燃料電池ワールド Vol.1782 (2014/12/26 11:00)

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□燃料電池ワールド Vol.1782
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■2014年12月26日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※今年は今号で終わりです。来年は1月5日(月)から始めます。

■燃料電池関連イベント
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☆『水素先端世界フォーラム2015』
〜2015年、最先端技術で拓く水素エネルギー社会〜

 2月3日(火)/4日(水)、世界の第一線研究者や産業人などオピニオンリーダーが一堂に会する「水素先端世界フォーラム2015」を開催します。初日(2月3日)には、2015年に燃料電池自動車の市場導入が始まるにあたり、FCV開発及び水素ステーション機器開発の最前線で活躍されている講師陣から、水素エネルギー社会の実現に向けたビジネスの展望、最新の技術動向について紹介いただきます。会場前では、トヨタ自動車の厚意により、燃料電池自動車「MIRAI」を展示します。2日目(2月4日)には、世界各地の研究者が最新の研究開発成果を発表し、来るべき水素社会の展望について議論を行っていきます。水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。多くのみなさまの参加をお待ちしています。
◇プログラム
○2月3日(火)/九州大学椎木講堂 ホール(福岡市西区元岡744)
  ※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
13:00〜17:30 講演者は次の方々です。
  河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社)
  Dr. Gearge Hansen(General Motors Japan Ltd.)
  広谷龍一氏(岩谷産業株式会社)

  岡本隆志氏(日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社)

  Mr. Ravi Sabramanian(Air Products and Chemicals, Inc. Hydrogen Energy System)
  三浦真一氏(株式会社神戸製鋼所)

  渡邊正五氏(公益財団法人水素エネルギー製品研究試験センター)
  杉村丈一氏(九州大学水素材料先端科学研究センター)
17:40〜19:00 レセプション(参加費 3,000円)
10:30〜11:30 HYDROGENIUS施設見学
○2月4日(水)/九州大学椎木講堂、I2CNER(福岡市西区)
9:00〜17:00 HYDROGENIUS研究シンポジウム

  世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究部門等の研究者による研究発表。
  ※同時通訳なし、参加無料
◇お申込み・お問い合わせ:ホームページオンラインフォーム、Eメール、電話、ファックスにてお申し込みください。
<フォーラム運営事務局/水素材料先端科学研究センター>

  URL:http://hydrogenius.kyushu-u.ac.jp/ci/event/ihdf2015/index.html
  TEL:092-802-3927  FAX:092-802-3928
◇申込み締切:平成27年1月30日(金)
◇主 催:九州大学 水素材料先端科学研究センター、
◇共 催:福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県
◇後 援:独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、独立行政法人産業技術総合研究所(AIST)、一般社団法人水素エネルギー協会(HESS)、一般社団法人 燃料電池開発情報センター(FCDIC)、燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)、公益財団法人水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)、福岡市、九州経済産業局、公益財団法人九州大学学術研究都市推進機構(OPACK)*依頼中、一般社団法人 九州経済連合会*依頼中、福岡経済同友会*依頼中

■世界のヘッドライン(09月08日分までは掲載しました)
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都合により年内一杯休載します。

■12月25日のWEB LINK NEWS
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2014/12/25 JXエネルギー、水素販売価格1kg当たり1000円に決定…岩谷産業を下回る(レスポンス)

 JX日鉱日石エネルギーは12月25日、神奈川県海老名市に商用水素ステーション1号店を開所するとともに、水素販売価格を1kg当たり1000円(消費税抜き)とすることを決定したと発表した。

 先行して水素販売価格を公表した岩谷産業は1kg当たり1100円でこれを下回る価格に設定した。ハイブリッド車に必要なガソリン代と同等の水準に設定したとしている。JXエネルギーでは、経済性を考慮した価格設定とすることで、燃料電池車(FCV)普及を積極的に後押ししていきたいとしている。

 JXエネルギーはこれまで、次世代自動車振興センター「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」の採択を受け、商用水素ステーション23カ所の開所に向けた準備を進めてきた。

 今回、サービスステーション一体型水素ステーション「Dr.Drive海老名中央店」で、水素の販売を開始した。サービスステーション一体型の水素ステーションは日本初で、燃料電池自動車(FCV)に水素を供給するのに加え、洗車やタイヤ交換などのカーメンテナンスなどのサービスも提供する。

