燃料電池ワールド Vol.2004 (2015/12/03 08:41)

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□燃料電池ワールド Vol.2004
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■2015年12月03日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※pemdreamのウェブサイト改変は、あと一歩のところで終わりません。もう少し時間がかかりそうです。サイトから申し込みがあるため、完成するまで閉鎖しています。

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議【平成27年度 研究分科会開催】【再掲】

 福岡水素エネルギー戦略会議より研究分科会のご案内です。第3回、第4回ともに「福岡モーターショー2015」併設セミナー会場(福岡国際会議場)での開催となります。
※第3回、第4回で開催日、開始時間が異なりますのでご注意ください≫第3回研究分科会≪
【燃料電池要素研究分科会/高効率水素製造研究分科会】
◎お申し込みはこちらから

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20151113113155
◇日 時:12月18日(金)9:30?12:00
◇場 所:福岡国際会議場 4階 411室・412室 (福岡市博多区石城町2-1)
◇プログラム:
 講演1「タイトル未定(SOFC関連)」
  田中靖国氏(三浦工業株式会社RDセンターSD推進室課長)
 講演2「再エネ水素とCO2から燃料を作る」

  熊谷直和氏(日立造船株式会社機械事業本部地球環境ビジネス開発推進室執行役員)
 講演3「高温水蒸気電解システムの研究」

  松永健太郎氏 (株式会社東芝電力・社会システム技術開発センター次世代エネルギー技術開発推進室参事)
◇受講料:無料

  ◎入場料について 【福岡国際会議場】へのご入場は「無料」。

  ※『マリンメッセ福岡』 及び 『福岡国際センター』へご入場には、「有料(チケット)」が必要ですので、ご注意ください。
◇定 員:100名(定員に達し次第、受付を終了します。お申し込みはお早めに)≫第4回研究分科会≪
【高圧水素貯蔵・輸送研究分科会/高圧水素下における機械要素研究分科会】
◎お申し込みはこちらから

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20151113110118
◇日 時:12月21日(月)13:00?17:00
◇場 所:福岡国際会議場 4階 409室・410室(福岡市博多区石城町2-1)
◇プログラム:

 講演1「再生可能エネルギーを利用した自立型水素エネルギー供給システム(H2One)」

  河野龍興氏(株式会社東芝次世代エネルギー事業開発プロジェクトチーム担当部長)
 講演2「水素ステーション用圧縮水素容器・機器の最近の動向」

  広谷龍一氏(岩谷産業株式会社水素エネルギー開発部シニアマネージャー)
 講演3「水電解による水素製造の展望(仮)」

  松本広重氏(九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)教授)
 講演4「国内外の水素供給インフラ普及に向けた取組」

  山梨文徳氏(水素供給・利用技術研究組合(HySUT)FCV・インフラ研究部副部長)
 講演5「燃料電池フォークリフトの開発・実証について」

  鈴木宏紀氏(株式会社豊田自動織機産車用FCプロジェクト主担当員)

 講演6「水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)10年の成果」
  松永久生氏(九州大学大学院工学研究院准教授)
◇受講料:無料

  ◎入場料について 【福岡国際会議場】へのご入場は「無料」。

  ※『マリンメッセ福岡』 及び 『福岡国際センター』へご入場には、「有料(チケット)」が必要ですので、ご注意ください。
◇定 員:100名(定員に達し次第、受付を終了します。お申し込みはお早めに)【第3回、第4回ともに、お問い合わせ】
  九州大学水素エネルギー国際研究センター 蓮尾
  TEL:092?802?3303 / Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp

■世界のヘッドライン(11月10日)
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2015/11/10 シリウス・インテグレータ社は今、アキュメントリクス社のプロパンと天然ガスを使用する燃料電池のRPシリーズ製品の再販業者である

