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□燃料電池ワールド Vol.1788
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■2015年01月13日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン(2014年09月08日分までは掲載しました)
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都合により2月一杯まで休載します。
■2015年01月09〜12日のWEB LINK NEWS
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2015/01/09 CO2出さずに水素で発電 東芝、32年度実用化へ開発着手(産経新聞)
東芝が、再生可能エネルギーで製造した水素を使い、ガスタービン発電所を稼働させる新たな電力供給システムの開発を始めたことが、8日分かった。理論上は二酸化炭素を出さずに発電できる。春にも府中事業所(東京都府中市)に「水素エネルギー研究開発センター」を設置し、平成32年度の実用化を目指す。
海外で再生エネを使って水を電気分解し、得られた水素を国内に運び、発電燃料とする仕組み。国内で大規模な風力や太陽光発電を行う場合に比べ、安定的に電力が得られる。再生エネの全量買い取りが中断するなど、エネルギー問題に注目が集まる中、東芝は環境負荷の小さい発電システムへの需要が高まるとみて、「『水素社会』の実現に取り組む」(田中久雄社長)考えだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150109-00000088-san-bus_all
2015/01/09 トヨタが異例の戦略、FCV特許開放の必然(東洋経済オンライン)
■ 圧倒的リードでも現実は甘くない
従来、トヨタは保有する特許の使用希望者には原則許可する方針を掲げてきたが、あくまで有償だった。では今回、FCVで特許をなぜ無料開放するのか。現在、トヨタのリードは圧倒的だ。5年ほど前には1台1億円ともいわれていたFCVだが、ミライでは723万円と大幅な引き下げに成功した。ホンダが2015年度中、日産が2017年の発売を計画。欧米の大手メーカーも開発を進めるが、トヨタは一足先に市販を開始した。
水素を幅広く発電に使う水素社会の実現を日本政府も強力にバックアップ。FCVには政府補助が202万円用意されている。昨年11月時点での先行受注は200台。その後の数字は公開されていないが、初年度の国内販売予定の400台を大きく上回っており、すでに1年待ちとも2年待ちともいわれている。こうして見ると、一般にどこまで受け入れられるのかが未知数な中でスタートは上々。先行するトヨタのFCVは前途は明るそうだが、現実はそう甘くない。
通常のコンシューマ製品なら、特許の壁を築き他社が追随できないようにして利益を享受するという考え方もある。だが、ゼロからのスタートとなるFCVの場合、他社が参入してくれなければ、水素STなどのインフラ整備も進まない。豊田社長の言葉通り、トヨタ1社でFCVの普及は進められないのだ。
■ ライバルはトヨタの決断を歓迎
環境問題やエネルギー問題を考えると、大手自動車メーカーでFCVをまったくやらないという選択はない。だが、インフラ整備を含めて膨大なコストと時間がかかる。この先に画期的な電池が開発・量産化されれば、FCVは一気に不利な立場に追い込まれかねない。トヨタとしては自社だけが先行する状況は好ましくない。異例ともいえるオープン戦略をとったのは、独走とそれゆえの孤立ともいえる。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150109-00057573-toyo-bus_all
2015/01/09 燃費、車内、乗り心地…「トヨタミライ」の素朴な疑問6(女性自身)
昨年末の12月15日から、世界初の量産水素カー・トヨタ「MIRAI(ミライ)が発売を開始。水しか排出しないエコカーとしての話題ばかりが注目されるが、「車としてちゃんと使えるの?」「水素って安全?」「燃費は?」などなど、ミライに対する疑問や不安がいっぱい。
そこで、モータージャーナリストの竹岡圭さんが実車を試乗チェックし、疑問に答えてくれた。
【Q1】水素は爆発しない?
【Q2】水素はどこで入れるの?
【Q3】燃費は?
【Q4】水素の価格は?
【Q5】どんな乗り心地?
【Q6】車内の広さは?
