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□燃料電池ワールド Vol.1861
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■2015年04月27日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン
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2015/04/22 コムキャスト社とブルーム・エナジー社、ベルリンのコムキャスト社ウェスタン・ニュー・イングランド地域本部にクリーンな無停電電力を提供してコネチカット州燃料電池の新エネルギー・プロジェクトとともにアースデイに協力(Comcast)
〔訳注〕コムキャスト社(Comcast)は本日、特別な「スイッチを押す(switch flipping)」イベントの間、ブルーム・エナジー社(Bloom Energy)の「ブルーム・エナジー燃料電池(Bloom Energy fuel cell)」はコネチカット州ベルリン(Berlin)にあるコムキャスト社のウェスタン・ニュー・イングランド地域本部(Western New England Regional Headquarters)で発電している、と発表した。コムキャスト社とブルーム・エナジー社の代表は、8万平方フィートの建物のために、エネルギー・技術委員会(Energy and Technology Committee)上院議長のポール・ドイル(Paul Doyle)上院議員と、コネチカット州公共事業規制当局(Connecticut Public Utilities Regulatory Authority:PURA)議長のアーサー・ハウス(Arthur House)、ベルリン市市長のレイチェル・ロシェット(Rachel Rochette)を含む市と州の当局者と協同した。この施設は、ニューイングランド州(New England states)の5カ所のコムキャスト社地域本部と同様にサービスを行い、コムキャスト社のケーブル・ネットワークが分配するテレビ信号を送受信する主要施設である。
2015/04/22 エッチツー・ユーエスエー、エネルギー省の水素燃料供給インフラを展開する新しいツールを発表(H2USA)
〔訳注〕エッチツー・ユーエスエー(H2USA)と米国エネルギー省(U.S. Department of Energy:DOE)は本日、2つの新しいツールと、水素燃料供給インフラを拡大するためにH2USAを通してまとめた2つの報告書を発表した。H2USAは2013年に、エネルギー省と産業界が水素インフラを開発し、米国に燃料電池自動車を広げるために立ち上げた官民パートナーシップである。
水素燃料供給ステーション分析モデル(Hydrogen Refueling Stations Analysis Model:HRSAM)と水素財務分析ツール(Hydrogen Financial Analysis Tool:H2FAST)の2つのツールはそれぞれ、アルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory)と国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory:NREL)によって開発された。その目的は、水素燃料供給インフラ拡大の鍵となる技術的、財政的障害に対処するためである。これらのモデルは、http://www.hydrogen.energy.gov/h2a_delivery.htmlと http://www.nrel.gov/hydrogen/h2fast から入手できる。
2015/04/22 ホライゾン・エナジー・システムズ社、ドローンのための700Wh/kg級燃料電池を新しく発表(Horizon)
〔訳注〕シンガポールの企業、ホライゾン・エナジー・システムズ社(Horizon Energy Systems:HES)は、小型燃料電池ドローン(drone、無人機)の飛行距離をもっと改善する固体燃料系のオンデマンド水素生成技術の躍進を発表した。同社は、ジョージア州アトランタ(Atlanta)で5月3日から7日まで開催される「国際無人機協会見本市(AUVSI trade show)」で、新しい固体化学(solid chemical)の「エアロパック・エス(AEROPAK-S)」を発表する。
■2015年04月24〜26日のWEB LINK NEWS
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2015/04/24 公用車に燃料電池車 江東区、23区で初(産経新聞)
江東区は区の公用車として、トヨタ自動車の市販用燃料電池自動車「MIRAI(ミライ)」2台を導入した。
区によると、23区で燃料電池車の導入は初めてで、水素で作った電気で走行するため、走行時には水のみを排出し、大気汚染物質は排出しない。燃料となる水素は、港区内にある水素ステーションで補充され、満タンの状態で約650キロ走行できるという。
乗車した江東区の職員は「ガソリン車と比べて、車内がとても静かだった」と驚いた様子だった。普段は公用車として使われるが、6月7日に区の環境学習情報館(同区潮見)で開かれる「環境フェア」で展示するなど、環境学習にも活用される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150424-00000003-san-l13
2015/04/24 三田中経連会長、続投=6月8日理事会で正式決定(時事通信)
中部経済連合会の三田敏雄会長(中部電力会長)は24日の定例記者会見で、4期目の任期が切れる6月以降も中経連会長職を続投する考えを明らかにした。6月8日の理事会で正式決定する。
三田会長は「4年間責任を果たしたと思うが、副会長らと相談し最終的に私が決断した」と説明。「観光プロジェクトや(国産ジェット旅客機の)MRJ、(燃料電池自動車の)ミライといった新しい時代に向けた産業をレールに乗せないといけない」と語った。
三田氏は2011年5月に中経連会長に就任。中部電力では、6月に会長を退き相談役となる。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150424-00000108-jijnb_st-nb
2015/04/24 トヨタ MIRAI 、ペースカーに起用…米NASCAR(レスポンス)
トヨタ自動車が満を持して発表した市販燃料電池車、『MIRAI』(未来、ミライ)。同車が米国を代表するモータースポーツにおいて、ペースカーに起用される。
これは4月23日、トヨタが明らかにしたもの。「4月25日、米国で開催されるNASCARスプリントカップシリーズにおいて、MIRAIがペースカーとして走行する」と発表している。
北米仕様のMIRAIの場合、0-96km/h加速は9.0秒、最高速は178.6km/h。これは、北米向け『プリウス』の0-96km/h加速9.8秒、最高速180km/hと、最高速はほぼ互角。加速性能は、MIRAIが上。
