燃料電池ワールド Vol.１８４９ (2015/04/09 10:34)
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□燃料電池ワールド Vol.１８４９
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■２０１５年０４月０９日発行
◆燃料電池ＮＰＯ ｐｅｍｄｒｅａｍ
■世界のヘッドライン
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2015/04/06 東芝、水素経済に向けて取り組み強化（Toshiba）
〔訳注〕東芝（Toshiba Corporation）は本日、東京都西部にある府中事業所（Fuchu Complex）に「東芝グループ水素エネルギー研究開発センター（Toshiba Group Hydrogen Energy Research & Development Center：HRDC）」を開設したと発表した。この新しいセンターは、水素経済を実現するためにグループ全体の取り組みを集中させ、水素関連のエネルギー技術を統合した開発・実証を前進させる。東芝グループは、２０２０年度に水素関連事業の売上高１００億円を目指す。
東芝グループは、水素を低炭素のクリーンな燃料源として利用する水素経済を達成するために、太陽光や風力、水力、その他の再生可能発電システム、水の電気分解システムと燃料電池などの必要不可欠な技術を持っている。同グループは、水素の製造から利用までの端から端までの解決策にこれらの技術を融合する。
2015/04/06 水から水素を生成するために開発された光触媒（NEDO）
〔訳注〕新エネルギー産業技術総合開発機構（New Energy and Industrial Technology Development Organization：NEDO）は、太陽光発電と光触媒、水を用いた水素製造で、エネルギー変換効率が２％に達したと発表した。この効率は世界最高水準である。これは、ＮＥＤＯが人工光合成化学プロセス技術研究組合（Japan Technological Research Association of Artificial Photosynthetic Chemical Process：ARPChem、アープケム）に委託した人工光合成プロジェクト「二酸化炭素原料化基幹化学品製造プロセス技術開発（人工光合成プロジェクト）（Development of Process Technologies for Production of Basic Chemicals Using Carbon Dioxide：Artificial Photosynthesis Project）」の成果である。
2015/04/06 水素教育財団、水素燃料補給Ｈ賞の技術データ収集要件を発表（Hydrogen Education Foundation）
〔訳注〕水素教育財団（Hydrogen Education Foundation）は本日、エネルギー省燃料電池技術局（Energy Department’s Fuel Cell Technologies Office）が行う賞金１００万ドルの水素燃料補給Ｈ賞（H2 Refuel H-Prize）競技会の技術仕様について、Ｈ賞のウェブサイト（www.hydrogenprize.org）で利用できると発表した。応募は、今年１０月２９日が締め切りである。５月１４日午後１時にはウェビナー（Webinar）が行われる。
2015/04/04〜05 配信はありません。
■２０１５年０４月０８日のＷＥＢ ＬＩＮＫ ＮＥＷＳ
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2015/04/08 埼玉県、燃料電池車の購入補助開始（産経新聞）
県は７日、水素をエネルギー源にして走る市販型燃料電池車（ＦＣＶ）の購入に県から１００万円を補助する制度を開始した。今年度予算に盛り込まれており、対象台数は１００台。基本的に先着順で来年３月２０日まで受け付ける。
県環境政策課によると、県内に事務所や事業所を構える法人や、県内に住む個人が対象。両者とＦＣＶのリース契約を結ぶ事業者も対象だが、補助金分でリース料金が減額されていることが条件となる。
国からも２０２万円の補助金が出るため、購入者の負担は４２０万円程度の見込み。県は県内のＦＣＶ台数を平成３２年度に６千台、３７年度に６万台の普及を目指しており、上田清司知事は７日の会見で「台数が増えればコストも下がる。国と歩調を合わせ、一般消費者が利用できるようにする」と述べた。問い合わせは同課（電）０４８・８３０・３０１９。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150408-00000018-san-l11
2015/04/08 【上海モーターショー15】トヨタ紡織、自動車部品やスポーツシートなどを紹介（レスポンス）
トヨタ紡織は、4月20日から29日に開催される「第16回上海国際モーターショー」に、前回に引き続き出展。中国市場において、トヨタ紡織グループの高い技術開発力を積極的にアピールする。
今回の展示では、トヨタ紡織グループがグローバルに供給する自動車部品をはじめ、中国で供給する自動車部品、独自の技術を進化させた燃料電池関連部品や乗り心地とデザインの美しさを両立したスポーツシートなどを紹介する。
トヨタ紡織は、中国の地域統括会社である豊田紡織（中国）有限公司を、技術開発力強化のため2015年3月に中国（上海）自由貿易試験区へ移転。製品の設計から評価まで一貫して現地で完結できる開発体制を整えた。今後も、中国の顧客の好みやニーズを理解して、より魅力的で快適な移動空間を提供していく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150408-00000046-rps-bus_all
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