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□燃料電池ワールド Vol.1775
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■2014年12月16日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン(09月08日分までは掲載しました)
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都合により年内一杯休載します。
■12月15日のWEB LINK NEWS
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2014/12/15 きょう(15日)の発表行事予定☆1(時事通信)
〔国内〕
◆トヨタが燃料電池車「ミライ」を発売
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141215-00000001-jijnb_st-nb
2014/12/15 愛知県で一足先に「MIRAI」の一般試乗会がスタート!(clicccar)
年末を間近に控えた12月13日、トヨタ自動車のお膝元、豊田市にあるテクニカルセンター前のトヨタ会館で「MIRAI」の一般向け試乗会がいち早く開催されました。
「MIRAI」の開発責任者である田中主査が子供達にも判るように燃料電池車のミニチュアカーを使って走行原理を解説するなど、工夫がなされており、子供達も興味津々。
説明会終了後抽選が行われ、16組の当選者が自身の運転で早速「MIRAI」の試乗へ。
試乗を終えた来場者は同車の走行時の静かさやスムーズな加速に大いに感動した様子。
トヨタ自動車は今後もこうした「MIRAI」の試乗会を全国で順次展開するようなので、燃料電池車に興味のある方は自身で試乗して「異次元の走行感覚」を実感するのもよいかもしれません。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141215-00010000-clicccarz-bus_all
2014/12/15 <特集>年末接近、NISAに再び関心(3)=宇部興―「MIRAI」向け素材に期待(モーニングスター)
NISA向け銘柄として宇部興産をマークしたい。同社は8日、トヨタの燃料電池車「MIRAI」の高圧水素タンク向けに両社で共同開発したナイロン材料「UBENYLON 1218IU」が採用されたと発表した。今後も、高圧水素タンクのライナー適用材料としてグローバルに供給する体制を整えていく方針。
燃料電池車の普及に向けて東京都は、燃料電池車の早期普及に向け、購入の際の補助などを実施するとともに、都や区市町村の庁有車としての購入を推進するため、燃料電池自動車等導入促進事業として14億円を補正予算案に計上している。今後は他の自治体でも同様の動きが出るとみられ「MIRAI」の普及が進むとみられる。同社株も関連銘柄として注目を集める機会が広がりそうだ。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141215-00010004-biz_mos-nb
2014/12/15 トヨタ「MIRAI」発売! ホンダ「FCV CONCEPT」で追従! FCVは本当に普及する?(マイナビニュース)
●キツキツながらきれいにまとめたトヨタ「MIRAI」
あるイベントを取材した折、再び「MIRAI」に接する機会を得た。ボンネット内を見ると、目立つ位置にエアクリーナーボックスやラジエーターのリザーバータンクがあって、意外とガソリンエンジン車のボンネットと代わりばえしない。
エアクリーナーが明らかに吸気音を配慮した形状だったので、その点について尋ねると、「吸気音を配慮しない形状ににしたら、とんでもない音になります」とのことで、ガソリンエンジン並みに大量の空気を必要とするそうだ。ラジエーターも同様で、ガソリン車並に発熱するので強力に冷却する必要があるという。
燃料電池というと、音も熱もなく静かに電気をつくり出しそうなイメージがあるが、実際にはそれなりの激しさを持ったシステムのようだ。その大きさも相当なもので、システム全体だと非常にかさばる。「MIRAI」は全長4,890mm・全幅1,815mmと見た目の印象よりかなり大柄なボディなのだが、トヨタに聞いてみると、それでもどうにかギリギリでシステムを詰め込んだという。
車格の割にかなりタイトな室内を見ると、その苦労がしのばれるのだが、それでも外観はすっきりとシャープに見えるから、よくまとめたというべきだろう。
●ボンネット内へのシステム集約を実現したホンダ「FCV CONCEPT」
おそらく2015年度内に発売されるモデルでは、トヨタ「MIRAI」を技術的に超えることをめざしているだろう。現在発表されている資料を見ると、新開発の燃料電池スタックは従来より大幅に小型化され、パワートレインすべてをボンネット内に収めることが可能という。当然、パッケージングには余裕があり、トヨタ「MIRAI」は4人乗りだが、ホンダ「FCV CONCEPT」は5人乗りとされている。
これほどの小型化が実現すれば、ガソリンエンジン搭載を前提に設計された幅広いモデルをすぐにFCVへ進化させることができる。ラインアップの拡充の面で有利だし、既存のボディが使えれば開発費を節約でき、コストダウンにもつながる。
○「地球のために700万出せってか? それはちょっとな」
FCVの普及には、水素の低価格化が必須といえる。しかし、この面での状況は非常に厳しい。水素供給に関しては、まずステーションを整備する必要があり、これに莫大な費用がかかる。その整備費用をどこから出すかは別途議論が必要だが、いずれにしても水素の価格にある程度は転嫁せざるをえないだろう。それを考えると、現状より価格を下げながらステーション整備を進めるのはいかにも難しそうだ。
もうひとつ、水素そのものの原価の問題がある。水素は工場などから莫大な量が、いわば産業廃棄物として排出される。そもそもFCVは、この廃棄物である水素を有効利用するというのが、少なくとも開発の初期段階では大きな目的だった。
現在供給されているのはこうした原価ゼロの水素なのだが、それでも輸送費などで販売価格はそれなりのものになってしまう。さらに今後、FCVが普及すれば、廃棄物としての水素はすぐに足りなくなり、コストをかけて新たに水素を製造する必要が生じるだろう。
このように考えていくと、FCVの普及は「いますぐ」というわけにはいかないだろう。もっとも、そんなことはメーカーも十分すぎるほどわかった上でFCVを開発しているはず。国などの行政はCO2排出を減らす必要性だけでなく、石油依存から脱却したいとの思惑もあるだろう。そうした事情を背景に、補助金などの後押しがさらに強化されれば、新たなユーザーメリットが生まれ、普及への道も開けるはずだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-00000058-mycomj-life
2014/12/15 トヨタ ミライ、本日発売(carview!)
