燃料電池ワールド Vol.2002 (2015/12/01 09:21)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.2002
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■2015年12月01日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※pemdreamのウェブサイト改変は、あと一歩のところで終わりません。2、3日時間がかかりそうです。サイトから申し込みがあるため、完成するまで閉鎖しています。

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議【FCV部品研究会】【再掲】

 近年、環境意識の高まりから燃費性能が高い環境対応車の普及が進んでおります。

 そのなかでも、我が国が高い競争力を有する水素・燃料電池技術を活用し、低環境負荷・省エネルギー化を図る燃料電池自動車(FCV)が昨年に発売され、今後、急速な拡大が期待されています。

 この度、このような水素エネルギーの利活用を通じた自動車関連産業の拡大にいち早く対応するため、FCV関連部品に関する情報を提供するFCV部品研究会を開催します。
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議
      http://www.f-suiso.jp/info/10518.html
    :北部九州自動車産業アジア先進拠点推進会議
◇日 時:12月2日(水)13:00?16:40
◇会 場:博多サンヒルズホテル(福岡市博多区吉塚本町13-55)      
◇内 容
13:00〜 「水素市場の状況・見通しについて」 
  福岡水素エネルギー戦略会議事務局
13:30〜 講演1:「燃料電池自動車の概要について」

 大仲英巳氏(福岡水素エネルギー戦略会議技術アドバイザー(元トヨタ自動車株式会社FC開発部長))
14:15〜 講演2:「燃料電池自動車の冷却システム」
 鈴木隆久氏(デンソー株式会社熱システム開発部担当部長)
15:10〜 講演3:「燃料電池自動車向け水素センサーについて」
 小野靖典氏(エフアイエス株式会社市場開発部部長)
15:55〜 講演4:「燃料電池自動車に係る豊田自動織機の取組」

 佐藤一穂氏(株式会社豊田自動織機コンプレッサ事業部技術企画部開発第十一室室長)
◇定 員:70名(先着順)
◇参加費:無料
◇申込締切:11月30日(月)
◇お申し込み
 ○オンライン

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20151113170153

 ○FAX【092-643-3421】 申込書を戦略会議宛送信してください。
   申込書(PDF/Word)は、↓よりダウンロードできます。
   http://www.f-suiso.jp/info/10518.html
◇お問い合わせ先
 【福岡水素エネルギー戦略会議事務局】
  福岡県商工部新産業振興課(担当:藤本、大川内)
  TEL:092-643-3448 / FAX:092-643-3421
  E-mail:info@f-suiso.jp

☆福岡水素エネルギー戦略会議【平成27年度 研究分科会開催】【再掲】

 福岡水素エネルギー戦略会議より研究分科会のご案内です。第3回、第4回ともに「福岡モーターショー2015」併設セミナー会場(福岡国際会議場)での開催となります。
※第3回、第4回で開催日、開始時間が異なりますのでご注意ください≫第3回研究分科会≪
【燃料電池要素研究分科会/高効率水素製造研究分科会】
◎お申し込みはこちらから

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20151113113155
◇日 時:12月18日(金)9:30?12:00
◇場 所:福岡国際会議場 4階 411室・412室 (福岡市博多区石城町2-1)
◇プログラム:
 講演1「タイトル未定(SOFC関連)」
  田中靖国氏(三浦工業株式会社RDセンターSD推進室課長)
 講演2「再エネ水素とCO2から燃料を作る」

  熊谷直和氏(日立造船株式会社機械事業本部地球環境ビジネス開発推進室執行役員)
 講演3「高温水蒸気電解システムの研究」

  松永健太郎氏 (株式会社東芝電力・社会システム技術開発センター次世代エネルギー技術開発推進室参事)
◇受講料:無料

  ◎入場料について 【福岡国際会議場】へのご入場は「無料」。

  ※『マリンメッセ福岡』 及び 『福岡国際センター』へご入場には、「有料(チケット)」が必要ですので、ご注意ください。
◇定 員:100名(定員に達し次第、受付を終了します。お申し込みはお早めに)≫第4回研究分科会≪
【高圧水素貯蔵・輸送研究分科会/高圧水素下における機械要素研究分科会】
◎お申し込みはこちらから

