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□燃料電池ワールド Vol.1918
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■2015年07月24日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議総会・記念講演会(再)【再掲】
講演の題目と講演者が確定しました。
◇日 時:7月30日(木) 14:00〜18:30
◇場 所:ホテルニューオータニ博多
福岡市中央区渡辺通1-1-2 TEL(092)714-1111
* JR博多駅からバス約7分、天神からバス約5分
アクセス http://www.kys-newotani.co.jp/hakata/info/access/index.html
◇次 第:
『福岡水素エネルギー戦略会議総会』 14:00〜15:00 《会場:鶴の間・西(4階)》
会長挨拶 新日鐵住金 株式会社 ?川 欽也 代表取締役副社長
知事挨拶 福岡県 小川 洋 知事
来賓挨拶 九州経済産業局 局長、他
議 事 戦略会議27年度事業計画 等
『記念講演会』 15:10?16:50 《会場:鶴の間・西(4階)》
講演1「低炭素社会を目指したCO2フリー水素への取り組み」
中川 浩司(豊田通商株式会社 新規事業開発部長)
講演2「パナソニック株式会社における家庭用燃料電池の開発について」
浦田 隆行(パナソニック株式会社 アプライアンス社 スマートエネルギーシステム事業部 燃料電池事業部 担当部長)
講演3「高石工業株式会社の水素分野への挑戦」
高石 秀之(高石工業株式会社 代表取締役)
講演4「水素産業ビジネスへの取り組み」
長家 茂(福岡酸素株式会社 取締役技術統括部長)
交流会 17:00?18:30 《会場:鶴の間・東(4階)》
※ 当日、5,000円/人のご負担をお願いいたします。
◇プログラム詳細 http://www.f-suiso.jp/info/9811.html
◇なお、当日は13時からロビー・総会会場内にて、九州大学や県内企業等のパネル展示・製品展示を行なっております。ご興味のある方はお早めにお越しください。
◇申込み方法:準備の都合上、7月24日(金)までに入力フォームからお申し込みください。
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20150622134505
※フォームが開きますので、必要事項を入力して送信してください。
■世界のヘッドライン(07月15日)
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2015/07/15 東芝、北海道釧路市で低炭素水素サプライチェーンを確立する5年間の実証プロジェクト(Toshiba)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150724-1
〔訳注〕東芝(Toshiba Corporation)は本日、北海道で実証プロジェクトを行うと発表した。これは小さな自治体のために、低炭素の水素発電システムを支援する地方レベルのサプライチェーンの実行可能性を確立するための実証プロジェクトである。2015年から2019年までの5年間のプロジェクトは、北海道(Hokkaido prefectural government)と釧路市(Kushiro-shi)、白糠町(Shiranuka-cho)と協力して、電力と熱の生成に水素を使い、製造、貯蔵、輸送を対象とする。環境省(Ministry of the Environment)で採択された「北海道プロジェクト(Hokkaido project)」は、小水力発電所から発生する水素の使用を広げ、北海道の地域特性に適した水素利用を確立することをめざしている。
2015/07/15 ウエスト・サクラメントの水素ステーションを委託
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150724-1
〔訳注〕このニュースは、クリス・ホワイト(Chris White)によって7月8日に公開された。ウエスト・サクラメント(West Sacramento)のラモス・オイル(Ramos Oil)水素ステーションは、性能検証過程(commissioning process)を完了し、正式に開所している。ステーションは2014年12月に開所され、試運転も含めて数カ月の間、自動車に燃料を提供してきた。小売のための性能検証ステーション(Commissioning station)は、比較的新しいやり方である。カリフォルニア燃料電池パートナーシップ(CaFCP)のメンバーは、このステーションから学習して、カリフォルニア州の他の小売水素ステーションで10月に運用開始となるように性能検証(コミッショニング、commissioning)を早めることを期待している。
