燃料電池ワールド Vol.1908 (2015/07/07 08:46)

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□燃料電池ワールド Vol.1908
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■2015年07月07日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆第2回IDEC環境セミナー 「水素ビジネスセミナー」?近未来のエネルギーシステムを知る?【再掲】

 近未来のエネルギーシステムとして注目されている水素技術について、その全体像と具体的な取り組みについて紹介します。
◇日 時:7月29日(水)14:00?16:00
◇会 場:IDEC大会議室 (横浜市中区太田町2-23 横浜メディアビジネスセンター7階) http://www.idec.or.jp/map.php
◇参加費:【一般】
市内企業 1,000円/1名、市外企業 2,000円/1名
【横浜環境ビジネスネットワークメルマガ会員】
市内企業 無料、市外企業 1,000円/1名
【横浜型地域貢献企業およびIDEC施設入居企業】
 無料
◇プログラム(予定)
14:00?15:00 基調講演
 『再生可能エネルギーと水素が実現する持続可能な社会』
   杉山正和(東京大学大学院工学系研究科准教授)
15:00?16:00 事例紹介
 『水素社会実現に向けた東芝の取組み』

   中島 良(株式会社東芝 次世代エネルギー事業開発プロジェクトチーム サブプロジェクトマネージャー)
◇詳細・お申込みはこちら(ユーザー登録、ログインのうえ、お申し込みください。)
  http://www.idec.or.jp/seminar/detail.php?pid=666
◇お問い合わせ
公益財団法人 横浜企業経営支援財団 経営支援部 技術支援課
  TEL:045-225-3733 e-mail:gijyutsu@idec.or.jp

■世界のヘッドライン
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2015/06/30 国立成功大学、台湾初の燃料電池ハイブリッド車を公開(NCKU)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150707-1

〔訳注〕燃料電池ハイブリッド・システムで駆動する新しい自動車が6月30日、台湾のタイナン(Tainan、台南)で行われた記者会見で公開された。リチウムイオン電池(Li-ion battery)と燃料電池を組み合わせた新しい自動車は7.5kW級の小型自動車(light vehicle)で、4基の200バール(bar)高圧水素ボトルで時速50kmを出し、範囲150kmを走行させることができる、と国立成功大学(NCKU、National Cheng Kung University)航空宇宙工学(aeronautics and astronautics)教授ウェイ・シャン・ライ(Wei-Hsiang Lai)は言った。リチウムイオン電池は直接、燃料電池から充電される。高圧水素ボトルは台湾の地元企業が作成し、6.8リットルの体積で300バールまで保存できる。最大圧力を700バールにした場合は、走行距離は350キロに拡張される予定である。

2015/06/30 オイル熱研究所、ディーゼル駆動の燃料電池システム試験に成功(OWI)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150707-1

〔訳注〕エナシス社(Enasys)とマーレ・べーア社(MAHLE Behr GmbH & Co. KG)、オイル熱研究所(Oel-Waerme-Institute:OWI)の社内エンジニアリング研究パートナー(research partners inhouse engineering)は、モジュール式組立のディーゼル駆動燃料電池システムの開発のための重要な出来事(milestone)を達成した。システムの機能は、燃料電池スタックと電子モジュールの単独運転で成功裏に実証された。この燃料電池システムは、バッテリーや電力変換機器だけでなく、ディーゼルと水タンク、燃料ガス製造モジュールと90セルの低温PEM型燃料電池(low-temperature-PEM-fuel cell:LT-PEM)を含む燃料電池モジュールで構成されている。これは、キャンプやヨットでの使用に適応することを目的として、3〜4kWの電力を生成する。ボートやキャラバンで、エアコンや冷蔵庫などの電子機器に電力を供給するのに充分である。写真は、ディーゼル駆動燃料電池システムの燃料ガス発生器。

2015/06/30 新しい燃料電池技術、無人潜水機の安全性と持久力の可能性を示唆(SeaPower)

〔訳注〕マサチューセッツ州サマービル(Somerville)のオープン・ウォーター・パワー社(Open Water Power)によって開発されたアルミニウム海水燃料電池(Aluminum-seawater fuel cell)技術は、「安全面ではリチウムイオン電池の約10倍のエネルギーを蓄える」と、オープン・ウォーター・パワー社の社長兼CEOトム・ミルンズ(Tom Milnes)は言った。ミルンズの会社は防衛と、無人潜水機や石油、ガス産業のような商用のさまざまな用途に使う技術を開発している。技術の探求は、ミルンズがメンバーであったマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)、リンカーン研究所(Lincoln Laboratory)、ウッズホール海洋研究所(Woods Hole Oceanographic Institute)の合同チームによって行われた。そのうえ、オープン・ウォーター・パワー社は、国防総省(Defense Department)即応技術局(Rapid Response Technology Office)から45万ドルの資金を提供されている。