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20151113110118
◇日 時:12月21日(月)13:00?17:00
◇場 所:福岡国際会議場 4階 409室・410室(福岡市博多区石城町2-1)
◇プログラム:

 講演1「再生可能エネルギーを利用した自立型水素エネルギー供給システム(H2One)」

  河野龍興氏(株式会社東芝次世代エネルギー事業開発プロジェクトチーム担当部長)
 講演2「水素ステーション用圧縮水素容器・機器の最近の動向」

  広谷龍一氏(岩谷産業株式会社水素エネルギー開発部シニアマネージャー)
 講演3「水電解による水素製造の展望(仮)」

  松本広重氏(九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)教授)
 講演4「国内外の水素供給インフラ普及に向けた取組」

  山梨文徳氏(水素供給・利用技術研究組合(HySUT)FCV・インフラ研究部副部長)
 講演5「燃料電池フォークリフトの開発・実証について」

  鈴木宏紀氏(株式会社豊田自動織機産車用FCプロジェクト主担当員)

 講演6「水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)10年の成果」
  松永久生氏(九州大学大学院工学研究院准教授)
◇受講料:無料

  ◎入場料について 【福岡国際会議場】へのご入場は「無料」。

  ※『マリンメッセ福岡』 及び 『福岡国際センター』へご入場には、「有料(チケット)」が必要ですので、ご注意ください。
◇定 員:100名(定員に達し次第、受付を終了します。お申し込みはお早めに)【第3回、第4回ともに、お問い合わせ】
  九州大学水素エネルギー国際研究センター 蓮尾
  TEL:092?802?3303 / Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp

■世界のヘッドライン(11月06日)
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2015/11/06 H2ロジック社、デンマークの燃料電池自動車税免除の延長を歓迎

〔訳注〕デンマークは2012年以来、燃料電池自動車税(FCEV tax)の免除を実施してきたが、有効期限は2015年の終わりである。デンマーク政府は、この税をさらに3年間、現在の免税を拡張することの政治的合意を発表した。デンマークでは180%の登録税(registration tax)と25%の付加価値税(VAT:Value Added Tax)まで、17.000ユーロのガソリン車は50.000ユーロ以上の総消費税価格に達したことを意味して、通常ベース車両価格に適応される。従ってデンマークでは、今日のガソリンと競争力のある技術はほとんど価格になり、実質的な間接的な価格補助金を提供している。

〔訳注〕VAT(付加価値税):EUでは、すべての加盟国にVATの導入を義務付けています。標準税率は、欧州理事会の決定により2015年12月31日までの標準税率の下限が15%と定められています。上限に関する規定はなく、税率は加盟国ごとに異なります。(ジェトロ)

2015/11/06 ヒュンダイ自動車の水素リーダーシップ:フランク・マイヤーへインタビュー

〔訳注〕ヒュンダイ自動車ヨーロッパ社(Hyundai Motor Europe)の燃料電池電気自動車のヘッド、フランク・マイヤー(Frank Meijer)へのインタビュー記事。彼は、ヒュンダイが燃料電池技術に注力している詳細を説明している。

2015/11/06 トヨタ「ミライ」、オーストリアで今年の環境賞を受賞

〔訳注〕オーストリアの自動車クラブ「アルボ(ARB〓)」(Auto-Motor und Radfahrerverbund 〓sterreiche)は、「2015年環境省(2015 Environmental Award)」をトヨタ(Toyota)「ミライ(Mirai)」に与えた。

■2015年11月30日のWEB LINK NEWS

2015/11/30 水素社会に壁、規制見直し手間取る?小型充てん装置で戸惑うホンダ(Bloomberg)
(ブルームバーグ):安倍晋三首相主導で水素社会の構築に向けた規制緩和が進む中、ホンダは岩谷産業と共同開発した小型水素ステーションの発売めどを立てられない状態になっている。新技術に対する規制の見直しに時間がかかっているためだ。

