燃料電池ワールド Vol.1999 (2015/11/26 10:12)

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□燃料電池ワールド Vol.1999
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■2015年11月26日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※pemdreamのウェブサイトは改変が途中なので、使えません。サイトから申し込みがあるため、完成するまで閉鎖しました。

■燃料電池関連イベント
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☆(一財)大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会
公開シンポジウム『水素エネルギー社会の構築に向けて』【再掲】

 燃料電池・FCH部会では12月14日(月)に公開シンポジウム『水素エネルギー社会の構築に向けて』を開催致します。水素・燃料電池分野の取組みについて最新の動向を聞く、またとない機会と存じますので、ぜひご参加下さい。
◇日 時:12月14日(月)13:00〜17:00(シンポジウム)
17:30〜(交流会)
◇場 所:大阪科学技術センター 8階中・小ホール
◇定 員:120名
◇プログラム:

  講演1、「水素社会に向けたSIP『エネルギーキャリア』の取組み」内閣府

  講演2、「欧州におけるPower to Gas市場動向と当社の技術」日立造船(株)

  講演3、「都市型バイオマスを利用したCO2フリー水素の取組み」(独)都市再生機構

  講演4、「Hondaにおける燃料電池自動車の開発と水素社会実現に向けて」(株)本田技術研究所

  講演5、「SOFC-MGTハイブリッド機の実用化に向けた取組について」三菱日立パワーシステムズ(株)
  総合質疑
◇参加費:会員外有料(協賛割引等あり)
◇申込等詳細:燃料電池・FCH部会ホームページ http://www.ostec-tec.info/08/
◇問いわせ合先:燃料電池・FCH部会 事務局
(一財)大阪科学技術センター 技術振興部 増山 (吉岡)
E-mail:masuyama@ostec.or.jp
TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
◇主催:(一財)大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会

■世界のヘッドライン(11月03日)
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2015/11/03 研究者は、水素生成に廃熱を変換する新しいプロセスの特許を取得した

〔訳注〕ペンシルバニア州立大学(Penn State)の土木環境工学科(Department of Civil and Environmental Engineering)の研究者たちは、水素ガスを生成するのに化石燃料を使わずに、廃熱を変換するための効果的な方法を発見した。彼らはこの努力によって8月18日に米国特許を授与された。水素ガスを作る既存の方法は、水素ガスを生成するのに充分なエネルギーを生成するために化石燃料を消費することである。このジレンマに対して、化石燃料を使わずに水素ガスを製造する新しい方法を発見した。この方法では、重炭酸アンモニウム(熱再生可能な塩)に蓄積されたエネルギーや太陽熱または廃熱(発電所で入手可能なもののような)を使って水素ガスを生成することができる。このシステムは廃熱で実行されるので、効果的なカーボンニュートラルであり、中性の化石燃料である。米国特許番号9112217は、「微生物燃料電池および微生物電解セルを支持する逆電気透析(Reverse electrodialysis supported microbial fuel cells and microbial electrolysis cells)」と題されている。この方法はまだ経済的ではなく、大規模に使用されるには安価な膜の製造が課題である。

2015/11/03 レクサスLF燃料電池フラッグシップ・コンセプト、東京モーターショーで発表

〔訳注〕東京モーターショー2015でレクサス(Lexus)は、LF-FCフラッグシップ・コンセプト(LF-FC flagship concept)を公開した。将来の旗艦セダンのデザインと技術の方向を明らかにした。記事はその観察記。

2015/11/03 コーロン・ハイドロジェニックス社、韓国でMW級燃料電池システムの営業運転を開始

〔訳注〕ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は本日、韓国の合弁会社コーロン・ハイドロジェニックス社(Kolon Hydrogenics)が所有し、運営する1MW級燃料電池発電システムの商業運転を開始した、と発表した。燃料電池発電システムは、ハンファ・トタル社(Hanwha-Total)の石油精製サイトに設置されている。ハンファ・トタル社は旧サムソン・トタル社として知られており、このサイトから生成される余剰の水素を活用する。

2015/11/03 ITMパワー社、リバーサイドのカリフォルニア州水素燃料供給ステーションの運用を達成

〔訳注〕ITMパワー社(ITM Power)は、米国のITMパワー社(ITM Power Inc.)がリバーサイド(Riverside)で、カリフォルニア州水素燃料供給ステーションの運用を達成した、と発表した。これは、カリフォルニア州でオンサイトによる水素発生を達成した最初の電解層ベースのステーション(electrolyser based station)である。

