燃料電池ワールド Vol.2013 (2015/12/16 08:52)

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□燃料電池ワールド Vol.2013
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■2015年12月16日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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■世界のヘッドライン(11月21日)
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2015/11/21 エルジー・フュエルセル・システムズ社、新しい経営最高責任者を就任

〔訳注〕オハイオ州モースカントン市(North Canton)のベンチャー企業で、LG社(LG Corp.)とロールス・ロイス・グループ(Rolls-Royce Group)が共同で所有するエルジー・フュエルセル・システムズ社(LG Fuel Cell Systems, Inc.)は1月1日から、ロールス・ロイス・グループの取締役アンドリュー・マーシュ(Andrew Marsh)が率いることになる。ロイス・グループには約90人の従業員がおり、天然ガスを燃料とする燃料電池を開発している。

2015/11/21 廃棄物を電気に変換する微生物燃料電池を助けるために使う自立型アノード

〔訳注〕中国のいくつかの機関の研究者チームは、微生物燃料電池に、排水中の細菌から電解質を転送するために使える自立型アノード(freestanding anode)を開発した。研究チームは、それがまだ実用に充分効率的ではないことを認めているが、その探索は実際に応用できるものになる証拠であることを示唆している。

2015/11/21 ローズビル・トヨタ販売店、カリフォルニアで初の燃料電池自動車「ミライ」を配車

〔訳注〕水素エンジニアで燃料電池の専門家、グレン・ランバック(Glenn Rambach)は今週、新しい2016トヨタ・ミライ(Toyota Mirai)の水素燃料電池の鍵を受け取った。車は、カリフォルニア州ノース・サクラメント(north of Sacramento)のローズビル・トヨタ(Roseville Toyota)販売店を通して納車された。

■2015年12月15日のWEB LINK NEWS

2015/12/15 現代・起亜自動車、米国で自動走行免許獲得…スマートカー開発に弾み(中央日報日本語版)

 現代・起亜自動車は14日、米ネバダ州からSUV車「ツーソン」の水素燃料電池自動車と「ソウル」の電気自動車などに対し高速道路で自動運転を試験できる免許を現地時間11日に取得したと明らかにした。世界5位の現代自動車が自動運転車の技術競争が最も激しい米国で免許を取得したのは初めてだ。

 現代・起亜自動車はネバダ州で乗用車メーカーではアウディに次いで2番目に免許を取得した。これに先立ちグーグルとダイムラーなど5社が免許を発行された。比較的免許発行が容易なカリフォルニア州では日産、ホンダ、テスラなど9社が免許を取得し自動運転試験を進めている。今回現代・起亜自動車が免許を受けたことで自動運転車開発にもさらにスピードを出せるようになった。現代・起亜自動車はこれまで米西部モハーベ砂漠の自社走行試験場などで制限的に試験をしてきた。

 今回自動運転免許を受けた車両の中にはツーソンの水素燃料電池車が含まれ注目されている。現代自動車は「既存の量産車モデルではなく水素燃料電池車が免許を受けたという点で意味が大きい。水素燃料車のうち自動運転免許を発行されたのはツーソンが初めて」と説明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151215-00000009-cnippou-kr

2015/12/15 微生物が電気をつくる「燃料電池」その実力と可能性とは?(THE PAGE)

 太陽光や風力などのように、新しいエネルギー源を模索する動きが進んでいるが、生物の力を借りた電気エネルギーがある。「微生物燃料電池」だ。微生物の働きによって電気を作る装置のことで、目下、大学などで研究が進められている。すでに実用化につながるような成果も生まれているという。微生物燃料電池の研究に約10年以上たずさわる東京薬科大学生命科学部 生命エネルギー工学研究室の渡邉一哉教授に、この電池の仕組みや研究の現状などについて聞いたところ、話は微生物の底知れない可能性にまでおよんだのだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151215-00000001-wordleafv-sctch
※長文のため、映像と一緒に原文を。

2015/12/15 新型プリウスは燃費よりも装備と色を重視せよと専門家が解説(NEWS ポストセブン)

 まずボディデザインだが、これは悪くない。特に後姿は、見た瞬間に強い未来感がある。トヨタの燃料電池車「MIRAI」の流れである。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151215-00000017-pseven-bus_all

