートレインに対応できることをアピールすると見られる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151221-00000015-rps-ind
2015/12/21 北九州の「シャボン玉石けん」燃料電池車導入 初代アンバサダーに森田社長 /福岡(みんなの経済新聞ネットワーク)
「シャボン玉石けん」(北九州市若松区二島2)は今月、トヨタ自動車の燃料電池自動車「MIRAI(ミライ)」を導入し、社長の森田隼人さんが12月18日、「福岡トヨタMIRAIアンバサダー」に任命された。
森田さんは「環境問題に取り組む企業姿勢もあり、これまで代々プリウスを乗り継いできた。低公害車を開発したトヨタのイノベーションに共感し、次の日常の足として選んだ」という。同車は、水素を酸素と化学反応させ発電し、モーターを回転させることで動力を得る。排ガスや二酸化炭素は排出せず、水だけを排出する。
「福岡トヨタ自動車」(福岡市中央区)社長の金子直幹さんによると「発売から1年たち、これまで県内に約150台納車したが、ほとんどは官公庁などの自治体。森田社長のように私企業や個人で利用されるのは初めて」といい、民間での利用促進を図る狙いでアンバサダー制度を設けた。「ただ現実的には、毎日3台しか製造することができず、今オーダーいただいても納車に3年かかる」とも。
車両価格は約732万円だが、「国や北九州市の補助金を最大限に利用すると約430万円になる」という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151221-00000037-minkei-l40
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