 ホンダのスマート水素ステーション(SHS)は設置面積が約8平方メートルの小型充てん設備で、ごみ焼却の余熱利用などにより発電した電力で水素を製造する。コンテナ型のため工場出荷後は配管を接続すれば利用できることから、短期間に設置でき、来年3月の燃料電池車(FCV)「クラリティ・フューエル・セル」発売に合わせ普及を推し進めていた。

 これまでになかった技術をめぐり、経済産業省は30平方メートル未満の小規模水素スタンドを対象とした技術基準の整備を新たに進めているが、規制見直し提案から3年を経た今も基準は示されていないのが現状だ。

 ホンダの水素普及推進を担当する樋田直也氏は「新たなシステムの安全に関する規制見直しの難しさとそのスピード感に戸惑っている」と述べた。規制緩和が進む中、「規制強化される部分も出てきているのが実情」と感じているという。SHSは今年度、環境省の地域再エネ水素ステーション導入事業の対象として自治体で導入の検討が進められており、これまで100近い自治体が関心を示している。

 水素ステーションの整備については国が費用の2分の1を補助をしているが、2015年度末までの目標100カ所に対し、めどが立っているのは80カ所余り。整備地域が東京や神奈川、愛知など大都市圏に限られているため、ホンダはこれ以外の地域で、小型で設置が簡便なSHSを普及させることでFCV利用の選択肢を増やす試みだった。例示基準に手間取る

 規制整備に時間がかかっている理由の一つに、安全技術の「例示基準」がある。水素ステーション設置の許認可は都道府県が出すことから、技術知識のない自治体の担当者が参考にできる詳細な情報を盛り込むための分析や検証が必要となっている。

 水素供給・利用技術研究組合のFCVインフラ研究部、金子彰一シニアマネージャーは「国の方向としては間違いなく規制緩和に向かっており、そのために例示基準に盛り込む材料をどんどん増やそうとしている」と述べた。例示基準にない材料であっても同等の安全性が証明できれば認可は可能だが、そのための書類準備や検証ができないためにスタンドの設置を敬遠したり、逆に例示基準に盛り込んでもらおうと要望して時間がかかる結果となっていると説明した。

 また、自治体の中には例示基準を絶対守らなければならない規則と受け取り、それ以外の新技術を使った商品導入に消極的になる傾向もあると、金子氏は述べた。

 経産省は、基準の整備はエネルギー業界などからの提案を受けて既に国の審議会の承認も得ており、条文として出せる準備をしているところだと説明。同省高圧ガス保安室長の矢島秀浩氏は「施行まで時間がかかっているが、年度内のなるべく早い時期に措置をしたい」とコメントした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-00000004-bloom_st-bus_all

2015/11/30 1戸当たりCO2排出9.9%減 プレハブ建築協会14年度実績(SankeiBiz)

 プレハブ建築協会は、環境行動計画「エコアクション2020」に基づく2014年度の実績調査をまとめた。それによると1戸当たりの居住段階の二酸化炭素(CO2)排出量は、太陽光発電システムと燃料電池コージェネレーションの普及によって、前年度比9.9%減少したことが分かった。

 要因の一つが、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及に向け、太陽光発電や燃料電池、高効率給湯関連機器などの創エネ・省エネの取り組みが進んだこと。また、家庭で使用するエネルギーをマネジメントできるHEMS機器の導入が進んだことも奏功した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151129-00000015-fsi-bus_all

2015/11/30 スズキに見る、自動車メーカーの「成長エンジン」(ITmedia ビジネスオンライン)

 2010年代後半に、自動車メーカーが成長をするためにはどんな「エンジン」が必要なのだろうか? 文字通り成長エンジンになる「エンジン」、いやそれは内燃機関ではなく「モーター」かもしれないが、どんな武器を持ったメーカーが有利なのかはここに来てはっきりしてきた。

 さて、こうしたマーケットの推移を見てはっきりするのは、世界の自動車市場において拡大余地があるのは、明らかに経済成長過程にある国や地域だ。つまり高級車を売る市場ではない。日米欧の先進国では、既にマーケットは飽和しており、買い替え需要以外を開拓する余地は残っていない。しかも長期的に少子化が進行中なので、その買い替え需要もシュリンクしていくと予想するのが順当だろう。

