燃料電池ワールド Vol.1896 (2015/06/19 08:30)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.1896
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■2015年06月19日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

☆ウェブサイトで画像を表示【再掲】

 文字ばかりのメルマガに、画像情報を追加したいと思っていました。絵を見ると文字だけでは理解できなかった情報が分かることがあります。最近はビデオが増えてきて、その傾向が強まっています。

 それで、メルマガを記録しているウェブサイト『メルマガ「燃料電池ワールド」』に、画像情報を試みに載せています。何となく行けそうなので12日から、「世界のヘッドライン」にウェブにアクセスするURLを掲載することにしました。ご利用下さい。

■燃料電池関連イベント
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☆かながわ環境関連産業ネットワーク【再掲】
「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム『水素社会の幕開け』」

 今回は、国、県、燃料電池自動車、エネファームシステムメーカー及び様々な用途展開を進めている燃料電池システム開発メーカーの方々をお招きし、『水素社会の幕開け』と題してご講演いただきます。また、同時開催として燃料電池自動車『MIRAI』運転試乗会(要事前申込み)及び成果品展示会を開催いたします。
○日 時:7月22日(水)13:30?18:00
○フォーラム会場:サンエール・さがみはら 二階 ホール
◇定 員:200名(先着順、定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇内 容:
13:40〜14:30 『水素社会の実現(水素・燃料電池(エネファーム、自動車等)の普及促進等)に向けた国の取り組み』

  星野昌志氏(経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 燃料電池推進室 室長補佐)
14:30〜14:50 『水素社会実現に向けた神奈川県の取り組み』

  村上剛史氏(神奈川県 産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課 課長)
14:50〜15:10 『災害用自立型水素発電・飲料水供給システムの紹介』

  神田和幸氏(日本フイルコン株式会社 総合研究開発室 課長代理)
15:30〜16:20 『エネファームの進化と普及拡大に向けた取り組み』

  清水俊克氏(パナソニック株式会社 アプライアンス社 スマートエネルギーシステム事業部 燃料電池事業担当)
16:20〜17:30 『燃料電池自動車(FCV)の開発と初期市場の創出』
  河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社 技術統括部 担当部長)
17:30〜18:00 名刺交換会
◇フォーラムのお申し込み:メールの件名を「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp担当:永井へ直接お申込みください。
◇フォーラムの締切:7月17日(金)
○燃料電池自動車運転試乗会

 会 場:さがみはら産業創造センター 一号館 駐車場(サンエール・さがみはらの隣)
 運転希望者定員:25名、同乗者定員:50名
◇燃料電池自動車運転試乗会お申し込み:以下のサイトの申込フォーム、または申込書及び注意事項、保険・補償制度、誓約書についてをダウンロードし内容を確認・必要事項明記の上、お申し込みください。
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20150610.html
◇燃料電池自動車運転試乗会の締切:7月14日(水)17時
※申込フォームは、スマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
○主催者:(株)さがみはら産業創造センター
○協 力:神奈川県

■世界のヘッドライン
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2015/06/12 斗山フュエルセル社、韓国の公益企業と13ユニットを契約(Doosan)

〔訳注〕斗山フュエルセル社(Doosan Fuel Cell)は、ソウル(Seoul)郊外のプンダン(Bundang、盆唐)市の公益企業プラントに斗山社の「ピュアセル(PureCell)モデル400」(Doosan PureCell Model 400)ユニットを13基提供することで、韓国南東電力社(Korea South East Power Co. Ltd. :KOSEP)から選ばれた。この新プロジェクトは、6基の斗山フュエルセルが韓国の首都ソウル近郊の安山市(Ansan)の韓国南東電力社工場で稼働した後、1カ月後に送られる。

2015/06/12 燃料電池は輸送バスのために劇的な設計改善を達成した(CALSTART)

〔訳注〕環境に配慮した輸送技術を推進する団体「カルスタート(CALSTART)」は本日、ACトランジット社(AC Transit)の12台の輸送バス艦隊の主な燃料電池スタックが故障ゼロで、業界の耐久性と信頼性の期待を上回る1万9000時間を達成したと発表した。これは、約5年に等しい記録である。米国エネルギー省(U.S. Department of Energy)と米国連邦公共交通局(U.S. Federal Transit Administration:FTA)ナショナル燃料電池バス計画(National Fuel Cell Bus Program:NFCBP)は、燃料電池の寿命1万8000時間を2016年に達成する目的だったのを、2年前倒しで達成した。2万5000時間の商業的寿命目標は手の届くところにある。

2015/06/12 シナジー・システムズ社、最高技術責任者にザキウル・カビールを任命(SiEnergy Systems)

