燃料電池ワールド Vol.1947 (2015/09/04 10:38)

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□燃料電池ワールド Vol.1947
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■2015年09月04日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆神奈川県『第1回 水素・燃料電池関連製品等 開発促進セミナー』(9/25)【再掲】

 神奈川県では、エネルギー産業の育成と振興を推進しており、その一環として、水素・燃料電池関連分野の技術・製品開発を促進するため、次のセミナーを開催いたします。

 今回は、燃料電池自動車の普及に不可欠な「水素ステーション」をテーマに、技術開発等に携わる企業の最新の取組をご紹介いたします。今後の新規事業展開等を目指す中小企業の皆様のご参加をぜひお待ちしています。
◇日 時:9月25日(金)15:00?17:30 講演及び名刺交換会

     (同時開催) 17:30?19:00 個別相談会
◇会 場:神奈川産業振興センター 13階第2会議室
◇定 員:50名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
1、神奈川県における水素社会実現に向けた取組について(15:00?15:20)

   村上 剛史(神奈川県産業労働局エネルギー部 スマートエネルギー課長)2、水素ステーション関連企業の取組(1)(15:20?16:00)
   山崎 明良氏(三菱化工機株式会社 水素ステーション部長)
3、水素ステーション関連企業の取組(2)(16:10?16:50)

   青木 裕喜夫氏(理研計器株式会社 東日本営業部神奈川営業所) 4、講師との名刺交換会(17:00?17:30)
5、個別相談会(17:30?19:00)

  県の開発アドバイザー(技術士等)が事業参入に関するご相談をお受けします。
  ご興味のある方は、ぜひご活用ください。
◇申し込み:下記ホームページより申込書をダウンロードいただき、E?mailにて
 9月24日(木)までに以下の申込先までお申し込み下さい。
  申込書ダウンロードページ
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p840729.html(神奈川県スマートエネルギー課HP)

  ※最上段の新着情報から、募集チラシ兼申込書のDLが出来ます。
◇申込先:神奈川県産業労働局エネルギー部
   スマートエネルギー課調整グループ宛
    fcv2015@pref.kanagawa.jp

■世界のヘッドライン(08月25日)
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2015/08/25 斗山社、新たな燃料電池の設置でクリーン・エネルギーと水の消費量削減目標を達成するノルコ大学を支援(Doosan)

〔訳注〕斗山フュエルセル社(Doosan Fuel Cell)は本日、カリフォルニア州のリバーサイド(Riverside)コミュニティ・カレッジ地区にあるノルコ大学(Norco College)に燃料電池「ピュアセル(PureCell)モデル400」を新しく設置した。水を冷却のために消費する従来の電力網とは違って、斗山社の燃料電池は水の消費量はゼロである。干ばつ地域で毎年140万ガロンに達する学校の水使用が削減される。

2015/08/25 オールジャ社、中国松濤社と燃料電池の戦略的提携協定を結ぶ(Oorja)

〔訳注〕オールジャ・プロトニクス社(Oorja Protonics, Inc.)は本日、中国松濤社(China Shoto)と戦略的提携協定を締結した。中国の携帯通信市場のために松濤(Shoto)とオールジャ(Oorja)の両方の商標を使うメタノール供給型燃料電池(methanol-fed fuel cell)を転売する目的である。これにより、電力供給網の停電による通信基地の問題を解決する。〔訳語〕グローバル・インフォメーション社の市場調査レポート「中国の電池産業の展望」(2014年7月発行)によると、China Shoto Group Co., Ltd. という企業名が載っている。太陽光発電企業としてChina Shotoという名前の会社があったが、この会社は2014年5月にENF社の太陽電池会社のデータベースから取り除かれた。この記事で使われている中国松濤社(China Shoto)は関係があるのかどうか分からないが、中国は激しそうな印象がある。オールジャ社は2014年6月に、米国貿易開発局(United States Trade and Development Agency:USTDA)から、南アフリカの通信塔に直接メタノール型燃料電池を使って電力を供給する事業調査を行う企業に選ばれている。

2015/08/25 イリカ社、ヨーロッパの燃料電池触媒の特許の更新を発表(Ilika)

〔訳注〕8月13日付け(Vol.1939 2015/08/25発行)の記事の再論。

2015/08/25 ケント州立大学チーム、燃料電池研究に前進(Kent State University)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150904-1

〔訳注〕二人のケント州立大学(Kent State University)の学生と博士課程修了者は、2015年オハイオ州燃料電池シンポジウム(2015 Ohio Fuel Cell Symposium)で研究発表を行い、学生デザインコンペで受賞し賞金を授与された。

■2015年09月03日のWEB LINK NEWS
2015/09/03 3日の朝刊(都内最終版)☆2・完(時事通信)
【日刊自動車】
◆来年度は20カ所程度 水素ステーション整備 絞り込み 4大都市圏優先 経産省(2)(了)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150903-00000001-jijnb_he-nb

