燃料電池ワールド Vol.1911 (2015/07/10 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1911
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■2015年07月10日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※7月13日(月)、14日(火)はメルマガを休みます。

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議総会・記念講演会【再掲】
◇日 時:7月30日(木)14:00?18:30
◇場 所:ホテルニューオータニ博多(福岡市中央区渡辺通1-1-2 TEL(092)714-1111)
   *JR博多駅からバス約7分、天神からバス約5分

  アクセス http://www.kys-newotani.co.jp/hakata/info/access/index.html
◇次 第:
『福岡水素エネルギー戦略会議総会』 14:00〜15:00 《会場:鶴の間・西(4階)》

  会長挨拶 やながわ欽也(新日鐵住金 株式会社 代表取締役副社長)
  知事挨拶 小川 洋(福岡県 知事)
  来賓挨拶 九州大学 総長、他
  議  事 戦略会議27年度事業計画 等
『記念講演会』 15:10?16:50 《会場:鶴の間・西(4階)》
講演1「水素エネルギービジネスの拡大に向けた戦略(仮)」
   中川 浩司(豊田通商株式会社 新規事業開発部長)
講演2「パナソニック株式会社における家庭用燃料電池の開発について(仮)」
   パナソニック株式会社(講師調整中)
講演3「高石工業株式会社の水素分野への挑戦」
   高石 秀之(高石工業株式会社 代表取締役)
講演4「参入事例2(仮)」
   (地元企業調整中)
交流会 17:00?18:30 《会場:鶴の間・東(4階)》
  ※当日、5,000円/人のご負担をお願いいたします。
◇プログラム詳細 http://www.f-suiso.jp/info/9811.html
◇なお、当日は13時からロビー・総会会場内にて、九州大学や県内企業等のパネル展示・製品展示を行っております。ご興味のある方はお早めにお越しください。
◇申込み方法:準備の都合上、7月24日(金)までに入力フォームからお申し込みください。https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20150622134505  

  ※フォームが開きますので、必要事項を入力して送信してください。

■世界のヘッドライン
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2015/07/03 イケア社、カリフォルニア州エメリーヴィルの店舗により多くのオンサイト発電を差し込み、燃料電池システムで自社の再生可能エネルギー目録を広げる(IKEA)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150710-1

〔訳注〕イケア社(IKEA)は本日、カリフォルニア州エメリーヴィル(Emeryville)にある燃料電池システムに公式に電源を入れた。ここは、スウェーデン企業が運営している二つのサンフランシスコ地域店舗のうちの1店舗である。このプロジェクトは、イケア社が注目している新しいエネルギー技術と一致してきれいな電気化学プロセスをとおしてバイオガスを電力に変換するという、イケア社が地球規模で努力する最初のものである。燃料電池システムは、サニーベール(Sunnyvale)に本社を置くクリーンで高効率オンサイト発電(on-site power)の固体酸化物型(solid oxide)燃料電池技術の提供者であるブルーム・エナジー社によって製造された。

2015/07/03 シーメンス社、「風から水素」電力を創る工場を開設(Siemens)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150710-1

〔訳注〕2014年5月に建設が始まった共同してエネルギーを貯蔵するプロジェクト「エネルギー公園マインツ(Energiepark Mainz)」は、公益電力会社シュタットワーク・マインツ社(Stadtwerke Mainz)、リンデ社(Linde)、シーメンス社(Siemens)、ラインマイン大学(RheinMain University)が参加している。これらのパートナーによって開発された工場は、いくつかの地域風力タービン(local wind turbine)で創られるグリーン電力を使って水素を生成する。エネルギー公園マインツで特徴的なことは、その大きさである。世界で2番目に大きいこの種の工場は研究プロジェクトに約1700万ユーロの投資を伴い、これは「エネルギー貯蔵のための資金調達(Funding Initiative for Energy Storage)」の一部としてドイツ連邦経済エネルギー省(German Federal Ministry for Economic Affairs and Energy)の共同融資(co-financed)から出されている。