 つまり、今後10年間に販売台数が伸びるマーケットはインド、ASEAN、回復が間に合えば中国という順番になる。ということは、安価な小型車を制するものこそが爆発的に拡大するマーケットを支配することになる。

 そういう意味では、燃料電池、電気自動車あたりは完全にお呼びでない。これらのクルマはシュリンクしていく先進国マーケットで台数の落ち込みをカバーする単価の引き上げには寄与するだろうが、新興国マーケットで数字を取るための戦力としては全く期待できない。旧来の内燃機関をより洗練させるか、安価なマイルドハイブリッドを武器にしているメーカーだけが決勝戦に進出する権利を持っているのだ。

 ということで、注目すべきはやはりBセグメントだ。ポイントを整理すれば、新興国マーケット、つまり従来のマーケットサイズを5割増かそれ以上にするかもしれないマーケットで売れるクルマは安いクルマでなくてはならない。そして、5割も台数が増えるのだとしたら排気ガス性能と燃費性能を優れたものにしないと、サステイナブルな社会が営めなくなるということだ。
●スズキの3つのエンジン

 その答えの1つが、先日の東京モーターショーに出品されていたスズキの3つのエンジンだ。

 スズキの場合、気筒あたり排気量を妥協する道を選んだのだが、3つのエンジンのどれも少しずつ順列組み合わせがおかしいように思う。一番排気量の大きい1373ccを3気筒にしてマイルドハイブリッド化するのがベストに思える。あるいは、996cc3気筒エンジンの足りない部分をターボではなくマイルドハイブリッドで補うという選択肢もあるだろう。

 発進加速など、エンジン回転数が大きく変動するシチュエーションでは、ターボは原理的にタイムラグが大きくなり、ドライバビリティが落ちる。トラックが積荷を満載して高速道路を巡行するような、回転数変化を伴わずに低回転で高効率な状態をキープしてトルクを必要とする場面ではターボが有利だが、今回のテーマとなっているエンジンは経済発展途上の国で、交通インフラが不足した状態、つまり渋滞から先を争って加速するような環境での効率が求められる。やはりレスポンスに優れるマイルドハイブリッドこそが相応しいように感じる。

 スズキの場合、もう必要なすべての技術がそこにある。後は順列組み合わせの問題だけだ。こういう話をすると「新興国向けの安グルマの話かよ」と言う人がいるのだが、エンジニアリングで地球を救う、あるいは持続発展可能な社会を作るためのエンジニアリングだと考えると、世界にもたらす幸福の大きさは、燃料電池や電気自動車の比ではない。未来の希望に満ちた技術。Bセグメントカーの開発はそういうものなのではないか?

 そして、人類にサステイナブルな発展をもたらすエンジンを提供できる企業こそが、次世代に躍進を遂げるのである。
(池田直渡)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-00000022-zdn_mkt-bus_all

2015/11/30 ついに来た! 「Fallout 4」ファーストインプレッション鮮やかに描かれる新しいウェイストランド。今作の大きなテーマは“世界の再建”!?(Impress Watch)

 今回の体験範囲での目玉は「パワーアーマー対デスクロー」だ。ブラザーフッド達が使っていた動力付きの鎧をこんな序盤から着ることができるのである! 「Fallout 4」のパワーアーマーはロボットのような扱いで、動かすためには燃料電池である“フュージョンコア”が必要となる。プレーヤーはガービーの依頼を受け、コアを見つけてパワーアーマーに装着、さらにヘリに備え付けたミニガン(ガトリングガン)を装備し、デスクローに立ち向かうのだ。

 パワーアーマーは、体の後部が開きプレーヤーはこれを着込むというか、乗り込むような形で装着する。乗り込むとインターフェイスが変わり、HPなどの数値や方向などがパワーアーマーでのメーター表示となる。ロボット好きにはグッとくる演出だ。これまでゲーム中盤以降でなければ手に入らなかったパワーアーマーを使い、最強クラスの敵デスクローといきなり戦えるのが楽しい。ミニガンを撃ちまくってもデスクローは強い。かなりの手に汗を握る戦いが体験できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-00000023-impress-game