2015/11/03 燃料電池自動車の本格展開の最前線でヒュンダイ自動車は50台以上を出荷

〔訳注〕10月にヒュンダイ自動車(Hyundai Motor)は、燃料電池自動車の本格展開で同社のリーダーシップを広げ欧州全域の顧客に配送するために、50台以上のix35フュエルセル(ix35 Fuel Cell)を提供した。これでヒュンダイ自動車の水素駆動車は総数で250台以上となり、2015年の終わりまでに、スペイン、スイスと既存の11カ国の流通ネットワークで13のヨーロッパ諸国で購入またはリースができるようになる。

■2015年11月25日のWEB LINK NEWS

2015/11/25 燃料電池車+LPガス+発電機で、災害に強いゼロエネルギー住宅とは(SUUMOジャーナル)
「50年に一度」というレベルの災害がここ最近は毎年起こっているし、電力が自由化になるといってもそれで家計が助かるのかは不透明、そんななかガソリンに変わって水素で動くクルマが注目を集めている……。そんな、これからの日本に対応するというコンセプトホームが東京都葛飾区に建てられて、先日報道陣に公開された。コンセプトホームといっても、ただ未来の暮らしを見せるだけでなく、実際に販売に向けて動き出しているという。果たして近未来の暮らしに対応した家とは?

 先述の通り、葛飾区にあるコンセプトホームでは他の「+X」も体感できた。例えば「+自動車」では、電気自動車を蓄電池として、また燃料電池車を発電機として利用することを想定。例えばHondaが2016年3月に自治体や企業向けにリース販売を予定している燃料電池車「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」の場合、平均的な一般家庭の約7日分の電力を供給できるという。
【画像5】停電時に電力を供給できる燃料電池車と家を繋ぐという提案。ガスエンジンコージェネレーションシステムが復旧し、電力を供給できるようになると、どちらが効率よくエネルギーを使えるか自動で判断する(写真撮影:SUUMOジャーナル編集部)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151125-00101233-suumoj-life

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第35回水素エネルギー協会大会【再掲】
◇日 時:12月3日(木曜日)9:50〜17:00、(懇親会17:15〜)
        4日(金曜日)10:00〜15:30
◇場 所: タワーホール船堀 小ホール(東京都江戸川区船堀4-1-1)
◇特別講演 、一般講演、ポスター発表で構成
特別講演3件 いずれも12月3日(木)に予定
「太陽エネルギーによる水の直接分解用光触媒システムの開発」堂免一成氏(東京大学)「水素社会実現に向けた取組み」河野龍興氏(株式会社東芝)
「嵐の中のエネルギー戦略 - 持続可能性と安全保障、水素の役割」田中伸男氏((公財)笹川平和財団) 
◇申込、プログラム、会場へのアクセス等は下記のURLを参照下さい。
 http://www.hess.jp/4_event/35hess_annai.html
◇参加申込締切が11月13日(金)と迫っておりますので、申込はお早くお願いします。
◇参加費:HESS会員・協賛会員:¥8,000(学生¥2,000)
     ・非会員(税込):¥15,000(学生¥3,000)

     ・懇親会:会員・非会員(税込)¥5,000(学生¥1,000))

 ※締切後の申込み、事前申込なく当日参加の場合は、各¥2,000増し
◇主 催:一般社団法人 水素エネルギー協会

☆水素・燃料電池関連製品等開発促進セミナー【再掲】
◇日 時:12月7日(月) 15:00?17:30 講演及び名刺交換会
     (同時開催) 17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 14階多目的ホール
  (交通案内)http://www.kipc.or.jp/about_kip/access/
        (神奈川産業振興センターHP)
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
15:20〜 プレゼンテーション1

  講師:中川尊基氏(本田技研工業株式会社四輪事業本部スマートコミュニティ企画室技術主任)
16:10〜 プレゼンテーション2

  講師:大川信彦氏(株式会社東京アールアンドデー営業企画部門営業1部担当部長)17:30〜 講師との名刺交換会
≪個別相談会≫
17:30〜 県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。関心のある方は、ぜひご活用ください。
◇申 込 下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて12月3日(木)までに以下の申込先までお申し込み下さい。

  ダウンロードページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html
      (神奈川県スマートエネルギー課HP)

       ※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先 神奈川県産業労働局エネルギー部スマートエネルギー課調整グループ宛
   fcv2015@pref.kanagawa.jp
◇主 催:神奈川県

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