 今日ではすでに、風力タービンや太陽光発電所(photovoltaic plant)は充分な配電網の容量が不足しているので、特定の時間にスイッチを切らなければならない。この問題は、今後数年間にわたって再生可能エネルギーのさらなる拡大とともにより一層深刻になる。系統に逆潮流できないこうした「余剰(surplus)」電力エネルギーは、クリーン技術を使って水を水素と酸素に分解し、必要があれば再び電力に変換できるエネルギー公園マインツで貯蔵することができる。こうした再生可能エネルギーの利用は、必要とされるときにより柔軟に対応することができる。エネルギー公園マインツの水電解システム「SILYZER」はシーメンス社によって提供された。
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150710-1
〔訳語〕German Federal Ministry for Economic Affairs and Energyは、ドイツ連邦経済技術省と訳すサイトもあるが、分かりやすい「ドイツ連邦経済エネルギー省」で統一します。

2015/07/03 BMW、燃料電池自動車の開発で初の路上試験(Bloomberg)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150710-1

〔訳注〕ドイツの自動車メーカー、BMWは2013年にバッテリー電気自動車「i3」を発売した後、クリーン自動車の提供を拡大するために、今月、公道で初めての水素燃料電池によって走行する自動車をテストする。BMWは日本のパートナー、トヨタ自動車(Toyota Motor Corp.)と燃料電池を開発している。そして、水曜日(1日)に5シリーズのグランツーリスモ(5-Series Gran Turismo)試作車を公開した。燃料電池グランツーリスモは、再充てんする前に500km(310マイル)の走行距離を持っている。これはバッテリー電気自動車「i3」の走行距離160キロの3倍である。「i3」のバッテリーは、試作車の水素タンクを充てんするための5分と比較して、再充電に少なくとも5時間かかる。技術的には準備完了している。

■2015年07月09日のWEB LINK NEWS
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2015/07/08 塩水でミニカー走った 魚津工高生ら、道下小でものづくり教室(北日本新聞)
■燃料電池車模型を工作、科学の楽しさ伝える

 魚津市の魚津工業高校は8日、同市道下小学校でものづくり教室を開き、同高校の教員や電気工学部(石橋寿基部長)の生徒が児童と燃料電池カーの模型を作り、科学の楽しさを伝えた。

 魚津工業高校は地元の小学生にものづくりへの関心を高めてもらおうと出前教室を行っている。教員2人と部員の生徒5人が訪れ、道下小図工クラブの4、5年生12人を指導した。

 燃料電池カーは長さ8センチのプラスチック製で、マグネシウム板と黒鉛板に塩水をつけ、空気と反応して起きる電気でモーターを回す仕組み。

 浅野淳一同高校電気科長が塩水で燃料電池ができる理由を説明したほか、日本の自動車会社が燃料電池車を開発したことを紹介し、排気ガスを出さない利点があるとした。

 児童は高校生に手伝ってもらいながら部品を組み立てて車を完成させ、廊下で走らせて歓声を上げた。浜岸陸留君(5年)は「塩水で車が走ったので、びっくりした」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150708-00029759-kitanihon-l16

9日の朝刊(都内最終版)☆2・完(時事通信)
【日刊自動車】
◆日野本社工場跡地 活用計画固まる FCVなどで水素社会を形に 研究所や進化版オートモール ずらり最新施設(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150709-00000001-jijnb_he-nb

2015/07/09 「水素社会」期待語る 福島でトヨタ・内山田会長が講演(福島民友新聞)

 トヨタ自動車の内山田竹志会長(68)は8日、福島市で開かれた福島商工会議所の経済特別講演会で、「水素社会の実現に向けて?トヨタの環境技術戦略」と題して講演した。内山田会長は水素と酸素を反応させて発電する燃料電池車「MIRAI(ミライ)」を発売する背景となった、「水素エネルギー社会」到来への期待を語った。

 約250人が出席。世界初の量産型ハイブリッド車、初代プリウスの開発責任者を務めた内山田会長は「地球温暖化や石油の枯渇への不安など、21世紀の車社会が抱えるであろう課題に答えを出せるような車をつくろうと考えた」と開発経緯を振り返った。

