燃料電池ワールド Vol.1994 (2015/11/18 09:11)

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□燃料電池ワールド Vol.1994
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■2015年11月18日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆水素・燃料電池関連製品等開発促進セミナー【再掲】
◇日 時:12月7日(月) 15:00?17:30 講演及び名刺交換会
     (同時開催) 17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 14階多目的ホール
  (交通案内)http://www.kipc.or.jp/about_kip/access/
        (神奈川産業振興センターHP)
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
15:20〜 プレゼンテーション1

  講師:中川尊基氏(本田技研工業株式会社四輪事業本部スマートコミュニティ企画室技術主任)
16:10〜 プレゼンテーション2

  講師:大川信彦氏(株式会社東京アールアンドデー営業企画部門営業1部担当部長)17:30〜 講師との名刺交換会
≪個別相談会≫
17:30〜 県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。関心のある方は、ぜひご活用ください。
◇申 込 下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて12月3日(木)までに以下の申込先までお申し込み下さい。

  ダウンロードページ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html
      (神奈川県スマートエネルギー課HP)

       ※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先 神奈川県産業労働局エネルギー部スマートエネルギー課調整グループ宛
   fcv2015@pref.kanagawa.jp
◇主 催:神奈川県

☆第35回水素エネルギー協会大会【再掲】
◇日 時:12月3日(木曜日)9:50〜17:00、(懇親会17:15〜)
        4日(金曜日)10:00〜15:30
◇場 所: タワーホール船堀 小ホール(東京都江戸川区船堀4-1-1)
◇特別講演 、一般講演、ポスター発表で構成
特別講演3件 いずれも12月3日(木)に予定
「太陽エネルギーによる水の直接分解用光触媒システムの開発」堂免一成氏(東京大学)「水素社会実現に向けた取組み」河野龍興氏(株式会社東芝)
「嵐の中のエネルギー戦略 - 持続可能性と安全保障、水素の役割」田中伸男氏((公財)笹川平和財団) 
◇申込、プログラム、会場へのアクセス等は下記のURLを参照下さい。
 http://www.hess.jp/4_event/35hess_annai.html
◇参加申込締切が11月13日(金)と迫っておりますので、申込はお早くお願いします。
◇参加費:HESS会員・協賛会員:¥8,000(学生¥2,000)
     ・非会員(税込):¥15,000(学生¥3,000)

     ・懇親会:会員・非会員(税込)¥5,000(学生¥1,000))

 ※締切後の申込み、事前申込なく当日参加の場合は、各¥2,000増し
◇主 催:一般社団法人 水素エネルギー協会

■世界のヘッドライン(10月27日)
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2015/10/27 米エネルギー省の水素・燃料電池プログラム

〔訳注〕米エネルギー省(DOE)の水素・燃料電池プログラムの2015評価報告書の記事のようだが、FuelCellsWorksによって削除されている。

2015/10/27 燃料電池電源出力、革新的な空気圧縮機で昇圧
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20151118-1

〔訳注〕アエリスティック社(Aeristech)は、水素燃料電池からの出力を倍増できた電動圧縮技術の偉大な発見を開発した。これは、梱包材料(packaging)や重さ(weight)を改善して、性能を大幅に増加するか、またはかなり小型の燃料電池を明記することを自動車メーカーに可能にする。「燃料電池の電力出力は、水素と酸素の反応を維持するために空気が供給される速度によって制限される。水素は液体状態から蒸発してすでに高圧だが、空気は通常、送風機を使って加圧される。我々の独特な高速モータ制御技術(high speed motor and control technology)は、酸素透過膜を通過する速度を増大させる非常に高い圧力で空気を提供できる。他のモータ制御装置は、高効率なこの圧力で提供することができない」と、アエリステック社のCEOブリン・リチャーズ(Bryn Richards)は説明した。イノベート英国(Innovate UK:旧技術戦略委員会)からの資金は、現在顧客と燃料電池スタックで試験されている10kW級燃料電池空気圧縮機( fuel cell air compressor)の開発に貢献してきた。

2015/10/27 ホライゾン燃料電池テクノロジーズ社、世界最小のメタノール改質型燃料電池を発表
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20151118-1

〔訳注〕ホライゾン燃料電池テクノロジーズ社(Horizon Fuel Cell Technologies:HFCT)は、世界最軽量で最小の改質器ベースの燃料電池システムを売り出した。同社の低コストのメタノール改質技術で可能になった「エムエフシーミニ(MFC Mini)」は今までのところ、燃料電池システムの実用的でない他のタイプの代わりに新しい商業可能性を開く。「エムエフシーミニ」の重要な利点は、高いエネルギー密度と工業メタノール、そして水をブレンドした低コストの燃料の性質に由来する。燃料混合物のエネルギー密度は、リチウム電池のエネルギー密度の約10倍、1kgあたり1000Wh以上である。

2015/10/27 カリフォルニア州を水素で横断:約1000マイルの燃料電池自動車の旅
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20151118-1

〔訳注〕メルセデス・ベンツBクラスF-CELL(Mercedes-Benz B-Class F-CELL)の顧客は先週、ロサンゼルス(Los Angeles)からサンフランシスコ(San Francisco)への道筋に沿って既存の公共水素ステーションで満タンにして、初めて南カリフォルニアを超えて旅をした。3日間の旅でほぼ1000マイルを走った。新世代のメルセデス・ベンツ社の燃料電池自動車の開発が進められ、同社は2017年モデルを発売する計画である。