2015/07/15 プラグパワー社、四半期の収益で記録(Plug Power)
〔訳注〕プラグパワー社(Plug Power Inc.)は、2015年第2四半期の燃料電池と水素インフラの出荷と設置を発表した。同社は、以前に発表した2015年の財務目標を達成する軌道に乗っている。
2015/07/15 新しい燃料電池材料、実用的な水素駆動車のために道を開く(ACS)
〔訳注〕米国化学会(American Chemical Society:ACS)は、水素燃料電池は水だけを排出するきれいな自動車を約束する。本日、化学会の論文誌「ACSセントラル・サイエンス(ACS Central Science)」は、二つの研究チームの燃料電池技術に不可欠な化学反応の進展をそれぞれ報告している。二つの論文は7月15日から、以下のリンクで利用できる。
http://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/acscentsci.5b00163
http://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/acscentsci.5b00227
■2015年07月23日のWEB LINK NEWS
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2015/07/23 アンモニア燃料電池、効率よく発電 京大教授ら開発(京都新聞)
アンモニアを使い高い効率で発電する燃料電池を、京都大工学研究科の江口浩一教授らの研究グループが開発した。天然ガスを利用する場合と異なり、二酸化炭素(CO2)が発生せず、運搬しやすい利点があり、2030年ごろの実用化を目指す。成果を英国で26日に始まる燃料電池の国際シンポジウムで発表する。
燃料電池は水素と酸素が結合して水になる反応を生かして発電する。水素は天然ガスから作る方法が主流で、その過程でCO2を出すのが課題になっている。アンモニアは水素の割合が高く、炭素を含まない一方、部品を腐食させやすいのが難点だった。
江口教授らは、燃料電池の部品であるセラミックスと金属を接合するガラスの材料や製法を工夫し、アンモニアの腐食を防いだ。家庭用燃料電池の3分の1に当たる255ワットの電力を発生させ、発電効率も純粋な水素を使う場合と同レベルに達した。
江口教授は「アンモニアは工業用に大量生産されているために価格が安く、液化しやすいことから輸送や貯蔵も容易だ。今後4年間で家庭用燃料電池並みの発電量に引き上げたい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150723-00000006-kyt-sctch
2015/07/23 燃料電池を低コスト化できる可能性…東京工大の研究チーム、新基盤技術を開発(レスポンス)
東京工業大学資源化学研究所の山元公寿教授と今岡享稔准教授らは、原子19個で構成する白金粒子(Pt19)が、現在の燃料電池に用いられている白金担持カーボン触媒の20倍もの触媒活性を発揮することを発見した。
将来、燃料電池に使用する白金を大幅に削減することで、燃料電池の低コスト化に寄与する基盤技術になる可能性がある。
山元教授らは「デンドリマー」と呼ばれる精密樹状高分子を用いた原子数が規定できる超精密ナノ粒子合成法を開発した。今回、この合成法を活用し、白金ナノ粒子の原子数を厳密に12から20原子の範囲でコントロールし、それぞれの酸素還元反応に対する触媒活性を評価した。
この結果、白金原子1つ加わるごとに触媒活性が不規則に変化するという結果が得られた。対称性の高い幾何構造を持つことから、これまで最も安定で有用と考えられてきた13原子の白金粒子は、最も活性が低く、それより1原子少ない12原子の粒子(Pt12)がPt13の2.5倍の活性を持つ。
また、19原子の白金粒子が最も高い活性を示し、Pt13に対する比活性は4倍。Pt19の質量あたりの活性は現在、広く用いられている粒径3?5ナノメートル白金ナノ粒子担持カーボン触媒の20倍にもなることが分かった。
これまで燃料電池触媒としては適さないと考えられてきた1ナノメートルを切る微小白金粒子の中で、高活性のものが見つかったことで、微小白金粒子を用いた燃料電池触媒の可能性が見えてきた。
