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□燃料電池ワールド Vol.1951
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■2015年09月10日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン(08月31日)
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2015/08/31 アタウェイ社、フランス大統領オランドに試作の水素自転車を贈る(Atawey)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150910-1
〔訳注〕先週、国立太陽エネルギー研究所(National Institute of Solar Energy:INES)とエア・リキード社(Air Liquide)の施設をフランス大統領オランド(Hollande)が訪問している間、アタウェイ社(Atawey)の社長兼共同創設者のジャン・ミッシェル・アマーレ(Jean-Michel Amar〓)は最新の技術革新を提示した。水素自転車(hydrogen bicycle)と充電ステーション(recharging station)というアタウェイ社とプラグマ・インダストリーズ社(Pragma Industries)のパートナーシップによって作られた都市モビリティの提案に応えて、フランソア・オランド(Fran〓ois Hollande)はこの利点におおきな興味を示し、フランス企業の独創性とリスクのある都市モビリティへの挑戦に誇りを示した。
2015/08/31 水以外に何もない:ホノルル港に再生可能電力を提供する水素燃料電池(Young Brothers)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150910-1
〔訳注〕「我々は、新しい適応でこのクリーン・エネルギー技術の拡大を支援することに喜んでいる」と、ヤング兄弟社(Young Brothers, Ltd.)の代表取締役社長グレン・ホン(Glenn Hong)は語った(写真)。これはサンディア国立研究所(Sandia National Laboratories)が、冷凍コンテナに電力を供給する従来のディーゼル発電機の代替として水素燃料電池で駆動する発電機をテストする「海上水素燃料電池プロジェクト(Maritime Hydrogen Fuel Cell project)」で、昨年から準備されてきた。8月28日(金)に米国の上院議員ブライアン・シャッツ(Brian Schatz)も参加して、ハワイのホノルル港(Honolulu port)で開始式が行われた。
2015/08/31 シーメンス社とブルーレイク・ランチェリア族、フンボルト州立大学は、アメリカ先住民特別保留地にバイオマス燃料電池を含む低炭素マイクログリッドを設置するために提携している
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150910-1
〔訳注〕北カリフォルニアのアメリカ先住民特別保留地(Native American reservation)ブルーレイク・ランチェリア族(Blue Lake Rancheria)とフンボルト州立大学(Humboldt State University)シャッツ・エネルギー研究センター(Schatz Energy Research Center)は、官公庁(government offices)や営利企業(economic enterprises)、100エーカーの緊急時赤十字避難所(critical Red Cross safety shelter-in-place facilities)に電力を供給する低炭素地域電力融通網(community microgrid)を構築するためにシーメンス社(Siemens)と提携している。このマイクログリッド(microgrid、電力融通網)は、カリフォルニア州エネルギー委員会(California Energy Commission)の電力プログラム投資課税(Electric Program Investment Charge:EPIC)プログラムから500万ドルの資金の一部を通して、0.5MW級太陽光発電の設置と950kWhの蓄電システム、バイオマス燃料電池システム、ディーゼル発電機によって電力を供給される。2013年には、バイオマスガス化装置(biomass gasifier)と合成ガス精製ユニットと統合されたバラード社(Ballard)の175kW級燃料電池システム「クリアゲン(ClearGen)」が導入されている。
2015/08/29〜30 配信はありません。
■2015年09月09日のWEB LINK NEWS
2015/09/09 この「円高」に強い会社、弱い会社 チャイナ・ショック!世界経済の「明日」を読む (4)(現代ビジネス)
真壁 円高に強いと言えば、本田技研工業です。部品調達の現地比率が高く、自動車業界のなかでは為替の影響を受けにくい。しかも、ロボット工学に強みがあり、航空機も手掛けるなど、イノベーションの気風がある。こういう企業は、混乱の時代にも生き抜いていけると思います。
村瀬智一 トヨタ自動車は、円安の恩恵を大きく受けてきたので、伸びは期待しにくいでしょう。ただ、為替の影響の少ない国内市場をうまく開拓できれば話は別。国内で燃料電池車が普及すれば多少期待できます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150909-00045106-gendaibiz-bus_all
2015/09/09 「水素社会先駆けの地に」=内外情勢調査会で講演―村井宮城知事(時事通信)
宮城県の村井嘉浩知事は9日、内外情勢調査会宮城支部懇談会で「宮城版地方創生」をテーマに講演した。
231万人の県人口について、2060年に184万人を維持すると説明。目標達成に向け、少子化対策▽定住化対策▽移住・交流対策―に力を入れる方針を示した。県は東北地方で初めて水素ステーションを設置することにしており、「東北における水素社会先駆けの地を目指す」と力を込めた。
定住化対策では、若者の雇用確保に向け幅広い分野の産業振興を図ると表明。例えば、水素エネルギーと燃料電池自動車(FCV)の導入を進めることで、「東北における水素社会先駆けの地を目指す。新たな雇用確保の種まきをしている」と語った。また、高齢者になっても安心して暮らせるよう、7月に県地域包括ケア推進協議会を設け、県として積極的に取り組む考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000105-jij-pol
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆神奈川県『第1回 水素・燃料電池関連製品等 開発促進セミナー』(9/25)【再掲】
神奈川県では、エネルギー産業の育成と振興を推進しており、その一環として、水素・燃料電池関連分野の技術・製品開発を促進するため、次のセミナーを開催いたします。