 その上で、ハイブリッド車の技術も応用して開発したMIRAIについて「水素は将来の有力なエネルギーで、『水素社会』の実現で世の中は良くなる。燃料電池車は究極のエコカーだ」と期待を口にした。講演に先立ち、同商議所の渡辺博美会頭が「福島では原発事故をきっかけにエネルギーの在り方が問われている。トップ企業がエネルギー問題、環境問題にどう取り組んでいるのか伺いたい」とあいさつした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150709-00010001-minyu-l07

2015/07/09 【夏休み】MEGA WEB、AKB48チーム8とのコラボイベントやロボット展示など(レスポンス)

 MEGA WEBでは 、7月19日から8月30日まで、「MEGA WEB夏休みイベント ?燃料電池実験教室やロボット、AKB48チーム8と思い出を作ろう?」を開催する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150709-00000020-rps-ent

2015/07/09 「よりどりみどり練馬」プロジェクト第2弾始まる 練馬をPR、区内5カ所で写真展 /東京(みんなの経済新聞ネットワーク)

 第2弾では、集まった写真を使って2メートル超のシンボルアートを製作。応募写真と共に区内5カ所で写真展を開くほか、公用車の燃料電池自動車「MIRAI」のラッピングも行う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150709-00000074-minkei-l13

2015/07/09 再生エネ、名前は「FIT電気」で…経産省方針(読売新聞)

 経済産業省は8日、2016年4月に予定される電力小売りの全面自由化で、固定価格買い取り制度を利用する業者が、太陽光や風力など再生可能エネルギーで作った電気の名前を「FIT電気」とする方針を示した。
 「グリーン電力」「クリーン電力」などの表示は認めない。

 自民党の会合で明らかにした。経産省の有識者会議が取りまとめる宣伝のルール案に盛り込む。

 FITは固定価格買い取り制度を表す英語の頭文字で、「フィット」と呼ぶ。具体的にはFITを使う業者が、〈1〉電気の利用者全体で再生エネの割高な発電費用を負担している同制度の説明〈2〉再生エネで作った電気の割合――を表示すれば、「FIT電気」と表示することを認める。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150709-00050022-yom-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆かながわ環境関連産業ネットワーク【再掲】
「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム『水素社会の幕開け』」

 今回は、国、県、燃料電池自動車、エネファームシステムメーカー及び様々な用途展開を進めている燃料電池システム開発メーカーの方々をお招きし、『水素社会の幕開け』と題してご講演いただきます。また、同時開催として燃料電池自動車『MIRAI』運転試乗会(要事前申込み)及び成果品展示会を開催いたします。
○日 時:7月22日(水)13:30?18:00
○フォーラム会場:サンエール・さがみはら 二階 ホール
◇定 員:200名(先着順、定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇内 容:
13:40〜14:30 『水素社会の実現(水素・燃料電池(エネファーム、自動車等)の普及促進等)に向けた国の取り組み』

  星野昌志氏(経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 燃料電池推進室 室長補佐)
14:30〜14:50 『水素社会実現に向けた神奈川県の取り組み』

  村上剛史氏(神奈川県 産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課 課長)
14:50〜15:10 『災害用自立型水素発電・飲料水供給システムの紹介』

  神田和幸氏(日本フイルコン株式会社 総合研究開発室 課長代理)
15:30〜16:20 『エネファームの進化と普及拡大に向けた取り組み』

  清水俊克氏(パナソニック株式会社 アプライアンス社 スマートエネルギーシステム事業部 燃料電池事業担当)
16:20〜17:30 『燃料電池自動車(FCV)の開発と初期市場の創出』
  河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社 技術統括部 担当部長)
17:30〜18:00 名刺交換会
◇フォーラムのお申し込み:メールの件名を「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp担当:永井へ直接お申込みください。
◇フォーラムの締切:7月17日(金)
○燃料電池自動車運転試乗会