まだデビューしたばかりでインフラの問題も含めると、現実的には普及に時間はまだかかりそう。しかし今後、水素ステーションの普及や車の開発が加速すれば未来に明るい兆しが見えてくる!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150109-00010001-jisin-soci
2015/01/09 トヨタFCバス、きょうから営業運行(SankeiBiz)
トヨタ自動車と日野自動車は8日、新型の燃料電池システムを搭載した燃料電池(FC)バスを開発したと発表した。両社は開発したFCバス1台を運行事業者である名鉄バスに提供。9日から、路線バス「とよたおいでんバス」豊田東環状線(豊田市?三河豊田駅前)の約15キロを1日3往復する。トヨタは昨年12月に燃料電池車(FCV)「ミライ」を発売したが、商用車にも拡大していく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150108-00000018-fsi-bus_all
2015/01/09 住友不動産・品川ベイサイドプロジェクトに停電時でも自立起動するエネファーム採用(SUUMOジャーナル)
東京ガス(株)が販売するマンション向け家庭用燃料電池「エネファーム」と「停電時発電機能」オプション品が、住友不動産(株)が東京都品川区のベイエリア「天王洲」にて建設中の「(仮称)品川ベイサイド大規模プロジェクト」(地上14階建、総戸数254戸、以下「同プロジェクト」)において採用される。
住友不動産は、これまでも防災や省エネをコンセプトとした商品企画に注力してきたが、東日本大震災以降の防災や省エネに対する意識の高まりを受け、「エネファーム」と「停電時発電機能」オプション品を南北両端に位置する住戸(51戸)に採用することとした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150109-00076217-suumoj-life
2015/01/09 地域交通グリーン化事業、燃料電池タクシーが初めて補助対象に(レスポンス)
国土交通省は、「地域交通グリーン化事業」の対象案件を決定、燃料電池タクシーを導入する事業計画を初めて認定したと発表した。
今回の公募で、福岡県北九州市と福岡市で、燃料電池(FCV)タクシー5台導入する事業計画の応募があり、この事業を支援対象とする案件として決定した。地域交通グリーン化事業でFCV導入を支援するのは今回が初めて。FCVタクシーは導入費用の半分を支援する。
FCVタクシーを導入するのは北九州第一交通、福岡昭和タクシー、姪浜タクシー、双葉交通、福岡西鉄テクシー。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150109-00000043-rps-soci
2015/01/09 「ミライ」2台分のシステムを搭載する燃料電池バス、水素タンク8本で150km走行(MONOist)
FCバスは、日野自動車のハイブリッド路線バス「ブルーリボンシティハイブリッド」をベースに、ミライの量産に向けてトヨタ自動車が開発した燃料電池システム「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を採用している。
ただし、外形寸法が全長1万525×全幅2490×全高3340?とミライよりはるかに大きく、定員も77人(座席26人、立席50人、乗員1人)と多いFCバスを動かすには、1系統のTFCSでは出力が足りない。そこで、燃料電池スタックとモーターはTFCSで用いているものを2個搭載している。FCスタックの最高出力は114kW×2の228kWで、モーターは最高出力が110kW×2の220kW、最大トルクは335Nm×2の670Nmとなっている。
耐圧70MPaの水素タンクは8本使っており容積は総計で480l。この容積はミライの約4倍に当たる。満タン状態からの走行距離は約150kmである(トヨタ自動車社内の測定基準による)。水素の充てんは、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の実証研究に用いられてきた、とよたエコフルタウン水素ステーションを使用する。
この他、燃料電池スタックからの電力を車両外部に供給するV2Hシステムとして、2013年11月から日野自動車が行っている実証実験の結果を反映し改良したものを搭載した。最高出力は9.8kW、出力電圧は直流で300Vとなっている。
●「FCHV-BUS2」から12年ぶりの改良
FCバスは、FCHV-BUS2の発表から約12年ぶりの改良となる。燃料電池スタックの最高出力は約26%、モーターの最高出力も約37%向上しているだけでなく、水素タンクの耐圧を35MPaから70MPaに高めて本数も5本から8本に増やしている。乗車定員も、FCHV-BUS2は60人だったがFCバスは77人に増えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150109-00000058-it_monoist-ind
2015/01/09 エネルギー対策に3515億円=補正予算(時事通信)
政府は9日決定した2014年度補正予算案に、エネルギー対策として3515億円を計上した。太陽光や風力など再生可能エネルギーの利用拡大に向けて、再生エネでつくる電気を一時的にためる蓄電池の導入支援などに809億円を充当。
円安進行で燃料費増に苦しむ中小企業には、省エネ機器を導入する場合の補助金など930億円を充てる。燃料電池車や電気自動車の購入補助(100億円)や、東京電力福島第1原発の廃炉・汚染水対策に関する研究開発費用(231億円)も盛り込んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150109-00000142-jij-pol
2015/01/09 【2014年の振り返りと2015年の展望】ゲーム業界 計算が立ちやすい「レジェンド」のリメイク、コラボが流行るか?(エコノミックニュース)
■ヘッドマウントディスプレイは燃料電池車?
