燃料電池ワールド Vol.1901 (2015/06/26 10:23)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1901
■□□□□□□□□□
■2015年06月26日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆第10回再生可能エネルギー世界展示会「水素エネルギー講演会」【再掲】
◇日 時:7月29日(水曜日)13:00?17:00
◇場 所:東京ビッグサイト 会議棟7F 703会議室
◇参加費:3000円(テキストを含む)
◇申込方法:下記のURLからお申し込み下さい
http://www.renewableenergy.jp/2015/forum_detail.html#RE1
◇プログラム
司会・進行:リーダー 秋葉悦男(九州大学 教授)
      コ・リーダー 光島重徳(横浜国大 教授)
13:00-13:10 「開会挨拶とフォーラムの趣意説明」
   秋葉悦男(九州大学)
13:10-13:40 「水素社会の展開を加速する政策」

   戸邊千広(経済産業省 新産業・社会システム推進室長(兼) 熱電併給推進室長(兼)燃料電池推進室長)
13:40-14:10 「トヨタ自動車における燃料電池車の現状と今後」
   小島康一(トヨタ自動車(株) FC技術・開発部 主査)
14:10-14:40 「水素ステーションの課題と将来展望(1)」

   前田征児(JX日鉱日石エネルギー(株) 水素事業推進部 技術開発グループマネージャー)
14:40-15:10 「水素ステーションの課題と将来展望(2)」

   宮崎 淳(岩谷産業(株) 常務執行役員 水素エネルギー部長)
15:20-15:50 「SIP事業「エネルギーキャリア」の全体像と将来構想」
   秋鹿研一(放送大学客員教授)
15:50-16:20 「有機ハイドライドによる水素の大量貯蔵輸送技術」

   岡田佳巳(千代田化工(株)建設技術開発ユニット 兼 水素チェーン事業推進ユニット 技師長)
16:20-16:50 「CO2フリー水素の製造と大量輸送技術」

   西村元彦(川崎重工業(株)技術開発本部 水素チェーン開発センター 副センター長)
◇お問合せ先: 再生可能エネルギー世界展示会 事務局
(株)シ?・エヌ・ティ 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-24-3 FORECAST 神田須田町4F
TEL:03-5297-8855 / FAX:03-5294-0909 / E-mail:info@renewableenergy.jp
◇主 催:再生可能エネルギー協議会(第7分科会)

■世界のヘッドライン
□□□───────────────────────────

2015/06/19 SFCエナジー社、統合された500W級燃料電池の新しいイーフォイ・プロキャビネットを発表(SFC)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150626-1

〔訳注〕世界石油ショー(Global Petroleum Show)でSFCエナジー社(SFC Energy AG)は、信頼性の高いオフ・グリッド(off-grid、送電線網を利用しない)電源製品に新しく、500W級燃料電池「イーフォイ・プロ12000デュオ(EFOY Pro 12000 Duo)」と統合した「イーフォイ・プロキャビネット4120S(EFOY ProCabinet 4120S)」を加えたことを発表した。イーフォイ・プロキャビネット4120Sは、専門職や産業用の要望に応えた信頼性の高い、天候に依存しないオフグリッド電源である500W級燃料電池イーフォイ・プロ12000デュオと統合されている。イーフォイ・プロ12000の連続生産は2015年末に始まる。新しいイーフォイ・プロキャビネットは、500W級の公称電力(nominal power)と一日当たり1万2000Whの電力容量(power capacity)を特徴としていて、イーフォイ・プロキャビネットは付加的な電力を供給するために必要なキャビネットを組み合わせられる。

2015/06/19 自動車メーカー、水素ステーションの優先順位場所を発表
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150626-1

