燃料電池ワールド Vol.1932 (2015/08/14 10:17)

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□燃料電池ワールド Vol.1932
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■2015年08月14日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(08月04日)
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2015/08/04 SFCエナジー社、国際防衛軍からポータブル燃料電池「ジェニー1200」の初期注文を受注(SFC)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150814-1

〔訳注〕SFCエナジー社(SFC Energy AG)は、国際防衛軍(international defense force)から、数日にわたる兵士の任務で使うSFCエナジー社のポータブル燃料電池「ジェニー(JENNY)」の配送の初期注文を受領した。この注文は、2016年第1四半期に配送される予定で、総計で70万ユーロに達する。先週、SFCエナジー社は世界中の軍隊から3つの別々の注文を確保した。公称電力(nominal power)50Wのポータブル・ジェニー1200と、25Wのジェニー600Sは、個々の兵士によって運ばれる予備電池の数を大幅に削減している。

2015/08/04 SCRA社、BMWのスパータンバーグ工場で「埋立地ガス・ツー・水素」試験エネルギー・プロジェクトを完了(SCRA)

〔訳注〕SCRA社(SCRA)は本日、BMW製造社(BMW Manufacturing Company)のスパルタンバーグ工場(Spartanburg facility)で2011年から行われた「埋立地ガス・ツー・水素」プロジェクト(Landfill Gas-to-Hydrogen Pilot Project、埋立地ガスを水素に変換するためのパイロット・プロジェクト)が成功裏に終了した、と発表した。米国エネルギー省(U.S. Department of Energy:DOE)が支援しているこのプロジェクトは、埋立地ガスから物流運搬機器(material handling equipment)を含む燃料電池車に電力を供給する充分な純度を持った水素に変換する経済的、技術的な実現可能性を検討した。BMWの工場は現在、560平方フィートの製造工場全体で350種類以上の物流運搬機器艦隊を、すべて水素燃料電池の電力で動かしている。SCRA社とエネルギー省は、再生可能な水素を生成するために使うことができるバイオガス源を調べることで、埋立地ガス源の水素がオンサイト水素製造能力を提供することができるかどうかを調べている。BMWは現在、大規模な産業用ガス供給者からその水素を調達している。プロジェクトの結果は、埋立地ガスからの水素を再生可能水素にすることができた。

■2015年08月13日のWEB LINK NEWS
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2015/08/13 燃料電池車や水素エネルギーを学ぼう…つくばで小学生対象の体験会、8月20日(レスポンス)

 日本自動車研究所は、8月20日に茨城県県西生涯学習センターが開催する「子ども大学けんせい」で、燃料電池車や水素エネルギーの広報・教育活動を実施する。

 茨城県つくば市にあるつくば研究所で、「水素で走る車?燃料電池自動車(FCV)のしくみを知ろう!」の講習や、「MIRAI」の同乗走行などさまざまな体験を実施する予定。「子ども大学けんせい」は、茨城県県西生涯学習センターが開催する小学4・5・6年生の「大学生」を対象としたキャンパス。

 日本自動車研究所では、8月7日にも、市内の指定研究機関等を見学・体験しながら回るスタンプラリー「つくばちびっ子博士」で、水素に関する講習を行ったあと、燃料電池車「トヨタMIRAI」の同乗走行体験、水素で走るFCミニカーの走行体験などを実施するなど、子ども達に将来の水素エネルギーについての広報・教育活動を実施している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150813-00000012-rps-bus_all

2015/08/13 電池のトヨタ・ミライと電気のテスラ・モデルSを識者が比較(NEWS ポストセブン)

 では、トヨタ・ミライとテスラ・モデルS、どっちが美女にモテるだろう?

 残念ながら、どこからどう見てもテスラの勝ちが予想される。まず、テスラの方がはるかに見た目はカッコいい。その流麗なボディラインはイタリアのマセラティを思わせ、ダッシュボードは完璧なまでに未来的。すべてのメーターは液晶パネルに表示され、ダッシュボード中央には大型のiPadのようなパネルがついている。まるでアップル製パソコンの中に乗っているようだ。価格は823万円から。ミライより高いが、セレブ感は断然高い。

 実際、テスラ・モデルSは、カリフォルニアのセレブたちの御用達である。あちらの高級住宅地を走るとテスラだらけで、テスラを見たらセレブと思えという感じだ。

 つまりこれは、「名古屋セレブ」対「ビバリーヒルズセレブ」の戦いなのだが、恐らく多くの美女は、ビバリーヒルズを選ぶだろう。我らがトヨタには、“カイゼン魂”で奮起を期待したい!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150813-00000017-pseven-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第8回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
  テーマ「高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して」
◇趣旨概要

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。2014年にFCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化はまだまだ不十分であり、これらを同時に高めることが更なるPEFCの低コスト化と高信頼化への鍵となります。第8回となる本宿泊セミナーでは、カソード環境でのPt系触媒の変化、Pt系触媒の耐久性を高める方法、MEA内で生じている現象とその理解およびメタノール酸化触媒について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇開催日時と会場
・日時:10月23日 (金) 12:30?10月24日 (土) 12:00
・会場:〒411-0032静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
◇参加申し込み
・参加申し込み締め切り: 10月9日 (金)
・ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り: 10月16日 (金)A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上,下記西村までメールで送付してください.
・参加費: 一般会員 23,000円、一般非会員30,000円、学生5,000円
・宿泊費: 7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先
氏名、所属、連絡先 (住所, 電話, メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください.

  同志社大学 西村メールアドレス: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 
        電話番号: 0774-65-6589
◇セミナー内容
◆1日目 10/23(金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 酸性溶液中でのPtの溶解機構 (東北大学 菅原先生)
13:40〜14:40 硬X線光電子分光法を用いたPt/C電極の酸化反応のその場観察 (分子科学研究所 高木先生)
15:00〜16:00 放射光を用いたMEA環境におけるその場観察技術 (豊田中央研究所 畑中氏)
16:00〜17:00 シリカ?Pt界面設計によるPtカソード触媒の高機能化 (九州大学 竹中先生)
17:00〜18:00 コンポジットカーボンナノファイバーを担体に用いたDMFC用アノード触媒 (群馬大学 中川先生)
・セッション2 (ナイトセッション)  ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
19:00〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議 (ダイニング棟3階 バーラウンジ「アウル」)
◆2日目 10/24 (土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 PEFCの電位サイクル耐久性評価試験方法の比較 (自動車研究所 橋正氏)
9:30〜10:30 軟X線を用いたMEA内の水挙動 (東京工業大学 平井先生)
10:50〜11:50 白金・カーボン表面に吸着したアイオノマー相内の物質輸送と構造の関係(FC-Cubic 大平先生)
◇東レ総合研修センターへのアクセス
〒411-0032 静岡県三島市末広町21-9 TEL: 055-980-0333
JR三島駅北口より徒歩12分 タクシーでワンメーター
https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇主催: 触媒学会 (燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協賛: 触媒学会、触媒学会工業触媒研究会、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会
シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会: 燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志  (調整中を含む)

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