燃料電池ワールド Vol.1934 (2015/08/18 08:36)

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□燃料電池ワールド Vol.1934
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■2015年08月18日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(08月06日)
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2015/08/06 スコットランドのリーベンマウス・コミュニティ・エネルギー・プロジェクトに3基の電解槽と100kW級燃料電池システムを提供するハイドロジェニックス社(Hydrogenics)

〔訳注〕ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は本日、スコットランド、ファイフ州(Fife)のリーベンマウス・コミュニティ・エネルギー・プロジェクト(Levenmouth Community Energy Project)に3基の電解槽と燃料電池発電モジュール・システムを供給する契約を授与された、と発表した。スコットランド政府のローカル・エナジー・チャレンジ基金(Local Energy Challenge Fund)から400万ポンドが資金調達されたこのプロジェクトは、ファイフ・カウンシル(Fife Council)と東芝(Toshiba)をプロジェクト・パートナーとして、ファイフ州の非営利企業ブライト・グリーン・ハイドロジェン社(Bright Green Hydrogen)が主導している。ハイドロジェニックス社は、1基のアルカリ電解槽と、燃料をコンテナで輸送するためにローガン・エナジー社(Logan Energy)によって統合される1基の陽子交換膜型(PEM型)電解槽、それにもう一つのPEM型電解槽と風力発電によるエネルギー貯蔵システムの一環となる燃料電池モジュールを一緒に配置する予定である。契約額を含む追加の条件(Additional terms)は明らかにされていない。

2015/08/06 ヒュンダイ社の燃料電池自動車「ix35」、24時間で記録破りの2383kmを走破(Hyundai)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150818-1

〔訳注〕二人の水素の開拓者は、ヒュンダイ社(Hyundai)の燃料電池自動車「ix35」を24時間で2383メートル走破することで、実世界のゼロ・エミッション車の新たなレベルを確立した。この記録は、スポーツ科学者のArnt-G〓ran・ハートヴィ(Arnt-G〓ran Hartvig)と物理学修士のマリウス・ボーンシュタイン(Marius Bornstein)のノルウェー人が、ドイツの公道で記録を測ったもの。

2015/08/06 フュエルセル・エナジー社、取締役会に二人の新しいメンバーを任命(FuelCell Energy)

〔訳注〕フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc.)は本日、同社の取締役会に、アービング・オイル社(Irving Oil Company Limited)の元社長兼最高経営責任者のポール・F・ブラウニング(Paul F. Browning)と、USG社(USG Corporation)の執行副社長兼最高財務責任者のマシュー・F・ヒルツィンゲン(Matthew F. Hilzinger)の二人の新しいメンバーの任命を発表した。これで、フュエルセル・エナジー社の取締役会のメンバーは、合計10名となる。
〔訳語〕USG社(USG Corporation)は、イリノイ州ノース・シカゴに本社を置く、建築材料の製造および販売代理事業を行う企業です。(アメリカ株ドットコム)

■2015年08月17日のWEB LINK NEWS
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2015/08/17 トヨタ MIRAI、欧州初上陸…まずは英国やドイツで販売(レスポンス)

 トヨタ自動車の市販燃料電池車、『MIRAI』。同車の量産モデルが、欧州に初上陸を果たした。

 これは8月11日、トヨタの英国法人、トヨタUKが明らかにしたもの。「MIRAIの欧州向け第一便が8月8日、ブリストル港の輸入センターに到着した」と発表している。

 欧州でのMIRAIは9月、一部の国での販売を予定。まずは、英国、ドイツ、デンマークで取り扱う。これは、この3か国が、インフラの水素ステーションが整備されているため。

 英国向けには、2015年内に数台を導入する計画。主に企業や官公庁に納車される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150817-00000005-rps-bus_all

2015/08/17 関西国際空港、小学生向け水素・燃料電池教室を開催…8月29日(レスポンス)

 新関西国際空港は、8月29日に関西国際空港の展望ホール「Sky View」で「KIXサイエンス教室?水素・燃料電池教室?」を開催する。

 関西国際空港は「地球環境への負荷の少ない空港」、「地域と共生した空港」を目指す一環として、2015年2月にアジアの空港で初となる「燃料電池フォークリフト・水素インフラ実証運用」を実施している。

 今回、「水素エネルギー」をテーマとする小学生3?6年生を対象としたサイエンス教室を開催する。水素エネルギーの秘密、燃料電池の仕組みなどについて体験しながらエコについて学んでもらう。

 参加者として親子50組100人を募集する。岩谷産業やトヨタ自動車の担当者が講師となって、水から水素と酸素を電気分解して電気を作り出す実験や、燃料電池で動く模型車両を工作する。
 参加費は無料。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150817-00000033-rps-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第8回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
  テーマ「高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して」
◇趣旨概要

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。2014年にFCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化はまだまだ不十分であり、これらを同時に高めることが更なるPEFCの低コスト化と高信頼化への鍵となります。第8回となる本宿泊セミナーでは、カソード環境でのPt系触媒の変化、Pt系触媒の耐久性を高める方法、MEA内で生じている現象とその理解およびメタノール酸化触媒について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇開催日時と会場
・日時:10月23日 (金) 12:30?10月24日 (土) 12:00
・会場:〒411-0032静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
◇参加申し込み
・参加申し込み締め切り: 10月9日 (金)
・ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り: 10月16日 (金)A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上,下記西村までメールで送付してください.
・参加費: 一般会員 23,000円、一般非会員30,000円、学生5,000円
・宿泊費: 7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先
氏名、所属、連絡先 (住所, 電話, メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください.

  同志社大学 西村メールアドレス: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 
        電話番号: 0774-65-6589
◇セミナー内容
◆1日目 10/23(金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 酸性溶液中でのPtの溶解機構 (東北大学 菅原先生)
13:40〜14:40 硬X線光電子分光法を用いたPt/C電極の酸化反応のその場観察 (分子科学研究所 高木先生)
15:00〜16:00 放射光を用いたMEA環境におけるその場観察技術 (豊田中央研究所 畑中氏)
16:00〜17:00 シリカ?Pt界面設計によるPtカソード触媒の高機能化 (九州大学 竹中先生)
17:00〜18:00 コンポジットカーボンナノファイバーを担体に用いたDMFC用アノード触媒 (群馬大学 中川先生)
・セッション2 (ナイトセッション)  ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
19:00〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議 (ダイニング棟3階 バーラウンジ「アウル」)
◆2日目 10/24 (土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 PEFCの電位サイクル耐久性評価試験方法の比較 (自動車研究所 橋正氏)
9:30〜10:30 軟X線を用いたMEA内の水挙動 (東京工業大学 平井先生)
10:50〜11:50 白金・カーボン表面に吸着したアイオノマー相内の物質輸送と構造の関係(FC-Cubic 大平先生)
◇東レ総合研修センターへのアクセス
〒411-0032 静岡県三島市末広町21-9 TEL: 055-980-0333
JR三島駅北口より徒歩12分 タクシーでワンメーター
https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇主催: 触媒学会 (燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協賛: 触媒学会、触媒学会工業触媒研究会、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会
シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会: 燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志  (調整中を含む)

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