2015年のゲーム業界のトレンドとして話題にのぼっているものに、かぶれば視覚と聴覚のバーチャルリアリティを実現する「ヘッドマウントディスプレイ(HMD)」がある。ゲームショウなどで体験展示すれば「すげぇ」「すげぇ」と大人気。しかしこれは自動車で言えば「燃料電池車(FCV)」のようなもの。どちらも「未来のイノベーションの方向性」を示すという点では非常に意義のある存在だが、いざ使うとなるとインフラが整っておらず価格もまだまだ高い。コンテンツがほとんど揃っていない段階で話題ばかり先行しているHMDは、水素ステーションができ始めた段階で話題ばかり先行しているFCVに似ている。どちらも2015年段階での普及は微々たるものだろう。先物買いするならもう少し先のほうがいいかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150109-00000033-economic-biz
2015/01/09 <テスラ・モーターズ>EV生産増強……日産を追い上げへ(毎日新聞)
電気自動車(EV)ベンチャーの米テスラ・モーターズは8日、カリフォルニア州の本社工場を報道陣に公開した。二酸化炭素を排出しない「次世代カー」としてEV需要は世界的に高まりつつある。テスラは生産能力の増強に乗り出しており、EVで世界を先導する日産自動車を追い上げたい考えだ。
調査会社、富士経済によると、14年のEVの世界販売台数は約15万台の見込み。充電時間が20?30分かかるなど課題も多く、全自動車販売の0.2%に過ぎない。それでも昨年は独フォルクスワーゲンや独BMWがEVに参入し、市場は活気づいている。
次世代カーでは昨年末、水素と酸素を化学反応させて走る燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」をトヨタが世界で初めて発売。特許を無償公開するなど普及に力を入れている。今後はEVとFCVとの主導権争いも注目だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150109-00000097-mai-bus_all
2015/01/10 トヨタのミライ発売で注目の燃料電池車、重大な問題とは?本当に「究極のエコカー」か(Business Journal)
ところでそんなFCVが、実は電気自動車(EV)の一種ということは、なかなか理解されていない。燃料電池とは、燃料としての水素と酸素を化学反応させて電気をつくり出す、いわば発電機。この発電機が生み出した電気エネルギーを用いて走行するEVがFCVなのだ。
そのため、「この先、生き残るのはEVかFCVか」といったよく耳にする議論は、そもそもその設問自体が矛盾をはらむ。同時に、FCXクラリティもミライも、主に減速回生したエネルギーをためる目的で2次バッテリーを搭載することから、FCVは既存のハイブリッド車(HV)のエンジン部分を、燃料電池へと置き換えたクルマと理解しても間違いではないのだ。
トヨタやホンダなど古くからHVを手掛けるメーカーが、特にFCVに熱心な理由もこれで納得だろう。
●乗り心地は「EVそのもの」
●水素ステーション整備より重大な問題
ミライの発売でいっそう注目を集めるFCVの普及には、水素ステーションの整備が不可欠と指摘されることが多い。しかし、水素をどうやってつくるのか? というほうが、はるかに大きな問題であるはずだ。
水素は無尽蔵である一方、実は自然界には存在しない物質。そして、その製造には石油やガスを改質する方法、水を電気分解する方法など多数が存在する。こうした多様性は大きなメリットだが、その製造段階で有毒物質を含む排気ガスを発生してしまえば、いくら「走行時」の廃棄物が水だけでも、「究極のエコカー」という謳い文句は水泡に帰してしまう。
