燃料電池ワールド Vol.1803 (2015/02/03 10:32)

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□燃料電池ワールド Vol.1803
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■2015年02月03日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(2014年09月08日分までは掲載しました)
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都合により2月一杯まで休載します。

■2015年02月02日のWEB LINK NEWS
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2015/02/02 2日の朝刊(都内最終版)☆1(時事通信)
【日経】
◆水素ビジネス膨らむ期待 燃料電池車関連、中小に商機 安さ・便利さで切り込む トヨタ特許公開 追い風に(13)
【日刊工業】
◆川重、明石で水素発電 追焚き燃焼方式 NOx25ppm以下(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150202-00000000-jijnb_he-nb

2015/02/02 2日の朝刊(都内最終版)☆2・完(時事通信)
【フジサンケイ ビジネスアイ】
◆水素ステーション建設に迷い エネ業界 FCV普及不透明、コストはGSの5倍(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150202-00000001-jijnb_he-nb

2015/02/02 埼玉県がFCV後押し 購入促進に100万円補助へ(産経新聞)

 県が平成27年度、水素をエネルギー源にして走る市販型燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」(トヨタ自動車)などの普及に向け、1台当たり100万円程度の購入補助を検討していることが1日、分かった。国の補助金に上乗せし、購入者の負担を約400万円程度まで低減する。県は32年度までにFCV台数を6千台まで拡大する目標を掲げており、促進のため、まず100台程度を普及させる。県が次世代自動車に補助金制度を導入するのは初めてとなる。

 現在、市販されているFCVはミライのみで、27年の年間生産台数は700台。県内では埼玉トヨタ自動車と埼玉トヨペットの2社が販売している。価格は約720万円で、国から202万円の補助金が出る。

 上田清司知事は1月27日の定例会見で「100台くらいは埼玉で受けたいと思っている」と表明。国や県などの補助金でトヨタのセダン「カムリ」クラスの400万円程度で購入が可能になれば、「手を挙げる人は多い。100台を消化できる」と話した。

 県は27年度を「水素元年」と位置付け、来年度予算で水素エネルギー関連事業を重点施策に据える見通し。東京五輪が開催される32年度には県内のFCV台数を6千台、37年度には6万台まで普及させるなど、「全国をリードしたい」(県関係者)との目標を掲げる。

 FCVの普及で課題となる、燃料の水素を補給する水素ステーションの拡充も進める。32年度には車で15分程度走行すれば到達できる範囲に設置する方針で、目標値は17基、37年度に30基としている。

 3月末までに、JX日鉱日石エネルギーがさいたま市見沼区と春日部市、狭山市に、岩谷産業が戸田市に水素ステーションを開設する予定で、4カ所は首都圏最多となる。その後、東京ガスもさいたま市桜区に設置する予定だという。

 県庁にあるソーラー水素ステーションは今年度中の取り壊しが決まっており、新たにステーションを建設する計画も浮上している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150202-00000048-san-l11

2015/02/02 “究極のエコカー”にも“最悪の環境破壊車”にもなる水素燃料電池車(Wedge)

 FCVは、どのようにして作られた水素を搭載するかによって、理想のエコカーにもなり得る一方で、最悪の環境破壊車にもなり得る。理想的、かつ、そのうち現実になると期待される水素は、メガソーラーや風力発電の不安定な電力だけで水素を製造し、圧縮し、そして、供給する水素ステーションで作られたものである。これが可能になれば、EVなみのCO2排出量になる。一方、最悪の水素は、石炭発電の電力で製造された水素で、260グラム/km程度のCO2排出量になり、現状のガソリン車の2倍もの環境負荷になる。その他の水素は、この両者の中間のものになる。

 となると、どのような水素であるかを明示することを義務化することによって、はじめて、理想が達成できることになる。それには、カーボンフットプリントという仕組みがある。商品の一生で排出されるCO2量を表示する仕組みではあるが、この表示を強制すべき最初の商品が水素ということになるのではないだろうか。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150202-00010002-wedge-bus_all

2015/02/02 韓国の現代自、燃料電池車を大幅値下げ(ロイター)

 [ソウル 2日 ロイター] - 韓国の現代自動車は、燃料電池車「ツーソン」の韓国での価格を43%引き下げ、8500万ウォン(7万7189ドル)にすると発表した。海外での値下げも検討する。

