燃料電池ワールド Vol.1998 (2015/11/25 08:49)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1998
■□□□□□□□□□
■2015年11月25日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※pemdreamのウェブサイトは改変が途中なので、使えません。

■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆(一財)大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会
公開シンポジウム『水素エネルギー社会の構築に向けて』【再掲】

 燃料電池・FCH部会では12月14日(月)に公開シンポジウム『水素エネルギー社会の構築に向けて』を開催致します。水素・燃料電池分野の取組みについて最新の動向を聞く、またとない機会と存じますので、ぜひご参加下さい。
◇日 時:12月14日(月)13:00〜17:00(シンポジウム)
17:30〜(交流会)
◇場 所:大阪科学技術センター 8階中・小ホール
◇定 員:120名
◇プログラム:

  講演1、「水素社会に向けたSIP『エネルギーキャリア』の取組み」内閣府

  講演2、「欧州におけるPower to Gas市場動向と当社の技術」日立造船(株)

  講演3、「都市型バイオマスを利用したCO2フリー水素の取組み」(独)都市再生機構

  講演4、「Hondaにおける燃料電池自動車の開発と水素社会実現に向けて」(株)本田技術研究所

  講演5、「SOFC-MGTハイブリッド機の実用化に向けた取組について」三菱日立パワーシステムズ(株)
  総合質疑
◇参加費:会員外有料(協賛割引等あり)
◇申込等詳細:燃料電池・FCH部会ホームページ http://www.ostec-tec.info/08/
◇問いわせ合先:燃料電池・FCH部会 事務局
(一財)大阪科学技術センター 技術振興部 増山 (吉岡)
E-mail:masuyama@ostec.or.jp
TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
◇主催:(一財)大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会

■世界のヘッドライン(11月02日)
□□□───────────────────────────

2015/11/02 タイガー・オプティクス社、燃料電池に使う水素の検査で卓越した技量を示す

〔訳注〕炭素を含まない輸送への移行の先頭に立ち、汚染物質を探し出すためにレーザーを使って検出するリーダーのタイガー・オプティクス社(Tiger Optics LLC)は、燃料電池電気自動車を運転するのに必要な水素の基準を満たすためにカリフォルニア州(State of California)からの最も直近の指示を発表した。タイガー社の分析装置は、自動車の燃料電池に損傷を与えたり、破壊するような特定の汚染物質を測定するために、必要な感度と選択制、的確さを提供する。なぜなら、そのような品質管理は、燃料電池自動車の大量市場の成功を達成するために必要不可欠のことであり、自動車技術者協会(Society of Automotive Engineers:SAE)インターナショナル(International)は水素燃料純度(hydrogen fuel purity)の厳しい基準を設定している。これは、トヨタ(Toyota)が今年10月から、8カ所のカリフォルニア州販売店で燃料電池自動車「ミライ(Mirai)」を販売しはじめ、8年間、10万マイルの保証の他に無料の燃料を提供するなど、タイムリーな問題である。カリフォルニア燃料電池パートナーシップ(California Fuel Cell Partnership)は2016年の終わりまでに50以上のステーションを計画している。カリフォルニア州は少なくとも、100カ所の水素ステーションを構築するために年間2000万ドルを割り当てる法律を2013年に採択している。カリフォルニア州で販売される水素の測定を実施する部門のロータス・コンサルティング社(Lotus Consulting)社長ランディ・ブラムストン・クック(Randy Bramston-Cook)は、「我々は、検出性能がよいタイガー社の光学分析装置(Tiger Optics analyzers)を使っている」とレポートしている。

2015/11/02 パリ市のモビリティ計画:フランスの首都は最初の水素供給ステーションを設置して運営するためにイデックス社とマカフィ・エナジー社を選んだ

〔訳注〕パリ市(City of Paris)は、最優先で大気汚染を減らすことになった。この目標に向けてパリ市は軽量自動車艦隊を計画し、フランスの首都は、イブリシュールセーヌ市(Ivry-sur-Seine)に位置する水素ステーションを設置し、管理するために、イデックス社(Idex)とマカフィ・エナジー社(McPhy Energy)のチームを選んだ。このステーションは、今年10月30日から12月11日まで開催されるCOP21の期間中に発足する。

2015/11/02 フュエルセル・エナジー社、韓国のパートナーに燃料電池モジュールを販売

〔訳注〕フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc)は、韓国のパートナー、ポスコ・エナジー社(POSCO Energy)に合計8.4メガワットの燃料電池モジュール6基を販売した、と発表した。このモジュールの販売は、既存の複数年122メガワット契約の毎月の出荷に加えられる。

2015/11/02 米連邦エネルギー規制委員会、ブルーム・エナジー社の子会社に2005年公益事業持株会社法からの免除を許可

〔訳注〕米連邦エネルギー規制委員会(Federal Energy Regulatory Commission:FERC)は10月15日、2015年6月30日に燃料電池メーカーのブルーム・エナジー社(Bloom Energy Corporation:Bloom)から出願された誓願を許可した。これは、ブルーム・エナジー社が、同社の固体酸化物型燃料電池を販売することで電気も販売するという2005年公益事業持株会社法(Public Utility Holding Company Act of 2005:PUHCA 2005)のもとでの委員会の規制から免除され続ける、ということのようだ。仕組みが複雑すぎてよく分からない。

