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□燃料電池ワールド Vol.1948
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■2015年09月07日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■燃料電池関連イベント
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☆神奈川県『第1回 水素・燃料電池関連製品等 開発促進セミナー』(9/25)【再掲】
神奈川県では、エネルギー産業の育成と振興を推進しており、その一環として、水素・燃料電池関連分野の技術・製品開発を促進するため、次のセミナーを開催いたします。
今回は、燃料電池自動車の普及に不可欠な「水素ステーション」をテーマに、技術開発等に携わる企業の最新の取組をご紹介いたします。今後の新規事業展開等を目指す中小企業の皆様のご参加をぜひお待ちしています。
◇日 時:9月25日(金)15:00?17:30 講演及び名刺交換会
(同時開催) 17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 13階第2会議室
◇定 員:50名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
1、神奈川県における水素社会実現に向けた取組について(15:00?15:20)
村上 剛史(神奈川県産業労働局エネルギー部 スマートエネルギー課長)2、水素ステーション関連企業の取組(1)(15:20?16:00)
山崎 明良氏(三菱化工機株式会社 水素ステーション部長)
3、水素ステーション関連企業の取組(2)(16:10?16:50)
青木 裕喜夫氏(理研計器株式会社 東日本営業部神奈川営業所) 4、講師との名刺交換会(17:00?17:30)
5、個別相談会(17:30?19:00)
県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。
ご興味のある方は、ぜひご活用ください。
◇申し込み:下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて
9月24日(木)までに以下の申込先までお申し込み下さい。
申込書ダウンロードページ
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html(神奈川県スマートエネルギー課HP)
※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先:神奈川県産業労働局エネルギー部
スマートエネルギー課調整グループ宛
fcv2015@pref.kanagawa.jp
■世界のヘッドライン(08月26日)
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2015/08/26 初めての燃料電池トライ発電機、エネルギーロスとコスト、排出量の削減を約束
〔訳注〕イギリスのノッティンガム大学(University of Nottingham)で固体酸化物型燃料電池(RISOFC)のとりまとめ役をしているマーク・ウォラル(Mark Worall)博士は、利用可能なエネルギーの活用とコスト削減、付加価値を増やし、一次エネルギーの使用と排出を減らす可能性を持つプロジェクトである燃料電池トライ発電機(fuel cell tri-generator)について語っている。3年間の間、「トライSOFC(TRISOFC)」プロジェクトチームは、冷房、熱、電力の3つの能力を生成するトライ発電機(tri-generation prototype)試作機を開発するために、低コストで長持ちする中温型(low temperature:LT)SOFCの先進的な技術に取り組んできた。
〔訳語1〕tri-generation (cooling, heating and power) :この記事では3つについて、冷房、熱、電力となっているが、以前にはtri-generation systemとして、電気と熱、そして水素を生産するシステムと書いているものもあった。
〔訳語2〕low temperature(LT):これは通常800〜1000度で動作する固体酸化物型燃料電池の作動温度を500〜600度で行うことを指しており、高温に対して中温という概念を用いている。
2015/08/26 燃料電池企業のパワーセル・スウェーデン社、2015年4月から6月の中間報告書を発表(PowerCell)
〔訳注〕パワーセル・スウェーデン社(PowerCell Sweden AB)は、4月から6月の2015年第2四半期の中間報告書を提示した。この中では、エネルギー・スマートハウスのための最初の注文や、ドイツの会社からそれぞれ25kW級燃料電池スタックを二つ受注し、2015年秋には納品すること、またBMWやフォルクスワーゲンなどがパートナーのEUプロジェクト「オートスタック・コア(Auto-Stack CORE)」で100kW級自動車用燃料電池スタックの開発に成功したことなどが語られている。
〔訳語〕オートスタック・コア(Auto-Stack CORE):ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク太陽エネルギー水素研究センター(ZSW)が調整役となり実施し…(有料記事のため以下不明)
2015/08/26 南アフリカ:実際に地方の学校や診療所で運転される燃料電池(BDlive)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150907-1