〔訳注〕水素燃料ネットワーク開発の次の段階の計画の取り組みを支援するために、カリフォルニア燃料電池パートナーシップ(CaFCP)に参加している自動車メーカーは、公開書見(open letter)を提供した。その書見は、カリフォルニア州の水素ステーション・ネットワークの拡大を継続するために、次の19カ所のカリフォルニア・ステーションの優先場所について彼らの合意したリストを記している。メーカーの意図は、早期の燃料電池自動車市場の顧客が必要とする商業市場への期待に備えるために、ステーションの開発者と政府の計画者に協力する指針を示すことである。
 優先順位の場所は次の通り。(アルファベット順)
第一次優先

 バークレー/リッチモンド/オークランド(Berkeley/Richmond/Oakland)
 ビバリーヒルズ/ウエストウッド(Beverly Hills/Westwood)
 フリーモント(Fremont)
 レベック(Lebec)
 マンハッタンビーチ(Manhattan Beach)
 サクラメント(Sacramento)
 サンディエゴ#2(San Diego #2)
 サンディエゴ#3(San Diego #3)
 サンフランシスコ(San Francisco)

 サウザンドオークス/アグーラヒルズ(Thousand Oaks/Agoura Hills)
 トーランス/パロスベルデス(Torrance/Palos Verdes)
第二次優先
 カルバーシティ(Culver City)
 ダブリン/プレザントン(Dublin/Pleasanton)

 エンシノ/シャーマンオークス/バンナイズ(Encino/Sherman Oaks/ Van Nuys)
 グラナダヒルズ(Granada Hills)
 アーバインサウス(Irvine South)
 ロスバノス(Los Banos)
 パームスプリングス(Palm Springs)
 ヴェンチュラ/オックスナード(Ventura/Oxnard)

2015/06/19 PBFグループ社、安心、安全、コミュニケーションの必要性に対する高品質な電源解決策の大きな注文を受ける(SFC)

〔訳注〕SFCエナジー社(SFC Energy AG)の会社、PBFグループ社(PBF Group B.V.:PBF)は、アジアとヨーロッパの安心と安全、コミュニケーションの必要性に対する高品質な電源解決策の提供のために、国際的安全保障システム企業から大量注文を受け取った。この注文は、総額で316万ユーロの額に達する。

■2015年06月25日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2015/06/25 究極のエコカー、埼玉県庁に 燃料電池自動車、公用車として初導入(埼玉新聞)

 県は24日、県庁で、公用車として県内で初導入される燃料電池自動車「MIRAI(ミライ)」の納車式を行った。トヨタ自動車が開発したミライは、水素を燃料として地球温暖化の原因となる二酸化炭素を排出せず、究極のエコカーとされる。東京都や神奈川、愛知県などが既に導入している。

 式で上田清司知事は「県として未来を走る車の普及に取り組みたい」とあいさつ。埼玉トヨペットの平沼一幸社長から「ゴールドキー」を受け取り、県庁内を試乗した。

 県は燃料電池自動車普及を目指して県民を対象に8、9月ごろから各種イベントで試乗会を行い、1台当たり100万円の補助制度も実施している。燃料を補充する商用水素ステーションは現在、さいたま市見沼区、戸田、春日部、狭山市の県内4カ所に設置されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150625-00010002-saitama-l11

2015/06/25 トヨタ、約2万6000kmを走破する「北米走破プロジェクト」スタート(Impress Watch)

 トヨタ自動車は6月24日(現地時間)、北米を横断して約2万6000kmを走破する「北米走破プロジェクト」をスタート。同プロジェクトには北米事業体の車両開発メンバーを含む140名のトヨタ従業員が参加する。

 同プロジェクトでは、6月24日?9月9日の夏季期間、テキサス州をスタートし、東海岸からカナダ、メキシコを経由して米国を横断。また、冬季走行として11月中旬?12月中旬の期間、カナダとアラスカでの寒冷地を走行。総走行距離は約2万6000kmになる見込み。

 走破車両は北米生産車の「タンドラ」「ハイランダー」「カムリ」をはじめ、「プリウス」など9台が参加。道路の状況に応じて燃料電池車の「MIRAI」も走行予定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150625-00000112-impress-ind

2015/06/25 中部ガス、豊橋市と浜松市に移動式水素ステーションを設置…2016年2月から運用(レスポンス)