2015/10/27 ドミノヴァス・エナジー社、ルビコン固体酸化物型燃料電池の製造と開発のために12億米ドルの画期的な約束を獲得

〔訳注〕ドミノヴァス・エナジー社(Dominovas Energy Corporation)は、グイクエスト・エナジー・ソリューションズ社(Graecrest Energy Solutions)とプロジェクトへの融資で12億米ドルの画期的な資本拠出確約額(capital commitment)を発表した。融資は、ドミノヴァス・エナジー社独自のルビコン(RUBICON)固体酸化物型燃料電池システムを製造、生産、配置する初期段階に資金を提供する。

■2015年11月17日のWEB LINK NEWS

2015/11/17 「TOYOTA i-ROAD」を用いたビジネスプランコンテスト開催(carview!)

 トヨタ自動車が、米国カリフォルニア州サンフランシスコ市で、「Toyota Onramp 2015」を開催した。予選イベントにはシリコンバレーのベンチャー企業、起業家などからなる40チーム以上が参加し、予選を通過した10チームが当日の本選に挑んだ。

 なお、イベントでは基調講演のほか、i-ROADや燃料電池車「MIRAI」の試乗会を実施した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151117-10234136-carv-bus_all

2015/11/17 気候変動対策、再生可能エネルギーへの転換必須(AFP=時事)【AFP=時事】今月末にフランス・パリ(Paris)で開幕する国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)第21回締約国会議(COP21)では、気温の上昇を産業革命前と比べて2度未満に抑えることを目標とした国際的な条約が初めて調印されることが期待されている。

 先月30日には約150か国・地域から、温室効果ガス排出量の削減目標が出そろったが、それを達成したとしても、産業革命前に比べ、気温は3度前後上昇してしまう見通しとなっている。前例のない削減努力をしても、2030年までに炭素収支の4分の3を使い切ってしまう見込みで、(2度未満という)目標との隔たりを埋める余地はほとんどない。そこで必須とさるのが、化石燃料から再生可能エネルギーへの転換だ。

 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)のアドナン・アミン事務局長も「世界を脱炭素化させるには、エネルギー(生産)の脱炭素化が最も近道だろう」と語る。

 問題は太陽光や風力、その他のクリーンエネルギーの拡大が果たして時間的に追いつけるかどうかだ。国連(UN)の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」によると、2050年までに世界の発電量の少なくとも80%を低炭素エネルギーが占めるようになって、気温上昇を2度未満に抑える可能性は50%を超えるという。

 朗報は再生可能エネルギーの利用が急速に拡大し、投資も呼び込んでいる点だ。2014年中に新たに設置された発電設備の半分近くが再生可能エネルギー関連だった。国際エネルギー機関(IEA)によればこのうち風力が37%、太陽光が30%強、水力が25%となっている。
■14年投資は2500億ドル超え

 同じく14年の再生可能エネルギーへの投資は2500億ドル(約30兆6150億円)を超え、前年比8.5%増だった。150か国の削減目標を発表した席で、UNFCCCのクリスティーナ・フィゲレス(Christina Figueres)事務局長は「資本市場はすでにダーティー・テクノロジーからクリーン・テクノロジーへ移行を始めている」と述べた。

 このことは、固定電話がなかった地域でいきなり携帯電話が普及するように、貧困国が化石燃料を利用する開発段階を飛び越える可能性も秘めている。例えば「3億人が電気のない生活を送っているインドは、分散的な再生可能エネルギー基盤の戦略を通じて、村や集落に住む人々に持続可能なエネルギーサービスを提供する方が容易で、費用効率も高いことに気付き始めている。そうした国は化石燃料時代を飛び越える構えだ」とメイヤー氏はいう。

 しかし現段階では、再生可能エネルギーは全世界の発電量の約20%しか占めておらず、その4分の3は水力だ。現在世界で消費されるエネルギーの源で圧倒的に多いのは石炭、石油、ガスであり、原子力を除いたクリーン・テクノロジーは5%にも満たない。再生可能エネルギーの4倍にもあたる額の50億ドル(約6120億円)以上の化石燃料補助金が、低炭素経済への移行を妨げてもいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151117-00000013-jij_afp-env

2015/11/17 ガスパイプライン、高速道に敷設案 京都・舞鶴と兵庫・三田結ぶ(京都新聞)

 液化天然ガス(LNG)など日本海側のエネルギーインフラに関する京都府や兵庫県の研究会は17日、京都市上京区の府公館で3回目の会合を開き、両府県が国への提言に向けた中間取りまとめ案を示した。2案あった京都舞鶴港(舞鶴市)?兵庫県三田市間のガスパイプラインルートは、「高速道路への敷設」に一本化した。実現に向けた規制緩和を国に求める。

 両府県は、提言を早期にまとめ、全国的なガス導管整備計画策定を予定している経済産業省や、高速道路を所管する国土交通省に対して年内に提出する方針。

 国には、同ルートを国の新たな計画に採用するとともに、整備に向けて高速道占用に関する規制緩和や国事業での整備を検討するよう求める。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151117-00000029-kyt-bus_all

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