■2015年07月06日のWEB LINK NEWS
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2015/07/06 NEXCO中日本、名神高速全線開通50周年を記念したイベントをSA/PA 3カ所で実施 ポッカコーヒーの歴代缶の一挙展示など見所盛りだくさん(Impress Watch)
■ 燃料電池車「MIRAI」が展示された尾張一宮PA

 尾張一宮PA(上り)は、愛知県内の名神高速にSAがないこともあって、今回唯一のPAでの開催となっている。SAほど広くはないが、名神高速のPAは全体的に飲食店や売店が充実している傾向にあることが知られ、ここ尾張一宮PA(上り)も6月25日に「吉野家」と「はなまるうどん」がオープンするなど、飲食店や売店だけ見れば小規模なSA並みの施設になっている。

 ここで人気を集めたのが、トヨタが販売する燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」だ。まだ実車を見る機会が少ないということもあって、中高年男性を中心にまじまじと見入る人が多かった。また、その脇では、三菱「GTO」のパトカーを愛知県警が展示。愛知県警は、高速道路上での万が一の停車時に三角表示板や発炎筒によって後続車に知らせることなど、高速道路上でのルールについて啓蒙活動を行なっていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150706-00000012-impress-life

2015/07/06 八郷ホンダ社長「数より商品力重視」、メリットあれば提携も検討(ロイター)
[東京 6日 ロイター] - ホンダの八郷隆弘社長は6日、6月の就任後初めて会見し、「数よりもお客様に夢を与えるホンダらしい商品を作っていくことが最重点課題」と語り、伊東孝紳前社長が掲げた16年度に世界四輪販売600万台以上の目標は「数として難しい」と指摘。販売目標は示さず、顧客視点での車作りに注力する方針を強調した。

 環境対応車戦略は「燃料電池車(FCV)が将来あるべき姿」だとし、その間は「電動化技術を中心に技術を構築する」と説明。ホンダは米ゼネラル・モーターズとFCV分野の開発で提携しているが、他社との提携は「基本的には独自の技術、ビジネスをやっていく」としつつ、技術は多様化しているとして顧客とホンダに「メリットがあれば考えていきたい」とも語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150706-00000051-reut-bus_all

2015/07/06 火力発電の技術開発案を公表 「IGFC」は2025年頃確立へ(産経新聞)

 経済産業省は6日、二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えた高効率な火力発電技術を実用化するための工程表(ロードマップ)の原案を示した。現状では究極の発展段階ともいわれる、石炭のガス化技術と燃料電池を組み合わせた「石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)」技術は、2025年ごろの確立を目指す。

 火力は原発や太陽光などの再生可能エネルギーと異なり、CO2を排出する。このため、温室効果ガスの排出量を30年度に13年度比26%削減する政府目標の達成に向け、排出抑制が急務だ。工程表は産学官の協議会で月内にもまとめる。

 原案では、石炭からガスを作りガスタービンと蒸気タービンで発電する「石炭ガス化複合発電(IGCC)」技術を18年ごろに確立。既に実用化している最新の石炭火力より排出量を約2割削減できる。25年にIGFCを確立できれば同約3割削減できる見込み。

 また、液化天然ガス(LNG)火力では、ガスタービンと蒸気タービン、燃料電池を組み合わせた「ガスタービン燃料電池複合発電(GTFC)」技術を25年ごろに確立する。実現すれば現状の最新技術より排出量を約2割削減できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150706-00000567-san-bus_all

2015/07/06 「2階建てバス」も電気自動車、ロンドン公共交通電気化へ(Relaxnews)

 【7月5日 Relaxnews】今年10月、英国の首都ロンドン(London)は世界の都市で初めてバス、電車、地下鉄すべての公共交通を電気化する。ロンドン名物の2階建てバスにも、燃料電池で走行する電気自動車が採用される。

 大気汚染対策のために、道路上に渡した電線を介して電力を供給するトロリーバスや、ディーゼルと電気のハイブリッドバス、天然ガスで駆動するバスなどを採用している都市は、すでに欧州や米国に存在する。しかし、公共交通すべてを電気化するというロンドン交通局の今回の決定は世界初となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150706-03053767-relaxnews-life

2015/07/06 韓国産業界の温室効果ガス削減率12%に大幅縮小…原発増設も論議の的(ハンギョレ新聞)

 韓国政府が30日に発表した2030年温室効果ガス削減目標と大略的な目標履行方案は、国際社会に約束した既存目標の後退を前提としている。しかも産業部門が負うべき減縮負担を発電や輸送など他部門に押し付けるものであるという点で、国内外で大きな論議を呼び起こすことが予想される。 削減目標履行の手段として原発の追加建設を検討する事にしたことと、国内の代わりに国外で削減するのにかかる費用負担の主体など核心事項についての決定を先に延ばしている点についても同様だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150706-00021234-hankyoreh-kr