〔訳注〕シリウス・インテグレータ社(Sirius Integrator)は現在、プロパンと天然ガスを使用するアキュメントリクス社の固体酸化物型燃料電池(solid oxide fuel cell)発電とサービスの北米全域の再販業者となっている。シリウス社は、北米で7年間、顧客に燃料電池・充電システムを販売してきた。アキュメントリクス社は2011年以降、固体酸化物型燃料電池RP250、RP500、RP1000とRP1500シリーズ製品をこの領域で300基以上配置している。この記事は、RPシリーズの製品案内となっている。

2015/11/10 フォーゼ、ザントフォールトで水素燃料電池レーシングカーの周回記録に挑む

〔訳注〕11月16日(月)に、デルフト工科大学(Delft University of Technology)のフォーゼH2水素電動レーシング・チーム(Forze H2 Hydrogen Electric Racing team)は、オランダのザントフォールト・サーキット(Circuit Park Zandvoort)でフォーゼVI燃料電池レーシングカー(Forze VI fuel cell racing car)を使って公式ラップ記録を破ろうとしている。現在の記録は、テスラ・ロードスター(Tesla Roadster)が保持している2時間10分90秒である。フォーゼVIの燃料電池は、190kW(260馬力)の出力で毎時210km(毎時130マイル)の最高速度を出す。2015年5月7日にはオランダのレース・ドライバー、ヤン・ラマース(Jan Lammers)が、ニュルブルクリンク(N〓rburgring Nordschleife)で10時間43分56秒のラップ記録を出している。現在フォーゼはVIIを建造しており、2016年8月にガンマ・レーシングデー(Gamma Racing Day)の期間中、スーパーカー・チャレンジ(Supercar Challenge)でガソリン駆動のレーシングカーと張り合う。

2015/11/10 北欧の燃料電池企業パワーセル・スウェーデン社、テリアソネラ社と協力協定を結ぶ

〔訳注〕パワーセル・スウェーデン社(PowerCell Sweden AB)は、西部スウェーデンのヨーテボリ(Gothenburg)にある通信基地局で共同でパワーパック(PowerPac)発電機の設置と操作を行うために、移動体通信事業者テリアソネラ社(TeliaSonera AB)と協力協定を結んだ。両社はヨーテボリ地域のテリアソネラ社の通信基地局の一つにパワーセル社のパワーパック発電機を設置して、バックアップ電源として動作するテストをするための実現可能性を検討する(feasibility study)ことで合意した。パワーパックは、ディーゼル改質の燃料電池である。

2015/11/10 バラード社、燃料電池バスのためにキングロング社と戦略的協定

〔訳注〕バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は本日、アモイキングロング米国自動車工業社(Xiamen King Long United Automotive Industry Co., Ltd.:King Long)と戦略的連携協定を結んだ、と発表した。キングロング社は、燃料電池バスを設計、展開する世界的にバスの設計・製造を行う大手の開発業者である。調印式は、中国の厦門(Xiamen)にあるキングロング社のグローバル本社で行われた。

2015/11/10 先駆的なレーベンマウス・プロジェクトに15台の水素駆動自動車を授与する契約

〔訳注〕画期的なレーベンマウス・コミュニティ・エネルギー・プロジェクト(Levenmouth Community Energy Project:LCEP)は、計画を主導するパートナーが15台の環境に優しい車の注文を発表した後、水素駆動自動車のヨーロッパ最大の艦隊の一つを確立する軌道に乗っている。ブライト・グリーン水素社(Bright Green Hydrogen)は、プロジェクトおよびパートナーのファイフ協議会(Fife Council)と東芝(Toshiba)の代わりに、シンビオ・エフセル社(Symbio FCell)から10台のルノー・ハイカングー・バン(Renault HyKangoo vans)と5台のフォード・トランジット(Ford Transits)に投資してきた。これは、ファイフのヒレンド(Hillend)にあるゴミ収集車メーカー、ハイル・ファリド社(Heil Farid)に授与した契約の一環としてファイフ理事会が今年初めに注文した2台のゴミ収集車(refuse collection vehicles:RCV)に加えたもの。トランジットおよびゴミ収集車バンへの変換は、リバプール(Liverpool)に本社を置く水素エンジン変換の専門会社ウルムコ社(ULEMCo)によって行われる。

