燃料電池ワールド Vol.1954 (2015/09/15 08:30)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1954
■□□□□□□□□□
■2015年09月15日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(09月03日)
□□□───────────────────────────

2015/09/03 エア・プロダクツ南アフリカ社、画期的な水素燃料電池プロジェクトを発進(Air Products South Africa)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150915-1

〔訳注〕エア・プロダクツ南アフリカ社(Air Products South Africa)は、科学技術省(Department of Science and Technology:DST)およびヨハネスブルグ市(City of
Johannesburg)、クリーン・エナジー・インベストメント社(Clean Energy Investments)と、画期的な水素燃料電池プロジェクトを始めるために提携している。プロジェクトは、全面停電を避けるために意図的に行う部分的送電停止期間中にバックアップ電力を供給するために、ランドバーグ(Randburg)のウィンザー東診療所(Windsor East Clinic)で燃料電池設置の試運転を行った。
〔訳語〕クリーン・エナジー・インベストメント社(Clean Energy Investments):科学技術省とアングロ・アメリカン・プラチナ社が共同所有する南アフリカ企業。

2015/09/03 水素による燃料補給(German Aerospace Center)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150915-1

〔訳注〕科学と産業の分野からパートナーとして集まっているドイツ航空宇宙センター(Deutsches Zentrum f〓r Luft- und Raumfahrt:DLR)の研究者たちは、EUの「ネメシス2プラス(EU NEMESIS 2+)」プロジェクトの一部としてディーゼルおよびバイオディーゼルから水素を製造するための新しい方法を開発した。記事はその報告である。〔訳語〕EUの「ネメシス2プラス」プロジェクト(NEMESIS 2+ project):ドイツ航空宇宙センターによって2015年6月まで実施された。プロジェクト・パートナーは、ギリシャ(Greece) のヘラス科学技術センター(Centre for Research and Technology Hellas:CERTH)、ポルトガル(Portugal)のテクニコ工科大学(Instituto Superior T〓cnico)の2つの研究機関と、イギリス(United Kingdom)のジョンソン・マッセイ社(Johnson Matthey)、スペイン(Spain)のAbengoa Hidr〓geno and Abengoa Bioenerg〓aサンロケ社(Abengoa Hidr〓geno and Abengoa Bioenerg〓a San Roque)、オランダ(Netherlands)のハイギア社(HyGear)の3つの産業パートナーである。

2015/09/03 シンビオ・エフセル社、新しい自動車用燃料電池のために「セラミック・マックスフェーズ」を選ぶ(Symbio FCell)

〔訳注〕フランス企業のシンビオ・エフセル社(Symbio FCell)は、自動車のための燃料電池動力伝達機構(fuel cell powertrain)と航続距離延長システム(range extender)を製造している。「セラミック・マックスフェーズ(Ceramic MaxPhase)」は、燃料電池のバイポーラ・プレート(bipolar plate、セパレータ)の性能と寿命を向上させる。物理蒸着(physical vapor deposition:PVD)コーティング技術は、陽子交換膜型(proton exchange membrane:PEM)燃料電池と直接メタノール型(direct methanol:DM)燃料電池の両方に有能である。低接触抵抗(low contact resistance)と高耐食性(high corrosion resistance)、低コストという組み合わせの類いまれな性能は、米国エネルギー省(US Department of Energy)が設定した効率とコストの両方の削減目標を達成している。新燃料電池は2015年12月から販売が始まる。

■2015年09月14日のWEB LINK NEWS
配信はありません。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆神奈川県『第1回 水素・燃料電池関連製品等 開発促進セミナー』(9/25)【再掲】

 神奈川県では、エネルギー産業の育成と振興を推進しており、その一環として、水素・燃料電池関連分野の技術・製品開発を促進するため、次のセミナーを開催いたします。

 今回は、燃料電池自動車の普及に不可欠な「水素ステーション」をテーマに、技術開発等に携わる企業の最新の取組をご紹介いたします。今後の新規事業展開等を目指す中小企業の皆様のご参加をぜひお待ちしています。
◇日 時:9月25日(金)15:00?17:30 講演及び名刺交換会