こうしたさまざまな事情を踏まえれば、現在のFCVが置かれた状況は、実は「ようやくにして一丁目一番地にたどり着いただけ」だということが理解できるはず。
ガソリン車やディーゼル車にはそれぞれの得手不得手があり、HVやEVにもやはり得手不得手がある。だからこそ、FCVも決して“夢の自動車”ではなく、ユーザーの選択肢がひとつ増えただけ、と冷静に受け止める必要があるはずなのだ。
河村康彦/モータージャーナリスト、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150110-00010000-bjournal-bus_all
2015/01/10 トヨタ、「GRMN」や「G's」ブランドのカスタマイズモデルを多数展示(Impress Watch)
1月9日、年明け恒例となったクルマ好きのためのイベント「東京オートサロン 2015 with NAPAC」が幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開幕した。トヨタ/GAZOO Racingブースは前回同様、北ホール9?10で広いスペースを確保。カスタマイズカーやレーシングカーが多数展示されている。その中から注目のモデルを中心に紹介していく。
■ MIRAI ラリー仕様車
2014年12月に発売された水素を使って走る燃料電池車(FCV)の「ミライ」。そのプロトタイプを元に製作されたのがこのクルマだ。実際に昨年行われた新城ラリーでモリゾー選手(トヨタ自動車 代表取締役社長 豊田章男氏)がステアリングを握り、00カーを務めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150110-00000013-impress-ind
2015/01/10 [嶌信彦]【トヨタ、水素カー特許公開のワケ】?オープン化こそ最強の販売戦略?(Japan In-depth)
しかし、この流れはすでに主流になりつつあったともいえる。ノーベル賞を得た山中伸弥教授はiPS細胞を世界の研究者に提供すると言っていたし、ITの世界では”オープン化”は当たり前になりつつある。むしろオープン化することで新しいアイディア、商品が次々と生まれ産業が拡大しているのである。トヨタという老舗で、製造業にも、オープン化といった考えに踏み切ったことに世間は驚いたのである。しかしトヨタだけが水素カーに走ったとしても、そのインフラも車自体も爆発的に伸びることはないと読んだのかもしれない。無償化の件数に一瞬驚いたが政府を巻き込んだトヨタ流のしたたかな”販売”戦略だった?ただ、カギは”儲ける”ではなく世のため人のための”公益”にあるとみるべきだろう。
2015/01/10 ハイブリッドで出遅れた日産、新型HVと新型電気自動車を来年発表か(エコノミックニュース)
しかし、新型EVの投入が年内ではなく、来年というのは、やや遅すぎるきらいがある。日産は2010年に量産型EV「リーフ」をグローバルで発売した。これまでに、世界における累計販売台数は15万台を超え、独フォルクスワーゲン(VW)や米テスラ・モーターズを抑えて最も多くのEVを販売している。
その日産は2016年度後半──ずいぶん先の話である──にリーフの後継モデルと軽自動車をベースに三菱自動車と共同開発するiMiEVの後継車種、新型EVを発売するという。NMKV(日産・三菱・軽自動車企画会社)さえ存続が危ういと昨年報道されたなかで、両社協力関係が維持できるのだろうか?