〔訳注〕南アフリカの教育省(department of Education)と厚生省(department of Health)は、燃料電池の試験的事業である北西州(Northwest province)とリンポポ州(Limpopo province)の学校と診療所を評価する予定である、と南アフリカの科学技術省(Department of Science and Technology:DST)長官のフィル・Mjwara(Phil Mjwara)は語った。映像はそのインタビュー。
■2015年09月04〜06日のWEB LINK NEWS
2015/09/04 九都県市、エコドライブ講習会を開催…東京会場では燃料電池車の試乗も(レスポンス)
九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)では、日本自動車連盟(JAF)や自動車教習所と連携して、エコドライブ講習会を開催する。
開催日程は、11月9日が都南自動車教習所(神奈川県座間市)、16日が東洋モータースクール(千葉県八千代市)、17日が東久留米自動車教習所(東京都東久留米市)、23日が埼玉県自動車学校(埼玉県さいたま市)。なお、17日の東京会場では、燃料電池車や電気自動車の試乗も実施する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150904-00000004-rps-soci
2015/09/04 “単なる輸送手段ではなく個人の憩いの場”メルセデスが提唱する自動運転の世界(DIME編集部)
F015のスペックをチェックしてみよう。全長×全幅×全高がそれぞれ5220×2018×1524mmの大柄なボディは一体成形で継ぎ目の無い未来的なエクステリアを構成している。フロントとリアには大型のLEDパネルを配し、車外と相互にコミュニケーションを取ることが可能だ。自動運転の際には青く輝き、それとわかるのだ。
ボディシェルは、燃料電池と電気駆動システムの組み合わせを保護するための設計となっている。駆動システムは2011年に発表されたリサーチカーF 125! に搭載され、時代を先駆けたF-CELL PLUG-IN HYBRIDシステムを基本に、車載発電機を搭載。パワフルでコンパクトな高圧バッテリーを組み合わせた。さらに、CFRP製の高圧タンクは水素を貯蔵できるよう設計されている。
ホイールベースは3610mmと長大。そのため乗員のキャビンスペースは広大となり、回転する4つのチェアにより、乗員が向かい合って座れるよう設計されたことから、まるでラウンジに居るような錯覚さえ覚える。インストゥルメントパネル、リアとサイドパネルに配置された6つのタッチパネルにより各種操作はF015を“デジタルアリーナ”感覚のインタラクティブなものに仕上がっている。
このF015は自動運転技術を安全はもちろんだが、移動時間をリラックスして過ごすために利用するよう開発を進めていることがユニークだ。人の操作から離れたら、車は快適な時間を供給するスペースになっていくのかもしれない。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150904-00010004-biz_dime-nb
2015/09/04 一般ドライバーがイメージする電気自動車の航続距離は「50km以下」(DIME編集部)
パーク24株式会社は、同社が運営するドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に「電気自動車」に関する意識調査」についてのアンケート調査を実施した。調査の結果、燃料でクルマを選ぶなら半数は「ガソリン」、次いで「電気」が17%となっている。また、ドライバーは電気自動車1回の充電での走行距離は「50km以下」と認識しており、価格が手ごろになれば「電気自動車」を購入したいと考える人も多いことがわかった。
■燃料でクルマを選ぶなら半数は「ガソリン」、次いで「電気」が17%
クルマを燃料で選ぶ場合、半数が「ガソリン」と回答。次いで「電気」が17%、「水素」が13%となった。全体でみると「ディーゼル」は10%で「プラグインハイブリッド」の11%よりも低い割合になっているものの、中国地方では「ガソリン」に次いで、5人に1人が「ディーゼル」と回答している。また、年代別にみると、年齢が上がるにつれ、「ガソリン」を選ぶ割合は減っており、「電気自動車」や「水素」など、環境に配慮するクルマを選ぶ傾向が見られた。
■電気自動車1回の充電での航続距離は「50km以下」と認識
1回の充電で電気自動車がどれくらい走ることができると認識しているか、具体的な数字で答えてもらったところ、94%が「50km以下」の数字を回答。現在販売されている電気自動車の、一充電当たりの航続距離は180km?220km(JC08モード)ですが、この距離数の範囲を回答した人は、わずか0.7%にとどまり、一般のドライバーには、電気自動車の正確な情報があまり知られていないことが分かった。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150904-00010002-biz_dime-nb
2015/09/05 アップルの燃料電池システム特許、米当局が公開(ニュースイッチ)iPhoneではなくMacBook向けか
アップルが「ポータブルコンピューティングデバイス向け燃料電池システム」の特許出願を3月に行い、米国特許商標庁(USPTO)が3日に内容を公開した。それによれば、燃料電池を使うことで、外部電源なしにポータブルデバイスを「数日から数週間」稼動できるという。
8月下旬には英インテリジェント・エナジーがiPhone6向けに1週間使えるという内蔵型燃料電池を試作したことが報道され、アップルと同社とで燃料電池を共同開発しているとの噂が持ち上がったばかり。
ただ、今回は出願の文面や図の中に電源アダプターの「MAGSAFE」の記述があることから、9to5macなどによれば、MacBook向けではないかとみられている。
