燃料電池ワールド Vol.1895 (2015/06/18 09:09)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1895
■□□□□□□□□□
■2015年06月18日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

☆ウェブサイトで画像を表示【再掲】

 文字ばかりのメルマガに、画像情報を追加したいと思っていました。絵を見ると文字だけでは理解できなかった情報が分かることがあります。最近はビデオが増えてきて、その傾向が強まっています。

 それで、メルマガを記録しているウェブサイト『メルマガ「燃料電池ワールド」』に、画像情報を試みに載せています。何となく行けそうなので12日から、「世界のヘッドライン」にウェブにアクセスするURLを掲載することにしました。ご利用下さい。

■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆かながわ環境関連産業ネットワーク【再掲】
「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム『水素社会の幕開け』」

 今回は、国、県、燃料電池自動車、エネファームシステムメーカー及び様々な用途展開を進めている燃料電池システム開発メーカーの方々をお招きし、『水素社会の幕開け』と題してご講演いただきます。また、同時開催として燃料電池自動車『MIRAI』運転試乗会(要事前申込み)及び成果品展示会を開催いたします。
○日 時:7月22日(水)13:30?18:00
○フォーラム会場:サンエール・さがみはら 二階 ホール
◇定 員:200名(先着順、定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇内 容:
13:40〜14:30 『水素社会の実現(水素・燃料電池(エネファーム、自動車等)の普及促進等)に向けた国の取り組み』

  星野昌志氏(経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 燃料電池推進室 室長補佐)
14:30〜14:50 『水素社会実現に向けた神奈川県の取り組み』

  村上剛史氏(神奈川県 産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課 課長)
14:50〜15:10 『災害用自立型水素発電・飲料水供給システムの紹介』

  神田和幸氏(日本フイルコン株式会社 総合研究開発室 課長代理)
15:30〜16:20 『エネファームの進化と普及拡大に向けた取り組み』

  清水俊克氏(パナソニック株式会社 アプライアンス社 スマートエネルギーシステム事業部 燃料電池事業担当)
16:20〜17:30 『燃料電池自動車(FCV)の開発と初期市場の創出』
  河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社 技術統括部 担当部長)
17:30〜18:00 名刺交換会
◇フォーラムのお申し込み:メールの件名を「第9回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp担当:永井へ直接お申込みください。
◇フォーラムの締切:7月17日(金)
○燃料電池自動車運転試乗会

 会 場:さがみはら産業創造センター 一号館 駐車場(サンエール・さがみはらの隣)
 運転希望者定員:25名、同乗者定員:50名
◇燃料電池自動車運転試乗会お申し込み:以下のサイトの申込フォーム、または申込書及び注意事項、保険・補償制度、誓約書についてをダウンロードし内容を確認・必要事項明記の上、お申し込みください。
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20150610.html
◇燃料電池自動車運転試乗会の締切:7月14日(水)17時
※申込フォームは、スマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
○主催者:(株)さがみはら産業創造センター
○協 力:神奈川県

■世界のヘッドライン
□□□───────────────────────────

2015/06/11 バラード社、中国の路面電車用燃料電池モジュールの開発のために包括協定を結ぶ(Ballard)

〔訳注〕バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は本日、地上輸送車輌(Ground Transport Vehicle:GTV)応用の路面電車の要件を満たすように設計される新しい燃料電池モジュールの開発のために唐山軌道客室株式会社(Tangshan Railway Vehicle Company, Limited:TRC)と包括協定を結んだ。包括協定では、唐山軌道客車株式会社の路面電車は、この応用のために特別に設計された次世代のバラード社の燃料電池モジュールを使う予定で、最初の作業は2016年に、地上輸送車量試作車に電力を供給することが目標である。

2015/06/11 リバーシンプル社、ウェールズの開発本部で類まれな超低炭素の水素燃料車を開発(Riversimple)