さらに、日産は国内販売13万台超を販売している、同社で最も売れている車種ノートにHV追加して発売する。これまで「フーガ」や「スカイライン」などの高級車を中心にHVを4車種そろえている。が、普及価格帯の車種がなく、「プリウス」や「アクア」、「カローラ」などでハイブリッド車を展開するトヨタに大きく遅れを取っていた。
米カリフォルニア州などが、自動車メーカーの販売台数の一定割合をCO2が一切出ない、先鋭的な「ZEV(ゼロ・エミッション・ヴィークル)規制」を導入する。ニューヨーク州なども同様の規制を取り入れる予定で世界的に排ガス規制が強化される見通し。世界の自動車大手はエコカーの品ぞろえ拡大を迫られている。
規制強化に備えて、トヨタやホンダは水しか排出しないFCVを次世代のエコカーの主力に据える見込み。日産や独VWはEVに力を入れる方針で、自動車大手で戦略に違いがある。また、リフォルニア州が設定する「ZEV規制」から、ハイブリッド車は除外されるらしいことも伝わっている。
燃料電池車に関する一切の特許権を無償で世界に提供するとした「驚くべきトヨタの決断」発表の前に“霞んでしまう”と思うのは筆者だけだろうか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150110-00000048-economic-bus_all
2015/01/10 水素エネルギーで東京がどう変わるのか取り組みを取材しました。(フジテレビ系(FNN))
2020年東京オリンピック・パラリンピックまで、あと5年。東京都の舛添知事は、オリンピックに向けて、水素社会を目指すとしています。
水素エネルギーで、東京の街がどう変わるのか、その取り組みを取材しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150110-00000162-fnn-soci
2015/01/10 大和ハウス工業、東京都新宿住宅展示場1/10リニューアルオープン(SUUMOジャーナル)
大和ハウス工業(株)東京本店(東京都千代田区)は、2015年1月10日(土)、東京都新宿住宅展示場の全棟建て替えリニューアルに伴い、同社住宅展示場をリニューアルオープンする。
●設備:太陽光発電システム・家庭用リチウムイオン蓄電池・エネファームなど
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150110-00076318-suumoj-life
2015/01/11 武蔵野銀行、FCV MIRAI を2台導入…EV用充電器も8店に設置(レスポンス)
武蔵野銀行は、トヨタ自動車の新型燃料電池自動車(FCV)『MIRAI』を2台導入すると発表した。
同行では、低炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、MIRAI 2台を本部営業車として導入する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150111-00000015-rps-bus_all
2015/01/11 水素ステーションの建設費が高すぎ!・・・FCV普及の問題点=中国メディア(サーチナ)
中国の科学技術紙「科技日報」はこのほど、「水素燃料電池自動車は未来を変えるものではない」と題する記事を掲載した。燃料電池自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)を高く評価しつつも、少なくとも2030年になっても新タイプの自動車の主流になることはないとの見方を紹介した。
中国の自動車産業との関係については、燃料電池車を開発するには極めて高い技術面での「敷居」があり、中国企業はまだ準備ができていないとした。今後、中国が同分野でチャンスを得るためには、国家による明確な目標設定が必要とした。
中国では、燃料電池車や電気自動車など、従来とは異なる方式で動力を得る自動車を新能源車(シン・ネンユエンチャー=新エネルギー車)と呼ぶことが多い。記事は、国際エネルギー機関(IEA)による、今後の各種「新エネルギー車」のシェアの見通しを紹介した。
2030年までは、「新エネルギー車」の普及率の順番はプラグインハイブリッドカー、電気自動車、水素燃料電池自動車の順で、自動車全体に占める水素燃料電池自動車の販売割合は2%前後。2030?50年もプラグインハイブリッドカー、電気自動車、水素燃料電池自動車の順は変わらないが水素燃料電池自動車の販売割合は15%程度になるという。
「科技日報」は上記記事で「燃料電池車」の将来を辛口に評したが、「燃料電池車」については強い関心を持ち続けている。7日午前0時には、トヨタが燃料電池車の関連特許を無料で開放したことを運営サイトの科技網で速報した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150111-00000034-scn-sci
2015/01/12 5年後、トヨタ最大の敵はグーグルになる(東洋経済オンライン)
