燃料電池ワールド Vol.1982 (2015/10/30 10:42)

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□燃料電池ワールド Vol.1982
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■2015年10月30日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン
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今日は休みます。

■2015年10月29日のWEB LINK NEWS
2015/10/29 29日の朝刊(都内最終版)☆2・完(時事通信)
【フジサンケイ ビジネスアイ】
◆燃料電池車・EVに主力移行 欧州勢も加速 日本メーカー危機感 東京モーターショー2015(1)
【日刊自動車】
◆東京モーターショー 今日開幕 ココロが走り出すクルマがいっぱい 燃料電池車や自動運転…世界初公開76モデルも一堂に(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151029-00000001-jijnb_he-nb

2015/10/29 レクサスの「LF-FC」はフラッグシップかつ燃料電池車のコンセプト(MONOist)

 パワートレインはレクサスブランド初となる燃料電池システムを採用した。燃料電池スタックとパワーコントロールユニットをエンジンルームに、メインの駆動システムとなる走行モーターと二次電池パックは荷室下部に配置。また、前輪の各輪の内部にはインホイールモーターを組み込んでいる。左右の駆動力を柔軟に制御するトルクベクタリングが可能なので、高い操縦安定性を実現できる。

 水素タンクは2本あり、車両床下の前後を貫くように1本、車両後部床下に横方向に1本設置しておりT字型になっている。レクサスのフラッグシップセダンであるLSはFR車であり、エンジンルームのエンジンからつながるトランスミッションや四輪駆動システムのためのプロペラシャフトなどが車両床下の前後を貫くように配置されている。LF-FCでは、これに代えて水素タンクを配置したというわけだ。「車両の前後重量配分も50:50にかなり近くなるだろう」(同社の説明員)という。
●レクサスに燃料電池車をラインアップする理由

 LF-FCの「FC」は、レクサスのフラッグシップコンセプト(FC)と燃料電池(FC)、両方の意味を持っている。高級車であるレクサスに燃料電池車をラインアップすることにどのような意味があるのだろうか。

 福市氏は「レクサスの商品開発の3本柱である、レクサスらしいデザイン、エモーショナルな走り、先進の環境・安全技術のうち、先進の環境技術としてハイブリッド技術を積極的に投入している。全世界で販売している12モデルのうち、2モデルはハイブリッド専用車で、7モデルにハイブリッド仕様がある。そして全世界販売の約3割がこれらのハイブリッド車が占めている。レクサスは高級車市場の中でもエコカーのイメージが強いブランドなのだ。そのレクサスが、究極のエコカーといわれる燃料電池車を発表したことは、きたるべき水素社会を見据えた準備が始まったということに他ならない」と説明する。

 LF-FCはあくまでコンセプトカーであり、これら全ての将来技術を搭載して実車化するかどうかは決まっていない。しかし、レクサスブランドの燃料電池車ということであれば、あと5?10年、つまり2020?2025年に投入されることになりそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00000014-it_monoist-ind

2015/10/29 【東京モーターショー15】日野は環境・安全・QDRの取り組みで「夢を運ぶ」(レスポンス)
 そのための取り組みとして、市橋社長は「環境」「安全」「QDR
(Quality/Durability/Reliability)」の3点を挙げた。環境については日野自動車のラインアップを示し、近距離はEV、長距離は低燃費ディーゼル車を用意、また昨今、注目を集めているFCVについては、トヨタグループの一員として燃料電池バスの技術開発を進めている。そのコンセプトモデルとして、「FUEL CELL BUS」を参考出品している。ユニバーサルデザインを積極的に取り入れ、2020年の東京オリンピックに向けた次世代バス交通システムとして開発を進めているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00000026-rps-ind

2015/10/29 【東京モーターショー15】トヨタ MIRAI にはスーパーチャージャーが搭載されていた!? 豊田自動織機(レスポンス)

 これらも同社の高い技術と品質を感じさせてくれるが、今回はある部品に目が留まった。それは「電動エアコンプレッサー」。前述したプリウスのエアコン用ではない。トヨタ『MIRAI』に搭載されているコンプレッサーだ。燃料電池車もEVの一種であるから、エアコンのコンプレッサーも当然電動だが、ここで展示されているのは空気を圧縮する機械。それもエンジンに装着される過給器、いわゆるスーパーチャージャーとそっくりのルーツ型なのだ。
「これはトヨタMIRAIの燃料電池スタックに空気を供給するためのコンプレッサーです」と同社の説明員は語る。燃料電池は空気中の酸素と、搭載している水素を反応させて電気を作るものだが、MIRAIはフロントマスクの大きなグリルから空気を取り入れており、走行風によって生じるラム圧を利用して燃料電池スタックに送っていると思っていた。「いえ、MIRAIは積極的に自分で空気を取り入れているのです」。

