燃料電池ワールド Vol.1964 (2015/10/02 08:47)

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□燃料電池ワールド Vol.1964
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■2015年10月02日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(09月18日)
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2015/09/18 トヨタの水素燃料電池自動車「ミライ」は2015優秀ジャーナリズム会議で交通の未来を運転
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20151002-1

〔訳注〕9月17日付け(Vol.1963 2015/10/01発行)の記事と同じもの。

2015/09/18 ドイツのアンゲラ・メルケル首相、世界で初めて大量生産される水素駆動自動車「ミライ」をフランクフルト・モーターショーで見るためにトヨタブースを訪問(Toyota)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20151002-1

〔訳注〕我々は本日、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相がフランクフルト・モーターショー(Frankfurt Motorshow)の本社ブースを訪れたことを歓迎して大いに興奮した。彼女は、世界初の大量生産水素駆動自動車トヨタ(Toyota)「ミライ(Mirai)」を見学するためにメッセ(Messe)の第8ホールを訪れた。物理学の博士号を持っているミセス・メルケルは、水素の使用可能性に感銘を受けた。写真は、トヨタ自動車ヨーロッパ社(Toyota Motor Europe)の社長兼最高経営責任者(CEO)ヨハン・ファン・ゼイル(Johan van Zyl)から先進技術の説明を受けるメルケル首相。

2015/09/18 プラグパワー社の最高経営責任者、オハイオ州のホーム・デポ社の物流センター開所式に出席(Plug Power)

〔訳注〕プラグパワー社(Plug Power Inc.)は、オハイオ州トレド(Toledo)近郊のトロイ・タウンシップ(Troy Township)で、ホーム・デポ社(The Home Depot)の新しい物流センターを祝福した。当社の最高経営責任者(CEO)アンディ・マーシュ(Andy Marsh)は本日、持続可能性に焦点を充てた家の修理の大企業に彼の支援を表明するために開所式に出席する。そして、センターの物流運搬車に電力を供給する水素燃料電池を採用した企業を称賛する。ホーム・デポ社は、生産性を改善し、鉛蓄電池をなくすために総合的なゲンキー(GenKey)製品を導入した。これには、屋外ゲンフュエル水素燃料施設(GenFuel hydrogen fueling infrastructure)の建設と、4基の屋内水素分配ステーションの設置、センターのフォークリフトに172基のプラグパワー・ゲンドライブ(Plug Power GenDrive)燃料電池の導入が含まれていた。パッケージにはまた、ゲンケア(GenCare)販売後のサービスとサポートを含んでいる。
〔訳語〕civil township〈米〉行政区タウンシップ◆郡(county)の下位区分に当たり、地名の後ろにTownshipという名前が付けられる。中西部の州では1測量区画タウンシップが行政区タウンシップ(survey township)に相当することが多いが、多くは複数の測量区画タウンシップにまたがっている。州によっては、単なる郡の出先機関がある地域を指すこともあり、また地名にTownshipが付いているが行政区ではないものもある。(英辞郎)

2015/09/18 ヒュンダイ、北イングランドの新しい超グリーン水素充てんステーションの開所を歓迎(Hyundai)

〔訳注〕英国で唯一販売されている燃料電池自動車、ヒュンダイ(Hyundai)のix35燃料電池車のドライバーは、今ちょうどシェフィールド(Sheffield)近郊の高速道路M1に位置する世界で最も環境に配慮した充てんステーションで水素を満タンにすることができる。

■2015年10月01日のWEB LINK NEWS
2015/10/01 1日の朝刊(都内最終版)☆1(時事通信)
【日経】
ホンダ、燃料電池車3月に 700キロ以上走行、トヨタ「ミライ」上回る エコカー競争加速 「NSX」11年ぶり復活(13)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151001-00000000-jijnb_he-nb

2015/10/01 国交省、「地域交通グリーン化事業」補助対象者を決定…燃料電池タクシーなど(レスポンス)

 国土交通省は、「地域交通グリーン化事業」の対象案件を決定したと発表した。

 支援するのはPHVバス1台を導入する事業1件、燃料電池タクシーを導入する事業が2件で合計12台、電気タクシーを導入する事業が2件でPHVタクシー合計4台が対象。

 電気バスと充電設備の導入費用の半分、電気タクシーと充電設備の導入費用の3分の1、燃料電池タクシーの導入費用の半分がそれぞれ補助される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151001-00000025-rps-soci

2015/10/01 東芝、今期中にポートフォリオの姿提示 原発は提携戦略も=社長(ロイター)
[東京 1日 ロイター] - 東芝<6502.T>の室町正志社長は1日、東京都内の本社でロイターなど記者団に対し、今年度中に事業ポートフォリオの姿を打ち出す方針を示した。NAND型フラッシュメモリーの収益に依存し、原子力事業も先行きが不安視される中、東芝の事業構造の方向性を打ち出す考え。

 その上で「注力事業の他にも、新しい種は作りたい」と述べた上で、「水素エネルギーなど新規事業が加わる可能性がある」との考えを示した。こうした将来の東芝の事業構造については、9月30日に発足した新経営体制で社外取締役と議論を進める予定で、「今年度中にポートフォリオは示したい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151001-00000063-reut-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第8回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
  テーマ「高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して」
◇趣旨概要

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。2014年にFCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化はまだまだ不十分であり、これらを同時に高めることが更なるPEFCの低コスト化と高信頼化への鍵となります。第8回となる本宿泊セミナーでは、カソード環境でのPt系触媒の変化、Pt系触媒の耐久性を高める方法、MEA内で生じている現象とその理解およびメタノール酸化触媒について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇開催日時と会場
・日時:10月23日 (金) 12:30?10月24日 (土) 12:00
・会場:〒411-0032静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
◇参加申し込み
・参加申し込み締め切り: 10月9日 (金)
・ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り: 10月16日 (金)A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上,下記西村までメールで送付してください.
・参加費: 一般会員 23,000円、一般非会員30,000円、学生5,000円
・宿泊費: 7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先
氏名、所属、連絡先 (住所, 電話, メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください.

  同志社大学 西村メールアドレス: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 
        電話番号: 0774-65-6589
◇セミナー内容
◆1日目 10/23(金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 酸性溶液中でのPtの溶解機構 (東北大学 菅原先生)
13:40〜14:40 硬X線光電子分光法を用いたPt/C電極の酸化反応のその場観察 (分子科学研究所 高木先生)
15:00〜16:00 放射光を用いたMEA環境におけるその場観察技術 (豊田中央研究所 畑中氏)
16:00〜17:00 シリカ?Pt界面設計によるPtカソード触媒の高機能化 (九州大学 竹中先生)
17:00〜18:00 コンポジットカーボンナノファイバーを担体に用いたDMFC用アノード触媒 (群馬大学 中川先生)
・セッション2 (ナイトセッション)  ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
19:00〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議 (ダイニング棟3階 バーラウンジ「アウル」)
◆2日目 10/24 (土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 PEFCの電位サイクル耐久性評価試験方法の比較 (自動車研究所 橋正氏)
9:30〜10:30 軟X線を用いたMEA内の水挙動 (東京工業大学 平井先生)
10:50〜11:50 白金・カーボン表面に吸着したアイオノマー相内の物質輸送と構造の関係(FC-Cubic 大平先生)
◇東レ総合研修センターへのアクセス
〒411-0032 静岡県三島市末広町21-9 TEL: 055-980-0333
JR三島駅北口より徒歩12分 タクシーでワンメーター
https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇主催: 触媒学会 (燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協賛: 触媒学会、触媒学会工業触媒研究会、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会
シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会: 燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志  (調整中を含む)

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