 会 場:さがみはら産業創造センター 一号館 駐車場(サンエール・さがみはらの隣)
 運転希望者定員:25名、同乗者定員:50名
◇燃料電池自動車運転試乗会お申し込み:以下のサイトの申込フォーム、または申込書及び注意事項、保険・補償制度、誓約書についてをダウンロードし内容を確認・必要事項明記の上、お申し込みください。
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20150610.html
◇燃料電池自動車運転試乗会の締切:7月14日(水)17時
※申込フォームは、スマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
○主催者:(株)さがみはら産業創造センター
○協 力:神奈川県

☆第10回再生可能エネルギー世界展示会「水素エネルギー講演会」【再掲】
◇日 時:7月29日(水曜日)13:00?17:00
◇場 所:東京ビッグサイト 会議棟7F 703会議室
◇参加費:3000円(テキストを含む)
◇申込方法:下記のURLからお申し込み下さい
http://www.renewableenergy.jp/2015/forum_detail.html#RE1
◇プログラム
司会・進行:リーダー 秋葉悦男(九州大学 教授)
      コ・リーダー 光島重徳(横浜国大 教授)
13:00-13:10 「開会挨拶とフォーラムの趣意説明」
   秋葉悦男(九州大学)
13:10-13:40 「水素社会の展開を加速する政策」

   戸邊千広(経済産業省 新産業・社会システム推進室長(兼) 熱電併給推進室長(兼)燃料電池推進室長)
13:40-14:10 「トヨタ自動車における燃料電池車の現状と今後」
   小島康一(トヨタ自動車(株) FC技術・開発部 主査)
14:10-14:40 「水素ステーションの課題と将来展望(1)」

   前田征児(JX日鉱日石エネルギー(株) 水素事業推進部 技術開発グループマネージャー)
14:40-15:10 「水素ステーションの課題と将来展望(2)」

   宮崎 淳(岩谷産業(株) 常務執行役員 水素エネルギー部長)
15:20-15:50 「SIP事業「エネルギーキャリア」の全体像と将来構想」
   秋鹿研一(放送大学客員教授)
15:50-16:20 「有機ハイドライドによる水素の大量貯蔵輸送技術」

   岡田佳巳(千代田化工(株)建設技術開発ユニット 兼 水素チェーン事業推進ユニット 技師長)
16:20-16:50 「CO2フリー水素の製造と大量輸送技術」

   西村元彦(川崎重工業(株)技術開発本部 水素チェーン開発センター 副センター長)
◇お問合せ先: 再生可能エネルギー世界展示会 事務局
(株)シ?・エヌ・ティ 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-24-3 FORECAST 神田須田町4F
TEL:03-5297-8855 / FAX:03-5294-0909 / E-mail:info@renewableenergy.jp
◇主 催:再生可能エネルギー協議会(第7分科会)

☆第2回IDEC環境セミナー 「水素ビジネスセミナー」?近未来のエネルギーシステムを知る?【再掲】

 近未来のエネルギーシステムとして注目されている水素技術について、その全体像と具体的な取り組みについて紹介します。
◇日 時:7月29日(水)14:00?16:00
◇会 場:IDEC大会議室 (横浜市中区太田町2-23 横浜メディアビジネスセンター7階) http://www.idec.or.jp/map.php
◇参加費:【一般】
市内企業 1,000円/1名、市外企業 2,000円/1名
【横浜環境ビジネスネットワークメルマガ会員】
市内企業 無料、市外企業 1,000円/1名
【横浜型地域貢献企業およびIDEC施設入居企業】
 無料
◇プログラム(予定)
14:00?15:00 基調講演
 『再生可能エネルギーと水素が実現する持続可能な社会』
   杉山正和(東京大学大学院工学系研究科准教授)
15:00?16:00 事例紹介
 『水素社会実現に向けた東芝の取組み』

   中島 良(株式会社東芝 次世代エネルギー事業開発プロジェクトチーム サブプロジェクトマネージャー)
◇詳細・お申込みはこちら(ユーザー登録、ログインのうえ、お申し込みください。)
  http://www.idec.or.jp/seminar/detail.php?pid=666
◇お問い合わせ
公益財団法人 横浜企業経営支援財団 経営支援部 技術支援課
  TEL:045-225-3733 e-mail:gijyutsu@idec.or.jp

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 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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