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□燃料電池ワールド Vol.1985
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■2015年11月05日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン(10月15日)
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2015/10/15 ハイドロジェニックス社、燃料電池を使ったゼロ・エミッションの旅客機を実現するためにドイツのH2フライ企業連合に参加
〔訳注〕ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は今週、世界で初めてゼロ・エミッションの4人乗り旅客機を開発する企業連合に参加したことを発表した。この発表は10月12日、ドイツのシュトゥットガルト(Stuttgart)で開かれた「エネルギー・ソリューションの世界」国際見本市(International Trade Fair World of Energy Solutions)で行われた。ハイドロジェニックス社は、ドイツ航空宇宙センター・エンジニアリング熱力学研究所(DLR Institute of Technical Thermodynamics)、ウルム大学(University of Ulm)、航空機メーカーのピピストレル社(Pipistrel)およびH2フライ(H2FLY)と呼ばれる企業連合のストゥットガルト空港(airport of Stuttgart)とパートナーとなった。企業連合のビジョンは、水素で行う排出ゼロ(emission-free)の電化飛行(electrified flight)の促進である。「エッチワイ4(HY4)」と呼ばれる航空機(aircraft)は2016年夏に、シュトゥットガルト空港で本拠地から飛び立つ予定である。
2015/10/15 ティーバ社、18歳の誕生記念に水素を燃料とする将来を見る
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20151105-1
〔訳注〕ソーシャル・マーケティング代理店として独特なキャンペーンを行う「ティーバ・クリエイティブ社(Diva Creative)」はこの2週間、イギリスで唯一の水素燃料自動車を使った試運転で18周年目を祝福した。1997年に設立して以来、ニューカッスル(Newcastle)からロンドン(London)に顧客とともに数々のキャンペーンで賞を受賞し、持続可能な旅行マーケティングの会社として成長してきた。顧客の1社であるITMパワー社(ITM Power)」は最近、サウスヨークシャー州(South Yorkshire)のイギリス初の公共風力水素燃料供給ステーション(public-access wind hydrogen refuelling station)を立ち上げた、という記事の内容だが、何だかこの記事自体がティーバ社の仕掛けたキャンペーンのような気がしてくる。
2015/10/15 イーオン社、ハイドロジェニックス社のPEM技術を使ったエネルギー貯蔵施設を落成
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20151105-1
〔訳注〕ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は本日、同社の1.5メガワット級陽子交換膜型電解槽(PEM electrolyzer)エネルギー貯蔵システムがドイツのハンブルグ(Hamburg)のイーオン社(E.ON)の敷地で発足した、と発表した。この電解槽は、風力源から生産された余剰の再生可能エネルギーを利用した「グリーン(green)」水素を生成する。それによって、そうでなければ無駄になるエネルギーを地域住民に提供するハンブルグ市の天然ガス網に供給される。水素の形で余剰の再生可能エネルギーを有効にするパワー・ツー・ガス(Power-to-Gas:P2G)への適応は、すぐに消費者への天然ガス網を介して輸送される。
2015/10/15 ゼロ・エミッション航空機:ドイツ航空宇宙センターは4人乗りの燃料電池航空機「エッチワイ4」のためのプロジェクトを発表
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20151105-1
〔訳注〕ドイツ航空宇宙センター(German Aerospace Center:DLR)は、現実にゼロ・エミッション飛行をするためのもう一つの大きな一歩を踏み出した。「エッチワイ4(HY4)」は水素燃料電池システムからもっぱら電力を得る世界初の4人乗り航空機である。「エッチワイ4」で我々は、この技術の実現可能性を実証し、空気に「電力による移動(electromobility、エレクトロモビリティ)」を持ち込みたい、とジョセフ・カロ(Josef Kallo)ドイツ空空宇宙センターのコーディネーターは10月12日、「エネルギー・ソリューションの世界(World of Energy Solutions)」国際見本市で語った。ハイブリッド・システムとハイテク・パワートレイン
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エミッションフリー、より早く、より高く、さらにフライング
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電動エア・タクシー、地域輸送に挑戦
■2015年11月04日のWEB LINK NEWS
2015/11/04 日本と韓国、水素自動車対決が始まる=韓国ネット「韓国が作るのは難しい」「もともと日本の技術じゃないか」(Record China)
