燃料電池ワールド Vol.1852 (2015/04/14 09:22)

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□燃料電池ワールド Vol.1852
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■2015年04月14日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン
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2015/04/09 カリフォルニア州エネルギー委員会、ゼロ・エミッション燃料電池バスの開発を支援するためにニュー・フライヤー社に170万ドルを授与(CEC)

〔訳注〕ニュー・フライヤー・インダストリーズ社(New Flyer Industries Inc.:New Flyer)の子会社、ニュー・フライヤー・アメリカ社(New Flyer of America Inc.)は本日、カリフォルニア州エネルギー委員会(California Energy Commission:CEC)は当社に先進的な燃料電池バスを開発するために170万米ドルの提案落札通知書(Notice of Proposed Award:NOPA)を発行した、と発表した。

 カリフォルニア州エネルギー委員会の「代替・再生可能燃料と自動車技術プログラム(Alternative and Renewable Fuel and Vehicle Technology Program)」は、カリフォルニア州がエネルギーやきれいな空気、気候変動の目標に出会うのを助けるために、革新的な輸送と燃料の技術に資金を提供する競争的助成プログラムである。プロジェクトは、シーメンス社(Siemens)が開発した「エルファ(ELFA)」ハイブリッド駆動システムを使ったゼロ・エミッション大型バス「ニュー・フライヤー・エクセルシオール(New Flyer Xcelsior)」に、ハイドロジェニックス社(Hydrogenics)の水素燃料電池システムを搭載する可能性を実証する。

2015/04/09 ロンドン交通局、その艦隊に2台の燃料電池自動車「ヒュンダイix35」を加える(TfL)

〔訳注〕2台の燃料電池自動車「ヒュンダイix35」は、バスの経路迂回を点検し、現場打ち合わせを行うなどの数々の仕事を引き受けるためにロンドン交通局(Transport For London:TfL)のバス管理者チームに使われている。燃料電池車の導入はこのほど、ビジネス・イノベーション・職業技能省(Department for Business, Innovation & Skills)が発表した660万ポンドのインフラ開発計画に基づいている。

2015/04/09 SFCエナジー社、シュナイダー・エレクトリック社とシマーク・コントロールズ社のカナダ西部の販売サービス・ビジネスパートナー契約をまとめる(Simark)

〔訳注〕SFCエナジー社(SFC Energy AG)のメンバーであるシマーク・コントロールズ社(Simark Controls Ltd)は本日、シュナイダー・エレクトリック社(Schneider Electric)の「テレメトリー&リモートSCADAソリューション(Telemetry & Remote SCADA Solutions:TRSS)」を販売・サービスすることを発表した。この商品は、ブリティッシュ・コロンビア(British Columbia)、アルバータ(Alberta)、サスカチュワン(Saskatchewan)、マニトバ(Manitoba)、ユーコン(Yukon)、ノースウェストテリトリーズ(Northwest Territories)の各州で製造している。シマーク社とSFCエナジー社は、重要な相乗効果がシマーク社製品の拡張機能から来ることを期待している。「テレメトリー&リモートSCADAソリューション」は、信頼性の高い系統外電源(off-grid power)を必要とし、この適応ではシマーク社が、SFCエナジー社のよく用いられる燃料電池「イーフォイ・プロ(EFOY Pro)」に統合された完全に自律的な電源を提供している。

2015/04/09 フュエルセル・エナジー・ソリューションズ社、来たるべきハノーバーメッセ国際見本市で世界最大の燃料電池スタックを展示(FuelCell Energy)

〔訳注〕フュエルセル・エナジー・ソリューションズ社(FuelCell Energy Solutions GmbH)は、4月13日から17日まで開かれるハノーバーメッセ産業技術見本市(Hannover Messe industrial technology trade fair)に出展する、と発表した。同社は、400kW級燃料電池スタックの実物大の複製を展示する。それは、スタックの全長が4.5メートル、500基以上の燃料電池部品で構成されている。それぞれの部品は、長さが約1メートル程度だが薄さは12ミリメートルである。この世界最大の商業用燃料電池スタックの正味電気出力は400kWで、一般的なドイツの家庭約900軒に電力を供給するのに十分な量である。