 JXエネルギーでは2014年度中に東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知の1都4県に単独型水素ステーションを含む水素ステーション合計11か所を開所し、水素販売を開始する計画。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141225-00000034-rps-bus_all
※写真あり

2014/12/25 “究極のエコエネルギー”「水素」が生活を変える?(マイナビニュース)
○水素社会に向けた動き

 実は日本では水素エネルギーを活用する「水素社会」の実現への動きがすでに始まっている。

 経済産業省では、技術面、コスト面、制度面、インフラ面での課題は多くあるとしているものの、「水素社会」実現に関しては前向きに動いているようである。燃料電池自動車等への活用はもとより、エネルギーを消費する分野の多くに対応する可能性があり、大幅な省エネや環境負荷の低減に大きく貢献できる可能性があるとしている。事実、同省は、2013年12月に「水素・燃料電池戦略協議会」を立ち上げており、今後の水素エネルギーの利活用のあり方について、検討を行っているという。今年6月には水素社会実現に向けた「水素・燃料電池戦略ロードマップ」を取りまとめており、それによると燃料電池自動車や公共交通への燃料電池バスの導入などを目標に掲げており、2015年度内には水素供給場所を100カ所の確保が目標として掲げられている。こういった動きは今後ももちろん続いていき2020年の東京オリンピックには関連して世界に水素エネルギーの可能性をアピールしていきたいとしている。

 トヨタ自動車取締役副社長の加藤久光氏は燃料電池自動車「MIRAI」の発表会の中で、水素は資源の少ない日本でも製造でき、社会構造そのものを変えるインパクトのあるエネルギーと評した上で、「MIRAI」を普及させることが自動車会社のできる社会のイノベーションへの貢献と考えていると述べていた。「水素社会」が現実となるには、まだ長い年月がかかるだろうが、今後の動向に注目したい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141225-00000101-mycomj-life

2014/12/25 <西部ガス>4月にも電力小売り事業に参入 新電力登録し(毎日新聞)

 西部ガス(福岡市)は25日、大手電力以外の新電力(特定規模電気事業者)に登録し、来年4月にも電力小売り事業に参入すると発表した。まずは、グループ会社の事務所やテナントビルなど最大27カ所に電力を供給してノウハウを蓄積した上で、2016年4月の電力小売り全面自由化時に本格参入する。

 同社は、北九州市にある、ひびきLNG(液化天然ガス)基地の隣接地に、最大出力160万キロワットの天然ガス発電所を建設し、20年稼働開始の準備を進めている。このため、当面の電力調達先として、自社の太陽光発電設備などのほか、卸電力市場や他の新電力からの融通を想定する。本格参入後は、ガスを契約している企業や家庭に、電力とセットで販売することも見込んでいる。

 酒見俊夫社長は、毎日新聞の取材に対し「複数の公益サービスがセット割引で提供できれば、顧客にメリットが出る。電力以外でも何ができるのかを検討する」と話した。

 また、酒見社長は来年度にも、ひびきLNG基地の稼働によって廃止予定の福北工場(福岡市東区)に、燃料電池車(FCV)に水素を供給する「水素ステーション」を設置することも明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141225-00000115-mai-bus_all

■海外ニュース
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<輸送>
●USハイブリッド社、ハワイに燃料電池シャトルバスを提供(2014年06月17日)

 USハイブリッド社(US Hybrid)は、ハワイ郡交通局(County of Hawaii Mass Transit Agency)の「ヘレ・オン(HELE-ON)・ビッグアイランド(ハワイ島)・バス・サービス」が運行する同社の燃料電池プラグイン・シャトルバス「エッチツー・ライド(H2Ride)」を設計、統合、配送するためにハワイ交通技術発展研究所(Hawaii Center for Advanced Transportation Technology:HCATT)から契約を受注した。このプロジェクトは、ハワイ自然エネルギー研究所(Hawaii Natural Energy Institute:HNEI)を通じてハワイ州(State of Hawaii)とアメリカ海軍研究所(Office of Naval Research)が運営している。25人乗りのシャトルバスは、30kW級燃料電池と20kgの水素貯蔵と配送システム、1個のリチウムイオン電池を使用し、USハイブリッド社のホノルル工場で統合される。
http://www.ushybrid.com/index.php/news/140-us-hybrid-awarded-contract-to-deliver-hydrogen-powered-shuttle-bus-to-hawaii-county-mass-transit-agency

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