燃料電池ワールド Vol.1888 (2015/06/09 08:44)

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□燃料電池ワールド Vol.1888
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■2015年06月09日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン
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2015/06/02 プラグパワー社、ウォルマート・カナダ社と水素・燃料電池の拡大を発表(Plug Power)

〔訳注〕プラグパワー社(Plug Power Inc.)は、ウォルマート・カナダ社(Walmart Canada)と、カナダ、アルバータ州(Alberta)バルザック(Balzac)で建設中の新しい高速物流センター(High Velocity Distribution Center)のために燃料電池「ゲンドライブ(GenDrive)」を124基提供する拡張契約を発表した。この拡大は、2010年以来艦隊の活動を増大させ、この場所で合計230基のゲンドライブを増大させた。ウォルマート社はバルザックの流通センターに「ゲンフュエル(GenFuel)」のインフラを追加する。プラグパワー社はこれは、カナダで最初のゲンフュエルの設置であると強調している。

2015/06/02 アメリカン・フュエルセル社の燃料電池、研究開発資金を取得(Rochester Business Journal)

〔訳注〕ニューヨーク州研究開発局(New York State Energy Research and Development Authority:NYSERDA)は本日、州全体で7社がエネルギー貯蔵のための革新的な取り組みを拡大または実証することを助ける資金調達で選ばれたと発表した。これには、ロチェスター(Rochester)のアメリカン・フュエルセル社(American Fuel Cell LLC)も含まれている。同社は既存の技術から製造コストの削減を提供するために、複数の定置用や移動用途のための新しい燃料電池技術の拡大を実証中である。

2015/06/02 米エネルギー省、燃料電池用途のためのガス浄化の提案を募集(DOE)

〔訳注〕米国エネルギー省(U.S. Department of Energy:DOE)燃料電池技術局(Fuel Cell Technologies Office)は、燃料電池の燃料として使用する消化ガスの不純物除去技術の提案を7月1日締め切りで募集している。このガス浄化(gas clean‐up)は昨年、アルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory)でワークショップが開催され、43の参加者が論議し、報告書が出された。コスト分析は、ガス浄化が嫌気性消化ガス(anaerobic digester gas)を燃料とする溶融炭酸塩型燃料電池(molten carbonate fuel cell:MCFC)プラントの電力コストを14から22%貢献することを示している。消化ガスから不純物を除去し、燃料電池システムのための純度を満たすガス浄化システム(gas cleanup system)は、燃料電池の戦略的課題である。現在の技術は、燃料電池に大きな影響を与える不純物として、硫黄不純物(sulfur impurities)、シロキサン(siloxanes)、ハロゲン化物質(halogenated materials)を除去することはできるが、コストが高すぎるので、燃料の種類ごとにカスタム設計される必要があるとしている。

2015/06/02 米エネルギー省は2015年度中小企業革新研究/中小企業技術移転プログラム第1段階の2つのプロジェクトの発表を行った(DOE)

〔訳注〕米国エネルギー省(U.S. Department of Energy:DOE)は、2015年度中小企業革新研究/中小企業技術移転(Small Business Innovation Research and Small Business Technology Transfer:SBIR/STTR)第1段階の2つの補助金対象プロジェクトの発表を行った。それは、一つは燃料電池とバッテリー電気のハイブリッド・トラックの実証と、今一つは、燃料電池製造品質管理プロセスを含む燃料電池の膜厚を測定するリアル・タイムで埋め込んだ光検知器(in-line optical detector)の開発である。

■2015年06月08日のWEB LINK NEWS
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2015/06/08 搭乗型巨大ロボットの作り方(MONOist)
――実現に向けて、何か技術的な課題はあるでしょうか。
金岡氏: 特に無いと思います。もちろん、実際に作り始めれば細かい問題は出てくるでしょうが、本質的に「この技術が足りない」という部分は、もはや見当たりません。アクチュエータも電動にもこだわる必要は無くて、5メートルサイズならば電動でも油圧でも構いません。

 このサイズなら自動車と同じスケールですから、自動車の先端技術の恩恵も享受できます。エンジンを積んで駆動源をハイブリッド化することも容易ですし、電気自動車用の高性能バッテリーも利用できるでしょう。燃料電池さえ積めるかもしれない。もちろん先端ロボット技術は私たちが提供します。各分野の専門家の協力さえ得られれば、特に技術的な困難は無いと見ています。これも予算によって前後するでしょうが、5年後くらいには実現可能だと考えています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150608-00000069-it_monoist-bus_all

2015/06/08 <中部経済連合会>三田敏雄会長の再任決める(毎日新聞)

 中部地域の経済は、リニア中央新幹線の着工や三菱リージョナルジェット(MRJ)の開発、燃料電池車の発売などで好材料が多いと言われる。ただ、急激な円安による原材料費のアップで中小企業には厳しい経営のところも多い。三田会長は「役員一同が力を合わせ、中部の発展のため力を尽くしたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150608-00000103-mai-bus_all

2015/06/08 いま高配当株を買うなら増配期待よりも減配リスクが低い「安定高配当株」を選ぶのが正解!4つの条件で絞り込んだ2銘柄も紹介!(ダイヤモンド・ザイ)

 今回は「安定高配当株」を選ぶにあたって、(1)今期配当利回りが2%以上、(2)今期を含む2期連続で増収増益、(3)配当性向が最高でも50%程度、(4)配当総額に対して保有している現金が3倍以上(前期末現金および現金同等物残高÷配当金総額で計算)で選び出した。

 まずは、積水ハウス(1928)。配当性向は40%以上が目標であることを公表しており、増収増益が続いたことで11年1月期からずっと連続増配。太陽光発電やエネファームなどの設備を用意した、高付加値のリフォーム事業が好調で16年1月期も4円増配を見込んでいる。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150608-00072671-dzai-bus_all

2015/06/08 省エネ“優良企業”を経産省HPで紹介 来年度開始で調整(産経新聞)

 経済産業省が平成28年度から、温室効果ガス排出削減目標の達成に向けて、省エネ対策に積極的に取り組んだ企業を“優良企業”として同省ホームページ(HP)上に紹介していくことで調整していることが7日、分かった。企業の対策状況を4段階にクラス分けし、取り組みが不十分な企業に対しては指導し、改善を促すことを検討している。

 省エネ法の規定により省エネ推進を求められている企業約1万2千社を対象に実施する。HPで公表する“優良企業”は、5年間にわたってエネルギー使用効率を毎年1%以上向上した企業で、上位約1200社が該当するとみられる。

 約1万社にあたる一般的な企業は、省エネ投資を進める企業に補助金を交付するなどの対応で一層の対策を促す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150608-00000049-san-soci

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