■2015年12月02日のWEB LINK NEWS

2015/12/02 トヨタ、燃料電池車のディーラーに水素充てん装置を提供?米加州で(Bloomberg)

 (ブルームバーグ):燃料の水素を充てんするインフラ整備まで燃料電池車(FCV)の受け取りを先延ばす購入者が出てくる中、トヨタ自動車はFCV「ミライ」を販売する米カリフォルニアのディーラーに当座の水素充てんステーションを提供する。

 エアープロダクツ・アンド・ケミカルズの水素供給トレーラーは水素ステーションがもっと開設されるまで当座のものとして役立つだろうと、トヨタのFCVマーケティング・マネジャーのダグ・コールマン氏が取材に述べた。

 昨年は燃料小売り会社ファーストエレメント・フューエルに資金提供しており、今回のエアープロダクツとの協力は、カリフォルニアで水素充てんインフラ整備を支援するトヨタの取り組みを足掛かりにしている。カリフォルニアでは11月現在で顧客用に4つのステーションだけが開設されており、走行時に水のみを排出するミライをトヨタが販売する唯一の州となっている。
「2015年末までにもっと多くのステーションが利用可能になっていると思っていたかって?もちろんです」とコールマン氏は電話取材に話した。「まさに公道に出てきたミライの顧客向けに水素燃料の供給を手助けする、理に適った当面のステップのように感じていた」と述べた。
「じっと待つと言う顧客がたくさんいる。今すぐはミライを必要としないと言い、引き取りに先立ち、利用するステーションが整備されて本格運用されるのを待つと言ってくれる」とコールマン氏が話した。「本当にありがたい」と述べた。

 エアープロダクツの移動式燃料供給トレーラーは太陽光発電とバッテリーを使って運用する。ミライの水素タンクを半分だけ充てんすることができ、それで約150マイル(約240キロメートル)を走行できる。約85キログラムの水素を収容可能で、36台程度のミライに水素を供給できる。
「顧客は非常にわくわくしている。より忍耐強く待っている人もいる」とカリフォルニアでミライを販売する8つのディーラーの一つのエープリル・コナー氏が話した。「運転後に好きになれないという顧客はいなかった。みんなが好きになった」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151202-00000009-bloom_st-bus_all

2015/12/02 災害対応用ヒューマノイドのデモを見られる2015国際ロボット展開催(Impress Watch)

 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2015年12月2日、開発中の「災害対応用ヒューマノイドロボット」によるトンネル災害を想定した実機デモンストレーションを、東京ビッグサイトで開催中の「2015国際ロボット展」NEDOブース内で実施した。アメリカ・カリフォルニアで今年6月に開催された「DARPA Robotics Challenge(DRC)」にも出場した、産業技術総合研究所「HRP-2改」、東京大学「JAXON(ジャクソン)」がデモンストレーションを行ない、「HYDRA(ハイドラ)」が展示された。
■ 東京大学「HYDRA」

 東京大学 中村研究室のほか千葉工業大学、大阪大学、神戸大学による「HYDRA」は油圧を使ったヒューマノイド。身長180cm、重さ110kg。自由度は41(腕8×2、脚6×2、腰2、首1、 ハンド5×2)。名前は油圧のHydraulicsに由来し、首以外は電気静油圧アクチュエータ(EHA)で駆動され、バックドライバビリティを持つため外力に適応しやすい。手首、足首、肩関節、股関節は2自由度の閉リンク機構でユニバーサルジョイント(自在継手)を駆動する。予定では水素を使った燃料電池を背中に搭載するはずだった。

 電装系そのほかすべてゼロから作ったためか無理があり、DRCでは棄権した。そのため、今回が動作する様子は初お披露目となる。簡単なデモを行なうとのことだ。
■ 「2015国際ロボット展」は過去最大規模での開催に

 一般社団法人 日本ロボット工業会と日刊工業新聞社が主催する「2015国際ロボット展」は、2年に1度開催される世界最大規模のロボットトレードショーで、今回で21回目。会場は東京ビッグサイト東ホール。会期は12月2日から5日の4日間。今回の出展者数は446社・団体(前回334社)と、過去最大規模での開催となっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151202-00000026-impress-sci

