燃料電池ワールド Vol.1902 (2015/06/29 10:33)

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□燃料電池ワールド Vol.1902
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■2015年06月29日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆第10回再生可能エネルギー世界展示会「水素エネルギー講演会」【再掲】
◇日 時:7月29日(水曜日)13:00?17:00
◇場 所:東京ビッグサイト 会議棟7F 703会議室
◇参加費:3000円(テキストを含む)
◇申込方法:下記のURLからお申し込み下さい
http://www.renewableenergy.jp/2015/forum_detail.html#RE1
◇プログラム
司会・進行:リーダー 秋葉悦男(九州大学 教授)
      コ・リーダー 光島重徳(横浜国大 教授)
13:00-13:10 「開会挨拶とフォーラムの趣意説明」
   秋葉悦男(九州大学)
13:10-13:40 「水素社会の展開を加速する政策」

   戸邊千広(経済産業省 新産業・社会システム推進室長(兼) 熱電併給推進室長(兼)燃料電池推進室長)
13:40-14:10 「トヨタ自動車における燃料電池車の現状と今後」
   小島康一(トヨタ自動車(株) FC技術・開発部 主査)
14:10-14:40 「水素ステーションの課題と将来展望(1)」

   前田征児(JX日鉱日石エネルギー(株) 水素事業推進部 技術開発グループマネージャー)
14:40-15:10 「水素ステーションの課題と将来展望(2)」

   宮崎 淳(岩谷産業(株) 常務執行役員 水素エネルギー部長)
15:20-15:50 「SIP事業「エネルギーキャリア」の全体像と将来構想」
   秋鹿研一(放送大学客員教授)
15:50-16:20 「有機ハイドライドによる水素の大量貯蔵輸送技術」

   岡田佳巳(千代田化工(株)建設技術開発ユニット 兼 水素チェーン事業推進ユニット 技師長)
16:20-16:50 「CO2フリー水素の製造と大量輸送技術」

   西村元彦(川崎重工業(株)技術開発本部 水素チェーン開発センター 副センター長)
◇お問合せ先: 再生可能エネルギー世界展示会 事務局
(株)シ?・エヌ・ティ 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-24-3 FORECAST 神田須田町4F
TEL:03-5297-8855 / FAX:03-5294-0909 / E-mail:info@renewableenergy.jp
◇主 催:再生可能エネルギー協議会(第7分科会)

■世界のヘッドライン
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2015/06/22 スウェーデンの燃料電池開発業者パワーセル社、燃料電池スタック「S2」の最初の注文を受ける(PowerCell)

〔訳注〕北欧の大手燃料電池企業パワーセル・スウェーデン社(PowerCell Sweden AB:publ)は、次世代燃料電池スタック「エスツー(S2)」の最初の注文を受け取った。同社は4月のハノーバー・フェアで、次世代燃料電池スタック「エスツー」を発表した。第一世代の「エスワン(S1)」(1〜5kW)を補完して、5〜25kWと電力範囲を広げた。ドイツの会社からそれぞれ25kWの「エスツー」2基の注文を受け、燃料電池スタックは8月と9月に配送される。

2015/06/22 ティニュを見下ろす位置にある避難小屋に電力を提供する水素燃料
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150629-1

〔訳注〕7月から徒歩旅行者(hiker)は、コル・ド・パレットの避難小屋(Col du Palet refuge)でクリーンな再生可能電力供給を体験できる。コル・ド・パレットの避難小屋は、ヴァノイゼ国立公園(Vanoise National Park)の真ん中にあり、海抜2600メートルに位置している。同じ公園内にある標高2100メートルのコミューン、ティニュ(Tignes)はちょうど非難小屋から見下ろされる位置にある。そして、多くの山の避難所のように独立したエネルギー源の問題に直面している。しかし今、水素技術のエネルギー貯蔵のおかげで、避難所はどんな天候でも再生可能電力の恩恵を受ける。

 太陽電池(photovoltaic cells)で覆われたソーラーパネル(solar panels)の避難小屋は太陽光を電力に変換するが、避難小屋が使われていない数カ月の間はその電力を貯蔵するところがなく、年間のエネルギー生産の50%以上が無駄になる。この事情は水素燃料電池の導入ですぐに変化する。水素技術は電気エネルギーを貯蔵することを意味し、再分配する。水素はタンクに貯蔵され、あなたが必要とするときには、水素は電気を生成するために燃料電池と再結合される、最終的にこのシステムが、大量にクリーン・エネルギーを提供する。

2015/06/22 エア・プロダクツ・南アフリカ社、水素燃料技術とともに未来に燃料を(Air Products)

〔訳注〕6月15日付けの、南アフリカ東ケープ州の学校に予備電力をもたらす燃料電池プロジェクトに参加しているエア・プロダクツ・南アフリカ社(Air Products South Africa)についての記事の再論。

2015/06/20〜21日 配信はありません。

■2015年06月26〜28日のWEB LINK NEWS
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2015/06/26 2016年に燃料電池車の新車1000台=仏シンビオFCel〔BW〕(時事通信)

 【ビジネスワイヤ】燃料電池システムの仏シンビオFCellは、同社製品搭載車の運行実績と供給見通しを発表した。同社が製品を供給してきた車両は50台以上に上る。今月10日には同社の水素燃料電池レンジエクステンダーを搭載したカングーZE―H2車21台が、フランスのグルノーブルで本格運行を開始。年内に200台近くの同車種が欧州で運行を開始する予定。来年は同車種1000台以上への製品供給を見込み、株主のミシュランが開発したレンジエクステンダーを搭載していく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150626-00000023-jijc-biz