2015/11/30 MEGA WEB、子ども向けキットカー ピウス を燃料電池車仕様に変更(レスポンス)

 MEGA WEBは、ライドスタジオで子どもたちが運転体験しているキットカー『ピウス』を燃料電池で走るよう改良した『FC-ピウス』を公開する。
FC-ピウスは、水素社会を迎える近い将来、その頃大人になる子どもたちに「水素」や「燃料電池」をより身近に感じてもらおうと企画したもの。岩手県の工業製品企画会社 モディーが設計開発しているキットカー「ピウス」を実際の燃料電池車仕様に変更。外装デザインもトヨタの水素燃料電池車『MIRAI』をモチーフに改良した。

 FC-ピウスは、全長2535×全幅1233×全高1070mm。後輪でFCスタック出力は定格360W、瞬間最大500W。12月19日・20日のプレ試乗イベントでお披露目し、体験試乗のほか、FC-ピウスを使用した燃料電池教室なども合わせて実施。12月26日からは、ライドスタジオにて通常運行を開始する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-00000022-rps-bus_all

2015/11/30 電通の調査で「FCV」が2016年有望商品ランキング首位に!(clicccar)

 電通総研が消費トレンドの分析を目的に、全国の15?69歳の男女2,000名を対象に毎年実施している「これから流行ると思う」商品やサービスの調査において、第1位に「水素自動車」がランクインしました。

 この「生活者が選ぶ有望商品ランキング」調査は10月31日?11月 2日にかけてインターネットによるアンケート形式で実施され、2016年の有望商品として「水素自動車」(1位)、「3Dプリンター」(2位)、「SIMフリー携帯」(3位)、「コミュニケーションロボット」(4位)など、未来的なテクノロジーが上位を占める結果となっています。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151130-00341334-clicccarz-bus_all

2015/11/30 家庭用燃料電池の低周波音で不眠…製造元を提訴(読売新聞)

 隣家の家庭用燃料電池「エネファーム」の運転時の低周波音で不眠などの健康被害を受けたとして、東京都練馬区の会社員男性(51)が30日、製造元のパナソニックなどに約158万円の損害賠償と、隣家の住民に運転停止を求める訴訟を東京地裁に起こしたことを明らかにした。
 提訴は11月27日付。

 訴状によると、隣家は2014年11月に新築され、屋外にエネファーム1台が設置された。男性宅の居間の外壁から2メートル弱で、設置直後から「ブーン」という振動を伴う音が聞こえるようになったという。男性は「音と振動で不眠や吐き気、頭痛などの症状が出ている」と主張している。

 エネファームは、都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、同時に発生する熱を給湯などに利用する仕組みで、14万台以上販売されている。消費者庁によると、エネファームに関する健康相談が12年以降、24件寄せられ、同庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は健康被害との関連を調査する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-00050100-yom-soci

2015/11/30 【ロサンゼルスモーターショー15】ヒュンダイ、871馬力の燃料電池レーサーを北米初公開(レスポンス)

 韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は11月18日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー15において、『N 2025 ビジョン グランツーリスモ』を北米初公開した。

 N 2025 ビジョン グランツーリスモは、このビジョン・グランツーリスモから誕生した1台。車名の「N」は、ヒュンダイが新たに立ち上げるサブブランド。Nは、高性能車に特化したブランドとなる。ヒュンダイは現在、欧州主力コンパクトカーの『i20』で、WRC(世界ラリー選手権)に参戦中。N車の開発には、WRCのノウハウが生かされる予定。

 パワートレインは、ヒュンダイがいち早く量産化した燃料電池車の技術を応用。2個の燃料電池スタックが、670hpのパワーを発生。これに、回生ブレーキによるスーパーキャパシタの201hpが加わり、システム全体で871hpのパワーを引き出す。

 外観は、フロントよりもリアが長いデザインや、大きく張り出した前後フェンダーなど、迫力のフォルム。CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)モノコック構造や軽量コンパクトな燃料電池スタックにより、車両重量は972kgに抑えられた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-00000056-rps-ind