 中部ガスは、移動式水素ステーションを設置して豊橋市と浜松市で運用すると発表した。

 移動式水素ステーションは、愛知県豊橋市花田町にあるガステックサービス・豊田花田エコステーション敷地内と、静岡県浜松市にある中部ガス・浜松支社の敷地内にそれぞれ設置する。

 愛知県東三河エリア、静岡県で初となる水素ステーションとなる。
 2016年2月ごろから運用開始する予定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150625-00000028-rps-bus_all

2015/06/25 「グリーン」「きれいな電気」はNG 再生エネ宣伝文句(朝日新聞デジタル)

 経産省は、電力会社に一定の価格で再生エネの買い取りを義務づけた「固定価格買い取り制度(FIT)」を使った電気を売るときの宣伝方法で新たな規制をかけようとしている。

 来年4月になると各家庭で自由に電力会社を選べるようになる。一方、FITの買い取り費用は、電気料金に上乗せされる「賦課金」で支えられ、電気の利用者全体で負担する。このため、FITを使う事業者が「再生エネは環境に優しい」と宣伝して売り込むと、FITを使わない事業者にとって不公平になる、というのが同省の立場だ。

 経産省案では禁止例として「グリーン」や「きれいな電気」を挙げ、そうした電気の「比率が高い」とうたうことも禁止する。「地産・地消」については、発電設備の立地の宣伝だとして容認する考えを示す。

 25日に開く同省の有識者会議で示す。消費者団体からは「消費者が電気を選ぶときの情報量が減る」との懸念も出ている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150625-00000027-asahi-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆かながわ環境関連産業ネットワーク【再掲】
「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム『水素社会の幕開け』」

 今回は、国、県、燃料電池自動車、エネファームシステムメーカー及び様々な用途展開を進めている燃料電池システム開発メーカーの方々をお招きし、『水素社会の幕開け』と題してご講演いただきます。また、同時開催として燃料電池自動車『MIRAI』運転試乗会(要事前申込み)及び成果品展示会を開催いたします。
○日 時:7月22日(水)13:30?18:00
○フォーラム会場:サンエール・さがみはら 二階 ホール
◇定 員:200名(先着順、定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇内 容:
13:40〜14:30 『水素社会の実現(水素・燃料電池(エネファーム、自動車等)の普及促進等)に向けた国の取り組み』

  星野昌志氏(経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 燃料電池推進室 室長補佐)
14:30〜14:50 『水素社会実現に向けた神奈川県の取り組み』

  村上剛史氏(神奈川県 産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課 課長)
14:50〜15:10 『災害用自立型水素発電・飲料水供給システムの紹介』

  神田和幸氏(日本フイルコン株式会社 総合研究開発室 課長代理)
15:30〜16:20 『エネファームの進化と普及拡大に向けた取り組み』

  清水俊克氏(パナソニック株式会社 アプライアンス社 スマートエネルギーシステム事業部 燃料電池事業担当)
16:20〜17:30 『燃料電池自動車(FCV)の開発と初期市場の創出』
  河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社 技術統括部 担当部長)
17:30〜18:00 名刺交換会
◇フォーラムのお申し込み:メールの件名を「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp担当:永井へ直接お申込みください。
◇フォーラムの締切:7月17日(金)
○燃料電池自動車運転試乗会

 会 場:さがみはら産業創造センター 一号館 駐車場(サンエール・さがみはらの隣)
 運転希望者定員:25名、同乗者定員:50名
◇燃料電池自動車運転試乗会お申し込み:以下のサイトの申込フォーム、または申込書及び注意事項、保険・補償制度、誓約書についてをダウンロードし内容を確認・必要事項明記の上、お申し込みください。
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20150610.html
◇燃料電池自動車運転試乗会の締切:7月14日(水)17時
※申込フォームは、スマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
○主催者:(株)さがみはら産業創造センター
○協 力:神奈川県

───────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065319.html
 melma! http://melma.com/backnumber_39824/
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1