2015/06/26 インドでの売り上げ、1兆円乗せへ スズキが株主総会(産経新聞)

 スズキの定時株主総会が26日、浜松市中区で開かれ、独フォルクスワーゲン(VW)との提携解消問題について、鈴木修会長兼社長が「諸手続はすべて完了している。判決に長い時間がかかっているのに困惑しているが、結論が出次第開示させていただく」と述べたが、結論の時期については言及しなかった。関係者によると、昨年中にすでに結審済みという。

 一方、10年後の自動車産業の在り方についての株主からの質問に対して、先行開発を担当する青山市三専務役員が「燃料電池車については、二輪で先行研究しており、将来的には四輪も展開したい」と意欲を示した。スズキは平成23年に北九州市内で燃料電池スクーターの公道走行実験を実施するなど、燃料電池二輪車の開発を進めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150626-00000536-san-bus_all

2015/06/26 道の駅に水素ステーション…利用制限を緩和へ(読売新聞)

 国土交通省は歩道や「道の駅」などの利用制限を緩和する方針を固めた。

 飲食店の営業や水素ステーションの設置などへの活用を進めることにより、地域や産業の活性化につなげる狙いがある。審議会で議論し、2016年度にも実施したい考えだ。

 国や都道府県が管理する歩道や道の駅は、基本的に車や人の通行に利用が限られており、それ以外に活用するには、道路法に基づく許可が必要となる。

 国交省は、利用制限を緩和し、歩道で飲食できる「オープンカフェ」の営業をこれまでより広く認めることや、道の駅に燃料電池車向けの水素ステーションを設置できるようにすることなどを検討する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150626-00050095-yom-bus_all

2015/06/26 JX内田新社長、東南アジアなどで権益取得推進 国内の水素ステも整備(SankeiBiz)

 25日に就任した石油元売り最大手、JXホールディングス(HD)の内田幸雄社長がフジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、収益強化のため東南アジアをはじめ海外の油田、ガス田などの鉱区権益を積極的に取得していく考えを示した。国内では2016年4月に全面自由化される電力小売りに参入するほか、水素ステーションを15年度中に40カ所まで増やすとした。

 次世代のエネルギーとして官民を挙げて導入の取り組みが進む水素については、全国に1万カ所以上あるガソリンスタンド網を生かし、水素ステーションを整備していく考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150625-00000007-fsi-bus_all

2015/06/28 来るか水素社会(上)普及拡大へ基金400億(河北新報)

 地球上に無尽蔵にある水素をエネルギー源とし、二酸化炭素を排出しない燃料電池車(FCV)に国や全国の自治体が熱い視線を注いでいる。東北の水素社会実現の先駆者を目指す宮城県は4月に官民組織を設立したばかりだが、水素を供給するステーション設置に国が補助を出す4大都市圏では、既に多くの自治体が普及拡大に取り組む。先進地の東京と福岡を訪ね、水素社会実現の可能性を探った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150628-00000013-khks-pol
※ぜひ本文を。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆かながわ環境関連産業ネットワーク【再掲】
「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム『水素社会の幕開け』」

 今回は、国、県、燃料電池自動車、エネファームシステムメーカー及び様々な用途展開を進めている燃料電池システム開発メーカーの方々をお招きし、『水素社会の幕開け』と題してご講演いただきます。また、同時開催として燃料電池自動車『MIRAI』運転試乗会(要事前申込み)及び成果品展示会を開催いたします。
○日 時:7月22日(水)13:30?18:00
○フォーラム会場:サンエール・さがみはら 二階 ホール
◇定 員:200名(先着順、定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇内 容:
13:40〜14:30 『水素社会の実現(水素・燃料電池(エネファーム、自動車等)の普及促進等)に向けた国の取り組み』

  星野昌志氏(経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 燃料電池推進室 室長補佐)
14:30〜14:50 『水素社会実現に向けた神奈川県の取り組み』

  村上剛史氏(神奈川県 産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課 課長)
14:50〜15:10 『災害用自立型水素発電・飲料水供給システムの紹介』

  神田和幸氏(日本フイルコン株式会社 総合研究開発室 課長代理)
15:30〜16:20 『エネファームの進化と普及拡大に向けた取り組み』

  清水俊克氏(パナソニック株式会社 アプライアンス社 スマートエネルギーシステム事業部 燃料電池事業担当)
16:20〜17:30 『燃料電池自動車(FCV)の開発と初期市場の創出』
  河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社 技術統括部 担当部長)
17:30〜18:00 名刺交換会
◇フォーラムのお申し込み:メールの件名を「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp担当:永井へ直接お申込みください。
◇フォーラムの締切:7月17日(金)
○燃料電池自動車運転試乗会

 会 場:さがみはら産業創造センター 一号館 駐車場(サンエール・さがみはらの隣)
 運転希望者定員:25名、同乗者定員:50名
◇燃料電池自動車運転試乗会お申し込み:以下のサイトの申込フォーム、または申込書及び注意事項、保険・補償制度、誓約書についてをダウンロードし内容を確認・必要事項明記の上、お申し込みください。
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20150610.html
◇燃料電池自動車運転試乗会の締切:7月14日(水)17時
※申込フォームは、スマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
○主催者:(株)さがみはら産業創造センター
○協 力:神奈川県

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