今後、自動運転車は、夢の乗り物として多くの人に受け入れられていくのであろうか。その中で、これまで世界の自動車産業で競争優位を確立してきた日本の自動車メーカーは、どうなってしまうのであろうか。これまでの自動車産業の覇者・トヨタはどのように打って出るのか。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150112-00057672-toyo-bus_all
※長文なので本文を。
2015/01/12 「ホンダよ、待っている」FCV発表会で異例エールを送ったトヨタの“真意”(産経新聞)
世界初の一般向け燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を発売したトヨタ自動車が、ライバルのホンダに異例のエールを送っている。FCVは燃料の水素を補給する水素ステーションを全国で整備しなければならないなど、トヨタといえど単独で普及を担うのは難しいからだ。ただ、大規模リコール(回収・無償修理)に見舞われたホンダは、品質管理を徹底するため当初予定した平成27年内に一般向けモデルを発売できない見通しで、“FCV普及元年”はトヨタの一人旅となりそうだ。
■ホンダ減速
ただ、それでも1社が1モデルを投入しただけでユーザーが従来のガソリン車からFCVに切り替えてくれると考えるほどトヨタも甘くない。既存の給油所を利用できるハイブリッド車(HV)ですら、世界的に普及するには初代プリウスの発売(平成9年)から10年程度の歳月を要した。
そこで普及の両輪を担うと期待するのが、トヨタと20年来にわたりFCVの開発を競ってきたホンダだ。
だが、ホンダは主力小型車「フィット」や車台を同じくする兄弟モデルのスポーツ用多目的車(SUV)「ヴェゼル」などのリコールが相次いだ影響で、社内の品質管理体制の抜本見直しを余儀なくされた。この結果、新車開発に半年程度の遅れが発生。昨年11月にFCVの発売時期も「27年度」と修正した。実際には28年初頭になる見通しだ。
■死の谷越え
ただ、「1社だけでは成り立たない。ホンダとは協調していこうと話し合ってきた」(加藤副社長)というトヨタにとって、これから始まる普及への「長い長い道のり」(同)を共にする相棒が“遅刻”したのは誤算だ。水素ステーションを整備するエネルギー事業者からも、「早く複数メーカーがFCVを出してくれないと、商売として成り立たない」(石油元売大手幹部)と不満が漏れる。
FCVの普及は始まったばかり。電気自動車(EV)への傾倒が目立つ日産自動車も29年には独ダイムラー、米フォード・モーターと共同開発した一般向けFCVを投入するほか、32年以降の本格普及に向けトヨタは独BMWと、ホンダは米ゼネラル・モーターズ(GM)と量産モデルの開発を進めている。
たとえ革新的な技術でも研究開発から量産に移行するには莫大(ばくだい)な投資が必要だ。「死の谷」とも呼ばれる本格普及までの序盤期間を王者トヨタがいかに乗り切るか。それが水素社会実現のカギを握るといえそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150112-00000502-san-bus_all
2015/01/12 燃料電池車、15日に首相官邸などに納入へ 政府として初めて(フジテレビ系(FNN))
「究極のエコカー」と呼ばれる、水素で走る燃料電池車が、政府として初めて、1月15日に首相官邸などに納入されることがわかった。
納入されるのは、トヨタが2014年末に発売した燃料電池車「MIRAI」で、首相官邸のほか、経済産業省、国土交通省、それに環境省に、公用車として配備される。15日に、首相官邸で納車式が行われ、トヨタの豊田章男社長らが、安倍首相にゴールデンキーを手渡す見通し。
政府は、年内に全ての省庁に配備を目指す方針。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150112-00000223-fnn-pol
2015/01/12 【外信コラム】経済活動は国籍を問わないフェアプレーで(産経新聞)
「100万ドルといわれた燃料電池車が10年ほどで5万ドルになった。なかなかの値下がりですよね」。エネルギー省のモニツ長官がワシントン市内のイベントで、トヨタ自動車が昨年末に一般販売を始めた燃料電池車でみせた革新性を称賛した。
燃料電池は水素と酸素の化学反応で、二酸化炭素を発生させずに発電する。ブッシュ前大統領が2003年の一般教書演説で開発支援を打ち出した当時は業界から「コストが高すぎる」と冷笑されたそうだ。
米国の閣僚として日本に先行された悔しさがあるのかと思ったがモニツ氏の表情は明るい。物理学者でもあるモニツ氏にすれば技術革新はどこの国の企業によるものでも素晴らしいということだろう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150112-00000504-san-n_ame
■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●カリフォルニア・フュエルセル・パートナーシップ、進捗状況の報告書を発表(2014年07月)