トヨタ自動車は新型燃料電池車「ミライ」を本日発売した。トヨタ店とトヨペット店で取り扱い、2015年末までに400台の販売目標を掲げる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-10215540-carv-bus_all
2014/12/15 富士通、水素ステーション情報のリアルタイム提供を開始(レスポンス)
富士通は、燃料電池自動車に水素を供給する水素ステーションの位置や稼働情報などを、リアルタイムに把握することができる水素ステーション情報管理サービスを、自動車メーカーに向けて提供し、12月15日から運用を開始した。
サービスは、位置情報を活用したクラウドサービス「インテリジェント・ソサエティ・ソリューション・スペーシオウル」を基盤に、水素ステーション情報を統合的に管理するシステム。
事業者登録された水素供給事業者から協力を受けて、収集された固定式・移動式水素ステーションの位置や稼働状況などの情報を、燃料電池自動車の利用者のカーナビゲーションや、スマートフォンなどの端末にて活用できる情報として提供する。利用者が安心して燃料電池自動車に乗ることができ、水素ステーション、燃料電池自動車の利便性向上と普及に貢献するとしている。
富士通では今後、水素ステーション、燃料電池自動車の利便性向上と普及を目指し、自動車メーカー、水素供給事業者のニーズに対応したサービスを継続して開発していくとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-00000040-rps-bus_all
2014/12/15 ホンダ、北九州市にパッケージ型「スマート水素ステーション」を設置(マイナビニュース)
本田技研工業は15日、パッケージ型「スマート水素ステーション」を福岡県北九州市の「北九州市エコタウンセンター」内に設置し、開所式を行ったと発表した。式典には、北九州市長の北橋健治氏、岩谷産業専務取締役の牧瀬雅美氏、本田技研工業取締役専務執行役員らが出席した。
今回設置されたのは、同社独自技術であるコンプレッサーが不要な高圧水電解システムを採用し、高圧水素タンクから充填ノズルまでの主要構成部位をパッケージ型に収納した「スマート水素ステーション」。パッケージ化により、設置工事期間と設置面積の大幅な削減が可能となっている。
同社は現在、燃料電池自動車「FCXクラリティ」を用いて「北九州スマートコミュニティ創造事業」における共同実証実験として、燃料電池自動車から家庭への電力供給(V2H : ビークルトゥホーム)や、蓄電池への継ぎ足し充電(非常用V2L : ビークルトゥロード)を行っている。今後は、今回設置したスマート水素ステーションによって、製造過程においてCO2排出ゼロの水素を供給することで、エネルギーの地産地消を実現するV2H・非常用V2Lの実証試験を進めていくとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-00000131-mycomj-life
2014/12/15 「マイカーは軽自動車」の人は4割、過去4年で11.7ポイント上昇(@DIME)
ソニー損害保険株式会社は、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳?59歳の男女1000名に対し、アンケート調査を行なった。調査の結果、年間の走行距離を聞いたところ、「3,000km以下」が10.3%、「5,000km以下」が26.5%、「7,000km以下」が20.4%となり、年間走行距離が7,000km以下までの人が半数以上(57.2%)を占め、年間走行距離の平均は7,204kmとなった。男女別に年間走行距離の平均をみると、女性は6,399kmで、男性(8,008km)よりも走行距離が短い傾向がみられた。
続いて、次に車を買替える際に購入したい燃料(エンジン)タイプを聞いたところ、「ハイブリッド自動車(HV)」が32.3%で、「ガソリン自動車」の29.9%を上回っている。ハイブリッド自動車以外の次世代自動車では、「クリーンディーゼル自動車(CDV)」が4.5%、「電気自動車(EV)」が3.9%、「プラグインハイブリッド自動車(PHV)」が2.6%、「燃料電池車(FCV)」が0.9%となった。また、「ガソリン自動車」に買替えを考えている割合を過去4回(2010年?2013年)の調査結果と比較すると、昨年までは2割から2割半の間で推移していましたが、今年は3割と、昨年比で6.9ポイントの上昇(2013年23.0%→2014年29.9%)となった。
また、『ガソリン自動車以外』への買替えを考えている人(435名)に、次に買替えるときに次世代自動車を選ぶ理由(ガソリン自動車を選ばない理由)を複数回答で聞いたところ、「燃費が良くなるから」が76.8%で最も高く、次いで「補助金や減税などが受けられるから」(50.1%)と「地球環境にやさしいから」(49.9%)が5割、「コスパが良いから(トータルでお得)」(45.3%)が4割半で続いた。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141215-00010001-biz_dime-nb
2014/12/15 燃料電池車「ミライ」発売(時事通信)