2015年11月1日、韓国・毎日経済は日本と韓国の水素自動車開発競争の現状を伝えた。
ホンダは先月29日、東京モーターショーで初の量産型水素車となる「クラリティ フューエルセル」を披露した。水素と酸素を反応させる発電装置を既存の水素自動車より33%小さくし、大人5人が快適に座れることが特徴だ。トヨタは同日、レクサスブランドで開発した水素自動車コンセプトカー「レクサスLF?FC」を発表した。関係者は「水素燃料電池から出る電力を活用し、四つの車輪に付いたモーターを動かす駆動する方式」とし、「高級車にも十分水素燃料電池を適用することができることを示している」と話した。
韓国の現代自動車も積極的な対応に乗り出しており、2013年に世界初の量産型水素自動車ツーソン(Tucson)FCVを発売し、現在までに500台以上を販売している。今までのノウハウを武器に、政府主導の水素インフラ構築が進行中の米国市場攻略に乗り出す方針で、このほど米エネルギー省と米国内の水素自動車実証事業の拡大と関連インフラの構築など、水素自動車の普及のための協力方案を協議した。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000008-rcdc-cn
2015/11/04 ジェイテクトが“第3の駆動ユニット”を開発中、新円すいころ軸受も完成(MONOist)
ジェイテクトブースでは、トヨタ自動車の燃料電池車「ミライ」のカットモデルを展示されていた。ミライにはジェイテクトのコラムタイプ電動パワーステアリング「C-EPS」が採用されており、他にもカウンタドライブ用玉軸受、デフサイド用すいころ軸受、高圧水素供給バルブ、高圧水素減圧弁などがジェイテクトから採用されている。
同社取締役社長の安形哲夫氏は「ジェイテクトは2016年1月で10周年を迎える。こうした部品供給を通じ燃料電池車の実現、また未来の自動車社会へ貢献していきたい」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000012-it_monoist-ind
2015/11/04 「水素社会」を目指す日本(AFPBB News)
【11月4日 AFP】日本は、家庭の電力や車の燃料などを無公害な燃料電池でまかなう「水素社会」を実現するという崇高な志を持っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00010007-afpbbnewsv-int
※ほとんどイワタニの広告。
2015/11/04 ついに始まる“自動車”の再定義 変化する自動車と人、そして社会の関わり(THE PAGE)
消費から生産へ、エネルギーと人との関わりが変わる
2014年12月にトヨタが燃料電池車(水素自動車)「MIRAI」を発売したことは記憶に新しいところですが、電気自動車や燃料電池車など、環境負荷がないゼロ・エミッション技術は今後も更に拡大していきそうです。しかし、こうした技術は“環境負荷をなくす”という目的のためだけでなく、自動車そのものを家庭用電源として活用していこうという動きが見られます。
例えば、トヨタが発表したコンセプトカー「FCV PLUS」は水素燃料から電気を発電するという仕組みを活かして電気を家庭に供給できるという「エネルギー・カー」をコンセプトに開発された車両。水素エネルギーであればエンジンを運転し続けても排ガスを一切出さず騒音もほぼないため、トヨタやホンダが開発に力を入れる燃料電池車は、自動車が一家に一台の“自家発電装置”として位置付けられる日が訪れるかもしれません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000003-wordleaf-bus_all
2015/11/04 東芝、自立型水素エネルギー供給システムを受注(時事通信)
東芝は4日、自立型水素エネルギー供給システムを横浜市港湾局から受注したと発表した。受注額は約8000万円。同システムを官公庁から受注するのは初めて。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000049-jijc-biz
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆経済産業省資源エネルギー庁の『燃料電池セミナー』【再掲】
今般、経済産業省資源エネルギー庁は、燃料電池セミナーin大阪を開催いたします。本セミナーは、水素・燃料電池分野の専門家を講師としてお招きし、FCV・水素ステーション・エネファームに関する最新の情報を提供し、当該分野への参入および普及促進を目的としています。またとない機会ですので、多数のご参加をお待ちしております。『燃料電池セミナー in 大阪』
◇日 時:11月17日(火)13:30?16:30
◇場 所:大阪科学技術センタービル8F大ホール
◇参加費:無料
◇定 員:250名(先着順。定員になり次第締切)
◇講 演:
・アイシン精機(株)
・パナソニック(株)
・(一財)石油エネルギー技術センター
・日本エア・リキード(株)
・(一財)大阪科学技術センター
○詳細は専用HPを確認下さい。
専用HP→ http://ostec.seminar-event.info/event/
○問い合わせ:
一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部内
燃料電池セミナー 事務局(担当:吉田・増山・大原)
TEL:06-6443-5340 FAX:06-6443-5319
メールアドレス:ostec01@ostec.or.jp
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