MIRAIは米国では、2015年秋から、カリフォルニア州で販売およびリースを開始する予定。これに先駆け、NASCARスプリントカップシリーズでのペースカー起用が、大きなアピールの場になりそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150424-00000056-rps-ind
2015/04/25 水素ステーション普及の解決策 「MIRAI」チーフエンジニアが語る(NEWS ポストセブン)
水素で発電する燃料電池車(FCV)・MIRAIはトヨタにとって、厳しい状況の中で企画立案された車だった。チーフエンジニアの田中義和がコンセプトを提案したとき、リーマン・ショックやリコール問題直後とあって同社は赤字会社に転落していた。
しかもFCVは水素インフラとセットの社会提案型の製品であり、量産化には大きなリスクが伴う。計画そのものに否定的な意見もある中、MIRAIの開発は始まった。最も苦労したのはやはり燃料電池だ。
「我々は自動車会社ですから、機械系の課題であれば解決策はほぼ分かる。電気のシステムについてもハイブリッドを中心に成熟が進んできました。でも、水素というケミカルの分野となると、まだまだ分からないところがいっぱいありましたから」
例えば、MIRAIは運転席の下部に二つの高圧水素タンクと燃料電池を置き、発電をしながら走る仕組みだ。MIRAIは約150馬力のパワーを出すが、これは家庭用の燃料電池の160倍。しかも自動車はそのパワーを瞬時に上げ下げできなければならない。
トヨタは2008年、SUVのクルーガーをベースとしたFCVを日米でリース販売し、すでに200万km以上の走行実績があった。だが、それはあくまでも5年間限定リースの試作車であり、市販車では個体ごとの性能のブレは許されなかった。
「材料メーカーさんが均一だとしている試作の材料でも、車にしてみるとほんの少しの違いで劣化が速かったり、パワーが7割しか出なかったりと特性が変わってしまう。その原因を突き止めていくことを繰り返しました」
そうして発売が決まったMIRAIの製造台数は一日当たり3台。来年には2000台、再来年には3000台の年間生産数を目標としているが、豊田が挨拶で述べたとおり「よちよち歩きの状態」からのスタートとなった。
「実際にMIRAIという具体的な製品を出して以後、インフラ面でも政策面でも動きが活発になってきた実感がある」と田中は言う。
「化石燃料は将来的になくなっていくだけではなく、政情が不安な地域で多く産出され、争いも起こってきた。資源がそもそもない日本にとって、下水からでも作れる水素は非常に重要なエネルギーの一つになる。私たちの文化的な生活を将来にわたっても維持するための一つの方法として、この車が水素社会をイメージするきっかけになることを期待しています」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150425-00000010-pseven-bus_all
2015/04/25 【人とくるまのテクノロジー展15】過去最大規模、538社が出展…5月20?22日開催(レスポンス)
自動車技術会は、5月20日?22日の3日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で、「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展2015」を開催する。
毎年実施している主催者特別企画展示は今回、「低炭素社会」をキーワードに、産・学・官の取り組みを展示と講演で紹介する。
また、トヨタ自動車の燃料電池車『MIRAI(ミライ)』をはじめとする最新技術を搭載したモデルの公道試乗を実施する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150426-00000018-rps-bus_all
2015/04/26 クルマだけじゃない「ホンダ」ジェットから耕うん機まで(THE PAGE)
ホンダと言えばクルマとバイクの会社。終戦後軍から放出された通信機用発電エンジンを自転車に取り付けるところからスタートしたホンダは、二輪車で世界を席巻し、四輪車の世界販売台数でも8位を獲得するなど、日本企業のスタープレイヤーの一社だ。
さらに昨年は話題をさらったビジネスジェット機の投入で、航空産業にも参入した。実はホンダはクルマとバイク以外にも多彩な製品ラインナップを持っている。今回はジェット機から耕うん機、噴霧器まで「動力機関」を用いたホンダのユニークな製品をまとめてみたい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150426-00000005-wordleaf-ind
※長文なので本文を。
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆平成27年度製品開発支援事業 公募案内【再掲】
福岡水素エネルギー戦略会議では、水素エネルギー関連技術の向上を図り、水素エネルギー産業の育成・集積を図る目的で、福岡水素エネルギー戦略会議会員が行う製品開発の支援事業を募集しています。ぜひ、奮ってご応募ください。
※福岡水素エネルギー戦略会議には申込だけで加入できます(年会費等は必要ありません)。戦略会議HP: http://www.f-suiso.jp/
1.公募対象事業
(1)可能性調査枠
・助成対象:革新的なシーズ技術に対し、市場調査、ニーズ調査を含む事業化可能性の検討に対し助成を行う。
・助成額:500万円以内(採択決定時?平成27年度末)
・助成期間:1年間
・採択件数:1?2件程度
(2)事業化研究枠
・助成対象:事業化が期待される課題について本格的な研究開発を行うための助成。
・助成額:1,000万円/年以内
・助成期間:3年以内(採択決定時?最長平成29年度末)
・採択件数:1件程度
2.公募要領・提案書
(1)公募要領
(2)提案書様式
様式1 提案書
様式2 プロジェクト概要書
様式3 提案書必要書類チェックシート
※公募要領・提案書様式は福岡水素エネルギー戦略会議のHPからダウンロードしてください。 http://www.f-suiso.jp/info/8608.html
3.提案書 受付期間
4月1日(水)?4月30日(木)(午後5時必着)
4.採択時期
6月下旬頃(予定)
【お問い合わせ・連絡先】
福岡県商工部新産業振興課 担当:黒水(くろみず)
〒812-8577 福岡市博多区東公園7?7
TEL 092-643-3448、FAX 092-643-3421
E-mail info@f-suiso.jp
URL http://www.f-suiso.jp
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□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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