2015/11/30 自然エネ開発予算、倍増へ…日米欧など20か国(読売新聞)

 【ワシントン=三井誠】国連の気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21=気候変動パリ会議)が日本時間の30日午後、パリで開幕するのを前に、米ホワイトハウスは29日、日米欧、中国、インドなど20か国が太陽光や風力など「クリーンエネルギー」の技術開発費を今後5年間で倍増させることで合意したと発表した。

 オバマ米大統領ら各国首脳が30日、パリで正式に発表する見込み。安倍首相もパリで、燃やしても二酸化炭素(CO2)を出さない水素エネルギーの貯蔵・輸送技術や、電気自動車の走行距離を現在の5倍にする次世代蓄電池などの開発を強化する方針を表明する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-00050062-yom-soci

2015/11/30 電源構成表示の義務化を 林経産大臣に民主要請(エコノミックニュース)

 電力自由化に伴い消費者の選択の権利や再生可能エネルギーを普及させるためには「電源構成表示が必要だ」として、民主党は29日までに「電源構成表示を義務化するよう」林幹雄経済産業大臣に要請した。

 林大臣は「専門家による議論がされているところだ」とし「ユーザーとしては電源構成を知りたい人もいるだろうが、小さな小売業者のコスト負担の問題もある。要請の趣旨を伝え、しっかり議論するよう指示したい」と答えた。

 要請文では「ドイツでは電源構成や環境影響に関する情報開示が義務化され、固定価格買い取り制度を利用した場合にはそのことを明示した上で表示することとなっている。一方、(日本においては)先日決定された小売り電気事業の登録の申請等に関する省令では電源構成や環境影響に関する情報開示義務化についての規定は置かれていない」と提起。

 そのうえで「電源構成等について十分な情報提供がなされなければ、消費者の知る権利・選択の権利が阻害されることになり、市場に歪みが生じる。再生可能エネルギーを最大限導入するということであれば、再生可能エネルギー普及のために電源構成の客観的表示や環境負荷の客観的な表示を義務化し、消費者への情報提供を行うことが本来の姿」と表示の義務化を求めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-00000005-economic-bus_all

2015/11/30 クリーンエネルギー開発促進へ、ビル・ゲイツ氏が基金創設(CNN.co.jp)

 ニューヨーク(CNNMoney) 米マイクロソフト共同創業者で慈善事業家のビル・ゲイツ氏が、パリで開幕した国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21) の場で、クリーンエネルギーの開発促進を目指す基金の創設を発表する。同基金には各国政府や世界の富豪、ハイテク大手の経営者らが多額の出資を表明している。

 ゲイツ氏の新プロジェクト「ブレークスルー・エネルギー・コアリション」は、オバマ米大統領やフランスのオランド大統領と共に発表予定。

 各国の政府機関や投資ファンド、企業経営者など20あまりの組織や個人が出資する見通し。中国の電子商取引大手アリババのジャック・マー最高経営責任者(CEO)や、米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEO、米ヒューレット・パッカード(HP)のメグ・ホイットマンCEO、英ヴァージングループを率いる富豪リチャード・ブランソン氏らハイテク大手の経営者が名を連ねる。

 さらに十数カ国の政府が、今後5年で二酸化炭素を排出しないエネルギー開発のための予算を倍増すると表明した。
「風力や太陽光など再生可能エネルギーは大きな進歩を遂げ、未来の二酸化炭素排出ゼロへ向けた可能性が開けている。だがその変化の規模を考えると、さまざまな道を模索する必要があり、新たなアプローチを発明する必要も生じる」とゲイツ氏は指摘する。「そうしたエネルギーへの突破口は民間企業が開くだろう。だがその基礎となる研究への資金提供は政府にしかできない」とも強調した。

 同基金では、クリーンエネルギーの大規模生産につながる有望なプロジェクトに多額を出資。発電および電力の貯蔵、輸送、産業利用、農業、エネルギー効率を高めるプロジェクトの5分野について重点的な支援を行う。