さらに、この特許出願では、燃料電池システムに使う着脱式カートリッジの燃料源は少なくとも下記の1つの成分を使って構成されるとしている。
水素化ホウ素ナトリウムと水/ケイ酸ナトリウムと水/水素化リチウムと水/水素化マグネシウムと水/水素化ホウ素リチウムと水/水素化リチウムアルミニウムと水/水素化アルミニウム/アミンボラン錯体/炭化水素/水素化リチウムアルミニウム/水素化ホウ素マグネシウム/水素化ホウ素マグネシウム-アミン錯体/圧縮水素ガス/液体水素
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00010002-newswitch-sci
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第8回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
テーマ「高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して」
◇趣旨概要
触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。2014年にFCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化はまだまだ不十分であり、これらを同時に高めることが更なるPEFCの低コスト化と高信頼化への鍵となります。第8回となる本宿泊セミナーでは、カソード環境でのPt系触媒の変化、Pt系触媒の耐久性を高める方法、MEA内で生じている現象とその理解およびメタノール酸化触媒について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇開催日時と会場
・日時:10月23日 (金) 12:30?10月24日 (土) 12:00
・会場:〒411-0032静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
◇参加申し込み
・参加申し込み締め切り: 10月9日 (金)
・ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り: 10月16日 (金)A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上,下記西村までメールで送付してください.
・参加費: 一般会員 23,000円、一般非会員30,000円、学生5,000円
・宿泊費: 7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先
氏名、所属、連絡先 (住所, 電話, メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください.
同志社大学 西村メールアドレス: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp
電話番号: 0774-65-6589
◇セミナー内容
◆1日目 10/23(金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 酸性溶液中でのPtの溶解機構 (東北大学 菅原先生)
13:40〜14:40 硬X線光電子分光法を用いたPt/C電極の酸化反応のその場観察 (分子科学研究所 高木先生)
15:00〜16:00 放射光を用いたMEA環境におけるその場観察技術 (豊田中央研究所 畑中氏)
16:00〜17:00 シリカ?Pt界面設計によるPtカソード触媒の高機能化 (九州大学 竹中先生)
17:00〜18:00 コンポジットカーボンナノファイバーを担体に用いたDMFC用アノード触媒 (群馬大学 中川先生)
・セッション2 (ナイトセッション) ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
19:00〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議 (ダイニング棟3階 バーラウンジ「アウル」)
◆2日目 10/24 (土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 PEFCの電位サイクル耐久性評価試験方法の比較 (自動車研究所 橋正氏)
9:30〜10:30 軟X線を用いたMEA内の水挙動 (東京工業大学 平井先生)
10:50〜11:50 白金・カーボン表面に吸着したアイオノマー相内の物質輸送と構造の関係(FC-Cubic 大平先生)
◇東レ総合研修センターへのアクセス
〒411-0032 静岡県三島市末広町21-9 TEL: 055-980-0333
JR三島駅北口より徒歩12分 タクシーでワンメーター
https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇主催: 触媒学会 (燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協賛: 触媒学会、触媒学会工業触媒研究会、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会
シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会: 燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志 (調整中を含む)
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■メルマガ「燃料電池ワールド」
□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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