     (同時開催) 17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 13階第2会議室
◇定 員:50名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
1、神奈川県における水素社会実現に向けた取組について(15:00?15:20)

   村上 剛史(神奈川県産業労働局エネルギー部 スマートエネルギー課長)2、水素ステーション関連企業の取組(1)(15:20?16:00)
   山崎 明良氏(三菱化工機株式会社 水素ステーション部長)
3、水素ステーション関連企業の取組(2)(16:10?16:50)

   青木 裕喜夫氏(理研計器株式会社 東日本営業部神奈川営業所) 4、講師との名刺交換会(17:00?17:30)
5、個別相談会(17:30?19:00)

  県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。
  ご興味のある方は、ぜひご活用ください。
◇申し込み:下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて
 9月24日(木)までに以下の申込先までお申し込み下さい。
  申込書ダウンロードページ
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html(神奈川県スマートエネルギー課HP)

  ※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先:神奈川県産業労働局エネルギー部
   スマートエネルギー課調整グループ宛
    fcv2015@pref.kanagawa.jp

☆第8回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
  テーマ「高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して」
◇趣旨概要

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。2014年にFCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化はまだまだ不十分であり、これらを同時に高めることが更なるPEFCの低コスト化と高信頼化への鍵となります。第8回となる本宿泊セミナーでは、カソード環境でのPt系触媒の変化、Pt系触媒の耐久性を高める方法、MEA内で生じている現象とその理解およびメタノール酸化触媒について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇開催日時と会場
・日時:10月23日 (金) 12:30?10月24日 (土) 12:00
・会場:〒411-0032静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
◇参加申し込み
・参加申し込み締め切り: 10月9日 (金)
・ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り: 10月16日 (金)A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上,下記西村までメールで送付してください.
・参加費: 一般会員 23,000円、一般非会員30,000円、学生5,000円
・宿泊費: 7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先
氏名、所属、連絡先 (住所, 電話, メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください.

  同志社大学 西村メールアドレス: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 
        電話番号: 0774-65-6589
◇セミナー内容
◆1日目 10/23(金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 酸性溶液中でのPtの溶解機構 (東北大学 菅原先生)
13:40〜14:40 硬X線光電子分光法を用いたPt/C電極の酸化反応のその場観察 (分子科学研究所 高木先生)
15:00〜16:00 放射光を用いたMEA環境におけるその場観察技術 (豊田中央研究所 畑中氏)
16:00〜17:00 シリカ?Pt界面設計によるPtカソード触媒の高機能化 (九州大学 竹中先生)
17:00〜18:00 コンポジットカーボンナノファイバーを担体に用いたDMFC用アノード触媒 (群馬大学 中川先生)
・セッション2 (ナイトセッション)  ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
19:00〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議 (ダイニング棟3階 バーラウンジ「アウル」)
◆2日目 10/24 (土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 PEFCの電位サイクル耐久性評価試験方法の比較 (自動車研究所 橋正氏)
9:30〜10:30 軟X線を用いたMEA内の水挙動 (東京工業大学 平井先生)
10:50〜11:50 白金・カーボン表面に吸着したアイオノマー相内の物質輸送と構造の関係(FC-Cubic 大平先生)
◇東レ総合研修センターへのアクセス
〒411-0032 静岡県三島市末広町21-9 TEL: 055-980-0333
JR三島駅北口より徒歩12分 タクシーでワンメーター
https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇主催: 触媒学会 (燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協賛: 触媒学会、触媒学会工業触媒研究会、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会
シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会: 燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志  (調整中を含む)

───────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065319.html
 melma! http://melma.com/backnumber_39824/
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1