2015/09/03 欧州で進むエネルギー改革商機見出すパナの制御技術(ダイヤモンド・オンライン)

 環境負荷の低減に向けた政策が進む一方で、市民の「節電」に対する意識は、当局の思惑通りには浸透していないというのが、EU地域の実情でもある。

 省エネ性能の高い製品を購入する意識はあっても、こまめな設定温度の切り替えや電源のオン・オフといったことには、関心が薄いわけだ。

 そこには、冬場の気温が常に氷点下ながら室内では半袖で過ごし、エネルギー消費の7割前後がガスボイラーなどの暖房器具によるという、EU地域特有の事情が大きく関係している。

 そうした生活環境を商機として、パナソニックが目下、欧州で開発を進めているのが、暖房システムの自動制御技術だ。

 独電力大手エーオンとアーヘン工科大学が共同出資で設立した研究センターと連携し、ダイナミック・プライシングに対応した暖房システムの制御や省エネの技術などについて、研究を進めている。

 ヒートポンプ式床暖房や都市ガスを使った燃料電池など、省エネ性能の高い暖房器具のEUにおける市場規模は、今後10年間で3倍に膨らむという民間予測もある。

 パナソニックは、そこに独自の制御技術を加えることで、製品の拡販と通信技術による電源管理のプラットフォームを押さえたい考えだ。

 同社ではドイツを手始めに、欧州市場に住宅用のリチウムイオン蓄電池を投入する計画もあり、製品群の拡充による足場固めを粛々と進めている。

 今後越えるべきハードルの一つは、施工業者の育成と連携網の構築だ。暖房器具として、ガスボイラーが一般的なEU地域にあって、電気系統の技術に長けた施工業者を確保することは「1年、2年でというわけにはなかなかいかない」(同社)という。

 5年以上前にヒートポンプ式床暖房を市場投入しながら、欧州で普及が思うように進まなかったのは、そうしたことがボトルネックの一つになっているからだ。

 折しも英仏では、20年までにダイナミック・プライシングを導入する計画が持ち上がっているだけに、“虎の子”の制御技術にかける同社の期待は、今後さらに高まりそうだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150903-00077869-diamond-sci

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第8回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
  テーマ「高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して」
◇趣旨概要

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。2014年にFCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化はまだまだ不十分であり、これらを同時に高めることが更なるPEFCの低コスト化と高信頼化への鍵となります。第8回となる本宿泊セミナーでは、カソード環境でのPt系触媒の変化、Pt系触媒の耐久性を高める方法、MEA内で生じている現象とその理解およびメタノール酸化触媒について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇開催日時と会場
・日時:10月23日 (金) 12:30?10月24日 (土) 12:00
・会場:〒411-0032静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
◇参加申し込み
・参加申し込み締め切り: 10月9日 (金)
・ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り: 10月16日 (金)A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上,下記西村までメールで送付してください.
・参加費: 一般会員 23,000円、一般非会員30,000円、学生5,000円
・宿泊費: 7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先
氏名、所属、連絡先 (住所, 電話, メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください.

  同志社大学 西村メールアドレス: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 
        電話番号: 0774-65-6589
◇セミナー内容
◆1日目 10/23(金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 酸性溶液中でのPtの溶解機構 (東北大学 菅原先生)
13:40〜14:40 硬X線光電子分光法を用いたPt/C電極の酸化反応のその場観察 (分子科学研究所 高木先生)
15:00〜16:00 放射光を用いたMEA環境におけるその場観察技術 (豊田中央研究所 畑中氏)
16:00〜17:00 シリカ?Pt界面設計によるPtカソード触媒の高機能化 (九州大学 竹中先生)
17:00〜18:00 コンポジットカーボンナノファイバーを担体に用いたDMFC用アノード触媒 (群馬大学 中川先生)
・セッション2 (ナイトセッション)  ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
19:00〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議 (ダイニング棟3階 バーラウンジ「アウル」)
◆2日目 10/24 (土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 PEFCの電位サイクル耐久性評価試験方法の比較 (自動車研究所 橋正氏)
9:30〜10:30 軟X線を用いたMEA内の水挙動 (東京工業大学 平井先生)
10:50〜11:50 白金・カーボン表面に吸着したアイオノマー相内の物質輸送と構造の関係(FC-Cubic 大平先生)
◇東レ総合研修センターへのアクセス
〒411-0032 静岡県三島市末広町21-9 TEL: 055-980-0333
JR三島駅北口より徒歩12分 タクシーでワンメーター
https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇主催: 触媒学会 (燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協賛: 触媒学会、触媒学会工業触媒研究会、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会
シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会: 燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志  (調整中を含む)

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