〔訳注〕ハーバード大学(Harvard University)で開発された低温薄膜固体酸化物型燃料電池(low temperature thin film solid oxide fuel cell:SOFC)の商用化を進めているシナジー・システムズ社(SiEnergy Systems, LLC)は、クリアエッジ・パワー社(ClearEdge Power)の元最高技術責任者であるザキウル・カビール(Zakiul Kabir)を新しい最高技術責任者に任命した。彼は20年にわたりエネルギーと燃料電池を研究してきた。彼の専門知識は低温および高温PRM型燃料電池(PEM fuel cell)、ならびにりん酸型燃料電池(Phosphoric acid fuel cell)で、両方の製品設計と開発活動を担当してきた。

2015/06/12 ヒュンダイ自動車グループ、水素駆動自動車のためのインフラを確立(Hyundai)
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog-20150619-1

〔訳注〕ヒュンダイ自動車グループ(Hyundai Motor Group)副会長クォンムーン・シク(Kwon Moon-sik)と光州広域市市長(Gwangju Metropolitan Mayor)ユン・チャンヒョン(Yoon Jang-hyun)、光州創造経済革新センター(Gwangju Creative Economy Innovation Center)事務局長(Executive Director)ユー・キホ(Yoo Ki-ho)は光州広域市庁で6月11日、ステーションを確立し、水素燃料電池バスをテストする契約を締結した。

■2015年06月18日のWEB LINK NEWS
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2015/06/18 次世代エネルギーの研究拡充 岐阜大がセンター開設(岐阜新聞Web)

 岐阜大は17日、再生可能エネルギーと水素エネルギー関連の研究や技術開発を主導する組織「次世代エネルギー研究センター」を設置した、と発表した。天候などに左右される再生可能エネルギーの弱点を補うため、発電量予測やエネルギー貯蔵の技術を開発して安定した電力の供給源にすることを目指す。

 センター長の野々村修一教授(副工学部長)は「温室効果ガスの削減やエネルギー自給率の改善に寄与し、自治体や地元企業と連携して地域産業を活性化させたい」と語った。

 太陽光発電システムの研究に特化してきた未来型太陽光発電研究センターを改組して開設。研究分野を、バイオマスを含む再生可能エネルギー全般や水素を活用したエネルギーの貯蔵、電力網の安定化にも広げた。工学部、応用生物科学部、地域科学部の教員26人が所属する。

 企業と共同で燃料電池車に水素を供給するスタンドの研究や水素エネルギー貯蔵装置の開発、再生可能エネルギー技術の防災分野への応用にも取り組む。

 センターは7月10日午後2時から岐阜市のじゅうろくプラザで開所式を開く。所属教員が研究を紹介するほか新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の倉田健児副理事長らも講演する。入場無料。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150618-00000129-gifuweb-l21

2015/06/18 三井不動産レジデンシャル、都心×クリーンがテーマのマンション名古屋で販売(SUUMOジャーナル)

 三井不動産レジデンシャル(株)(東京都中央区)は、名古屋市中区で開発中の分譲マンション「パークコート上前津プレミアプラス(総戸数123戸)」の販売を、2015年7月中旬より開始する。

 同物件は、名古屋市営地下鉄名城線・鶴舞線「上前津」駅徒歩1分、都心の利便性と居住空間の充実を両立すべく、大通りから1本入った3面接道の角地に誕生する南向き住戸が中心の分譲マンション。

 また、「集合住宅用エネファーム」(Eタイプ18戸)を採用し、CO2やエネルギーコスト削減に貢献する。さらに、共用部のインテリアコーディネートにはロンドン発のホームファニシングショップ「THE CONRAN SHOP」を起用。エントランスホールは光あふれる2層吹抜け空間、ラウンジは落ち着きある色調のインテリアとし、心地よいひとときを演出する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150618-00092489-suumoj-life

2015/06/18 東京ガスの豹変 その狙いとは?(Business Journal)

 電力自由化の動きが本格化している。2016年4月に電力小売りの全面自由化、18?20年に電力会社の送電部門分離が計画されている。こうした動きをにらみ、全国でさまざまな業種から市場参入が相次いでいる。地域独占にあぐらをかいてきた、各地域の大手電力会社も挑戦者として他の地域へ進出を図る。主戦場は巨大市場である首都圏。石炭火力発電所の建設計画が目白押しだ。各社がこぞって石炭火力発電所に投資するのは、火力発電が最も建築費の安い電源だからである。

 東京ガスはさらに一歩進んで、ガス・電力と通信のセット販売を検討している。通信の提携先はNTTドコモになるとみられている。東京ガスは企業向けに電力を販売する新電力のエネットをNTTの子会社NTTファシリティーズと共同で設立した経緯があり、関係は深い。

 なぜ、電力会社が携帯電話会社をビジネスパートナーにするのか。電力の質には差がないため、料金とサービスで差をつけるしかないからだ。そこで目をつけたのが、携帯電話とのセット割引だ。複数の異なるサービスを契約することで、電力料金を通常よりもさらに割り引く。

 東京ガスはガスと電気、通信のセット販売で首都圏市場に殴り込み、東電に真っ向勝負を挑む。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150618-00010001-bjournal-bus_all

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