2015/11/02 インテリジェント・エナジー社、シンガポールの事業活動を増大

〔訳注〕インテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy)は今月(10月27〜28日)、シンガポールで開かれたアジア・クリーン・エネルギー・サミット(Asia Clean Energy Summit:ACES)で積極的な活動をしている。都市部の大気の質の解決策を、同社の燃料電池技術の増加と運用で対処することを強調した。インテリジェント・エナジー社のシンガポールとアジア全域での活動についての記事。

2015/10/31〜11/01 配信はありません。

■2015年11月24日のWEB LINK NEWS

2015/11/24 【数字から見える千葉】LNG貯蔵容量、全国1位のシェア19.3%(産経新聞)
 □ちばぎん総研調査部研究員・久山直登

 千葉県は液化天然ガス(LNG)を貯蔵する1次基地の設備容量で全国トップを誇り(シェア19・3%)、電力供給を含めた首都圏のエネルギー供給拠点として極めて重要な地位を占めている。今後も大規模災害などの発生に備え、袖ケ浦LNG基地を中核とする広域ガス導管網整備などが進む計画があり、そうしたエネルギー輸送網の強靭(きょうじん)化によって、供給県としての地位はますます高まる方向にある。

 その一方、ガスの高度利用の面ではやや見劣りがする。理由の1つ目は、家庭用燃料電池(エネファーム)の普及の遅れである。

 本県での普及状況をみると、停電時への対応意識の高まりや国・自治体の導入補助金拡充から、家庭への普及は年々進んでいるが、設置件数は1都3県の中では埼玉県と並んで低い。これには自治体による補助率の差が関係していると考えられる=同下。

 2つ目は、都市ガスを利用して発電しながら、排熱の供給も同時に行う「コージェネレーションシステム」を活用した街づくりの遅れである。同システムは現在、佐倉市ユーカリが丘で「非常時も持続的なエネルギー利用を可能とする街づくり」を目指して構築中であるほか、柏の葉や幕張などでも取り組みが進んでいる。だが、ビル群にまとめて導入し、「スマートシティ」を名乗ってブランド価値を高める動きを見せている都内などに比べると数がまだ少ない。

 地方創生の流れの中で、活性化の材料を探している自治体も少なくないが、ガス活用の新エネルギーは電力料金が高い公共施設への供給を前提とすれば採算に乗りやすく、郡部でも街おこしの手段として活用できる可能性がある。(寄稿)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151124-00000047-san-l12

2015/11/24 「緊急対応策」、法人税20%台へ道筋つけ投資・賃金後押し=甘利担当相(ロイター)
[東京 24日 ロイター] - 甘利経済再生担当相は24日開催された経済財政諮問会議に、名目GDP600兆円に向けた「当面の緊急対応策」(案)を提出した。16年度法人税率引き下げ幅を確実に上乗せし、早期に20%台に引き下げる道筋をつけ、持続的な設備投資拡大と賃上げを後押しすることや、最低賃金引上げへの取り組みを挙げた。

 設備投資拡大には、法人税改革のほか、官民ファンドの支援基準の見直し、サービス産業の生産性改善のためのモデル事業普及や、中小企業等の生産性向上への取組支援、省エネ住宅や燃料電池自動車などの取得負担軽減などを挙げた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151124-00000069-reut-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆第35回水素エネルギー協会大会【再掲】
◇日 時:12月3日(木曜日)9:50〜17:00、(懇親会17:15〜)
        4日(金曜日)10:00〜15:30
◇場 所: タワーホール船堀 小ホール(東京都江戸川区船堀4-1-1)
◇特別講演 、一般講演、ポスター発表で構成
特別講演3件 いずれも12月3日(木)に予定
「太陽エネルギーによる水の直接分解用光触媒システムの開発」堂免一成氏(東京大学)「水素社会実現に向けた取組み」河野龍興氏(株式会社東芝)
「嵐の中のエネルギー戦略 - 持続可能性と安全保障、水素の役割」田中伸男氏((公財)笹川平和財団) 
◇申込、プログラム、会場へのアクセス等は下記のURLを参照下さい。
 http://www.hess.jp/4_event/35hess_annai.html
◇参加申込締切が11月13日(金)と迫っておりますので、申込はお早くお願いします。
◇参加費:HESS会員・協賛会員:¥8,000(学生¥2,000)
     ・非会員(税込):¥15,000(学生¥3,000)

     ・懇親会:会員・非会員(税込)¥5,000(学生¥1,000))

 ※締切後の申込み、事前申込なく当日参加の場合は、各¥2,000増し
◇主 催:一般社団法人 水素エネルギー協会

☆水素・燃料電池関連製品等開発促進セミナー【再掲】
◇日 時:12月7日(月) 15:00?17:30 講演及び名刺交換会
     (同時開催) 17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 14階多目的ホール
  (交通案内)http://www.kipc.or.jp/about_kip/access/
        (神奈川産業振興センターHP)
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
15:20〜 プレゼンテーション1

  講師:中川尊基氏(本田技研工業株式会社四輪事業本部スマートコミュニティ企画室技術主任)
16:10〜 プレゼンテーション2

  講師:大川信彦氏(株式会社東京アールアンドデー営業企画部門営業1部担当部長)17:30〜 講師との名刺交換会
≪個別相談会≫
17:30〜 県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。関心のある方は、ぜひご活用ください。
◇申 込 下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて12月3日(木)までに以下の申込先までお申し込み下さい。

  ダウンロードページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html
      (神奈川県スマートエネルギー課HP)

       ※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先 神奈川県産業労働局エネルギー部スマートエネルギー課調整グループ宛
   fcv2015@pref.kanagawa.jp
◇主 催:神奈川県

───────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065319.html
 melma! http://melma.com/backnumber_39824/
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1