燃料電池ワールド Vol.1971 (2015/10/14 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1971
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■2015年10月14日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【平成27年度 第18回技術者育成コース】【再掲】

 福岡水素エネルギー人材育成センターでは、水素エネルギー産業分野で活躍する技術者を育成するため、講義と実習を通して水素関連技術者に必要な知識と技術を提供する「技術者育成コース」を開催します。水素エネルギー関連企業や、これから参入を目指す企業の技術者の皆様の参加を、心よりお待ちしております。
◇日 時:10月19日(月)? 22日(木)4日間
     (※4日目の実習コースは、選択制となります)
◇場 所:1日目   福岡県中小企業振興センター
     2、4日目 九州大学伊都キャンパス

     3日目   水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
◇対 象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等

 水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
◇受講料:20000円 ? 40000円(申込内容により、受講料が変わります)
◇定 員:20名(定員になり次第、募集を締め切ります)
◇申 込:オンラインにてお申込ください。

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20150925130523
◇締切日:10月15日(木)
◇交流会:初日の講義終了後に吉塚駅周辺にて開催。費用は、4000円程度を予定しております。当日、現金にて徴収させていただき、領収書をお渡しいたします。
◎カリキュラム・詳細は、戦略会議のホームページ、又は、下記をご覧ください。
 ホームページ http://www.f-suiso.jp/info/10219.html
 詳細資料(PDF) 
http://www.f-suiso.jp/wp-content/uploads/2015/09/d324aedf2a583af32ad1911a3d3b521a.pdf
◇お問い合せ先

 福岡水素エネルギー戦略会議事務局 山口(福岡県商工部新産業振興課 水素班)
  TEL:092?643?3448

■世界のヘッドライン(09月26日)
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2015/09/26 バラード社、中国の300台の燃料電池バスの展開に1700万ドルの契約を獲得(Ballard)

〔訳注〕この契約は、2017年に始まる重要な定期的使用料として2016年を通して1700万ドルの初期値と推定される。契約は、新しい出力30kWと60kWの完全組立の燃料電池発電モジュールと組立式モジュール一式、技術ライセンスなどを含んでいる。バラード社は、中国広東省の雲浮市(Yunfu City)と仏山市(Cities of Foshan)、そしてシナジー社(Guangdong Synergy Hydrogen Power Technology Co., Ltd.:Synergy、広東シナジー水素電力技術社)、仏山自動車輸送グループ社(Foshan Automobile Transportation Group Co., Ltd.)とパートナーを組み、雲浮市と仏山市を結ぶバス路線にクリーン・エネルギー・バスを走らせる予定である。

■2015年10月13日のWEB LINK NEWS

2015/10/13 【CEATEC 15】CEATECアワード、ホンダやマゼランシステムズがグランプリ受賞(レスポンス)

 グリーン・イノベーション部門では、ホンダの外部給電用インバータ「パワーエクスポーター9000」がグランプリを受賞した。FCV(燃料電池車)やEV(電気自動車)など、電動車で出力・蓄電した電力を車外へ取り出すため、軽量・コンパクトな可搬型インバータボックス。周波数が安定した、高品質な電気を供給することや、電源としても安心して使用でき、機器の誤作動を起こさないなど、省エネや防災などに活用できることが評価された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151013-00000011-rps-bus_all

2015/10/13 VWショックで変わる世界の自動車業界の勢力図(ZUU online)

 独メーカーのBMWやメルセデスベンツは、排ガス数値の偽装について一切否定をしているが、今回のVWの事件によって、ユーザーがディーゼル車に疑問を持ち始めたことは事実であろう。

 ディーゼル車の信頼性が揺らいでしまった現在、今後次世代代替エネルギーの覇権はトヨタ自動車を筆頭に日本のメーカーに移ると思われる。トヨタには、プリウスを代表として、世界に誇れるハイブリッド技術があり、CO2排出量がゼロの水素燃料電池車MIRAIを販売している。電気自動車では、日産自動車のリーフ(LEAF)やニューヨークのタクシーに使われているNV200が有名だ。また、三菱自動車工業のプラグインハイブリッド車のアウトランダーは、EV+ガソリン車という、”エネルギーのいいとこ取り”をしたSUVだ。

 昨年販売台数で首位となったVWは、今回の事件で2位以下に落ち込むことは必至であろうし、リコール補填額、集団訴訟の費用と、巨額の支払いを命じられる可能性がきわめて高い。経営陣は今回の事件の対応に追われ、研究開発、販売現場への指導が手薄になり、本業の自動車開発がおろそかになってしまうのではないだろうか。

 VWが失ったものは、グローバル販売台数だけではないことは明白である。日本メーカーにとっては大きなチャンスが巡ってきたのではないだろうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151013-00000017-zuuonline-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第8回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
  テーマ「高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して」
◇趣旨概要

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。2014年にFCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化はまだまだ不十分であり、これらを同時に高めることが更なるPEFCの低コスト化と高信頼化への鍵となります。第8回となる本宿泊セミナーでは、カソード環境でのPt系触媒の変化、Pt系触媒の耐久性を高める方法、MEA内で生じている現象とその理解およびメタノール酸化触媒について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇開催日時と会場
・日時:10月23日 (金) 12:30?10月24日 (土) 12:00
・会場:〒411-0032静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
◇参加申し込み
・参加申し込み締め切り: 10月9日 (金)
・ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り: 10月16日 (金)A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上,下記西村までメールで送付してください.
・参加費: 一般会員 23,000円、一般非会員30,000円、学生5,000円
・宿泊費: 7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先
氏名、所属、連絡先 (住所, 電話, メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください.

  同志社大学 西村メールアドレス: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 
        電話番号: 0774-65-6589
◇セミナー内容
◆1日目 10/23(金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 酸性溶液中でのPtの溶解機構 (東北大学 菅原先生)
13:40〜14:40 硬X線光電子分光法を用いたPt/C電極の酸化反応のその場観察 (分子科学研究所 高木先生)
15:00〜16:00 放射光を用いたMEA環境におけるその場観察技術 (豊田中央研究所 畑中氏)
16:00〜17:00 シリカ?Pt界面設計によるPtカソード触媒の高機能化 (九州大学 竹中先生)
17:00〜18:00 コンポジットカーボンナノファイバーを担体に用いたDMFC用アノード触媒 (群馬大学 中川先生)
・セッション2 (ナイトセッション)  ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
19:00〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議 (ダイニング棟3階 バーラウンジ「アウル」)
◆2日目 10/24 (土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 PEFCの電位サイクル耐久性評価試験方法の比較 (自動車研究所 橋正氏)
9:30〜10:30 軟X線を用いたMEA内の水挙動 (東京工業大学 平井先生)
10:50〜11:50 白金・カーボン表面に吸着したアイオノマー相内の物質輸送と構造の関係(FC-Cubic 大平先生)
◇東レ総合研修センターへのアクセス
〒411-0032 静岡県三島市末広町21-9 TEL: 055-980-0333
JR三島駅北口より徒歩12分 タクシーでワンメーター
https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇主催: 触媒学会 (燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協賛: 触媒学会、触媒学会工業触媒研究会、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会
シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会: 燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志  (調整中を含む)

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