2015/12/02 歴史的な大転換!自動車産業を襲う「三つの地殻変動」?日本車メーカーは家電業界の二の舞を避けられるか(現代ビジネス)

 自動車産業の変化は、大きく以下の三つの視点から捉える必要がある。

 一つ目が、従来のガソリン車やディーゼル車から電気自動車や水素燃料車などに向かう「エネルギー源の変化」という視点。

 二つ目が、人が運転するだけでなく、人工知能による自動走行車が出現する「車のIoT化やインテリジェント化」という視点。

 そして三つ目が、所有する経済からシェアする経済(Sharing Economy)への移行や、高齢化に伴う自家用車離れによる新しい交通システムの出現に見られる「経済モデルの変化」という視点だ。

 自動車産業は、家電産業と並び、戦後の日本の経済発展を牽引する基幹産業であったが、今やトヨタは世界一の自動車メーカーである。シリコンバレーに人工知能の研究開発拠点を設立し、人工知能やロボットの研究で有名なギル・プラットをトップに迎え、5年間で約10億ドルを投資すると発表している。「エネルギー源の変化」に対しては、水素燃料車に力を入れていることが吉と出るか凶と出るか、現段階では何ともいえない。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151202-00046640-gendaibiz-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素・燃料電池関連製品等開発促進セミナー【再掲】
◇日 時:12月7日(月) 15:00?17:30 講演及び名刺交換会
     (同時開催) 17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 14階多目的ホール
  (交通案内)http://www.kipc.or.jp/about_kip/access/
        (神奈川産業振興センターHP)
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
15:20〜 プレゼンテーション1

  講師:中川尊基氏(本田技研工業株式会社四輪事業本部スマートコミュニティ企画室技術主任)
16:10〜 プレゼンテーション2

  講師:大川信彦氏(株式会社東京アールアンドデー営業企画部門営業1部担当部長)17:30〜 講師との名刺交換会
≪個別相談会≫
17:30〜 県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。関心のある方は、ぜひご活用ください。
◇申 込 下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて12月3日(木)までに以下の申込先までお申し込み下さい。

  ダウンロードページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html
      (神奈川県スマートエネルギー課HP)

       ※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先 神奈川県産業労働局エネルギー部スマートエネルギー課調整グループ宛
   fcv2015@pref.kanagawa.jp
◇主 催:神奈川県

☆(一財)大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会
公開シンポジウム『水素エネルギー社会の構築に向けて』【再掲】

 燃料電池・FCH部会では12月14日(月)に公開シンポジウム『水素エネルギー社会の構築に向けて』を開催致します。水素・燃料電池分野の取組みについて最新の動向を聞く、またとない機会と存じますので、ぜひご参加下さい。
◇日 時:12月14日(月)13:00〜17:00(シンポジウム)
17:30〜(交流会)
◇場 所:大阪科学技術センター 8階中・小ホール
◇定 員:120名
◇プログラム:

  講演1、「水素社会に向けたSIP『エネルギーキャリア』の取組み」内閣府

  講演2、「欧州におけるPower to Gas市場動向と当社の技術」日立造船(株)

  講演3、「都市型バイオマスを利用したCO2フリー水素の取組み」(独)都市再生機構

  講演4、「Hondaにおける燃料電池自動車の開発と水素社会実現に向けて」(株)本田技術研究所

  講演5、「SOFC-MGTハイブリッド機の実用化に向けた取組について」三菱日立パワーシステムズ(株)
  総合質疑
◇参加費:会員外有料(協賛割引等あり)
◇申込等詳細:燃料電池・FCH部会ホームページ http://www.ostec-tec.info/08/
◇問いわせ合先:燃料電池・FCH部会 事務局
(一財)大阪科学技術センター 技術振興部 増山 (吉岡)
E-mail:masuyama@ostec.or.jp
TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
◇主催:(一財)大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会

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 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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