 積極的に空気を送り込むためにコンプレッサーを利用しているのは、まさにスーパーチャージャーと同じ。しかも6葉型のルーツ式コンプレッサーは、ひねりを加えた形状により内部圧縮するため、一般的な2葉式や3葉式ルーツのルーツブロアーよりもはるかに効率が高いそうだ。

 同社はこれまで半導体製造装置などの真空ポンプとしてルーツ型コンプレッサーを生産した経験があるが、ここまで効率を追求したものは初めてだとか。ちなみにかつてトヨタ『エスティマ』や『MR2』、『クラウン』などに搭載されていたスーパーチャージャーはトヨタ内製のもので、同社は関わっていないそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00000039-rps-ind

2015/10/29 千歳のFJコンポジット ものづくり日本大賞で特別賞(苫小牧民報)

 複合材料を開発して半導体など先端産業の部品を製造するFJコンポジット(千歳市柏台南)の津島栄樹社長(58)が、28日に発表された「第6回ものづくり日本大賞」の製品・技術開発部門で道内で唯一、特別賞を受賞した。表彰式は11月2日に東京で行われる。津島社長は「北海道の企業の技術が認められた。社員にも大きな励み」と受賞を喜んでいる。

 津島社長は「他にも燃料電池用カーボンセパレーターなど開発中の案件があり、今回の受賞に続くよう頑張りたい」と意欲を燃やしている。

 同社は、炭素材の研究者だった津島社長が2002年に静岡県富士市で設立したベンチャー企業。総事業費4億円で今年6月に柏台南2に約5600平方メートルの敷地を取得し約660平方メートルの工場を建設。本社と生産拠点を千歳に移転した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00010001-tomamin-hok

2015/10/29 自動運転用LIDARや変形コクピットなどが展示される「SMART MOBILITY CITY 2015」(Impress Watch)

 SMART MOBILITY CITYは今回で3回目の開催となる取り組みで、「明日の都市交通」をテーマに、自動運転や高度運転支援システムなどをテーマにした各種の展示が行われている。

 本田技研工業はSMART MOBILITY CITY 2015の自社ブースにおいて来年発売する予定の燃料電池車「クラリティ フューエルセル」と、カートリッジ式のモバイルバッテリーでバッテリー駆動が可能な「Honda MBEV(Mobile Battery EV)Concept」を展示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00000092-impress-ind

2015/10/29 焦点:次世代自動車で日中が火花、勝者は水素か電気か(ロイター)[東京/デトロイト 29日 ロイター] - アジア自動車市場の二大勢力である日本と中国が、次世代自動車の動力源をめぐり火花を散らしている。
<米テスラを追撃する中国勢>

 全速力で電気自動車に向かっている中国。関連技術を持つ様々な企業が投資を拡大しており、中国資本の電気自動車新興企業が次々に誕生している。  

 中国政府もこうした民間企業の動きを強く支援し、「アメとムチ」の両面から市場拡大を誘導している。11万5000元の電気自動車の民間購入者に購入補助金を出しているほか、プラグインハイブリッド車に対しても、6万5000元の補助金を提供。その一方で、燃費規制の強化に動いており、進出している海外の自動車メーカーに電気自動車関連の技術を国内の提携企業に供与するよう求めている。
<「水素社会」の実現めざす日本勢>  

 これに対し、日本が描く未来は違っている。無公害燃料が家庭や乗り物の電力をまかなう「水素社会」の実現を国家目標に掲げ、その一環として燃料電池車(FCV)の技術やインフラ整備に重点的に投資している。  

 日本側は今週、一段と大きな賭けに出た。ホンダ<7267.T>は東京モーターショーで燃料電池を使う水素自動車の量販モデルを発表。日本では来年3月に発売し、主要市場の米国と欧州でも順次売り出す。「クラリティ・フューエル・セル」と名付けたこの新モデルを同社は一般消費者が手の届く価格設定で発売する予定だ。