■2015年04月13日のWEB LINK NEWS
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2015/04/13 きょう(13日)の発表行事予定☆1(時事通信)
〔国内〕
◆安倍首相と宮沢経産相、「イワタニ水素ステーション芝公園」開所式出席(午前11時半、東京・イワタニ水素ステーション芝公園)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150413-00000003-jijnb_st-nb

2015/04/13 首相動静(4月13日)(時事通信)

 午前11時31分、東京・芝公園の「イワタニ水素ステーション 芝公園」着。開所式に出席し、あいさつ。同46分、同所発。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150413-00000026-jij-pol

2015/04/13 50年前の名車を新車で買って、50年間乗り続ける方法(@DIME)

 ハイブリッド、プラグインハイブリッド、電気自動車、燃料電池車……ここ最近のクルマの進化は、子供の頃に見た夢を現実にしている。自動運転技術や安全設計などの精度も上がり、ますます便利で快適になってきた。だが、人というのはわがままなもの。便利であればあるほど昔の“味”が懐かしくなる。小さい頃憧れたクルマを今、自分のものとしたい。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150413-00010001-dime-bus_all

2015/04/13 安倍首相「水素革命へアクセル」=ステーション開所式に出席(時事通信)

 安倍晋三首相は13日午前、東京都内に新設された、燃料電池車(FCV)に水素を供給する「水素ステーション」の開所式に出席した。首相は「日本は水素エネルギー革命のフロントランナーとなった。さらに力強く水素革命のアクセルを踏み込んでいく」とあいさつした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150413-00000063-jij-pol

2015/04/13 「ミライ」のショールームは水素ステーション内に併設(MONOist)

 トヨタ自動車は2015年4月13日、燃料電池車や燃料である水素についての情報を発信する施設「TOYOTA MIRAI ショールーム」を、同年4月17日に東京都港区にオープンすると発表した。

 同ショールームは、将来の水素社会の実現に向けて、燃料電池車や水素を身近に感じてもらうことを目的としている。燃料電池車の「ミライ」を展示するだけでなく、岩谷産業が運営する水素ステーション「イワタニ水素ステーション芝公園」内に併設することで、その目的をより伝えやすい形にした。毎週金曜日は、1日7組までだがミライの試乗も可能だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150413-00000039-it_monoist-ind

2015/04/13 水素充填を模擬体験する安倍首相(時事通信)

 トヨタ自動車の燃料電池車「ミライ」への水素充填(じゅうてん)を模擬体験する安倍晋三首相。左は岩谷産業の牧野明次会長=13日午前、東京都港区のイワタニ水素ステーション芝公園
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150413-00000024-jijp-pol.view-000

2015/04/13 水素ステーション、京都・滋賀にも 大ガスなど相次ぎ計画(京都新聞)

 昨年末に一般発売が始まった燃料電池車(FCV)向けに水素を補給する「水素ステーション」が京都府、滋賀県でも本年度から相次ぎ誕生しそうだ。大阪ガスは13日、本年度末に京都市南区に建設する方針を発表した。ほかにもJX日鉱日石エネルギーが伏見区で、岩谷産業が大津市でそれぞれ整備する予定で、FCVの普及に弾みが付きそうだ。

 大ガスは、南区上鳥羽北花名町の国道1号沿いにある天然ガスステーションに「上鳥羽水素ステーション(仮称)」を併設する。大阪府茨木市に近く稼働する水素ステーションで製造した水素を運び込む。

 京都市はトヨタ自動車が世界で初めて発売した燃料電池車「MIRAI(ミライ)」を使い、市民向けのカーシェアリング事業を今年中に始める予定のため、ステーションの設置を要望していた。

 大ガスの小西雅之常務執行役員が中京区の市役所で門川大作市長に建設計画を報告した。門川市長は「市外まで燃料補給に行く必要がなくなるため、ありがたい」と謝意を示した。水素は次世代エネルギーの本命で、地球温暖化防止につながるため、市として利用を促進する基盤整備の支援方針を確認した。

 また、岩谷産業は大津市富士見台で今秋ごろ、水素ステーションを開設する準備を進めている。別の場所で製造した水素を独自技術で液化して運び込むことで高純度の水素を供給する予定という。

 JX日鉱日石エネルギーは、詳しい場所や時期は未定だが「二酸化炭素を排出しない水素エネルギーの普及に向け、インフラ整備を進めていく」(広報部)としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150413-00000032-kyt-l26

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