トヨタ自動車は15日、燃料電池車「ミライ」(写真=11月)を国内で発売した。ただ、現在の生産能力は年間約700台で納車まで最長2年程度かかる見通しのため、店頭には出さず発売イベントなども予定していない
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-00000068-jijp-bus_all.view-000
2014/12/15 安倍首相会見(下)来年9月に自民党総裁選「候補は雲霞のごとくいる」(産経新聞)
??岩盤規制の打破はアベノミクス推進の重要な鍵だ。規制緩和をどう進めるか
「岩盤規制の打破については、さまざまな規制がありますが、規制の緩和、これは明らかに経済や国民生活にとってプラスになります。例えば燃料電池車。この燃料電池車を車道で実際、商業用として走らせていくためには、この燃料電池プラス水素ステーションも合わせて、一気通貫で規制緩和をしなければなりません。われわれは25あった規制をすべて取っ払った結果ですね、近々、ディーラーにミライという究極のエコカーが並び、実際に活用できるようになります」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-00000641-san-pol
2014/12/15 【日経平均】総選挙明けは悪材料ばかり続出して272円安(エコノミックニュース)
メガバンクはみずほは2.8円安、三菱UFJは5.3円安、三井住友FGは105.5円安。野村HDは10.1円安だった。輸送用機器セクターは業種別騰落率最下位で、自動車大手は軒並み安。トヨタは189円安、ホンダは22円安、富士重工は187円安、マツダは141.5円安、日産は30.5円安。電機大手も同様でソニーは87.5円安、パナソニックは15.5円安、シャープは3円安、日立は16.4円安、東芝は7.3円安、NECは8円安。ところが富士通は自動車会社向けに国内初の水素ステーション情報管理サービスの運用を開始するという材料が出て11.1円高と逆行高していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-00000026-economic-biz
2014/12/15 東邦ガス、名古屋市で総合エネルギー事業モデル地区となる「スマートタウン」実現(SUUMOジャーナル)
東邦ガス(株)は、「人と環境と地域のつながりを育むまち」をコンセプトとして、名古屋市港区で進めている新たなまちづくりで、総合エネルギー事業のモデル地区となる「スマートタウン」を実現する。
同計画では、総合エネルギー効率の高いガスコージェネレーションを中心に、外部からのグリーン電力購入、大型蓄電池、太陽光発電、運河水熱利用などを組み合わせ、電気・熱・情報のネットワークを備えたCEMS(コミュニティ・エネルギー・マネジメント・システム)を構築する。これにより、大規模地震などの災害時でも、エリア内の各施設で必要となるガス・電気・熱の供給を継続することが可能となる。
第I期開発事業の基盤整備工事は、2015年春から着手し、エネルギーセンターは同年夏に着工、2017年からエネルギー供給を開始する予定。この他、スポーツ施設は2016年初めの開業、商業施設は2017年の開業、集合住宅は2017年以降に順次竣工を予定している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-00075158-suumoj-life
■海外ニュース
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<輸送>
●サンライン公社、2台の新型燃料電池バスを受領(2014年06月09日)
カリフォルニア州サウザンドパームス(Thousand Palms)のサンライン交通公社(SunLine Transit Agency)は、2台の新型燃料電池バスを受け取った。それぞれのバスは、バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)の燃料電池モジュール「ベロシティ(FCvelocity)-HD6」で駆動する。これらの新型バスは、2011年にサンライン交通公社とともに最初に導入した以前のアメリカ燃料電池バス(American Fuel Cell Bus:AFCB)構成から進化している。主要な電力を供給するバラード社の燃料電池モジュール「FCベロシティ-HD6」を含むアメリカ燃料電池バス構成、そしてBAEシステムズ社(BAE Systems)の推進システム「ハイブリドライブ(HybriDrive)」と電力管理システムは、エルドラド・ナショナル社(ElDorado National)の40フィートのアクセス(Axess)型重量級輸送バスに設置された。
http://www.ballard.com/about-ballard/newsroom/news-releases/news06091401.aspx
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□編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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