実際の燃料電池システムに組み込むためには、導電性カーボン担体への触媒高密度担持「MEA」と呼ばれる燃料電池用膜電極接合体への組み込みと最適化、耐久性の向上などの課題があるものの、既存の技術転用が可能と見られる。近い将来の大幅に白金使用量を減少した燃料電池触媒の開発が期待される。
今回の研究は科学技術振興の機構戦略的創造研究推進事業「プロセスインテグレーションによる機能発現ナノシステムの創製」により実施した。
成果はドイツ化学誌「アンゲヴァンテ・ケミー国際版」に近く掲載される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150723-00000045-rps-ind
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第10回再生可能エネルギー世界展示会「水素エネルギー講演会」【再掲】
◇日 時:7月29日(水曜日)13:00?17:00
◇場 所:東京ビッグサイト 会議棟7F 703会議室
◇参加費:3000円(テキストを含む)
◇申込方法:下記のURLからお申し込み下さい
http://www.renewableenergy.jp/2015/forum_detail.html#RE1
◇プログラム
司会・進行:リーダー 秋葉悦男(九州大学 教授)
コ・リーダー 光島重徳(横浜国大 教授)
13:00-13:10 「開会挨拶とフォーラムの趣意説明」
秋葉悦男(九州大学)
13:10-13:40 「水素社会の展開を加速する政策」
戸邊千広(経済産業省 新産業・社会システム推進室長(兼) 熱電併給推進室長(兼)燃料電池推進室長)
13:40-14:10 「トヨタ自動車における燃料電池車の現状と今後」
小島康一(トヨタ自動車(株) FC技術・開発部 主査)
14:10-14:40 「水素ステーションの課題と将来展望(1)」
前田征児(JX日鉱日石エネルギー(株) 水素事業推進部 技術開発グループマネージャー)
14:40-15:10 「水素ステーションの課題と将来展望(2)」
宮崎 淳(岩谷産業(株) 常務執行役員 水素エネルギー部長)
15:20-15:50 「SIP事業「エネルギーキャリア」の全体像と将来構想」
秋鹿研一(放送大学客員教授)
15:50-16:20 「有機ハイドライドによる水素の大量貯蔵輸送技術」
岡田佳巳(千代田化工(株)建設技術開発ユニット 兼 水素チェーン事業推進ユニット 技師長)
16:20-16:50 「CO2フリー水素の製造と大量輸送技術」
西村元彦(川崎重工業(株)技術開発本部 水素チェーン開発センター 副センター長)
◇お問合せ先: 再生可能エネルギー世界展示会 事務局
(株)シ?・エヌ・ティ 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-24-3 FORECAST 神田須田町4F
TEL:03-5297-8855 / FAX:03-5294-0909 / E-mail:info@renewableenergy.jp
◇主 催:再生可能エネルギー協議会(第7分科会)
☆第2回IDEC環境セミナー 「水素ビジネスセミナー」?近未来のエネルギーシステムを知る?【再掲】
近未来のエネルギーシステムとして注目されている水素技術について、その全体像と具体的な取り組みについて紹介します。
◇日 時:7月29日(水)14:00?16:00
◇会 場:IDEC大会議室 (横浜市中区太田町2-23 横浜メディアビジネスセンター7階) http://www.idec.or.jp/map.php
◇参加費:【一般】
市内企業 1,000円/1名、市外企業 2,000円/1名
【横浜環境ビジネスネットワークメルマガ会員】
市内企業 無料、市外企業 1,000円/1名
【横浜型地域貢献企業およびIDEC施設入居企業】
無料
◇プログラム(予定)
14:00?15:00 基調講演
『再生可能エネルギーと水素が実現する持続可能な社会』
杉山正和(東京大学大学院工学系研究科准教授)
15:00?16:00 事例紹介
『水素社会実現に向けた東芝の取組み』
中島 良(株式会社東芝 次世代エネルギー事業開発プロジェクトチーム サブプロジェクトマネージャー)
◇詳細・お申込みはこちら(ユーザー登録、ログインのうえ、お申し込みください。)
http://www.idec.or.jp/seminar/detail.php?pid=666
◇お問い合わせ
公益財団法人 横浜企業経営支援財団 経営支援部 技術支援課
TEL:045-225-3733 e-mail:gijyutsu@idec.or.jp
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