燃料電池ワールド Vol.1900 (2015/06/25 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1900
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■2015年06月25日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆第10回再生可能エネルギー世界展示会「水素エネルギー講演会」【再掲】
◇日 時:7月29日(水曜日)13:00?17:00
◇場 所:東京ビッグサイト 会議棟7F 703会議室
◇参加費:3000円(テキストを含む)
◇申込方法:下記のURLからお申し込み下さい
http://www.renewableenergy.jp/2015/forum_detail.html#RE1
◇プログラム
司会・進行:リーダー 秋葉悦男(九州大学 教授)
      コ・リーダー 光島重徳(横浜国大 教授)
13:00-13:10 「開会挨拶とフォーラムの趣意説明」
   秋葉悦男(九州大学)
13:10-13:40 「水素社会の展開を加速する政策」

   戸邊千広(経済産業省 新産業・社会システム推進室長(兼) 熱電併給推進室長(兼)燃料電池推進室長)
13:40-14:10 「トヨタ自動車における燃料電池車の現状と今後」
   小島康一(トヨタ自動車(株) FC技術・開発部 主査)
14:10-14:40 「水素ステーションの課題と将来展望(1)」

   前田征児(JX日鉱日石エネルギー(株) 水素事業推進部 技術開発グループマネージャー)
14:40-15:10 「水素ステーションの課題と将来展望(2)」

   宮崎 淳(岩谷産業(株) 常務執行役員 水素エネルギー部長)
15:20-15:50 「SIP事業「エネルギーキャリア」の全体像と将来構想」
   秋鹿研一(放送大学客員教授)
15:50-16:20 「有機ハイドライドによる水素の大量貯蔵輸送技術」

   岡田佳巳(千代田化工(株)建設技術開発ユニット 兼 水素チェーン事業推進ユニット 技師長)
16:20-16:50 「CO2フリー水素の製造と大量輸送技術」

   西村元彦(川崎重工業(株)技術開発本部 水素チェーン開発センター 副センター長)
◇お問合せ先: 再生可能エネルギー世界展示会 事務局
(株)シ?・エヌ・ティ 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-24-3 FORECAST 神田須田町4F
TEL:03-5297-8855 / FAX:03-5294-0909 / E-mail:info@renewableenergy.jp
◇主 催:再生可能エネルギー協議会(第7分科会)

■世界のヘッドライン
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2015/06/18 燃料電池車ヒュンダイ・ツーソンのドライバー、排出フリーで月への往復走行距離を貯める(Hyundai)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150625-1

〔訳注〕ヒュンダイ(Hyundai)の燃料電池車「ヒュンダイ・ツーソン(Hyundai Tucson)」の運転手が再び、きれいな水の蒸気を放出する全期間で、月面に行って戻ってくるのに充分な排出ゼロの走行距離のしきい値を超えた。地球から月への平均往復距離47万7800マイルは、ヒュンダイが2014年6月にアメリカ市場に最初の燃料電池自動車を導入して以来の距離となる。

2015/06/18 世界初の燃料電池貨物トラック、アメリカの空港で拡張
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150625-1

〔訳注〕ゴルフ・カートのように見えて、4万ポンドの荷物を排出ゼロでありながら静かに引っ張ることが出来るものは何だろうか? 世界初の水素燃料電池駆動の地上支援車輌(ground support vehicle)は何でしょうか? 2015年4月9日にメンフィス国際空港(Memphis International Airport)で行われたテープカット式典は、世界初の排気ゼロの水素燃料電池駆動の地上支援車輌の2年間の実証の始まりだった。フェデラル・エクスプレス社(Federal Express)の空港拠点(airport hub location)で実際に2年間以上、15台の艦隊は、ディーゼル燃料を17万5000ガロン、二酸化炭素排出を1700メートルトン(metric ton)以上節約することが期待されている。北米には6万台以上の地上支援車輌があり、空港でより多くのエネルギーと環境の利益を提供する重要な市場とチャンスを象徴している。プラグ・パワー社(Plug Power)は燃料電池システムの提供者として、主要空港の公益車両の開発者シャルロッテ・アメリカ社(Charlatte America)の貨物車輌に統合した。水素はプラグ・パワー社の水素供給システムから提供されている。このプロジェクトには、エネルギー省(DOE)燃料電池技術局(Fuel Cell Technologies Office:FCTO)から250万ドルの資金が投入されている。式典はフェデックス・エクスプレス社(FedEx Express)が主催した。

2015/06/18 エネルギー省、6月15日に家庭およびコミュニティへの水素補給システムの100万ドルコンペで公開ウェビナーを主催(DOE)

〔訳注〕H2リフュエルH賞(H2 Refuel H-Prize)のウェビナーの登録は応募可能である。米国エネルギー省(Department of Energy)燃料電池技術局(Fuel Cell Technologies Office)は、6月25日東部標準時(Eastern time:ET)午後1時、太平洋時間(Pacific Time:PT)の午前12時にH2リフュエルH賞コンペ(H2 Refuel H-Prize competition)のウェビナーを開催する。コンペを後押しする水素教育財団(Hydrogen Education Foundation)は、参加方法、満たす必要がある条件、誰が適格かを含むコンペの詳細な情報を提供する予定である。