 化石燃料への依存度を減らせば、世界経済にも多大な恩恵をもたらすと同氏は述べ、「さらに数百万人の貧困からの脱出や自給自足を支援でき、エネルギー価格の安定化にもつながる」と説いている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-35074200-cnn-int

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第35回水素エネルギー協会大会【再掲】
◇日 時:12月3日(木曜日)9:50〜17:00、(懇親会17:15〜)
        4日(金曜日)10:00〜15:30
◇場 所: タワーホール船堀 小ホール(東京都江戸川区船堀4-1-1)
◇特別講演 、一般講演、ポスター発表で構成
特別講演3件 いずれも12月3日(木)に予定
「太陽エネルギーによる水の直接分解用光触媒システムの開発」堂免一成氏(東京大学)「水素社会実現に向けた取組み」河野龍興氏(株式会社東芝)
「嵐の中のエネルギー戦略 - 持続可能性と安全保障、水素の役割」田中伸男氏((公財)笹川平和財団) 
◇申込、プログラム、会場へのアクセス等は下記のURLを参照下さい。
 http://www.hess.jp/4_event/35hess_annai.html
◇参加申込締切が11月13日(金)と迫っておりますので、申込はお早くお願いします。
◇参加費:HESS会員・協賛会員:¥8,000(学生¥2,000)
     ・非会員(税込):¥15,000(学生¥3,000)

     ・懇親会:会員・非会員(税込)¥5,000(学生¥1,000))

 ※締切後の申込み、事前申込なく当日参加の場合は、各¥2,000増し
◇主 催:一般社団法人 水素エネルギー協会

☆水素・燃料電池関連製品等開発促進セミナー【再掲】
◇日 時:12月7日(月) 15:00?17:30 講演及び名刺交換会
     (同時開催) 17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 14階多目的ホール
  (交通案内)http://www.kipc.or.jp/about_kip/access/
        (神奈川産業振興センターHP)
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
15:20〜 プレゼンテーション1

  講師:中川尊基氏(本田技研工業株式会社四輪事業本部スマートコミュニティ企画室技術主任)
16:10〜 プレゼンテーション2

  講師:大川信彦氏(株式会社東京アールアンドデー営業企画部門営業1部担当部長)17:30〜 講師との名刺交換会
≪個別相談会≫
17:30〜 県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。関心のある方は、ぜひご活用ください。
◇申 込 下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて12月3日(木)までに以下の申込先までお申し込み下さい。

  ダウンロードページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html
      (神奈川県スマートエネルギー課HP)

       ※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先 神奈川県産業労働局エネルギー部スマートエネルギー課調整グループ宛
   fcv2015@pref.kanagawa.jp
◇主 催:神奈川県

☆(一財)大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会
公開シンポジウム『水素エネルギー社会の構築に向けて』【再掲】

 燃料電池・FCH部会では12月14日(月)に公開シンポジウム『水素エネルギー社会の構築に向けて』を開催致します。水素・燃料電池分野の取組みについて最新の動向を聞く、またとない機会と存じますので、ぜひご参加下さい。
◇日 時:12月14日(月)13:00〜17:00(シンポジウム)
17:30〜(交流会)
◇場 所:大阪科学技術センター 8階中・小ホール
◇定 員:120名
◇プログラム:

  講演1、「水素社会に向けたSIP『エネルギーキャリア』の取組み」内閣府

  講演2、「欧州におけるPower to Gas市場動向と当社の技術」日立造船(株)

  講演3、「都市型バイオマスを利用したCO2フリー水素の取組み」(独)都市再生機構

  講演4、「Hondaにおける燃料電池自動車の開発と水素社会実現に向けて」(株)本田技術研究所

  講演5、「SOFC-MGTハイブリッド機の実用化に向けた取組について」三菱日立パワーシステムズ(株)
  総合質疑
◇参加費:会員外有料(協賛割引等あり)
◇申込等詳細:燃料電池・FCH部会ホームページ http://www.ostec-tec.info/08/
◇問いわせ合先:燃料電池・FCH部会 事務局
(一財)大阪科学技術センター 技術振興部 増山 (吉岡)
E-mail:masuyama@ostec.or.jp
TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
◇主催:(一財)大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会

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