燃料電池ワールド Vol.1935 (2015/08/19 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1935
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■2015年08月19日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(08月07日)
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2015/08/07 AC交通公社の燃料電池バス、2万時間の運行を達成(Industry News)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150819-1

〔訳注〕カリフォルニア周辺で公共バスを運行しているアルメダ・コントラコスタ交通公社(Alameda-Contra Costa Transit District:AC Transit)の燃料電池バスは、2万時間の連続運行を達成した。UTCパワー社(UTC Power)製の燃料電池は2001年以来、サンフランシスコ(San Francisco)のベイエリア(Bay Area)でAC交通公社の燃料電池バスで稼働してきた。AC交通公社は現在、15万人以上にサービスを提供してきたゼロ・エミッションバスを12台運行している。

2015/08/07 セラ社とイスラエル・アエロスペース・インダストリーズ社、固体酸化物型燃料電池無人機を研究
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150819-1

〔訳注〕固体水素燃料システムのセラ・エナジー社(Cella Energy)とイスラエル・エアロスペース・インダストリーズ社(Israel Aerospace Industries:IAI)は、IAI社の小型無人航空機システム「バード・アイ650(Bird Eye 650)」に燃料電池を積載する開発で協力している。この研究プロジェクトの資金は、フロリダ州宇宙産業振興局(state’s aerospace and spaceport development authority)のケネディ宇宙センター(Space Florida)と、イスラエル産業技術開発センター(Israel’s Industrial Center for Research and Development:MATIMOP)によって提供されている。

2015/08/07 実用規模で確認するためにBMWスパータンバーグ工場の「埋立地ガス・ツー・水素」試験エネルギー・プロジェクトを完了したSCRA社(SCRA)

〔訳注〕08/04付け(Vol.1932 2015/08/14発行)のSCRA社の記事の再論。

2015/08/07 エネルギー省、H賞安全基準や燃費資源、その他のウェビナーを発表(DOE)

〔訳注〕米エネルギー省(Energy Department)は、最新のエネルギー効率と再生可能エネルギー技術を取り入れることから、クリーン・エネルギーの仕事に従事するための訓練に、それらの科目で一般にウェビナーを提供している。ウェビナーは無料だが、事前登録が必要。例えば、8月6日東部夏時間午後1時から午後2時には、燃料電池技術局(Fuel Cell Technologies Office)がスポンサーになって、「水素燃料H賞安全指針(H2 Refuel H-Prize Safety Guidance)」と題したウェビナーを紹介する。

■2015年08月18日のWEB LINK NEWS
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2015/08/18 2020年東京五輪は「通過点」にすぎない?未来にプラスのレガシーを残すために 【舛添都知事日記】(現代ビジネス)

 酷暑の東京で、真夏に競技を行うのは気が引けるが、IOCの方針が変わらないかぎり、実行せざるをえない。暑さ対策としては、緑を増やす、遮熱性・保水性の高い道路舗装に変える、ドライ型ミストを普及させるなどの取り組みを、国や市区町村と協力して進めている。また、水素社会を実現させるべく推し進めている燃料電池車も、有効な手段となりうる。アスリートや観客の健康を第一に考えて、これからも暑さ対策に力を入れていきたい。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150818-00044782-gendaibiz-bus_all

2015/08/18 東京ガスが「エネファーム」販売5万台を達成 6年余で(産経新聞)

 東京ガスは18日、家庭用燃料電池「エネファーム」の累計販売台数が5万台を達成したと発表した。期間は約6年余で、5万台到達は東ガスが初めてという。

 同社がエネファームを発売したのは2009年5月。販売台数は毎年度、増え続け、14年度には約1万4000台、累計約4万3400台となった。15年度は、約3割増の1万8100台を目指している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150818-00000544-san-bus_all

2015/08/18 【夏休み】大阪市下水道科学館「水と環境の教室」8/23(リセマム)

 大阪市建設局は8月23日、大阪市下水道科学館にて「夏休み水と環境の教室」を開催する。下水(汚水)をきれいにする微生物の観察、浄化実験などが行われ、下水処理のしくみを学ぶことができる。参加費は無料。

 また、環境学習講座「新エネルギーを学ぼう!」では、果物発電、燃料電池などの実験を通して地球に優しい新エネルギーについて、親子で学ぶことができる。参加体験型の講座で、キットを持ち帰り自宅でも実験が可能。自由研究などのテーマにも活用できる内容だという。午前と午後の部に分かれており、各部の定員は20名。当日、1階の受付にて整理券が配布される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150818-00000013-resemom-life

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第8回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
  テーマ「高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して」
◇趣旨概要

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。2014年にFCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化はまだまだ不十分であり、これらを同時に高めることが更なるPEFCの低コスト化と高信頼化への鍵となります。第8回となる本宿泊セミナーでは、カソード環境でのPt系触媒の変化、Pt系触媒の耐久性を高める方法、MEA内で生じている現象とその理解およびメタノール酸化触媒について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇開催日時と会場
・日時:10月23日 (金) 12:30?10月24日 (土) 12:00
・会場:〒411-0032静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
◇参加申し込み
・参加申し込み締め切り: 10月9日 (金)
・ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り: 10月16日 (金)A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上,下記西村までメールで送付してください.
・参加費: 一般会員 23,000円、一般非会員30,000円、学生5,000円
・宿泊費: 7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先
氏名、所属、連絡先 (住所, 電話, メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください.

  同志社大学 西村メールアドレス: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 
        電話番号: 0774-65-6589
◇セミナー内容
◆1日目 10/23(金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 酸性溶液中でのPtの溶解機構 (東北大学 菅原先生)
13:40〜14:40 硬X線光電子分光法を用いたPt/C電極の酸化反応のその場観察 (分子科学研究所 高木先生)
15:00〜16:00 放射光を用いたMEA環境におけるその場観察技術 (豊田中央研究所 畑中氏)
16:00〜17:00 シリカ?Pt界面設計によるPtカソード触媒の高機能化 (九州大学 竹中先生)
17:00〜18:00 コンポジットカーボンナノファイバーを担体に用いたDMFC用アノード触媒 (群馬大学 中川先生)
・セッション2 (ナイトセッション)  ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
19:00〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議 (ダイニング棟3階 バーラウンジ「アウル」)
◆2日目 10/24 (土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 PEFCの電位サイクル耐久性評価試験方法の比較 (自動車研究所 橋正氏)
9:30〜10:30 軟X線を用いたMEA内の水挙動 (東京工業大学 平井先生)
10:50〜11:50 白金・カーボン表面に吸着したアイオノマー相内の物質輸送と構造の関係(FC-Cubic 大平先生)
◇東レ総合研修センターへのアクセス
〒411-0032 静岡県三島市末広町21-9 TEL: 055-980-0333
JR三島駅北口より徒歩12分 タクシーでワンメーター
https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇主催: 触媒学会 (燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協賛: 触媒学会、触媒学会工業触媒研究会、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会
シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会: 燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志  (調整中を含む)

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