2015/12/15 生産わずか1日3台「ミライ」納車3?4年待ち(読売新聞)

 トヨタ自動車が水素で走る燃料電池車(FCV)「ミライ」を発売して15日で1年となった。

 名古屋市の無職男性(91)は今年7月、トヨタの高級車からミライに乗り換えた。排ガスを出さず、環境にやさしい車が魅力的に映ったからだ。「初の燃料電池車として完成度が高い」と評価する一方で、「水素ステーションが少ない」と不満をもらした。

 ミライは、燃料電池の量産が難しいうえ、熟練工が手作業で仕上げるため、1日の生産台数はわずか3台。今年11月末までの国内販売台数は383台にとどまり、官公庁や企業向けが中心だ。トヨタは人員や生産体制を強化して、生産台数を16年に2000台、17年に3000台と段階的に引き上げる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151215-00050163-yom-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議【平成27年度 研究分科会開催】【再掲】

 福岡水素エネルギー戦略会議より研究分科会のご案内です。第3回、第4回ともに「福岡モーターショー2015」併設セミナー会場(福岡国際会議場)での開催となります。
※第3回、第4回で開催日、開始時間が異なりますのでご注意ください≫第3回研究分科会≪
【燃料電池要素研究分科会/高効率水素製造研究分科会】
◎お申し込みはこちらから

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20151113113155
◇日 時:12月18日(金)9:30?12:00
◇場 所:福岡国際会議場 4階 411室・412室 (福岡市博多区石城町2-1)
◇プログラム:
 講演1「タイトル未定(SOFC関連)」
  田中靖国氏(三浦工業株式会社RDセンターSD推進室課長)
 講演2「再エネ水素とCO2から燃料を作る」

  熊谷直和氏(日立造船株式会社機械事業本部地球環境ビジネス開発推進室執行役員)
 講演3「高温水蒸気電解システムの研究」

  松永健太郎氏 (株式会社東芝電力・社会システム技術開発センター次世代エネルギー技術開発推進室参事)
◇受講料:無料

  ◎入場料について 【福岡国際会議場】へのご入場は「無料」。

  ※『マリンメッセ福岡』 及び 『福岡国際センター』へご入場には、「有料(チケット)」が必要ですので、ご注意ください。
◇定 員:100名(定員に達し次第、受付を終了します。お申し込みはお早めに)≫第4回研究分科会≪
【高圧水素貯蔵・輸送研究分科会/高圧水素下における機械要素研究分科会】
◎お申し込みはこちらから

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20151113110118
◇日 時:12月21日(月)13:00?17:00
◇場 所:福岡国際会議場 4階 409室・410室(福岡市博多区石城町2-1)
◇プログラム:

 講演1「再生可能エネルギーを利用した自立型水素エネルギー供給システム(H2One)」

  河野龍興氏(株式会社東芝次世代エネルギー事業開発プロジェクトチーム担当部長)
 講演2「水素ステーション用圧縮水素容器・機器の最近の動向」

  広谷龍一氏(岩谷産業株式会社水素エネルギー開発部シニアマネージャー)
 講演3「水電解による水素製造の展望(仮)」

  松本広重氏(九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)教授)
 講演4「国内外の水素供給インフラ普及に向けた取組」

  山梨文徳氏(水素供給・利用技術研究組合(HySUT)FCV・インフラ研究部副部長)
 講演5「燃料電池フォークリフトの開発・実証について」

  鈴木宏紀氏(株式会社豊田自動織機産車用FCプロジェクト主担当員)

 講演6「水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)10年の成果」
  松永久生氏(九州大学大学院工学研究院准教授)
◇受講料:無料

  ◎入場料について 【福岡国際会議場】へのご入場は「無料」。

  ※『マリンメッセ福岡』 及び 『福岡国際センター』へご入場には、「有料(チケット)」が必要ですので、ご注意ください。
◇定 員:100名(定員に達し次第、受付を終了します。お申し込みはお早めに)【第3回、第4回ともに、お問い合わせ】
  九州大学水素エネルギー国際研究センター 蓮尾
  TEL:092?802?3303 / Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp

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