今回は、燃料電池自動車の普及に不可欠な「水素ステーション」をテーマに、技術開発等に携わる企業の最新の取組をご紹介いたします。今後の新規事業展開等を目指す中小企業の皆様のご参加をぜひお待ちしています。
◇日 時:9月25日(金)15:00?17:30 講演及び名刺交換会
(同時開催) 17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 13階第2会議室
◇定 員:50名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
1、神奈川県における水素社会実現に向けた取組について(15:00?15:20)
村上 剛史(神奈川県産業労働局エネルギー部 スマートエネルギー課長)2、水素ステーション関連企業の取組(1)(15:20?16:00)
山崎 明良氏(三菱化工機株式会社 水素ステーション部長)
3、水素ステーション関連企業の取組(2)(16:10?16:50)
青木 裕喜夫氏(理研計器株式会社 東日本営業部神奈川営業所) 4、講師との名刺交換会(17:00?17:30)
5、個別相談会(17:30?19:00)
県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。
ご興味のある方は、ぜひご活用ください。
◇申し込み:下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて
9月24日(木)までに以下の申込先までお申し込み下さい。
申込書ダウンロードページ
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html(神奈川県スマートエネルギー課HP)
※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先:神奈川県産業労働局エネルギー部
スマートエネルギー課調整グループ宛
fcv2015@pref.kanagawa.jp
☆第8回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
テーマ「高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して」
◇趣旨概要
触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。2014年にFCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化はまだまだ不十分であり、これらを同時に高めることが更なるPEFCの低コスト化と高信頼化への鍵となります。第8回となる本宿泊セミナーでは、カソード環境でのPt系触媒の変化、Pt系触媒の耐久性を高める方法、MEA内で生じている現象とその理解およびメタノール酸化触媒について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇開催日時と会場
・日時:10月23日 (金) 12:30?10月24日 (土) 12:00
・会場:〒411-0032静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
◇参加申し込み
・参加申し込み締め切り: 10月9日 (金)
・ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り: 10月16日 (金)A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上,下記西村までメールで送付してください.
・参加費: 一般会員 23,000円、一般非会員30,000円、学生5,000円
・宿泊費: 7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先
氏名、所属、連絡先 (住所, 電話, メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください.
同志社大学 西村メールアドレス: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp
電話番号: 0774-65-6589
◇セミナー内容
◆1日目 10/23(金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 酸性溶液中でのPtの溶解機構 (東北大学 菅原先生)
13:40〜14:40 硬X線光電子分光法を用いたPt/C電極の酸化反応のその場観察 (分子科学研究所 高木先生)
15:00〜16:00 放射光を用いたMEA環境におけるその場観察技術 (豊田中央研究所 畑中氏)
16:00〜17:00 シリカ?Pt界面設計によるPtカソード触媒の高機能化 (九州大学 竹中先生)
17:00〜18:00 コンポジットカーボンナノファイバーを担体に用いたDMFC用アノード触媒 (群馬大学 中川先生)
・セッション2 (ナイトセッション) ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
19:00〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議 (ダイニング棟3階 バーラウンジ「アウル」)
◆2日目 10/24 (土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 PEFCの電位サイクル耐久性評価試験方法の比較 (自動車研究所 橋正氏)
9:30〜10:30 軟X線を用いたMEA内の水挙動 (東京工業大学 平井先生)
10:50〜11:50 白金・カーボン表面に吸着したアイオノマー相内の物質輸送と構造の関係(FC-Cubic 大平先生)
◇東レ総合研修センターへのアクセス
〒411-0032 静岡県三島市末広町21-9 TEL: 055-980-0333
JR三島駅北口より徒歩12分 タクシーでワンメーター
https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇主催: 触媒学会 (燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協賛: 触媒学会、触媒学会工業触媒研究会、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会
シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会: 燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志 (調整中を含む)
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□編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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