■2015年06月24日のWEB LINK NEWS
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2015/06/24 中国の新エネ自動車産業、基幹技術は「もぬけの殻」=中国メディア(サーチナ)

 中国メディアの車友網は19日、中国政府が新エネルギー車の普及に向けた政策を強化し、市場で需要が高まると同時に、「基幹技術」を持たない中国自動車メーカーの課題も露呈し始めていると論じる記事を掲載した。新エネルギー車とは電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリットカーを指す。

 さらに、電気自動車の基幹部品について、「電池」と「モーター」、さらに「制御機器」だと指摘し、中国メーカーが生産するこれらの基幹部品は「国外メーカーの製品に比べて明らかに見劣りする」と指摘した。特にモーターにおいては中国国内には120社ほどメーカーが存在するとしながらも、うち100社は技術力が劣る弱小企業だと論じた。

 続けて記事は、中国国内のメーカーが生産する基幹部品は「先進性」および「信頼性」において競争力に劣るため、中国の自動車メーカーは日韓メーカーからの調達に偏重しているとし、専門家からは「基幹技術を国外メーカーに握られ、産業としての発展の制約を受けている従来のガソリン車と同じ道を新エネルギー車も歩むことになりかねない」と案じる声があがっていることを伝えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150624-00000006-scn-bus_all

2015/06/24 ゴーン社長報酬10億円超 業績好調で4千万円増 15年3月期(カナロコ by 神奈川新聞)

 東京商工リサーチによると、23日午後5時現在で確認されている国内上場企業の15年3月期の役員報酬は、ソフトバンクのロナルド・フィッシャー取締役の17億9100万円が最高額。ゴーン社長は2番目とみられる。また、ゴーン社長は次世代カーについて「燃料電池自動車(FCV)に手を付けないわけではない」としながらも「電気自動車(EV)にこだわり、リーダーを維持する」と述べた。株主総会は1700人が参加した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150624-00001968-kana-l14

2015/06/24 仁川に「ゼロエネルギー」高層マンション建設(ハンギョレ新聞)

 国土交通部は仁川・松島国際都市6・8工区A11ブロックに現代建設が作る共同住宅団地を高層型ゼロエネルギービルのモデル事業団地に選んだと23日明らかにした。この高層マンションは昨年の7階以下の低層型モデル事業に続き、8階以上の住居用建物を対象にゼロエネルギー技術を適用する初の事例だ。地上34階に886世帯規模で、今年10月頃分譲される予定だ。

 このマンションには高断熱・高機密窓と外装、団地用建物エネルギー管理システム(BEMS)、太陽光・水素燃料電池など新再生エネルギーが導入され、国内高層型マンションでは初めてエネルギー効率等級が「1++(トブルプルロス)」以上になると見られる。これに伴い、入居者は暖房エネルギー使用量を最大77%まで減らせ、電気料金は仁川市平均と比較して50%、暖房費は40%以上節約できると予想される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150624-00021119-hankyoreh-kr

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆かながわ環境関連産業ネットワーク【再掲】
「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム『水素社会の幕開け』」

 今回は、国、県、燃料電池自動車、エネファームシステムメーカー及び様々な用途展開を進めている燃料電池システム開発メーカーの方々をお招きし、『水素社会の幕開け』と題してご講演いただきます。また、同時開催として燃料電池自動車『MIRAI』運転試乗会(要事前申込み)及び成果品展示会を開催いたします。
○日 時:7月22日(水)13:30?18:00
○フォーラム会場:サンエール・さがみはら 二階 ホール
◇定 員:200名(先着順、定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇内 容:
13:40〜14:30 『水素社会の実現(水素・燃料電池(エネファーム、自動車等)の普及促進等)に向けた国の取り組み』

  星野昌志氏(経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 燃料電池推進室 室長補佐)
14:30〜14:50 『水素社会実現に向けた神奈川県の取り組み』

  村上剛史氏(神奈川県 産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課 課長)
14:50〜15:10 『災害用自立型水素発電・飲料水供給システムの紹介』

  神田和幸氏(日本フイルコン株式会社 総合研究開発室 課長代理)
15:30〜16:20 『エネファームの進化と普及拡大に向けた取り組み』

  清水俊克氏(パナソニック株式会社 アプライアンス社 スマートエネルギーシステム事業部 燃料電池事業担当)
16:20〜17:30 『燃料電池自動車(FCV)の開発と初期市場の創出』
  河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社 技術統括部 担当部長)
17:30〜18:00 名刺交換会
◇フォーラムのお申し込み:メールの件名を「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp担当:永井へ直接お申込みください。
◇フォーラムの締切:7月17日(金)
○燃料電池自動車運転試乗会

 会 場:さがみはら産業創造センター 一号館 駐車場(サンエール・さがみはらの隣)
 運転希望者定員:25名、同乗者定員:50名
◇燃料電池自動車運転試乗会お申し込み:以下のサイトの申込フォーム、または申込書及び注意事項、保険・補償制度、誓約書についてをダウンロードし内容を確認・必要事項明記の上、お申し込みください。
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20150610.html
◇燃料電池自動車運転試乗会の締切:7月14日(水)17時
※申込フォームは、スマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
○主催者:(株)さがみはら産業創造センター
○協 力:神奈川県

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