カリフォルニア・フュエルセル・パートナーシップ(California Fuel Cell Partnership:CaFCP)は、「水素の進捗状況や優先順位、機会(Hydrogen Progress, Priorities and Opportunities:HyPPO)」に関する報告書を発表した。これは、カリフォルニア州の100カ所のステーションによる水素ネットワークを作るために、工程表の目標に向かう進捗状況を示し重要な次の段階を明らかにしている。この報告書は、「2012カリフォルニア・ロードマップ:水素燃料電池自動車の実用化」を更新したものである。
http://cafcp.org/sites/files/Roadmap-Progress-Report2014-FINAL.pdf
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆『水素先端世界フォーラム2015』【再掲】
〜2015年、最先端技術で拓く水素エネルギー社会〜
2月3日(火)/4日(水)、世界の第一線研究者や産業人などオピニオンリーダーが一堂に会する「水素先端世界フォーラム2015」を開催します。初日(2月3日)には、2015年に燃料電池自動車の市場導入が始まるにあたり、FCV開発及び水素ステーション機器開発の最前線で活躍されている講師陣から、水素エネルギー社会の実現に向けたビジネスの展望、最新の技術動向について紹介いただきます。会場前では、トヨタ自動車の厚意により、燃料電池自動車「MIRAI」を展示します。2日目(2月4日)には、世界各地の研究者が最新の研究開発成果を発表し、来るべき水素社会の展望について議論を行っていきます。水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。多くのみなさまの参加をお待ちしています。
◇プログラム
○2月3日(火)/九州大学椎木講堂 ホール(福岡市西区元岡744)
※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
13:00〜17:30 講演者は次の方々です。
河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社)
Dr. Gearge Hansen(General Motors Japan Ltd.)
広谷龍一氏(岩谷産業株式会社)
岡本隆志氏(日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社)
Mr. Ravi Sabramanian(Air Products and Chemicals, Inc. Hydrogen Energy System)
三浦真一氏(株式会社神戸製鋼所)
渡邊正五氏(公益財団法人水素エネルギー製品研究試験センター)
杉村丈一氏(九州大学水素材料先端科学研究センター)
17:40〜19:00 レセプション(参加費 3,000円)
10:30〜11:30 HYDROGENIUS施設見学
○2月4日(水)/九州大学椎木講堂、I2CNER(福岡市西区)
9:00〜17:00 HYDROGENIUS研究シンポジウム
世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究部門等の研究者による研究発表。
※同時通訳なし、参加無料
◇お申込み・お問い合わせ:ホームページオンラインフォーム、Eメール、電話、ファックスにてお申し込みください。
<フォーラム運営事務局/水素材料先端科学研究センター>
URL:http://hydrogenius.kyushu-u.ac.jp/ci/event/ihdf2015/index.html
TEL:092-802-3927 FAX:092-802-3928
◇申込み締切:平成27年1月30日(金)
◇主 催:九州大学 水素材料先端科学研究センター、
◇共 催:福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県
◇後 援:独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、独立行政法人産業技術総合研究所(AIST)、一般社団法人水素エネルギー協会(HESS)、一般社団法人 燃料電池開発情報センター(FCDIC)、燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)、公益財団法人水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)、福岡市、九州経済産業局、公益財団法人九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)*依頼中、一般社団法人 九州経済連合会*依頼中、福岡経済同友会*依頼中
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