 現代自動車がこれまでに販売した燃料電池車などの電気自動車は、米国市場や欧州の政府機関への販売も含め、200台にとどまっている。

 同社は2020年までに2番目の燃料電池車モデルを発売する方針だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150202-00000060-reut-bus_all

2015/02/02 水素で走るエコカー 燃料電池車 富山市で試乗/富山(チューリップテレビ)

 2日はミライの性能をピーアールしようと、富山トヨペットが富山市役所の職員を対象に試乗会を開催。

 森市長もハンドルを握って市役所の周りを走行し、電気モーターならではの滑らかな加速と静かな走行を体験しました。

 富山トヨペットによりますと、県内でミライの予約注文はまだ入っていないということですが、今後、水素ステーションの整備を進め、環境に優しい燃料電池自動車を普及をさせたいと話していました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150202-00010006-tuliptv-l16

2015/02/02 〔ほっとライン〕水素製造に意欲=豊田通商の加留部淳社長(時事通信)▽ …総合商社で初めて水素ステーション事業に参入した豊田通商の加留部淳社長(61)▽ は「水素は次世代の重要なエネルギーになる」と語り、水素自体の製造にも意欲を見▽ せる。環境に配慮し、「製造過程で全く二酸化炭素を排出せずに水素を作るのが究極▽ の目標」とも強調する。
▽ …同社は風力発電や太陽光発電も手掛けるなど、環境関連ビジネスには積極姿勢。加▽ 留部社長は「(下水の)汚泥から水素を作る研究も重ねている」と話す。水素ステー▽ ションは2月中に他社との合弁により2カ所で営業を開始する予定で、「スタッフ一同▽ で努力を重ねていく」と今後の事業拡大へ気を引き締めていた。(了)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150202-00000064-jijnb_st-nb

■海外ニュース
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<輸送>
●プロトン・パワー社、バス用の新しい25kW級燃料電池システム「ハイレンジ」の開発を最終決定(2014年09月02日)

 プロトン・パワー社(Proton Power)のこのモジュール設計は、50kW級または75kW級の出力を可能にしていて、このシステムは継続的に試験され、最後の9カ月間に入っている。プロトン社はまた、車の領域を増やすために自動車関係の主要な相手先商標製品製造によって製造される3トンのバッテリー旅客輸送車両に「ハイレンジ25(HyRange25)」システムを統合することを決めた。このプロジェクトは、オーストリア政府から資本が提供される予定である。
http://www.protonpowersystems.com/fileadmin/documents_pps/RNS_-_PPS_HyRange_25kW.pdf
http://www.protonpowersystems.com/fileadmin/documents_pps/20140902_RNS_PPS_Development_Project_Austria_Sep_2014.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第8回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 今回は昨年10月に累計販売台数10万台を突破した家庭用燃料電池「エネファーム」、商用化から6年の状況と今後の展開に関して神奈川県内のシステムメーカー及び地域補機メーカーの方々をお招きして講演いただきます。
◇日 時:2月16日(月)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員になり次第締切)
◇内 容:
14:10〜15:20 「本格普及に向けたエネファームの今後の展開とビジネスチャンス」

  永田 裕二氏(東芝燃料電池システム株式会社取締役技術統括責任者)
15:20〜16:20 「エネファーム補機開発?本格普及まで 補機メーカーの現状」

  株式会社リガルジョイント、日本コントロール工業株式会社、株式会社テージーケー
16:30〜17:00 「『環境・エネルギーフォーラムin横須賀』の取り組み」

  上原 康滋氏(財団法人横須賀市産業振興財団 横須賀市産学官コーデイネーター)
17:00〜17:30 名刺交換会
◇申し込みはこちらから↓
申し込み先:メールの件名を「第8回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、

 必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、

 かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 
 担当:永井へ直接申し込みください。
あるいは、以下のサイトの申込みフォームからも申し込みできます。
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20150119.html
※申込フォームは、スマホからの申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協 力:神奈川県

☆FC EXPO 2015?第11回[国際]水素・燃料電池展?【再掲】
◇会 期:2月25日(水)?27日(金)
◇会 場:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇併催企画:FC EXPO 専門技術セミナー
◇詳細は、http://www.fcexpo.jp/About/Outline/

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