 チーフエンジニアである本田技術研究所四輪R&Dセンターの清水潔主任研究員によると、クラリティでは燃料電池スタック全体をボンネットの下に格納し、大人5人が快適に座れるスペースを確保した。水素パワートレインをさらに小型化することで既存の商品への展開が楽になり、「フィット」や「オデッセイ」などにも水素自動車モデルが実現できる可能性があると清水氏は指摘、「そこにこだわって車を作ってきた」と成果に自信を見せた。
<いずれにも大きな課題>

 次世代車の動力源をめぐる覇権争いは、日中間だけでない。水素自動車の開発では、米ゼネラル・モーターズ(GM)がホンダと、BMWはトヨタと提携。欧州のダイムラーは日産自動車と連携し、韓国の現代自動車は独自に研究を行うなど、欧米メーカーなども含めた乱戦の様相すら呈している。  

 現状ではどちらの方式にも技術的に大きな課題があり、勝敗の行方は不透明だ。両者に共通するハードルは、動力を供給するステーション網など普及を支える社会インフラの整備。また、電気自動車の場合には長距離運転を可能にする必要があり、水素自動車が一般に受け入れられるには、なお高いコストが壁になりそうだ。

 電気自動車も水素自動車も市場で共存できるはずだが、IHSオートモーティブのアジア太平洋責任者、ジェームズ・チャオ氏は「われわれは重大な岐路に立っている」と語る。「電池か水素かという選択はこのうえなく重要だ。数十億ドルという金額がいずれかに投資され、今世紀末までには自動車業界をリードする企業が決まるだろう」。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00000089-reut-bus_all

2015/10/29 <相馬港>多様な産業の集積導く(河北新報)

 相馬港周辺で進む液化天然ガス(LNG)基地構想は、インフラの拡充にとどまらず、地域浮揚の原動力にもなる。主体となる石油資源開発(東京)の石井正一・相馬プロジェクト本部長(66)に事業展望などを聞いた。
 ?地域経済への波及は。

 「貯蔵、発電所で計200人程度の直接雇用が見込まれる。超低温で保存されるLNGの冷気は、液化窒素、液化水素の製造業者も活用できる。データセンターの装置冷却にも有効だ。基地は多様な産業の集積につながる」
 ?今後の設備計画は。

 「石油と異なり、LNGには非常時に備えた備蓄義務がない。ガスの普及状況を考えれば、将来的に地下への備蓄タンク整備が考えられる。20年以降の電力需要によっては(発電所増設という)次のステップも十分あり得る」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00000006-khks-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆経済産業省資源エネルギー庁の『燃料電池セミナー』【再掲】

 今般、経済産業省資源エネルギー庁は、燃料電池セミナーin東京、大阪を開催いたします。本セミナーは、水素・燃料電池分野の専門家を講師としてお招きし、FCV・水素ステーション・エネファームに関する最新の情報を提供し、当該分野への参入および普及促進を目的としています。またとない機会ですので、多数のご参加をお待ちしております。『燃料電池セミナー in 東京』
◇日 時:11月2日(月)13:00?16:35
◇場 所:TOC有明コンベンションホール ウエストタワー20F会議室(WG-201)
◇参加費:無料
◇定 員:250名(先着順。定員になり次第締切)
◇講 演:
 ・(株)本田技術研究所
 ・岩谷産業(株)
 ・JX日鉱日石エネルギー(株)
 ・大陽日酸(株)
 ・トヨタ自動車(株)
 ・(一財)大阪科学技術センター
『燃料電池セミナー in 大阪』
◇日 時:11月17日(火)13:30?16:30
◇場 所:大阪科学技術センタービル8F大ホール
◇参加費:無料
◇定 員:250名(先着順。定員になり次第締切)
◇講 演:
 ・アイシン精機(株)
 ・パナソニック(株)
 ・(一財)石油エネルギー技術センター
 ・日本エア・リキード(株)
 ・(一財)大阪科学技術センター
○詳細は専用HPを確認下さい。
 専用HP→ http://ostec.seminar-event.info/event/
○問い合わせ:
 一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部内
 燃料電池セミナー 事務局(担当:吉田・増山・大原)
 TEL:06-6443-5340 FAX:06-6443-5319
 メールアドレス:ostec01@ostec.or.jp

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