〔訳注〕英国のリバーシンプル社(Riversimple)チームは、新研究開発本部を設置したランドリンドッド・ウェルズ(Llandrindod Wells)で試作品を製造している。類まれな超低炭素の水素燃料車を作るための数百万ポンドの投資はこの夏に運転されるトラックとして、ウェールズ政府(Welsh Government)の支援を受けてウェールズ(Wales)で行われている。350万ポンドの投資は、ウェールズ政府と経済産業大臣エドウィナ・ハート(Edwina Hart)が、ウェールズに長期的な経済的利益をもたらす大きな可能性を秘めたプロジェクトとしてそれを決めた200万ポンドの研究開発と技術革新の資金で支えられている。
〔訳語〕この記事は、2009年6月にもネット上に現れている。その時は、「英Riversimple社の水素自動車『Urban Car』は、最高時速が約80km、燃費は約130km相当。搭載される燃料電池は極めて小型だが、重量がわずか350kgの車両には十分だという。リース方式や「オープンソース」の開発方式も特徴的だ。」とされ、「搭載されているのは6キロワットの燃料電池で、ホンダの『FCXクラリティ』(日本語版記事)に積まれている100キロワットの電池と比べると極めて小型だが、重量がわずか350キログラムの車両には十分だ、と開発者は話している。Riversimple社の経営陣には、ドイツのPorsche(ポルシェ)一族の1人であるSebastian Piech氏が参加している。Porsche一族からの資金援助を受けているこのプロジェクトは、9年の歳月をかけ、オックスフォード大学とクランフィールド大学の協力も得て開発が進められた。」としている。ビデオもあります。
http://wired.jp/2009/06/17/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%A7%E4%BD%8E%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%AA%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%80%8Eurban-car%E3%80%8F%E5%8B%95%E7%94%BB/

2015/06/11 トヨタ自動車イタリア社、水素ハイウェイを要望(Toyota)

〔訳注〕トヨタ自動車イタリア社(Toyota Motor Italia)は、水素を装備したサービス・ステーションを提供し、「水素ハイウェイ(hydrogen highway)」ネットワークを創り実施するよう国の機関に訴えた。先週ジェノヴァ(Genoa)で行われた水素駆動サルーンカー「ミライ(Mirai)」の発表の間、アンドレア・カールーチ(Andrea Carlucci)CEOは、この素晴らしいエネルギー資源の開発と利用を現実にするために、「イタリアは現在の法律では350barまでしか水素を供給できないが、この燃料電池タンクは700barで絶対安全に動作を保証する」と呼びかけた。

■2015年06月17日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────
2015/06/17 17日の朝刊(都内最終版)☆2・完(時事通信)
【日刊工業】
◆再生エネで水素製造 政府 余剰電力を有効活用(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150617-00000001-jijnb_he-nb

2015/06/17 トヨタ、株主総会で問われた「新型株」の効用(東洋経済オンライン)

 6月16日の総会では、新型株の発行に対して「デフレ時代に自信を失った個人投資家との新しいパートナーシップを構築するビジョンとチャレンジ」と評価する声もあった。

 たが、全体としては「具体的なメリットがわかりにくい」「株売却も一つの意思表明。それを奪われた形でどうガバナンス向上に寄与できるのか」「債券発行とのコスト比較は」「なぜ今なのか」「優先配当を受けられるのでは現経営陣に好意的な判断しかしない。ガバナンスを弱めることになる」といった批判的な意見や質問が数多く出た。

 議案の可決を受けてトヨタは同日、5000万株のAA型種類株を7月24日に発行することを取締役会で決議した。資金使途については、燃料電池車開発や高度知能化モビリティ開発など、「次世代イノベーションのための研究開発資金」とし、全額を2016年3月末までに充当する方針だ。今後、AA型は最大で発行済み株式数の5%未満(1億5000万株)の発行を予定しており、現時点の株価を基にした概算の調達額は約1.5兆円(普通株の自己株買いを勘案するとネットで約3000億円)となる。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150617-00073461-toyo-bus_all