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆かながわ環境関連産業ネットワーク【再掲】
「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム『水素社会の幕開け』」

 今回は、国、県、燃料電池自動車、エネファームシステムメーカー及び様々な用途展開を進めている燃料電池システム開発メーカーの方々をお招きし、『水素社会の幕開け』と題してご講演いただきます。また、同時開催として燃料電池自動車『MIRAI』運転試乗会(要事前申込み)及び成果品展示会を開催いたします。
○日 時:7月22日(水)13:30?18:00
○フォーラム会場:サンエール・さがみはら 二階 ホール
◇定 員:200名(先着順、定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇内 容:
13:40〜14:30 『水素社会の実現(水素・燃料電池(エネファーム、自動車等)の普及促進等)に向けた国の取り組み』

  星野昌志氏(経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 燃料電池推進室 室長補佐)
14:30〜14:50 『水素社会実現に向けた神奈川県の取り組み』

  村上剛史氏(神奈川県 産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課 課長)
14:50〜15:10 『災害用自立型水素発電・飲料水供給システムの紹介』

  神田和幸氏(日本フイルコン株式会社 総合研究開発室 課長代理)
15:30〜16:20 『エネファームの進化と普及拡大に向けた取り組み』

  清水俊克氏(パナソニック株式会社 アプライアンス社 スマートエネルギーシステム事業部 燃料電池事業担当)
16:20〜17:30 『燃料電池自動車(FCV)の開発と初期市場の創出』
  河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社 技術統括部 担当部長)
17:30〜18:00 名刺交換会
◇フォーラムのお申し込み:メールの件名を「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp担当:永井へ直接お申込みください。
◇フォーラムの締切:7月17日(金)
○燃料電池自動車運転試乗会

 会 場:さがみはら産業創造センター 一号館 駐車場(サンエール・さがみはらの隣)
 運転希望者定員:25名、同乗者定員:50名
◇燃料電池自動車運転試乗会お申し込み:以下のサイトの申込フォーム、または申込書及び注意事項、保険・補償制度、誓約書についてをダウンロードし内容を確認・必要事項明記の上、お申し込みください。
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20150610.html
◇燃料電池自動車運転試乗会の締切:7月14日(水)17時
※申込フォームは、スマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
○主催者:(株)さがみはら産業創造センター
○協 力:神奈川県

☆第10回再生可能エネルギー世界展示会「水素エネルギー講演会」【再掲】
◇日 時:7月29日(水曜日)13:00?17:00
◇場 所:東京ビッグサイト 会議棟7F 703会議室
◇参加費:3000円(テキストを含む)
◇申込方法:下記のURLからお申し込み下さい
http://www.renewableenergy.jp/2015/forum_detail.html#RE1
◇プログラム
司会・進行:リーダー 秋葉悦男(九州大学 教授)
      コ・リーダー 光島重徳(横浜国大 教授)
13:00-13:10 「開会挨拶とフォーラムの趣意説明」
   秋葉悦男(九州大学)
13:10-13:40 「水素社会の展開を加速する政策」

   戸邊千広(経済産業省 新産業・社会システム推進室長(兼) 熱電併給推進室長(兼)燃料電池推進室長)
13:40-14:10 「トヨタ自動車における燃料電池車の現状と今後」
   小島康一(トヨタ自動車(株) FC技術・開発部 主査)
14:10-14:40 「水素ステーションの課題と将来展望(1)」

   前田征児(JX日鉱日石エネルギー(株) 水素事業推進部 技術開発グループマネージャー)
14:40-15:10 「水素ステーションの課題と将来展望(2)」

   宮崎 淳(岩谷産業(株) 常務執行役員 水素エネルギー部長)
15:20-15:50 「SIP事業「エネルギーキャリア」の全体像と将来構想」
   秋鹿研一(放送大学客員教授)
15:50-16:20 「有機ハイドライドによる水素の大量貯蔵輸送技術」

   岡田佳巳(千代田化工(株)建設技術開発ユニット 兼 水素チェーン事業推進ユニット 技師長)
16:20-16:50 「CO2フリー水素の製造と大量輸送技術」

   西村元彦(川崎重工業(株)技術開発本部 水素チェーン開発センター 副センター長)
◇お問合せ先: 再生可能エネルギー世界展示会 事務局
(株)シ?・エヌ・ティ 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-24-3 FORECAST 神田須田町4F
TEL:03-5297-8855 / FAX:03-5294-0909 / E-mail:info@renewableenergy.jp
◇主 催:再生可能エネルギー協議会(第7分科会)

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 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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