2015/06/17 東京都など九都県市、水素ステーション設置促進について国に要望書提出(レスポンス)
東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市で構成する九都県市首脳会議環境問題対策委員会は、「水素・燃料電池戦略ロードマップ」の着実な推進等について、国に対して要望書を提出すると発表した。
ロードマップでは、2015年内に四大都市圏を中心に水素ステーションを100か所程度確保するとしているが、2015年3月末現在、開設している水素ステーションは約20か所にとどまっており、今後一層の整備促進が求められている。
同委員会では、水素ステーションの整備拡大を図るため、現行補助制度の継続および充実を図るとともに、規制緩和による設置費や運営コストの低減、さらには利用者側に立った設置促進が必要であるとし、国に対し、要望書を提出する。
今回提出する要望書では、規制緩和や建設費補助の推進、高速道路への設置促進など、水素ステーション建設促進に関する提言が多数盛り込まれている。特に、規制緩和については、地価の高い首都圏においては省スペース化が喫緊の課題だとし、早急な対応を求めていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150617-00000002-rps-soci

2015/06/17 燃料電池バス試験走行 来月下旬、五輪にらみ性能チェック(産経新聞)

 都交通局は16日、トヨタ自動車と日野自動車が開発し、来年度の市販化を目指す燃料電池バス「トヨタ FC BUS」について、来月下旬から都内での走行実験を行うことを明らかにした。市販後の本格導入に向け、渋滞や車線変更など都心部での走行性能をチェックするという。

 都議会で林田武議員(自民)の代表質問に答えた。燃料電池バスは圧縮水素を燃料に走行し、二酸化炭素を出さない“究極のエコカー”とされる。

 同局によると、来月下旬にトヨタ側から国内にまだ2台しかないという同バスの貸し出しを受け、都心部や臨海部をテスト走行。路線バスとして採用するにあたっての課題を洗い出し、メーカー側に改善点などを示すという。客を乗せての路線運行はしない。

 都は2020年東京五輪に向け「水素社会の実現」を目指しており、都営バスを順次、燃料電池型に切り替えていく方針。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150617-00000063-san-l13

2015/06/17 改正電気・ガス事業法が成立、エネ市場に競争導入(ロイター)

 [東京 17日 ロイター] - 大手電力会社10社と大手都市ガス3社のネットワーク部門をそれぞれ分社化することを義務づける改正電気事業法と改正ガス事業法が17日、参院本会議で可決、成立した。長年の地域独占による硬直的なエネルギー市場を、自由な市場参入と競争に基づくサービス産業に変貌させる改革が具体的な実施段階に入る。

 家庭向けを含む電力小売り全面自由化は、昨年6月の電気事業法改正により2016年4月に実施。現在は東京電力など地域独占の大手電力からしか買えない小口の電気が、新規参入組を含めて他社から購入できるようになる。

 電気の小売り全面自由化に加え、20年4月に大手電力の送配電部門の分社(発送電分離)が義務化されることにより、新規参入組が大手と同等の条件でネットワーク設備を利用できる環境を整え、競争を促進する仕掛けを導入する。

 発送電分離は、沖縄電力を除く地域独占の大手電力9社と、北海道・本州間などの送電設備を持つ電源開発を加えた10社を対象に、電力小売り事業や発電事業と送配電事業の兼業を禁止することで実施する。

 ガス事業法の改正では、17年めどに家庭向けを含む都市ガスの販売を全面的に自由化するほか、東京ガス、大阪ガス、東邦ガスの大手3社を対象に、利用者にガスを届ける「導管」について22年4月に分社を義務づける。

 電気とガスの事業法改正により、企業など大口向けでは電力・ガス市場で実現している相互参入が制度上は小口向けでも可能になる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150617-00000047-reut-bus_all

───────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065319.html
 melma! http://melma.com/backnumber_39824/
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1